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一般的にポータブル電源はサイズが大きく、車がないと持ち運べないというイメージをお持ちの方が多いのではないでしょうか。
もしモバイルバッテリーのようにバッグの中に入れて持ち運べて、ポータブル電源のように利用できたら便利だと思いませんか?
今回はコンパクトで携帯性が高いJackeryの「Explorer 100 Plus」を紹介します。
Explorer 100 Plusならバッグに入れて持ち運べる上、ソーラーパネルを利用して屋外で充電することができます。
徒歩や公共交通機関を利用したキャンプでも、電力を確保したいと考える方におすすめの商品なので、ぜひ参考にしてみてください。
もくじ
Jackery Explorer 100 Plusの特長
Explorer 100 Plusの特長をそれぞれ紹介していきます。
手のひらサイズのポータブル電源
Explorer 100 Plusは容量99Whの超小型ポータブル電源です。
手のひらの上に乗るサイズで、携帯性に優れているためバッグに入れて徒歩移動でも持ち運ぶことができます。
最大100WのUSB-C入力で1.8時間でフル充電
Explorer 100 Plusは専用のUSBーC充電ケーブルによる充電により、1.8時間でフル充電可能です。
短時間で持ち出すことができるのも、使い勝手の良さに一役買っています。
充電はUSBーCのみに対応しており、USB-Aは最大18Wの出力のみです。
リン酸鉄リチウムイオン電池の安全性
Explorer 100 Plusはリン酸鉄リチウムイオンバッテリーを採用しています。
リン酸鉄リチウムイオンバッテリーは安全性に優れ、耐久性が高いため、Explorer 100 Plusは約2,000回サイクルの充放電サイクルを可能としています。
バッテリーの劣化を抑えた結果、2,000サイクル放充電後も工場出荷時の容量の80%以上を維持することが可能です。
安心の2年間長期保証付き
Explorer 100 Plusには2年間の長期保証が付帯しています。
屋外に持ち出すアイテムであるため、万が一の保証が付いているのはユーザーにとってありがたいオプションです。
さまざまな家電に使用可能
Explorer 100 Plusの電力供給量に適した家電製品の例と利用時間を以下にまとめました。
製品 | 消費電力 | 利用時間/回数 |
---|---|---|
スマホ | 18W | 約8回 |
ワイヤレスイヤホン | 2W | 約99回 |
ゲーム機 | 12W | 約7時間 |
スマートウォッチ | 5W | 約99時間 |
タブレット | 30W | 約2.5回 |
パソコン | 90W | 約1.8回 |
表にある通りExplorer 100 Plusの利用に適した製品は、消費電力が小さい小型のデバイスが中心となっています。
ソーラー充電に対応
Explorer 100 PlusはJackeryのソーラーパネルによるソーラー充電に対応しています。
各ソーラーパネルの出力の違いによる充電時間は以下の通りです。
- ソーラーパネル40W×1枚:5.5時間
- ソーラーパネル80W×1枚:2.5時間
- ソーラーパネル100W×1枚:2.0時間
製品スペック表
Explorer 100 Plusのスペックを以下にまとめました。
項目 | スペック詳細 |
---|---|
バッテリー種類 | リン酸鉄リチウムイオン電池 |
バッテリーサイクル数 | 2,000回 |
定格容量 | 99.2Wh |
定格出力(合計) | 128W(USB-C1+USB-C2+USB-A 出力) |
USB-C出力 | 最大100W |
USB-A出力 | 最大18W |
ソーラー入力ワット数 | 最大100W |
充電環境温度 | 0〜40℃ |
動作環境温度 | -10〜40℃ |
大きさ(幅×奥行×高さ) | 12.6 x 8.65 x 8.7 cm |
重さ | 965g |
Jackery Explorer 100 Plusをキャンプ&車中泊で使用レビュー
Jackery Explorer 100 Plusをキャンプで使用し、使い勝手を確かめてきました。
製品の特長である「携帯性やコンパクトさ」「ソーラーパネルによる充電」を中心にレビューしていきます。
携帯性やサイズについて
