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2022年の10月に満を辞して販売されたGoogle初のスマートウォッチ「Google Pixel Watch」。
2021年にFitbitを買収しており、健康管理やフィットネス利用としても注目を集めています。
機能だけでなく可愛らしいドーム型のデザイン、そして交換式のバンドも用意されており、様々なファッションに合わせることができます。
それでは早速、「Google Pixel Watch」をレビューしていきます。
もくじ
Google Pixel Watchの特徴
Google Pixel Watchの特徴は以下となっています。
Google Pixel Watchの特徴
- ドーム型の可愛らしいデザイン
- ウォッチフェイスがカスタマイズ可能
- 快適な装着感
- Fitbitアプリで健康管理をフル活用
- 音声アシスタントでGoogleマップが使える
それぞれの特徴を詳しく紹介していきます。
スペック一覧
項目 | スペック詳細 |
---|---|
ディスプレイ | カスタム 3D Corning® Gorilla® Glass 5 320 ppi AMOLED ディスプレイ(DCI-P3 カラー) 最大輝度 1,000 ニト |
センサー | コンパス 高度計 血中酸素センサー 多目的電気センサー 光学式心拍数センサー 加速度計 ジャイロスコープ 周囲光センサー |
通信規格 | Wi-Fi:802.11 b/g/n 2.4 GHz Bluetooth:5.0 |
防塵防水性能 | 防塵:なし 防水:5ATM(5気圧, 水深50m) |
バッテリー性能 | 標準 294 mAh 最大 24 時間 |
内蔵ストレージ(ROM) | 32 GB eMMC 型フラッシュ 2 GB SDRAM |
対応OS | Android 8.0 以上 |
素材 | ケース: 80% にリサイクル ステンレスを使用 アクティブ バンド: ソフトタッチ コーティング加工フルオロエラストマー |
カラーバリエーション | Matte Black ステンレス ケース / Obsidian アクティブ バンド Polished Silver ステンレス ケース / Charcoal アクティブ バンド Polished Silver ステンレス ケース / Chalk アクティブ バンド Champagne Gold ステンレス ケース / Hazel アクティブ バンド |
サイズ | 直径: 41 mm 高さ: 12.3 mm |
重さ | 36 g(バンドを除く) |
公式税込価格 (2023年1月現在) |
Wi-Fiモデル:39,800円 4G LTE + Wi-Fiモデル:47,800円 |
同梱品
Google Pixel Watchの同梱品は以下となっています。
同梱品一覧
- アクティブ バンド(大小2種類)
- USB-C 磁気充電ケーブル
- クイック スタートガイド
大小の交換用のバンドが付属しているので、いろいろな腕のサイズに合わせることができます。
ドーム型の可愛らしいデザイン
Google Pixel Watchは、ドーム型となっておりとても可愛らしいデザインです。
無駄な凹凸やボタンなどはなく、ミニマルなスマートウォッチとなっています。
サイドにはアナログ時計を彷彿とさせるようなリューズとボタンが一つずつあり、アプリへアクセスすることができます。
ボタンは長押しすることでGoogleアシスタントにアクセスすることも可能です。
ウォッチフェイス
スマートウォッチの醍醐味とも言えるのが、ウォッチフェイスのカスタマイズです。
Google Pixel Watchのウォッチフェイスは、スマートフォンの「Watch」アプリからカスタマイズすることができます。
Google Pixel Watch本体がシンプルでミニマルなデザインとなっており、デフォルトで用意されているウォッチフェイスもシンプルなものが多くあります。
また、ウィジェットを配置することで、天気やバッテリー残量を確認できたり、Google Payにワンタッチでアクセスできたりとカスタマイズすることも可能です。
筆者はいかにもGoogle Pixel Watchらしい「シェイプ」というウィッチフェイスが気に入っており、こちらに設定しています。
装着感
バンドを除く重量は36gとなっており、他社のスマートウォッチと比較すると軽くもなく重くもなく中間くらいの重量となっています。
そのため、重量をあまり感じることなく軽快に装着することができます。
付属のバンドもシリコン素材のバンドとなっており、一日中装着していても締め付けられるという感覚はなく寝ている時も快適です。
前述しているように、大小2つのバンドが付属しているので、筆者のように腕が細い方であっても問題なく使用することが可能です。
Sサイズ | Lサイズ |
---|---|
手首周りが 130~175 mm の方向け | 手首周りが 165~210 mm の方向け |
交換可能なバンド
Google Pixel Watchのバンドは、取り替えが可能になっています。
付属のアクティブバンド以外にも、フィットネスに適したストレッチバンドやウーブンバンド、ビジネスシーンにおすすめのクラフトレザーバンドやツートーンレザーバンドなど5種類16色から選択が可能です。(2023年1月現在)
Fitbitアプリで健康管理を
世界で5番目に大きなウェアラブル企業であると言われているFitbitを2021年に買収し、Google Pixel WatchはFitbitの機能を最大限に使用することができます。
