Eufy Clean G40 Hybrid+使用レビュー!アレルギーケア認証取得のAnkerロボット掃除機の実力を検証
更新日2024/11/12
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コスパの良さで人気のAnkerロボット掃除機から2022年11月9日に発売されたのが、アレルギーケア認証を取得※した自動ゴミ収集機能搭載のロボット掃除機「Eufy Clean G40 Hybrid+」です。
最大2500Paのパワフル吸引と水拭きの同時清掃で、フロア全体を効率的に掃除。終了後は自動ゴミ収集でお手入れの手間も省きます。人気の機能を幅広く搭載していながら、約6万円というコスパの良さも魅力です。
今回そんなEufy Clean G40 Hybrid+の実機を使用しながら、その実力を詳しく検証します。
※ テュフ ラインランドによる認証 (2022年8月30日)。ロボット掃除機本体、ダストバッグ、自動ゴミ収集ステーションの3つのフィルターの組み合わせにおいて。本体や各フィルターの清掃が不十分な場合、効果が十分に発揮されない場合があります。
もくじ
Ankerのロボット掃除機「Eufy Clean G40 Hybrid+」の特徴
モバイルバッテリーや急速充電器などで有名なAnker(アンカー)。
Ankerのスマートホームブランド「Eufy(ユーフィ)」のなかでも、ロボット掃除機はすでに20種類近くのラインナップを展開する人気のシリーズです。
2022年11月9日に発売された「Eufy Clean G40 Hybrid+」は、アレルギーケア認証を取得※した自動ゴミ収集機能が最大の特徴。
吸引+水拭き同時清掃・スマホ連携・掃除結果のマップ確認なども可能でコスパの良いモデルとなっています。
※ テュフ ラインランドによる認証 (2022年8月30日)。ロボット掃除機本体、ダストバッグ、自動ゴミ収集ステーションの3つのフィルターの組み合わせにおいて。本体や各フィルターの清掃が不十分な場合、効果が十分に発揮されない場合があります。
1. アレルギーケア認証を取得した自動ゴミ収集機能
「Eufy Clean G40 Hybrid+」には自動ゴミ収集機能が搭載されており、掃除後に本体のゴミを自動で集めてゴミ収集ステーション内のダストバッグに溜めておいてくれます。
ゴミ収集時には、本体ダストボックス・ダストバック・ステーション排気口の3箇所のフィルターで、ほこりやアレルゲン等の微細な粒子を99.9%除去※1 。お部屋の空気を汚さない設計で、アレルギーケアの国際認証も取得※2しています。
ダストバッグは3.2Lの大容量なので、約2ヶ月間※3ゴミ捨てが不要に。抗菌・消臭加工※4のダストバッグ採用で、取り出す時に自動で密閉される構造なので捨てる時も中のゴミが舞い散らず衛生的です。
さらに、ゴミの収集頻度は3段階で設定可能。おやすみモードを設定しておけば、音が気になる夜間・早朝の自動ゴミ収集を避けることもできます。
→実際のゴミ収集時の音は稼働音テストをご覧ください。
※1 ロボット掃除機本体、ダストバッグ、自動ゴミ収集ステーションの3つのフィルターの組み合わせにおいて。本体や各フィルターの清掃が不十分な場合、効果が十分に発揮されない場合があります
※2 テュフ ラインランドによる認証 (2022年8月30日)
※3 Anker調べ。日数は目安です。掃除環境によって異なることがございます
※4 第三者機関の試験結果 (24時間以内) に基づく
2. 吸引と水拭きが同時にできる
「Eufy Clean G40 Hybrid+」は吸引と水拭きが同時にできるロボット掃除機です。
吸引力は最大2500Paとパワフルで、使用シーンに合わせて4段階に調整可能。カーペット上で自動で吸引力をアップするBoostIQも搭載しています。
水拭き時の水量は3段階で調整可能です。専用モップは洗って繰り返し使えるものと使い捨てのものが付属しているので、使いやすいほうを選んで使えます。
→実際の清掃の様子は清掃テストをご覧ください。
3. 直進走行で効率的に掃除
「Eufy Clean G40 Hybrid+」には複数のセンサーによるスマート・ダイナミック・ナビゲーション 2.0を搭載。直進走行で効率的にフロア全体を掃除してくれます。