Explorer 100 Plusは「大きさ12.6 x 8.65 x 8.7 cm」「重さ 965g」と非常にコンパクトで軽量なポータブル電源であるため、バックパックに入れて手軽に持ち運ぶことができます。
今回はJackeryの小型ソーラーパネルSolarSaga 40 Miniとセットで使用してみましたが、荷物を調整すれば30L程度のバックパックでも両方収納可能です。
テント内で使用した際もスペースを取らないため、ソロ用のテントでも居住スペースを圧迫することなく利用することができました。
モバイルバッテリーのように持ち運べて、ポータブル電源のように据え置きで電力残量を確認しながら使用できるので、テントにこもってスマホやタブレットで動画を見る際に重宝するのではないでしょうか。
ソーラーパネルと組み合わせて100Plusを充電してみた
ソーラーパネルと接続してExplorer 100 Plusを充電してみました。
使用したソーラーパネルのSolarSaga 40 Miniは最大出力40Wで、実際に充電してみたところ雲量2~3割の環境で10W〜15Wの出力が安定して得られました。
天候によりますがどこでも充電できて、気兼ねなく使用できるのはモバイルバッテリーより有用性が高いと感じました。
どこでも持ち運べて電源がない場所での機器のバッテリー切れに対応できるので、災害や登山の遭難時など、いざという時の備えにも役立つのではないでしょうか。
今回使用したソーラーパネルSolarSaga 40 MiniはExplorer 100 Plusと相性がいいため、こちらのレビューも合わせて参考にしてみてください。
LCD液晶を搭載したディティールが印象的
Explorer 100 Plusのディスプレイは「LED」ではなく「LCD」を採用しており、LCDはLEDに比べて輝度(明るさ)が低かったり、黒色の表現が苦手とされています。
ですがLCD液晶ならではのレトロなドット感が往年の小型ゲーム機のディスプレイを思わせる雰囲気があり、他のJackeryポータブル電源のミニチュア版のようなディティールが不思議な魅力をかもしだしています。
液晶の性能を確かめるために夕方ごろに使用しましたが、暗いところでの視認性は充分な印象でした。
Jackery Explorer 100 Plusの気になる点
Explorer 100 Plusを使用してみて気になった点について解説していきます。
日中ディスプレイが見にくい
LCDディスプレイについて暗いところの視認性は充分と説明しましたが、逆に明るい場所では見にくいところがありました。
他のJackeryのポータブル電源ではこのような印象を持ったことはなく、やはりLCDディスプレイの影響といえそうです。
またディスプレイの点灯はボタン式で数秒経つと消灯してしまうのも、ほかのJackery製品(常時点灯や点灯時間調整が可能)と違う点といえます。
ですが、これらはコンパクトさを優先した影響であり、機能性を大きく損なう部分ではないため使用上の大きな問題にはならないと考えられます。
小型であるため用途が限られる
Explorer 100 Plusは小型であるがゆえに出力が小さいので、使用に適した家電製品は主に小型のデバイスといった消費電力が低いものに限られます。
購入前や持ち運ぶ前に利用する用途を明確にして、運用方法を考えておくと失敗がないでしょう。
モバイルバッテリーの携帯性とポータブル電源の便利さを兼ね備えた商品
Explorer 100 Plusはバックパックで携帯できるコンパクトさがありながら、ソーラー充電が可能なポータブル電源です。
携帯性があり100Wまでの電子機器に給電できるので、身軽なソロキャンプや交通機関を利用したお出かけにピッタリです。
これからキャンプに挑戦する方にピッタリな商品なので、ぜひ本記事を参考に導入してみてはいかがでしょうか。
ポータブル電源はレンタルできる
キャンプ、車中泊、アウトドア、イベントに短期間だけでもポータブル電源を使うならレンタルがおすすめです。
家電レンタルのRentio(レンティオ)では、7泊8日からポータブル電源のレンタルが可能です。
借りた製品が気に入った場合「そのまま購入」することもできますので、まずはお試しでレンタルするのもおすすめです。
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