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Technics(テクニクス)EAH-AZ80を実機レビュー!全方位高水準の完全ワイヤレスイヤホン

k.yanagi
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更新日2024/05/20

Technics(テクニクス)EAH-AZ80を実機レビュー!全方位高水準の完全ワイヤレスイヤホン

Technics(テクニクス)はパナソニックのHi-Fi オーディオ製品のブランド名であり、1960年代からスピーカー等の音響機器をはじめ、今回紹介するワイヤレスイヤホンの他にもパワーアンプやターンテーブル等、音響技術について様々な商品を生み出してきた企業です。

そんなTechnicsから発売されているワイヤレスイヤホンのシリーズの中から今回ご紹介するのが『EAH-AZ80』。

完全ワイヤレスでありながら音質にこだわったイヤホンについて、実際に使用してレビューしていきたいと思います。

 

Technics EAH-AZ80のスペック一覧

まず始めに「EAH-AZ80」のスペックのご紹介と比較対象としてコンパクトモデルの「EAH-AZ40M2」の代表的な項目について見ていきます。

製品画像
型番 EAH-AZ80 EAH-AZ40M2
発売日 2023年6月15日 2023年10月19日
質量 イヤホン単体約7g、ケース約50g イヤホン単体約5g、ケース約35g
ドライバーユニット 直径8 mm 直径6 mm
充電時間 イヤホン:約2.0 時間
充電ケース:約2.5 時間
イヤホン+充電ケース(同時充電):約3.0 時間
イヤホン:イヤホン:約2.0 時間
充電ケース:約2.5 時間
イヤホン+充電ケース(同時充電):約3.0 時間
充電方法 USB充電。ワイヤレス充電(Qi)対応 USB充電
連続音声再生時間 最大約4.5時間(LDAC)、最大約7.0時間(AAC)。充電ケース含めると約16~最長約24時間 最大約3.5時間(LDAC)、最大約5.5時間(AAC)。充電ケース含めると約12~最長約18時間(AAC)
対応コーデック LDAC、SBC、AAC LDAC、SBC、AAC

EAH-AZ80とEAH-AZ40M2の主な違い

EAH-AZ80とコンパクトモデルEAH-AZ40M2についてスペックの点では大きな違いはありませんが、EAH-AZ80はドライバーユニットが大きくなった事で低音などの表現できる幅が広がりより高音質で音楽を楽しむことが出来ると思います。

その分本体が一回り大きくなっています。

Technics EAH-AZ80の付属品と各部位の機能について

 

では実際に開封して付属品や着け心地を確認していきます。

多種多様なユーザーに最適なフィット感を実現

同梱品一覧

  • EAH-AZ80本体
  • 充電ケース
  • イヤーピース:XS1、XS2、S1、S2、M、L、XL 各2個
  • USB充電ケーブル:約0.2 m
  • 取扱説明書

付属品はシンプルではあるものの特筆すべきはイヤーピースの豊富さ。
サイズや形の異なる7種類のイヤーピースが付属しています。

これによりどんなユーザーでも自分にあったフィット感で使用することが出来ます。

外観と各部位の機能

左右ともに「ノイズキャンセリング用マイク」「タッチセンサー」「通話マイク」「装着センサー」がイヤホン本体に搭載されています。

「タッチセンサー」は後ほどカスタマイズして設定可能で、「装着センサー」によりイヤホンを外した際に自動で再生が止まるようになっています。

「Technics Audio Connect」アプリでEAH-AZ80を自分好みにカスタマイズ

アプリとの連携を行い、音質や設定の確認をしていきたいと思います。

まずは自分に合ったイヤーピース選びから

アプリとの連携により、イヤーピースの調整が可能となりひとりひとりに合ったカスタマイズが行えます。
アプリをダウンロードして連携するとまずは初めに表示されるのがイヤーピースの計測となるところにこだわりを感じました。

左右それぞれにフィット感を計測し、完了すると晴れてチュートリアルを確認する事が出来ます。

装着してみてのサイズ感と感触

本体が少し大きいので外れやすかったり装着時に違和感があるかと思いましたがそんなことはなく、計測した通りのイヤーピースにした事により、装着感はかなり快適でした。

耳が痛むこともなく必要以上な重さを感じる事もないため長時間使用していても全く疲れませんでした。

タッチセンサーでの操作が可能

音楽を聴いている最中に停止したいときやもう一度聞き直したいとき、わざわざスマートフォンなどのデバイスを取り出さなくても本体にタッチするだけで操作が可能です。

左右にタッチセンサーが搭載されており、カスタマイズすることも可能なので普段よく使う機能を設定したり、誤操作しないよう特定の項目はそもそも動作しないようにすることも可能です。