さらに、掃除途中で充電が切れそうになったら自動でステーションへ帰還。充電完了後に続きから掃除を再開し、最大80畳の広いお家でも隅々まで掃除することができます。
4. スマホアプリ・スマートスピーカーで簡単操作
もちろんスマホアプリにも対応。
外出先からでもスマホ一つでかんたんに掃除開始や各種設定、掃除結果マップの確認などができます。
また、Amazon AlexaやGoogle アシスタント搭載のスマートスピーカーとの連携も可能。スマートスピーカーに声をかけるだけで操作をすることもできます。
5. 薄型のスマートデザイン
「Eufy Clean G40 Hybrid+」は、高さ約7.3cmの薄型設計。低めの家具の下まで潜り込んで掃除することができます。
また、自動ゴミ収集ステーションも奥行スリムで置きやすいサイズ感。インテリアになじむシンプルなデザインとなっています。
6. コスパの良さ
自動ゴミ収集、吸引+水拭き同時清掃、直線走行、スマホ連携といった人気の機能を搭載していながら、約6万円というコスパの良さも魅力です。
自動ゴミ収集機能つきのロボット掃除機は価格が高くなりがちなので、コストを抑えて導入できるのは嬉しいですよね。
Anker Eufy Clean G40 Hybrid+の初期設定と使い方
特徴をおおまかに把握したところで、さっそく実際に使ってみたいと思います。
まずはじめにEufy Clean G40 Hybrid+の準備と初期設定をしていきましょう。
- ロボット掃除機本体
- 自動ゴミ収集ステーション、電源コード
- ダストバッグ×2
- 交換用フィルター
- モップモジュール
- モッピングクロス、使い捨てモッピングクロス×5
- 防水パッド
- サイドブラシ×2
- 清掃ツール
- 結束バンド×5
- 取扱説明書、クイックスタートガイド
ロボット掃除機本体の準備
まずはロボット掃除機本体の準備をしていきましょう。
本体を裏返したら、サイドブラシを取り付けます。
側面に電源スイッチがあるので、ONにします。
水拭きをする場合はダストボックス一体型の水タンクを取り外し、キャップを開けて給水。
濡らしてかたく絞ったクロスを、モップモジュールに取り付けます。
ダストボックスの下部にモップモジュールをカチっと取り付けると、自動で水拭きモードに切り替わり準備完了となります。
自動ゴミ収集ステーションをセッティング
自動ゴミ収集ステーションは、左右各0.5m・前方1.5m以内に障害物のない場所に設置します。
背面に電源ケーブルを接続し、余ったコードは巻き付けておきます。
内部にはダストバックがセッティングされた状態で届くので、そのまま使用してOK。右側のスペースには予備の付属品をまとめて入れておくことができます。
吸引清掃時は必要ないのですが、水拭きモードを使うときは充電ステーションの下に床面保護用の防水パッドを敷きます。
セッティングが終わったら、ロボット掃除機を使用前に満充電にしておきましょう。
スマホアプリとの連携
充電しながらスマートフォンとの連携をしておきます。
まずはスマホにEufyシリーズ用のスマホアプリ「eufy Clean」をダウンロード。
利用規約への同意やアカウント登録を済ませたら、デバイス追加で「G40 Hybrid+」を選びます。
画面の指示に従って位置情報やBluetoothの使用を許可し、自宅のWi-Fiネットワーク(2.4GHz帯)のパスワードを入れてスマホと連携します。
ロボット掃除機とスマホの連携ができたら、名前を付けて準備完了です!
初期設定はスムーズにいけば数分程度で終わるので、最初に済ませておくのがおすすめですよ。
Eufy Clean G40 Hybrid+を実際に使って性能をテスト
準備が整ったところで、実際にEufy Clean G40 Hybrid+を使って掃除をしてみたいと思います。
吸引力はどうなのか?水拭きの使用感は?音はうるさくないか?など、気になる実力を詳しく検証します。
【吸引清掃テスト】擬似ゴミをほぼ完璧に清掃
まずは、Eufy Clean G40 Hybrid+の吸引力について検証します。
こちらの4種類の擬似ゴミを用意し、吸引清掃テストを実施しました。
- 糸くず(10cm程度の刺繍糸)
- 紙くず(ティッシュペーパーをちぎったもの)
- 粉末(中挽きのコーヒー粉)
- 砂利(1cm以下の砂利)
「吸引力:最大」で設定し、清掃開始!