Google Pixel Watchをして生活をしているだけで、睡眠スコアや心拍数の測定などを自動的に行ってくれるので、自身の睡眠の質がどうだったのか振り返ることが可能です。
また、Fitbit特有の機能として、月額650円の有料の「premium」プランを契約することで、エナジースコアや睡眠の詳細なデータなども把握することが可能です。
特にすごいのが、ウェルネスレポートといってGoogle Pixel Watchで収集したデータをレポート形式にまとめてくれるので、このデータを基にかかりつけの医師と相談して健康管理などを行うことも可能です。
バッテリー持ち
Google Pixel Watchは、持って一日が限界というところです。
実際に筆者が出社した日の一日のバッテリーの減りになります。
朝9時前に家を出た時には100%の状態でした。そこから休憩を経て、お昼過ぎの2時頃に82%まで減っていました。
最終的に家に着いた22時には58%でした。
基本的には業務で使用しているSlackの通知の確認のみでしたので、フィットネスなどを利用した場合はもう少しバッテリーの減りは早くなると考えられます。
夜寝る際に睡眠のトラッキングをすることを考えると、朝の身支度をしている時に充電し100%に近い状態で家を出ることをおすすめします。
筆者は朝の身支度中と夜のお風呂に入っている時に充電することで、常に充電されている状態に保つことができています。
ワイヤレス充電について
Google Pixel Watchは専用の充電器出なくても、スマートフォンやワイヤレスイヤホンを充電するワイヤレス充電器でも充電することが可能です。
しかし、付属のアクティブバンドですとバンドの癖で接点面から離れてしまうので、アクティブバンドでは専用の充電器が必要になりそうです。
Suicaは使えるが定期利用はできない
Google Pixel Watchは、Suicaを使用することができます。
近年はキャッシュレス決済で手ぶらで外出することも多くあるので、コンビニなどで決済できるのは非常に便利です。
「おサイフケータイ」アプリからスイカの引き継ぎを行うことでオートチャージ機能も継続して利用できます。
しかし、定期利用はできないので注意が必要です。
VISAとMasterCardのタッチ決済、「QUICPay」と「iD」に対応
VISAとMasterCardのタッチ決済と電子マネー「iD」、電子決済サービス「QUICPay」に対応しています。
しかし、対応しているカードもまだ少ないので自身が所持しているカードが登録できないこともあります。
筆者がメインで使用している住信SBIネット銀行のデビットカードもApple PayであればiDの利用ができますが、GooglePayですと利用ができません。
事前に提携カードを確認しておくことをおすすめします。
音声アシスタントでGoogleマップが使える
普段からマップアプリはGoogleマップを使用している方も多くいるのではないでしょうか。
筆者はApple Watchを使用しているのですが、使用しているマップアプリはGoogleマップを使用しています。
ですので、ウォーキングやサイクリングの際はiPhoneを取り出してGoogleマップで検索をする必要がありました。
一方でGoogle Pixel WatchはGoogleマップがデフォルトのアプリになるので、「OK、Google。〇〇までの経路」などとGoogle Pixel Watchに話しかけるだけで、Googleマップで経路を表示してくれます。
登録してる自宅のデータやスマホの検索履歴からの使用など、連携もしてくれるので便利に感じました。
Google Pixel Watchの気になるポイント
Google Pixel Watchを実際に使用していて気になるポイントを紹介したいと思います
バンドがつけづらい
付属しているアクティブバンドに関してですが、少々付けずらさを感じます。
穴が空いている方を上側にして、手首の下側から巻くように装着すると片手でも装着しやすくなるので、時計の向きやバンドを入れ替えることをおすすめします。
カメラアプリ精度がイマイチ
Google Pixel Watchのカメラアプリは、Pixelシリーズのリモートカメラとして使用することができます。
しかし、Apple WatchやGalaxy Watchなどのカメラアプリと比較すると、挙動が重たかったり、画質が荒かったりとちょっと残念なポイントがあります。
この点は、シリーズ2以降に期待したいところです。
レスポンスが遅く感じる
筆者が日頃からApple Watchを使用しているからこそ感じることですが、Google Pixel Watchはレスポンスが遅く感じることがあります。
アプリを選択してから表示されるまでの速度が少しもっさりしています。
また、タッチ感度もあまり良くなく、タップしたつもりでもできていないことがあるので、その点も気になるポイントでした。
Androidスマホユーザーの新たな選択肢となったGoogle Pixel Watch
ミニマルなデザイン、Fitbitをフルに活用できるフィットネスや健康管理などの用途、Suicaなどの利便性、他社のスマートウォッチと比較しても引けを取らない性能です。
一方で、バッテリー持ちや操作性などシリーズ1台目を感じるような惜しいポイントもいくつかあります。
Google Pixel Watchの参入によりさらにAndroid向けのスマートウォッチの選択肢が増える中で、Google Pixel Watchの進化に期待したいところです。
スマートウォッチは試してから購入できる
「自身の用途に必要な機能が備わっているのか試してみたい」
「実際の付け心地や使い勝手は問題ないか気になる」
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