タッチ操作も反応速度が速いのでストレスなく使用できます。

クリアではっきりとした音質

音質についても申し分なく、遮音性とノイズキャンセリングのお陰で深い没入感と、非常に高音質な音楽を楽しむことが出来ます。

思ったよりも低音の強さは感じませんでしたが、その分あまり尖った部分がないため広い音域全体で満遍なく素晴らしい音質であると感じました。

使用状況に応じてノイズキャンセリングなどの細かい微調整が可能

「Technics Audio Connect」では、イヤーピースの計測だけでなくサウンドの細かい設定やバッテリー残量などが確認出来ます。

ノイズキャンセリング機能は1~100まで細かく設定可能

出典:https://jp.technics.com/products/tws/az80/

ノイズキャンセリングの設定にて「外音コントロール」が1~100まで設定可能です。

もちろん、オフにすることも可能で、アンビエント(外音取り込み)モードも同じく1~100まで設定できます。
外の音を全て遮断したい方も、遮断はしたいが会話やアナウンスは聞き取りたい方、散歩中の車の音も聞き取りたい方など、それぞれのご使用環境に合った設定を細かく調整することが出来ます。

サウンドモードでよりこだわりを

サウンドモードで普段よく聞くジャンルに合わせた微調整も可能です。
高音が好きな方、歌詞をしっかり聞き取りたい方はこちらでより自分好みにカスタマイズ可能です。

EAH-AZ80を実際に使用してみての感想

EAH-AZ80_28

ここまでEAH-AZ80を使用し、主な機能と独自の特徴が分かりました。

ここからは数日使用してみた感想を記載したいと思います。

◎ 音質・装着感・ノイズキャンセリング全てにおいて高水準のワイヤレスイヤホン

EAH-AZ80_34

Technicsの技術が遺憾なく発揮されているため音質は申し分なく、更に7種類のイヤーピースと細かいアプリでの設定によりその技術を最大限感じることが出来ます。

ノイズキャンセリングも妥協はなく、全体的に高水準の完全ワイヤレスイヤホンです。

○ 切替操作不要で3台までの機器を使い分けられる、3台マルチポイント接続

マルチポイント接続は複数台のデバイスと接続できる機能であり、最大3台まで対応しています。
特定のPC・スマートフォンだけでなくスマートフォンを複数台使用している方でも、1回1回接続を切って繋げ直さなくてもワンタッチで別のデバイスと接続が可能です。

仕事とプライベートの切替もスムーズに行えるため、一日中イヤホンをしがちな方にとってはストレス軽減になるのではないでしょうか。

○ JustMyVoice機能によりクリアな通話が可能に

JustMyVoice機能により繁華街などの雑音が多くある場所でも、通話中の周囲のノイズと発話者の声を判別しノイズを軽減することでクリアな音声での会話が可能です。

こちらも都度の操作は不要で、アプリで設定しておくことで通話時に自動でノイズの軽減が行われます。

△ 存在感は大きい

EAH-AZ80_29

ドライバーユニットが大きくなったこともありイヤホン自体の大きさは昨今のワイヤレスイヤホンと比べると普通から少し大きめ

そのため、それなりに存在感は大きく、自分の耳にフィットしたイヤーピースを装着しないと長時間の使用は少々疲れるかもしれません。

EAH-AZ80はこだわりのある方から初心者までおすすめ

EAH-AZ80_27
Technics(テクニクス)の完全ワイヤレスイヤホンEAH-AZ80を実機レビューしてきました。

イヤホンとして求められる音質だけでなく、装着感やノイズキャンセリングの微調整など利用者の事を細部まで考えられており、機能面で妥協がないため広くユーザーにマッチする完全ワイヤレスイヤホンではないでしょうか。


ヘッドホン・イヤホンはレンタルできる

購入前に付け感や音質を確認したい場合は、レンタルがおすすめです。

家電レンタルのRentioでは、パナソニック Technics EAH-AZ80のレンタルをはじめ、様々なヘッドホン・イヤホンを取り揃えています。

中にはレンタルしてそのまま購入できる製品もありますので、まずはお試し利用から検討してみてください。 イヤホン・ヘッドホン_バナー

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