「DEEBOT N20 PRO PLUS」写真&動画でレビュー!サイクロン式ゴミ収集ステーションで紙パック交換が不要に
更新日2024/11/12
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人気のロボット掃除機「DEEBOT」シリーズから発売された「DEEBOT N20 PRO PLUS」は、エコバックス初のサイクロン式ゴミ収集ステーション「PureCyclone自動集塵ステーション」を搭載した注目の一台です。
自動ゴミ収集ステーションの定期的な紙パック交換が不要となり、ランニングコストが抑えられる優れ物。
さらに吸引・水拭き同時清掃やマッピングなど人気の機能がほぼ搭載されていて、価格は抑えめの6万円台という高いコスパも魅力です。
今回、発売直後のロボット掃除機「DEEBOT N20 PRO PLUS」を実際に使って、写真と動画で詳しくレビューしました。
気になる吸引力や水拭き性能、自動ゴミ収集機能、稼働音などについても検証していますので、購入検討の参考にご覧ください。
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もくじ
「DEEBOT N20 PRO PLUS」の特徴
最新技術を搭載したロボット掃除機で人気のECOVACS(エコバックス)の「DEEBOT」シリーズ。
2024年6月に発売されたばかりの「DEEBOT N20 PRO PLUS」は、DEEBOTシリーズでは初となるサイクロン式のゴミ収集ステーションを搭載したロボット掃除機です。
まずはそんなDEEBOT N20 PRO PLUSの特徴について、実機の写真・動画とともにご紹介していきます。
サイクロン式「PureCyclone自動集塵ステーション」で紙パック交換不要
DEEBOT N20 PRO PLUSの最大の特徴が、このサイクロン式のゴミ収集ステーション「PureCyclone自動集塵ステーション」。
従来のような使い捨ての紙パックを使用しないので、ランニングコストを抑えつつエコにもなります。
ゴミ収集ステーションは先進の4段階フィルターシステム搭載で、ほこりや微細な粒子までキャッチ。排気までしっかりキレイにしてくれます。
また、ダストボックスが透明で中身が見えるので、ゴミが溜まってきたら取り外してワンタッチで手軽にゴミ捨てが可能です。
吸引&水拭きでパワフルに清掃
DEEBOT N20 PRO PLUSは、この価格帯としてはハイパワーな8000Paの吸引力と、毎分480回の高速振動モップ「OZMO Pro 2.0」による水拭きで、パワフルに床の掃除ができます。
さらに、上位モデルにも採用されている毛の絡まりを防ぐ独自のZeroTangleテクノロジーを搭載。
2つの櫛歯アレイ構造で髪の毛がブラシに絡むことなく、スムーズに吸引できる構造になっています。
またメインブラシに帯電防止のV字型毛ブラシを採用することでより毛が絡まりにくく、お手入れの手間も軽減します。
高精度マッピング&スマホアプリで掃除を効率化
DEEBOT N20 PRO PLUSでは、自動車の自動運転でも使われるD-ToF技術を活用した高精度なマッピングテクノロジー「TrueMapping」を搭載。
リアルタイムで間取りマップを学習し、部屋の環境に合わせて最適なルートで隅々まで掃除。最大3つまでのマップを記憶し自動で切り替えることができます。
さらにスマホアプリを使えば、ライフスタイルに合わせて掃除を最適化することも可能。
スケジュールやマップから進入禁止・水拭き禁止エリア設定など、様々な設定を直感的におこなうことができます。
→マッピング性能はこちらで検証
価格を抑えたブラックカラーの「DEEBOT N20 PLUS」もラインナップ
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DEEBOT N20シリーズには、機能がほぼ同じで価格を抑えたブラックカラーの「DEEBOT N20 PLUS」のラインナップもあります。
