ダイソンV12s Detect Slim Submarineを実機レビュー！吸引・水拭きがこれ一つで完結！

#Dyson(ダイソン)

わかつきなつみ

公開日2023/11/15

ダイソンV12s Detect Slim Submarineを実機レビュー！吸引・水拭きがこれ一つで完結！

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2023年6月、ダイソンから水拭きもできるコードレスクリーナー「V12s Detect Slim Submarine」が発売されました！

優れた吸引力はそのままに、自動給水システムによる水拭き機能がプラスされた最強モデル。これ1台あれば、労力のかかる水拭きから解放され、家中ピカピカが実現します。

この記事ではダイソン V12s Detect Slim Submarineを実際に使ってみたリアルなレビューをお届けします。

使ったからこそ分かるメリットやデメリットもお伝えしますので、掃除機選びの参考にしてみてください。

ダイソン V12s Detect Slim Submarineの特徴

Dyson(ダイソン) V12s Detect Slim Submarine 水拭きコードレス掃除機 SV46SU

まずはダイソン V12s Detect Slim Submarineの特徴を「水拭き」と「吸引掃除」の2項目に分けてご紹介します。

【水拭き】Submarineウェットローラーヘッド搭載！

ダイソン V12s Detect Slim Submarineでクレヨン汚れを掃除する

Submarineウェットローラーヘッドは、ローラーに備えられた8カ所の給水ポイントから毎分18mlの水を給水しながら拭き掃除をしてくれます。

ダイソンの掃除機で水拭き機能を搭載したモデルは今回が初めて！
モーター付きのヘッドは毎分900回転しながら床に付着した汚れをこすり落としてくれるので、家中をピカピカにしてくれます！

掃除に使った水は汚れやほこりと共に汚水トレイに排出されます。タンクの容量は330mlで、1度の給水で約66畳分の拭き掃除が可能です。

【吸引掃除】ゴミが可視化されるFluffyOpticクリーナーヘッド搭載

ダイソン V12s Detect Slim Submarineで吸引掃除をする様子

2023年に新登場した Fluffy Opticクリーナーヘッドは、従来の2倍のホコリを可視化することが可能になりました！

一見きれいに見える床も、緑のLEDライトで映し出すとたくさんの汚れがくっきり。
ダイソン V12s Detect Slim Submarineなら微細なゴミも取り逃さず、しっかりきれいにしてくれます。

ダイソン V12s Detect Slim Submarineの外観＆使い方レビュー

ダイソン V12s Detect Slim Submarineのサイズは高さ253mm、奥行き1129mm、幅257mm。重さはクリーナーヘッド搭載時2.2kg、ウェットローラー搭載時3.2kgです。

充電時間は3.5時間。1度の充電で最長60分稼働できます。

付属品は？

ダイソン V12s Detect Slim Submarineの付属品

ダイソン V12s Detect Slim Submarineには付属品は以下の通りです。

マルチツールホルダー付きスタンド
ウェットローラーヘッド
クリーナーヘッド
ツールクリップ
ACアダプタ
ドリップトレイ
毛絡み防止スクリューツール
コンビネーションノズル
隙間ノズル

収納方法は？

ダイソン V12s Detect Slim Submarineをスタンドに収納した全体図

マルチツールホルダー付きスタンドを組み立てると、オプションツールまで全てすっきり収納できます。ケーブルのコードもまとめられ、かけるだけで充電もできるので便利です！

ツールは5つまで収納可能。どこでも設置できるので、使いやすいようにカスタムできます。

ダイソン V12s Detect Slim Submarineにクリップでパーツを取り付ける

ツールクリップを使えば、こんな風に本体にツールを収納して使うこともできますよ。

水拭き用のウェットローラーヘッドは、ドリップトレイにぴったりはまります。

ダイソン V12s Detect Slim Submarineの吸引機能を検証

ダイソン V12s Detect Slim Submarineでフローリングを掃除する

まずはクリーナーヘッドを取り付けて、フローリングで吸引掃除をしてみました。

緑のLEDライトがホコリを可視化！普通に生活していると見えない汚れなので、なんだか見てはいけないものを見てしまったようで、ちょっとゾッとしてしまいました。
茶色のフローリングだと目立ちにくい髪の毛などもくっきり浮き出るように見えます。

使い方は？

オン・オフは本体の赤いボタン、運転の切り替えはパネル下のボタンで行います。
吸引は強・弱・オートの3種類。オートにしておけば、必要に応じて強さを変えてくれるので基本はオートにしておけばOK。音も比較的静かだな、と感じました。

自走ヘッドなので扱いもらくらく！ヘッド部分はバネのようになっているので動きも柔軟で取り回しもスムーズです。
少し大きめのゴミも問題なく吸い取ってくれるのでストレスフリーで掃除ができます。
ダイソン V12s Detect Slim Submarineのヘッドのグリップ

