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キャンプや車中泊でポータブル電源を利用する際、充電忘れですぐに使用できなかったり、他の荷物が多くて持っていくのをためらったことはないでしょうか。
今回はJackeryのポータブル電源とソーラーパネルのセット「Jackery Solar Generator 600 Plus(Jackery ポータブル電源 600 Plus+Jackery SolarSaga 100)」を紹介します。
「Jackery Solar Generator 600 Plus」なら付属のソーラーパネルで太陽光を電気に換えられるため、防災用としてはもちろん、日常使いや屋外での家電製品による本格調理まで、様々なシーンでご利用いただくのに「ちょうどいい」スペックを備えています。
Youtube版もありますので、ソロキャンプや車中泊にピッタリのセット製品をお探しの方はぜひ参考にしてみてください。
もくじ
Jackery Solar Generator 600 Plusとは
「Jackery Solar Generator 600 Plus」は定格出力800W、容量632WhのJackeryの新しいミドルサイズポータブル電源と最大出力100Wのソーラーパネルのセットです。
ポータブル電源600 Plusは独自の段階的可変速充電アルゴリズムを採用し、バッテリーパックの耐久性向上、40℃の高温環境でもフル充電可能な性能を実現しています。
安全性を高めた性能に加えて5年間の長期保証が付属している点も魅力のひとつです。
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100Wソーラーパネルのお得なセット
最大100W出力の「Jackery SolarSaga 100」がセットになっているため、「Jackery Solar Generator 600 Plus」だけでオフグリッド(電力の自給自足)ができます。
折りたたみ式で持ち運びがしやすく、また収納もしやすいため、キャンプやアウトドアでの常用品から災害時の非常持ち出し品、防災の備えとして保管しておくのもおすすめです。
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708と600 Plusの比較
既存機種のポータブル電源708と比較し、600 Plusが向上した点を紹介していきます。
項目 | 600 Plus | 708 |
---|---|---|
バッテリー種類 | リン酸鉄リチウムイオンバッテリー | リチウムイオン電池 |
バッテリーサイクル数 | 4,000回 | 500回 |
定格容量 | 632Wh | 708Wh |
定格出力(合計) | 800W | 500W |
瞬間最大出力 | 1,600W | 1,000W |
ACポート数 | 2 | 2 |
周波数 | 50Hz/60Hz | 60Hz |
USB-Cポート数 | 2 | 1 |
USB-C出力/ポート | 最大100W | 最大60W |
USB-Aポート数 | 1 | 2 |
USB-A出力/ポート | 最大18W | 最大18W |
シガーソケット出力 | 120W | 120W |
DC出力 | – | – |
充電時間 | “最短1時間(緊急充電モード時)※通常は最短1.7時間” | 最短4.5時間 |
ソーラー入力ワット数 | 最大400W | 最大180W |
充電環境温度 | 0〜45℃ | 0〜40℃ |
動作環境温度 | -10〜45℃ | -10〜40℃ |
スマホアプリ連携 | 〇 | × |
“大きさ(幅×奥行×高さ)” | 約300mm×197mm×219mm | 約299.7mm×191.5mm×190.5mm |
重さ | 約7.3kg | 約6.8kg |
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リン酸鉄リチウムイオンバッテリーで長寿命
前モデルのポータブル電源708はリチウムイオン電池を採用しているのに対し、600 Plusはリン酸鉄リチウムイオンバッテリーを採用しています。
リン酸鉄リチウムイオンバッテリーは安全性に優れており、高温環境に強く耐久性が高いため、600 Plusは708より充電して繰り返し使用できる回数が500回から4,000回に向上しています。
容量あたりの体積が大きいという特徴があるためポータブル電源708より600 Plusのほうが約700g重くなっていますが、708と同様のコンパクトさを保つための仕様となっています。
800Wの高出力
ポータブル電源708の定格出力500Wに比べて、600 Plusの定格出力は800Wと大きくパワーアップしています。
こちらもリン酸鉄リチウムイオンバッテリーの体積の大きさが影響した結果、出力は大きくなっているものの容量は708Whから632Whと少なくなっています。
最大100WのUSBType-C充電が可能
急速充電に対応したUSBType-C充電に対応しており、30Wと100Wの2つの出力ポートが備わっています。
USBType-C充電はスマホやノートPCをはじめ、さまざまなデバイスで採用されているため、リモートワークにも便利な仕様です。
非常時にも役立つLEDライト
本体正面に便利なLEDライトが搭載されています。
キャンプや車中泊暗闇の中で接続された機器を探す際や、夜間や災害時における明かりの確保にも役立ちます。
スマホアプリ対応
Jackery専用スマホアプリをダウンロードすれば、手元でポータブル電源600 Plusのバッテリー残量を確認したり、出力のONOFFを切り替えたりできます。
本体まで移動せずにくつろぎながらポータブル電源を操作することができ、こまめに出力を制御することで節電にもつながる便利な機能です。
緊急充電モードを搭載!最短1時間フル充電も可能に
ポータブル電源600 Plusは現行機種では唯一(Jackery商品内)充電速度がアップする「緊急充電モード」を搭載しているので、最短1時間でのフル充電が可能です。