「DEEBOT N20 PRO PLUS」と「DEEBOT N20 PLUS」との違いは、カラーとモップの振動機能の有無のみ。
それ以外のスぺックや機能は同じなので、なるべく価格を抑えたい方やブラックのカラーが好みな方におすすめです。
N20 PRO PLUS | N20 PLUS | |
---|---|---|
カラー | ホワイト | ブラック |
モップの振動 | あり(毎分480回) | なし |
Amazon税込価格 | 69,800円 | 62,800円 |
(※価格は記事更新時点)
「DEEBOT N20 PRO PLUS」の初期設定と使い方
DEEBOT N20 PRO PLUSを使用する前に、まずは初期設定と使い方について確認していきましょう。
- ロボット掃除機本体
- サイドブラシ×1
- 吸引モジュール(※本体取付済)
- 振動モップモジュール
- 洗えるモップパッド×2
- PureCyclone自動集塵ステーション
- ベースプレート
- 取扱説明書
PureCyclone自動集塵ステーションの準備
ステーションの下部にベースプレートを取り付けたら、電源コードを接続します。
設置場所は左右各5cm・前方80cmに障害物がなく、直射日光の当たらない場所で、近くに鏡など反射物が無いところを選んでください。
サイクロン式のダストボックス部分は、ワンタッチで簡単に取り外し可能。
青いレバーを引くと底面がパカッと開くので、ゴミ捨てもワンタッチで簡単です。
ロボット掃除機本体の準備
本体はほぼ完成した状態で届くので、サイドブラシ1か所をカチッと取り付けるだけで準備完了。
水拭きをしたいときは振動モップモジュールの水タンクに給水し、吸引モジュールと交換すればOKです。
スマホアプリの初期設定
本体とステーションの準備が終わったらスマホアプリの初期設定をします。
スマホに専用アプリ「ECOVACS HOME」をダウンロードし、アプリを開いたら画面の指示に従って設定を進めます。
設定が完了するとガイダンスが表示されるので、初回のクイックマッピングと設定を済ませておきましょう。
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「DEEBOT N20 PRO PLUS」を使って実力をレビュー!
それでは「DEEBOT N20 PRO PLUS」を実際に使って実力を詳しく検証していきたいと思います。
気になる自動ゴミ収集機能、吸引力や水拭き性能、稼働音、マッピング性能について詳しく検証していきます。
【自動ゴミ収集】短時間で静かに収集!ゴミ捨ても簡単◎
PureCyclone自動集塵ステーションでの自動ゴミ収集の様子がこちら。
2回に分けてゴミを吸い上げ、わずか15秒程度であっという間にゴミ収集が完了しました。
しかも音も抑えられていて、70dB未満とかなり静かなのも嬉しいポイントです。
ゴミ収集時の音はそこまで大きくはないものの、気になる方は昼間など時間帯を選んで掃除スケジュール設定をすると良いでしょう。
ゴミ収集ビフォーアフター
ゴミ収集前後での本体ダストボックスの様子を比較してみると、大量のゴミがしっかりキレイになっています。
1回のゴミ収集では隅のほうに大きめの砂利が若干残っていましたが、何度もゴミ収集を繰り返すうちにすべて吸い上げられていきました。
ただ細かい塵やホコリなどがダストボックスの隙間やフィルターの溝に溜まっていきやすいので、やはり本体ダストボックスは定期的に水洗いするのがおすすめです。
サイクロン部のゴミ捨ての様子
ステーションのゴミ捨ては、ワンタッチでとても簡単。
片手でサッと取り外して、レバーを引くだけで底面がパカッと開いてゴミ捨てができます。
こちらの動画では見えやすくするためゴミ箱の上のほうからゴミ捨てをしていますが、フタが開いた勢いでホコリが舞いやすいので、実際にはゴミ箱の中にしっかり底面を入れた状態でレバーを引くのがおすすめです。
【吸引力検証】重い砂利までパワフルに清掃
