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ポータブル電源はキャンプに必要か?使い道とメリット・デメリットを考察してみた

田中 一馬
田中 一馬

更新日2023/11/20

ポータブル電源はキャンプに必要か?使い道とメリット・デメリットを考察してみた

キャンプでよく利用されているポータブル電源ですが、実はある特定の方にとって必要性の高いアイテムであることをご存じでしょうか。

ポータブル電源がどのようなキャンパーに役立つのかを理解せずに購入すると、活用できずに後悔してしまう可能性があります。

そこで今回はキャンプやアウトドアにおけるポータブル電源の必要性と使い道について解説します。

ポータブル電源の購入を迷っている方がこの記事をみれば、購入後に後悔することがなくなるはずです。おすすめのポータブル電源と合わせて参考になれば幸いです。

キャンプにポータブル電源は必ずしも必要ではない

キャンプにポータブル電源は必ずしも必要ではない
結論から述べますが、ポータブル電源はキャンプに行く回数や人数、キャンプスタイルによって必要性が異なります。

なぜならキャンプは電気がない場所でも楽しめるレジャーなので、ポータブル電源がなくても充分楽しめるからです。

導入すれば快適になりますが、後で失敗しないようにポータブル電源の必要性が高い人とはどのような人なのかを理解して導入しましょう。 人気のポータブル電源のお試しレンタル

ポータブル電源のメリット

ポータブル電源のメリット

キャンプで活躍する、以下のような家電を利用できるのがメリットです。

メリット
  • 電気毛布
  • 扇風機
  • 車載冷蔵庫
  • 調理家電(ホットプレート、炊飯器など)

特に調理家電はキャンプ初心者やファミリーキャンプに役立ちます。

焚き火での調理は火加減が難しく、思ったように調理できないことがありますが、調理家電なら温度を制御できて失敗しにくいので便利です。

また家電製品はテント内のリビングスペースといった場所で使用できるので、テント内にこもって過ごしたい場合にも役立ちます。

ポータブル電源のデメリット

ポータブル電源のデメリット
ポータブル電源のデメリットを以下にまとめました。

デメリット
  • 車載スペースを取る
  • 充電が必要
  • 高額なものが多い

ポータブル電源は電力容量や出力が大きいほどサイズが大きくなり、重量が増して運びにくくなります。

加えて容量が大きくなればなるほど高価になるため、予算を抑えると用途に合ったものが限られる場合があります。

購入して失敗したくないならポータブル電源のレンタルもある

高額なポータブル電源を買うからには後悔の少ない買い物にしたい、そんな方におすすめしたいのがお試しレンタルです。

レンティオでは様々なポータブル電源のレンタルが可能なので、容量別に使い比べ、じっくり検討することが可能です。

月額制レンタルであれば、ポータブル電源のサブスク利用にもなるので、買い替えや面倒な廃棄もなしに新たなポータブル電源の乗り換えやすいです。

ポータブル電源のレンタル・サブスク – Rentio[レンティオ]

キャンプでポータブル電源が必要な人は?

キャンプでポータブル電源が必要な人

ポータブル電源の必要性が高い方は、以下のようなことが当てはまる方です。

(例)ポタ電利用が良い方
  • 通年でファミリーキャンプをよく行う
  • キャンプ経験が少ない
  • 車中泊を行う

それぞれの理由について解説していきます。

通年でファミリーキャンプを行う

ファミリーキャンプに便利なポータブル電源

子供連れのファミリーキャンプの場合、快適に過ごすために多くの家族が家電を利用します。

特に寒い時期は子供の体温を守るために暖房器具を使うので、電気が必要です。

たまに行くだけなら電源サイトやバンガローを利用すれば解決しますが、1年を通してファミリーキャンプを行うような方には以下の理由でおすすめです。

ポイント 理由
電源サイト以外の魅力的な場所にも泊まれる 自然が残るキャンプ場ほど、電源サイトがないことが多いため
電源サイト代がかからない 電源サイトは通常より割高なため