使用時の例としては、思い立って急にキャンプに行こうとしたときに、スマホアプリから緊急充電モードをONにして充電して荷造りの間に充電完了させるといったことができます。
普段はバッテリーの劣化に影響を及ぼすため緊急充電モードはOFFにしておきましょう。
Jackery Solar Generator 600 Plusを車中泊キャンプで使用レビュー
Jackery Solar Generator 600 Plusを車中泊キャンプで使用してきました。
実際の使用感や機能についてレビューしていきます。
同梱品
Jackery Solar Generator 600 Plusの同梱品はポータブル電源600 Plusに接続するAC充電ケーブルのほか、取扱説明書、保証案内書が同梱されています。
持ち出す際は基本的に本体のみかAC充電ケーブルだけ持っていけば使用できます。
Jackery SolarSaga 100との接続ケーブルは本体に固定されているため、気にする必要はありません。
サイズ感&携帯性
Jackery Solar Generator 600 Plusを車載した際の様子です。
600 Plusはキャンプ道具を圧迫することなく収納でき、SolarSaga 100は薄いので端に立てかけておくことでスペースを取らずに車載することが可能です。
コンパクトで携帯性も良く、設営の際も手間なく設置できました。
出力&ポート種類の使いやすさ
出力ポートはAC出力が2つ、USBポートが3つ(Type-Cが2つ、Type-Aが1つ)シガーソケット出力が1つ設けられています。
バッテリー容量的に多くの機器を同時使用するようなモデルではなく、キャンプでデバイスや小型家電を使用するには充分な数といえます。
多くのデバイスの端子に採用され始めているUSBType-Cが2つある点は、先を見越した仕様といえます。
使える家電/出力、容量チェック
ポータブル電源600 Plusの定格出力800Wに合わせて、消費電力700Wの「コーヒーメーカー」を持っていき、キャンプ場で利用してみました。
片付けがある朝に火を使わず、無事にコーヒーを淹れられたため、のんびりと山の朝の風景を楽しむことができました。
他の家電の利用可能時間(Jackery公式サイトの情報)を以下にまとめました。
- 電気毛布(55W):約8時間
- 小型炊飯器(530W):約1時間
- テレビ(60W):約8時間
ポータブル電源600 Plusがフル充電された状態であれば、キャンプ場で一晩過ごすのに必要な電力容量が備わっています。
日中にSolarSaga 100でソーラー充電できれば、さらに余裕を持った運用ができるはずです。
実際に使って分かったメリット
車中泊キャンプで実際に使用して分かったメリットについて紹介します。
側面充電口の便利さ
ポータブル電源600 Plusは日本ユーザーのニーズに応えて、正面や背面ではなく充電口を側面に配置しています。
背面にある場合と比較してポータブル電源を壁ギリギリに置いても充電ケーブルと接続でき、ケーブルの取り回しがしやすくなっています。
細かい変化ですが、狭い車内やテントにおいて居住空間の確保や快適性に関わるため、充電口の配置は重要な改善ポイントです。
モバイル端末なら直接ソーラー充電が可能
SolarSaga 100はUSB出力ポートがType-CとType-Aが1つずつ備わっており、USB出力ポートを利用して直接スマホやタブレットといったデバイスを充電できます。
実際に充電ケーブルをつないでスマホを充電してみました。
試した日の雲量は50%と晴れではあったものの雲が多い日で、15分ほどiPhoneを充電したところ、+26%充電できており、計算上1時間程度でフル充電が可能な入力量となっていました。
日中にSolarSaga 100を接続しておけば、使用に備えてポータブル電源600 Plusやデバイスを給電しておけるので、キャンプの時に大いに役立ちそうです。
緊急充電モードを試してみた
通常時の充電モードと緊急充電モードの充電速度を実際に使用して比較してみました。
バッテリー残量80%の状態で充電した際に要した時間は以下の通りです。
- 通常モード:26分
- 緊急充電モード:12分
通常モードに比べて、緊急充電モードは約50%の時間でフル充電できました。
Jackeryでは今後開発される商品に緊急充電モードを搭載する予定とのことなので、今後発売される製品も楽しみです。
実際に使って分かったデメリット
SolarSaga 100に限ったことではありませんが、山間部のキャンプ場では太陽が山に隠れてしまい、思ったより充電できないケースがありました。
Solar Generator 600 Plusは小型のポータブル電源600 Plusをソーラーパネルによって、使用できる電力容量を増やせるセット商品であるため、ソーラー充電を当てにしすぎると運用予定が狂う場合がありそうです。
山から離れていて開けたキャンプ場を探すことや、日陰になりにくいサイトを選ぶと製品の性能を充分に発揮できるでしょう。
ちょうどよいポータブル電源
Jackery Solar Generator 600 Plusは急速充電可能でコンパクトなポータブル電源600 Plusと単体でもデバイスをソーラー充電できるSolarSaga 100のソロキャンプにピッタリなセットです。
USBType-Cのポートを2つ備え、サイドに配置された充電口の位置など、国内ユーザーのニーズに応えた機能性は頼もしい相棒になるはずです。
特にキャンプ初心者の方にとっては「ちょうどよい」ポータブル電源であることは間違いありません。
またキャンプやアウトドア利用だけでなく、「Jackery Solar Generator 600 Plus」は非常時もしくは防災アイテムとしても心強いアイテムです。
高スペックで機能が充実しつつも、手頃な値段で購入できるポータブル電源なので、はじめの1つにいかがでしょうか?
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