続いて、8000Paのパワフルな吸引力について検証します。
今回用意したのは、こちらの4種類の擬似ゴミです。
- 綿(手芸用わた)
- 髪の毛(エクステを切ったもの)
- 粉末(中細挽きのコーヒー粉)
- 砂利(1cm以下の砂利)
吸引力は、4段階のうち最強の「最大+」モードに設定して検証してみます。
清掃中の様子
清掃の様子がこちら。動画は途中早送りをしていますが、だいたい4~5分程度で約4㎡の部屋全体の掃除が完了しました。
動画を見るとわかるように、重い砂利まで一度の走行でほぼ完璧に吸引できました。
ビフォーアフター比較
掃除テスト前後で比較した写真がこちら。
枠内のゴミはほぼ完璧に掃除できていますが、軽い綿ゴミを排気で吹き飛ばして最後まで残ってしまいました。
ただそれも次回の掃除の時に自分でキレイに掃除してくれたので、とくに軽いゴミや綿ボコリなどが多い部屋の掃除は清掃設定を2回走行にするか、毎日スケジュール清掃するのが良さそうです。
【水拭き性能】ちょうどいい水加減でゴシゴシ水拭き
「DEEBOT N20 PRO PLUS」での水拭きの様子がこちら。
想像以上に素早い動きでゴシゴシと床を擦りながら水拭きしているのがわかります。
振動数は2段階で調節できるので、床の素材や汚れ具合に合わせて使い分けても良いですね。
水拭き後の床
水拭き時の水量は3段階に調節可能。実際にすべて試してみました。
こちらが「水量:低」での水拭き後の床です。
水気はかなり少なめで、数秒で乾く程度。乾いたあとの床はサラッとしていて細かな塵やざらつきがしっかり取れているのが実感できました。
続いて「水量:中」での水拭き後の床がこちら。
こちらも「低」と似ている感じで、数秒で乾くくらいのしっとり加減でした。
「水量:高」での水拭き後は、他の2つと比べるとややしっとり感が強めでした。
ただそれも数分で乾く程度で、びちょびちょな感じは全くなかったので、いずれのモードも使いやすいのではないかと感じました。
【稼働音検証】静音モードは超静か&強力モードまでは日常使いしやすい
吸引モードごとの稼働音を騒音計で測定し検証しました。
数値だけではわかりづらいと思いますので、ぜひ動画で実際の稼働音を確認してみてください。
「静音」モードは55dB以下で、体感としてもかなり静かだと感じました。在宅中でもさほど音は気にならずに使えるでしょう。
「標準」「強力」モードになると一段階音が大きくなりますが、60dB以下で日常的に使いやすいレベルでした。在宅中でも別の部屋であれば問題なく使えると思います。
「最大+」モードでは、吸引力がパワーアップするだけあって音量もアップ。在宅中に動かすとちょっとうるさく感じてしまうので、日中の外出時や床にゴミが多い時に使うのが良さそうです。
【マッピング性能】高精度なマップで使いやすい
アプリのマップと実際の間取り図を並べて比較してみたのがこちら。
間取り図のグレー部分は家具や障害物があるエリアなのですが、DEEBOTのマップと見比べてみるとかなり正確なマップができています。
高精度にマッピングができるため、マップの編集や進入禁止エリアの設定もしやすかったです。
まとめ:「DEEBOT N20 PRO PLUS」はバランスの良さが魅力のロボット掃除機
エコバックス初のサイクロン式ゴミ収集ステーション搭載の「DEEBOT N20 PRO PLUS」。
実際に使ってみて、掃除性能・使いやすさ・コスパどれをとってもバランスの良い仕上がりだと感じました。
なにより自動ゴミ収集機能つきのロボット掃除機のデメリットであるランニングコストを抑えられるのは嬉しいポイント。
気がかりだったサイクロンのお手入れについても、ワンタッチでゴミ捨てがとても簡単だったので使いやすかったです。
自動ゴミ収集機能つきのロボット掃除機が欲しい方は、ぜひ「DEEBOT N20 PRO PLUS」を検討してみてください!
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