通年でファミリーキャンプを行うような方は、電源サイトにこだわらずにキャンプができる方が満足度の高いキャンプができます。

ポータブル電源にコストをかけて自由に場所選びができるようになれば、より充実した時間が過ごせるはずです。

キャンプ経験が少ない

キャンプとポータブル電源

キャンプ初心者が主に不安を感じる点には以下のようなことがあります。

キャンプに感じる不安
  • ちゃんと眠れるかどうか
  • 装備が足りているか

特に心配になるのが睡眠に対する不安で、環境の変化に敏感な方は、より気になるはずです。

装備に関しても現地で使い慣れないキャンプギアが使用できるのか、道具に不足はないかなど、キャンプが失敗しないか不安を感じることが多いです。

キャンプギアを使って成功した経験がない初心者でも、ポータブル電源があれば装備がうまく機能しなかった場合にも対処することができます。

家にある電気毛布や調理器具などの家電製品が使用できれば、過酷な自然環境に対応しやすくなります。

車中泊を行う

車中泊とポータブル電源

ポータブル電源は車中泊において快適さがアップするため多くの方が利用しています。

2020年にポータブル電源メーカーのsuaoki社が実施したアンケート調査で「「ポータブル電源はどのような場合でご利用されていますか」の回答で、車中泊での利用が23%、全体で2番目(キャンプより多い)という結果もあります。

エンジンを切った車内で過ごす車中泊において、食事を取る際や暖房や冷房器具を利用する際に電気を利用します。

ユーザーの多さが示すように、車中泊での必要性は高いといえます。

ファミリーキャンプで使うポータブル電源の選び方

ファミリーキャンプで使うポータブル電源の選び方

一般的な電源サイトで供給されている電力量が1000〜1500W程度なので、同等かそれ以上の出力が可能であることがポータブル電源を選ぶ目安になります。

1500Wの電力があれば家電製品の多くが利用できるため、さまざまな家電製品を使用したい場合は定格出力1500W以上の製品を利用しましょう。

また、泊数によりますが、1000Wh以上のバッテリー容量があればひとまず問題ないと思います。

ファミリーキャンプにおすすめのポータブル電源

ファミリーキャンプにおすすめのポータブル電源

ファミリーキャンプにおすすめの定格出力1500W以上で1000Wh以上のバッテリー容量が搭載されたポータブル電源を紹介します。

多くの家電製品を稼働させることが可能なため、防災品としても役立つモデルです。

EcoFlow DELTA 2

EcoFlowの「DELTA 2はバッテリー容量1,024Whを搭載し、AC6口を含む合計15ポートを備えているので、ファミリー層にも使いやすいポータブル電源です。

定格出力は1500Wと十分な性能を有しますが、EcoFlow独自のX-Boost技術により最大出力1,900Wまで対応できるのも大きな魅力です。

スペック 詳細
バッテリー容量 1,024Wh
定格出力 1,500W(瞬間最大2,250W)
大きさ 40.0cmx21.1cmx28.1cm
重さ 約12kg

レンタル利用者の口コミ・評価

[口コミ] EcoFlow(エコフロー) EcoFlow DELTA 2 ポータブル電源(1024Wh)のレビュー一覧 – Rentio[レンティオ]

Jackery 1000 Plus

Jackeryの「1000 Plus」は定格出力が2000Wと大きいことが特長です。

バッテリーの拡張性もありますので、必要に応じて最大5,000Whまで専用バッテリーを買い足すこともできます。

他社よりもバッテリーサイクル回数(≒バッテリー寿命)も多い(他社は3000回〜3500回)ため、用途やライフステージの変化に応じて使い続けやすいのも魅力です。

スペック 詳細
バッテリー容量 1264.64Wh
定格出力 2,000W(瞬間最大4,000W)
大きさ 35.6cmx26.0cmx28.3cm
重さ 約14.5kg

レンティオ編集部のレビュー

Jackery Solar Generator 1000 Plusを使用レビュー!コンパクト・大容量・2000Wの高出力の高機能ポタ電セット! – Rentio PRESS[レンティオプレス]

BLUETTI AC180P

安全性と耐久性が高い、リン酸鉄リチウムイオン電池を搭載した定格出力1800Wポータブル電源です。

電力リフト機能も搭載しており、2700W以下の家電製品を動かすことが可能。

先に紹介したEcoFlowやJackeryより大型ですが、バッテリー容量や定格出力にう余裕をもたせつつも、携帯性のあるモデルを選ぶなら使い勝手の良いポータブル電源と言えるでしょう。

スペック 詳細
バッテリー容量 1440Wh
定格出力 1,800W(瞬間最大2,700W)
大きさ 34.0cmx24.7cmx31.7cm
重さ 約16kg

レンティオ編集部のレビュー

※下位モデルのAC180のレビューです。
BLUETTI AC180をレビュー!大容量・高出力で快適なアウトドアが実現するポータブル電源 – Rentio PRESS[レンティオプレス]

