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ボーカルリムーバーとは?AIボーカルリムーバーの具体的な使い方とおすすめソフト・アプリをご紹介

mizusawa
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更新日2024/11/12

ボーカルリムーバーとは?AIボーカルリムーバーの具体的な使い方とおすすめソフト・アプリをご紹介

楽曲からボーカルだけを取り除いたり、インストゥルメンタルトラックのみ抽出したいときに便利なボーカルリムーバー

ボーカルリムーバーを使いこなせば、楽曲制作や動画作成まで様々なことに応用が可能です。

この記事ではボーカルリムーバーの概要と使用するメリット、具体的な使用方法まで詳しくご紹介します。
 

そもそもボーカルリムーバーとは?

ボーカルリムーバー

そもそもボーカルリムーバーとは、楽曲をボーカルトラック(歌唱部分)とインストゥルメンタルトラック(伴奏部分)に分離する技術のことをいいます。

リムーブとは「除去」「移動させる」という意味で、ボーカル(歌唱部分)をリムーブ(除去)するというのが、文字通りの意味となります。

ボーカルトラックとインストゥルメンタルトラックが分離していない場合、以前までは高度な技術やソフトを使って分離する必要がありましたが、現在はAI技術の発展によりとても簡単に使えるようになりました。

ボーカルリムーバーを使用するメリット

ボーカルリムーバー

ボーカルリムーバーを使用するメリットはいくつかありますが、カラオケ(インストゥルメンタル)音源を手軽に作れることが一番のメリットでしょう。

ボーカルリムーバーで作成したカラオケ音源を使って、その上に新たなボーカルを録音することもできます。

練習用のカラオケ音源を気軽に作成できるのは、歌手を目指している方にとってとても便利な機能です。

また、著作権に配慮する必要はありますが、加工可能な音源であればカラオケ音源を自由にサンプリングして自作の楽曲とミックスすることも可能です。

その他、動画編集でも重宝します。

「この楽曲をBGMとして使用したいけど、インストゥルメンタル音源が見つからない…」というケースは意外とあるのではないでしょうか。

この場合も著作権さえクリアすれば、インストゥルメンタル音源を手軽に作成することができます。

ボーカルリムーバーは違法?問題ない?

ボーカルリムーバー

「ボーカルリムーバーを使ってみたいけど、著作権法に違反しないか心配…」という方もいるかもしれませんね。

法律的には、「私的使用の範囲内」であれば問題ありません。

例えば作成した音源をインターネット等で公開せず、カラオケ練習用の音源として私的に使用するケースであれば著作権法は気にする必要がありません。

一方、音源を公開する場合は加工・公開が公式に許可されている音源を使用するか、個別に制作者に許諾を得る必要があります。

その他、開発元が不明瞭なツールもセキュリティ上の問題があるため、使用を避けた方が無難です。

ボーカル抽出におすすめのボーカルリムーバーソフト・アプリ

ボーカルリムーバー

ここからは実際にボーカル抽出ができるボーカルリムーバーソフト・アプリをご紹介します。

現在はAIの発展により、さまざまなボーカルリムーバーソフトやアプリが出ていますが、できるだけ安価なものがおすすめです。

スマホアプリ「Split Voice」

ボーカルリムーバー機能のあるスマホアプリとしては「Split Voice」が有名。

無料のアプリで端末内の音楽または動画ファイルの音声をボーカルと伴奏に分離することができます。

ただし、こちらのアプリはAndroidのみのサポートとなっています。

Adobe社の「Adobe Audition」

Adobe社が提供するオーディオ編集ツール「Adobe Audition」にもボーカル抽出、または削除機能が搭載されています。

「Adobe Audition」は非常に多機能なソフトですが、料金も月額制でそれなりにするため、ボーカル抽出のみしたい方には不向きかもしれません。

おすすめはPCソフト「Filmora」

最もおすすめのソフトは「Filmora」(フィモーラ)

PC向けの動画編集ソフトですが、AIボーカルリムーバー機能が搭載されているので楽に編集可能。

編集した音源はMP3ファイルとして保存されるので、音源のみを取り出すことも簡単ですし、音源をそのまま動画にすることももちろんできるため、非常に手軽です。

料金も魅力的で、「1年間プラン」と買い切りの「永続ライセンス」が用意されていて、頻繁にセールもしているので、比較的安価に永年ライセンスを手に入れることができます。

ボーカルリムーバーの使い方:「Filmora」で実践してみる

それではここからは実際に「Filmora」のボーカルリムーバー機能を使ってみましょう。

今回は許可を頂いたうえでFilmora内のライブラリ音源をボーカルリムーバーで加工してみます。

Filmoraのライブラリからオーディオを選ぶ

ボーカルリムーバー

まず、Filmoraの「オーディオ」メニューから好きなBGM音源を選びましょう。

今回はボーカル入りのBGMの中から好きなものを選んでプロジェクト内に追加します。

著作権上問題なければ、別途用意した音源を使用することももちろん可能です。

「AIボーカルリムーバー」機能を使う

ボーカルリムーバー

音源をプロジェクトに追加できたら、右クリックしてAIボーカルリムーバー機能を適用します。

ボーカルリムーバー

楽曲にもよりますがおおむね2~3分ほどで処理は完了。

ボーカルリムーバー

画像の様にボーカルと伴奏部分が別々のトラックとして表示されます。

基本的な手順はこれだけ。AIによるボーカルリムーバーはとても簡単かつ正確です。

実際の音源を使って比較動画を作ってみましたのでご覧ください。

きれいにボーカルと伴奏を分離することができました。

注意点:楽曲によっては正確に分離できないものも

ボーカルリムーバー全体の注意点としては、すべての曲で完璧に分離できるわけではないことを理解しておく必要があります。

筆者も複数の曲で試してみましたが、ハードロック調の楽曲ではボーカルと伴奏部分をきれいに分離することができませんでした。

また、分離したボーカルパートも楽曲によってはやや歪んで聞こえるものも。

それでも、簡単な操作でここまで綺麗に分離できるのはかなり便利だと感じました。

自分用にカラオケ音源がほしいというニーズや動画用のBGMとして使うケースであれば全く問題ないのではないでしょうか。

AI機能が充実しているFimoraなら音楽も簡単に編集できる

今回ご紹介した「Filmora」株式会社ワンダーシェアーソフトウェアが提供する動画編集ソフト。

さまざまなAI機能が搭載され、アマチュアからプロまで世界中の幅広いユーザーに愛用されている、コスパ抜群の動画編集ソフトです。

「Filmora」の主な特徴

「Filmora」は初心者でも直感的に使えるUIと高度な編集機能を兼ね備えています。

字幕・エフェクト・ステッカー・BGMなどの素材も豊富で使い放題。

AI関連機能も「AI Copilot編集」「AI音楽ジェネレーター」など、新機能が続々登場しています。

YouTubeだけでなく、InstagramやTikTokなどあらゆるSNS用の動画が簡単に作れます。

頻繁にアップデートされているので、今後もさらなる進化が期待できるソフトです

 

「Filmora」の特徴
  • 初心者から上級者まで幅広いユーザーが愛用
  • 買い切りタイプはコスパ抜群
  • 素材やエフェクト・テンプレートが豊富
  • AI関連機能で時短もOK
  • 【2024年最新】ボーカルリムーバー ・ボーカル抽出におすすめのアプリ&ソフト

    「Filmora」の料金(2024年4月現在)

    1年間プラン マルチプラット1年間プラン 永続ライセンス
    6,980円 7,980円 8,980円

    Windows版はこちら

    Mac版はこちら

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