吸引力をチェック

試しにちぎった折り紙を置いてみましたが、あっという間に全てをきれいに吸い取ってくれました。

吸引口にはピエゾセンサーが設置されており、吸い取ったゴミの大きさを大きさごとに分けて表示してくれます。
目には見えないような微細なゴミが想像以上に多くてびっくり。普段何気なく行っているお掃除も、こうして結果を数値化してもらうと効果が実感できます。
ダイソン V12s Detect Slim Submarineのピエゾエンサー表示

カーペットも掃除してみましたが、カーペット自体を吸い込みやすく吸引力を「弱」にしないとスムーズに進みませんでした。
カーペットではLEDライト機能も役に立たないので、ダイソン V12s Detect Slim Submarineはフローリング掃除の方が実力を発揮できそうです。

オプションパーツの実力をチェック

付属のオプションパーツも使ってみました！

隙間ノズルは掃除機のヘッドが入らないような隙間をきれいにしてくれます。家具と壁の間や、窓のサッシなどに大活躍！

コンビネーションノズルはスライドさせることでブラシの位置を調節できます。棚の掃除や車のシートなど凹凸がある部分の掃除にぴったり。

毛絡み防止スクリューツールはマットレスやソファーに詰まったゴミを吸い出します。毛なども絡まることなく集めてくれるので、ペットを飼っている家庭に便利なツールです。

お手入れ方法をチェック

ダイソン V12s Detect Slim Submarineにたまったゴミを捨てる

溜まったゴミを捨てる時はヘッドを外し、クリアビンに付いている赤いレバーを下ろすとゴミが落ちます。
レバーを何度かカチャカチャ動かすと詰まったゴミまでしっかり落ちるので、ゴミに直接触れずにすみます。

サイクロン式ゆえに、粉塵が舞ってしまうというデメリットはありますが、ゴミ箱の奥で作業をすればそれほど気にならないかなと感じました。

ローラータイプのブラシは髪の毛が絡まりにくいのでお手入れも簡単！水洗いはできないので汚れが気になったら固くしぼった布巾で拭きます。
ダイソン V12s Detect Slim Submarineのブラシ

クリアビンは水洗いが可能です！
ダイソン V12s Detect Slim Submarineのクリアビン

ダイソン V12s Detect Slim Submarineの水拭き機能を検証

ダイソン V12s Detect Slim Submarineのクリアビン

次はSubmarineウェットローラーヘッドに切り替え、水拭き掃除を試してみます。

使い方は？

水拭きを行う場合は、まずウェットローラーヘッドをスライドさせて給水ボトルを外し、水を入れます。

給水タンクには水以外にフローリング用の洗剤や重曹水を入れることもできるので、用途に合わせ使えるのもうれしいポイントです。
ダイソン V12s Detect Slim Submarineと重曹

水拭き掃除の実力をチェック

ダイソン V12s Detect Slim Submarineで水拭きする

それでは水拭きをしていきましょう。330mlの水が入ったウェットローラーヘッドはやや重め。片手で持ち運ぶのは少し大変かもしれません。

ダイソン V12s Detect Slim Submarineで水拭きする様子

ヘッドはモーターで動くので、掃除が始まってしまえばそれほど力はいりません。
音も静かで、フローリングがどんどんきれいになっていきます。このつやつや感、伝わりますか？

水拭きの実力を検証してみましょう。床にこぼしたココアを拭き上げてみます。

過剰に水分が残ることもなく、しっかりきれいにしてくれました。

続いてクレヨンの汚れを拭き上げてみます。

こちらは汚れが残ってしまう結果に。
ダイソン V12s Detect Slim Submarineの拭き上げの力の強さは手作業の雑巾がけよりは少し弱めかな？という印象。普段のお掃除には十分な性能だと感じました。

ダイソン V12sで拭き掃除をする様子

水分量はしっかり絞った雑巾よりやや多め。掃除後2～3分たつと濡れた感じはなくなりました。

お手入れ方法をチェック

水拭き終了後はヘッドを外し、ドリップトレイにはめ込みます。汚水を流す時は傾けないように気を付けて、そっと流しまで運びましょう。

給水タンクの上部分にある汚水タンクに汚れた水が溜まっているので、汚水と給水タンクに残った水を捨てます。
ダイソン V12s Detect Slim Submarineの水拭き後の汚れたヘッド

ダイソン V12s Detect Slim Submarineは吸引掃除と拭き掃除が同時にできないため、水拭きの際のゴミやホコリはヘッドに付着してしまいます。

吸引掃除後に水拭きをしたつもりですが、パーツを外したヘッド部分には汚れがぎっしり。
給水タンクが付いたパーツは水洗いができますが、モーターが付いている側のパーツはモーターを濡らさないように掃除をします。

ローラーブラシは洗剤で水洗いが可能。しっかり洗って乾燥させます。
雑巾のようには絞れないので、タオルで水気を吸い取りると乾燥時間が短縮できます。速乾性のあるマイクロファイバー素材ですが、乾くのに丸1日はかかりました。
ダイソン V12s Detect Slim Submarineの水拭きブラシ