車中泊・ソロキャンプに使用するポータブル電源の選び方

車中泊・ソロキャンプに使用するポータブル電源の選び方

単身で行うソロキャンプの場合、電力をファミリーキャンプほど使用しないため、1000W前後の携帯性を重視したモデルがおすすめ。

費用をかけたくないというニーズも多くあり、コストを抑える場合にも容量が高すぎないモデルの方が選びやすいはずです。

軽自動車の車内幅の平均が120〜130cmほどであり、車中泊で就寝するために必要な幅は最低でも50cm以上必要(一般的なキャンプマットの幅は51㎝)です。

就寝に必要なスペースを考慮して、ポータブル電源の横幅(最大幅)が40㎝以下であると、車内に設置しやすくなります。

ソロキャンプや車中泊におすすめのポータブル電源

ソロキャンプや車中泊におすすめのポータブル電源3

ソロキャンプや車中泊におすすめの1,000W前後の以下のポータブル電源を紹介します。

最大幅40cm以下のコンパクトで軽量なモデルばかりなので、参考にしてみてください。

EcoFlow River 2 Pro

EcoFlow独自技術のX-Boostをオンにすれば最大1000Wまで拡張できますし、スペックとサイズ感のバランスが良いポータブル電源の1つです。

給電ポートも多いため、ソロ〜2,3名くらいの規模でも十分役立つモデルです。

スペック 詳細
バッテリー容量 768Wh
定格出力 800W(瞬間最大1,600W)
大きさ 26.9cmx25.9cmx22.6cm
重さ 約7.8kg

レンタル利用者の口コミ・評判

[口コミ] EcoFlow(エコフロー) EcoFlow RIVER 2 PRO ポータブル電源(768Wh)のレビュー一覧 – Rentio[レンティオ]

Power ArQ Pro

複数のカラーバリエーションを展開する貴重なポータブル電源です。自身のキャンプギアと色味をあわせたり、車内のコーディネートに合わせたい方にぴったりです。

スペック 詳細
バッテリー容量 1,002.4Wh
定格出力 1,000W(瞬間最大2,000W)
大きさ 33.3cmx23.5cmx27.3cm
重さ 約10.4kg

レンティオ編集部のレビュー

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Anker 555 Portable Power Station

前面と背面への強化パネルを採用し、高さ50cmからコンクリート床への落下テストもクリアした高い耐衝撃性能を有するため、ソロキャンプの移動でも安心感があります。

また、ライトも搭載しているため、読書灯のような使い方から非常時にライト点滅でSOSを出すこともできます。

スペック 詳細
バッテリー容量 1,024Wh
定格出力 1,000W(瞬間最大1,500W)
大きさ 35.0cmx29.5cmx18.8cm
重さ 約13.1kg

レンタル利用者の口コミ・評判

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レンティオ編集部のレビュー

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失敗のないポータブル電源の導入をしよう

キャンプサイトにあるポータブル電源2

キャンプにおけるポータブル電源の導入は自分のキャンプスタイルとマッチした選び方が重要です。

ポータブル電源の導入で失敗しないように、自身が「通年でファミリーキャンプをよく行う」「キャンプ経験が少ない」「車中泊を行う」といったことに当てはまるか確認しましょう。

機能的な商品であることは間違いないため、上記に当てはまらなくても明確に用途が決まっている場合にはおすすめです。

キャンプライフを豊かにしたい方はこの記事を参考にポータブル電源を利用してみてください。 人気のポータブル電源のお試しレンタル

ポータブル電源は試してから購入できる

キャンプ・車中泊・アウトドア・イベントの短期利用だけでなく、防災用アイテムとして月額払いでポータブル電源を自宅に保管する方も増えています。

家電レンタルのRentio(レンティオ)では、1泊単位で設定できるワンタイムプランから月額のサブスク利用までニーズに合わせたポータブル電源のレンタルを提供しています。

レンタル期間中に気に入った製品があればそのまま購入もできますので、まずはいくつか製品を試してみてはいかがでしょうか。

[レンタル] ポータブル電源 一覧|キャンプや車中泊のスポット利用からサブスク型の月額制利用で防災備蓄にも – Rentio[レンティオ]

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