清掃中の動画
動画を見ると、直線的な動きで折り返しながら効率よく走行していることがわかります。
途中で軽いゴミを排気で吹き飛ばしたり、サイドブラシで砂利をはじき飛ばしてしまったりと不安な部分もありましたが、最終的にはほぼ完璧に掃除することができました。
今回は5畳ほどの部屋全体を約15分で掃除終了。マッピングができるロボット掃除機と比べるとやや時間はかかる印象ですが、そのぶん丁寧で掃除残しも減りそうです。
ビフォーアフター画像
検証結果の写真がこちら。
枠外に数粒の砂利のみが残っていますが、掃除前の状態を考えると十分すぎるほどの清掃力といえるのではないでしょうか。
今回残ったゴミも次の掃除のときに自分でキレイにしてくれたので、毎日スケジュール設定しておけばキレイな床がキープできそうですね。
カーペット上でのBoostIQテクノロジー
ちなみにカーペット上で吸引力を自動でアップする「BoostIQテクノロジー」の様子がこちら。
カーペットに乗り上げると吸引力がアップして若干音が大きくなっています。
高い吸引力で繊維の奥に入りこんだゴミもしっかり掃除できるので、カーペットを敷いているお家では重宝しそうですね。
【水拭きテスト】ちょうどいい濡れ具合でサラサラに
続いて、吸引+水拭きの同時清掃についても検証しました。
Eufy Clean G40 Hybrid+では水拭きの水量を「小・中・大」の3段階で調整可能。
3段階すべて実際に使ってみましたが、いずれもびちょびちょになりすぎることはありませんでした。
我が家の環境では水量「中」~「小」くらいがちょうどよく、数分後にはサラサラに乾く程度の濡れ具合でしっかり水拭きをしてくれました。
水量「大」でも濡れすぎというほどではなかったのですが、やや多めに水分が床に残るので気になってしまいました。
床の素材や使用環境に合わせてちょうどいい水量を選べるのは嬉しいですね。
【稼働音テスト】清掃時は比較的静か・自動ゴミ収集はうるさい
最後に、気になる稼働音について騒音計で測定します。
騒音計の数字だけではわかりづらいと思いますので、実際の稼働音をぜひ動画で確認してみてください。
吸引清掃時の稼働音
まずは清掃時の稼働音を見てみましょう。
Eufy Clean G40 Hybrid+は静音/標準/ターボ/最大の4段階で吸引力を調整可能。
静音・標準モードの稼働音はどちらもかなり静かで、約53~57dB程度。このくらいまでは在宅時でも十分使えそうなので、普段の掃除に使いやすそうです。
ターボモードになると約57~60dB・最大モードでは約65~68dBと一段階音が大きくなります。音が大きいため在宅時や夜間早朝の使用には不向きですが、そのぶんパワーアップするので日中の外出時に使用するときにはぴったりです。
自動ゴミ収集時の稼働音
自動ゴミ収集時の稼働音がこちら。
約73~75dBとかなり大きい音が約20秒間続くので、使用する時間帯を選びそうです。
Eufy Clean G40 Hybrid+はゴミの収集頻度やおやすみモードの設定ができるので、気になる人は最初に設定しておくのがおすすめです。
Eufy Clean G40 Hybrid+の注意点
実際にEufy Clean G40 Hybrid+を使ってみて、上位モデルと比較すると使い勝手が劣る部分もありました。
お家の環境やライフスタイルによっては不便に感じてしまうかもしれないので、購入前にこちらの注意点については知っておきましょう。
マップを学習してエリア指定はできない
Eufy Clean G40 Hybrid+はアプリから掃除結果のマップを確認することはできますが、マップを記憶し学習することはできません。
マップから進入禁止エリア設定や部屋を指定したスケジュール清掃などはできないので、注意しましょう。
なお、進入禁止エリアに関しては、別売オプション品「境界線テープ」を使えば設定可能です。必要な場合はそちらを購入して設置しましょう。
水拭き時にもカーペットに乗り上げる
Eufy Clean G40 Hybrid+は、吸引+水拭きモードで清掃している時にカーペットを避ける仕様にはなっていません。
厚みによってはそのまま乗り上げてカーペットまで水拭きしてしまうので、水拭きをするときだけカーペットがある部屋の扉を閉めておくなど対策が必要になります。
メインブラシは絡まりやすい毛の素材
メインブラシの素材が毛なので、ホコリや髪などが絡まりやすいのも難点。
長い髪の毛やペットの毛などが絡まると清掃能力も落ちてしまうので、定期的に取り外して清掃ブラシのカッターでお手入れが必要です。
水拭き後のお手入れが面倒
水拭き清掃をした後は、毎回タンクの水を捨ててモップを洗うお手入れが必要。
ですが、ダストボックス一体型のタンクは内部が複雑な構造になっていて、水が捨てづらく中までなかなか乾きません。分解清掃もできないので衛生的に保つのが難しそうに感じました。
モップは掃除後に手洗いまたは洗濯機でのお手入れが必要です。
面倒な場合は、使い捨てモップの使用がおすすめ。取り外して捨てるだけなので、水拭き掃除のハードルがグッと下がりますよ。
Ankerの「Eufy Clean G40 Hybrid+」で手軽に自動ゴミ収集デビュー
自動ゴミ収集・吸引・水拭きができてコスパも良いAnkerロボット掃除機「Eufy Clean G40 Hybrid+」。
上位モデルと比較すると足りない機能はありますが、約6万円という価格を考えるとちょうどいい一台です。
手軽に自動ゴミ収集機能つきのロボット掃除機を導入したい人におすすめのEufy Clean G40 Hybrid+。これからロボット掃除機を購入予定の方は、ぜひ検討してみてください!
Ankerロボット掃除機はレンタルで試せる
「機種選びで迷っている…」「自分に必要な機能がわからない」
など、ロボット掃除機選びで迷っている方には、購入前にレンタルでお試しする方法もおすすめです。
家電レンタルサービスRentio(レンティオ)では、Ankerのロボット掃除機各種をお試しレンタル可能です。
もちろん今回ご紹介した「Eufy Clean G40 Hybrid+」も、レンティオでお試しすることができます。
新品をレンタルできて一定期間継続するとそのままもらえるお得なプランもあるので、ぜひこちらからチェックしてみてください。
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