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アウトドアシーンにおけるカメラは、思い出の風景や時間を共にする相手を写真に収めて記録しておける重要なアイテムです。
しかし移動を伴うアクティビティや悪天候にさらされる環境において、取り扱いが難しく持ち運びにくい物でもあります。
そこで今回はコンパクトな防水カメラ「リコー PENTAX WG-1000」を紹介します。
アウトドア向けに設計された本製品なら、過酷な環境でも故障を気にせず気軽に持ち歩くことが可能です。
アウトドアの思い出をカメラに収めたいと考えている方は、ぜひ参考にしてみてください。
もくじ
リコー PENTAX WG-1000の特徴
リコー PENTAX WG-1000は防水アウトドアカメラとして設計されており、タフな性能が魅力のカメラです。
公共建設工事の電子納品に適した「CALSモード」に対応するなど工事の現場でも利用可能な製品となっています。
次から本製品の性能について詳しく解説していくので、ひとつずつ見ていきましょう。
防塵防滴機能搭載
リコー PENTAX WG-1000は以下のタフな性能が備わっています。
- IPX8の防水性能
- IP6Xの防塵性能
- 耐衝撃性能
特に気になる防水性能は、水深15mで連続1時間の水中撮影が可能なレベルであり、防塵性能も最高等級のIP6Xレベルです。
さらに耐衝撃性能はメーカー独自の基準(高さ2.0m、落下面:厚さ5cm合板)への落下テストをクリアし、さまざまなレジャーの利用に十分な耐久性を備えています。
CMOSイメージセンサーによるクリアな画像
約1635万画素の裏面照射型CMOSイメージセンサーを採用しており、鮮やかな映像表現が可能となっています。
裏面照射型CMOSイメージセンサーは、レンズを通った光を受ける基盤の上に配線やトランジスタが配置されていない構造で、光を遮る物が少ないため受光する量が増え感度が高いのが特徴です。
近年主流になりつつある高性能なイメージセンサーのクリアな画像が楽しめます。
7つの撮影モードを搭載
リコー PENTAX WG-1000は以下の撮影モードが搭載されています。
- AUTO:自動に最適化してくれるモード
- プログラム:露出補正値に合わせて調整してくれるモード
- マニュアル:任意で調整できるモード
- 動画:動画撮影モード
- シーン:あらかじめ設定された合計18種類のシーンに対応したモード
- 水中:水中撮影モード
- CALS:建設CALSに準拠した電子納品向け撮影モード
さまざまなシーンに合わせた撮影モードが備わっています。
スペック
リコー PENTAX WG-1000のスペックを以下にまとめました。
項目 | スペック詳細 |
---|---|
焦点距離(35ミリ判換算値) | 約27~108mm |
開放絞り | 4倍 |
光学ズーム | 1300mm |
デジタルズーム倍率 | 約6倍 |
手ぶれ軽減 | 電子式手ブレ軽減 |
AF方式 | シングル/マルチ(25ポイント) |
撮影距離範囲 (レンズ先端から) |
標準:0.6m~∞ (WIDE) 1m~∞(TELE) マクロ:0.05m~∞(WIDE端のみ) ※花火モード時は無限遠固定 |
有効画素数 | 約1635万画素 |
撮像素子 | 1/2.3型 CMOS |
記録画素数 | 静止画 16M、14M(3:2)、12M(16:9)、10M、5M、3M、2M、2M(16:9)、1M、VGA 動画 FHD(1080p 30fps)、HD(720p 60fps/30fps)、DVD(640 30fps)、DVD(640 120fps) |
感度(標準出力感度) | オート、マニュアル(ISO 100~3200) |
シャッタースピード | 1/2000~4秒 (手動30秒) |
記録媒体 | SD/SDHC/SDXCメモリーカード 内蔵メモリー:約29MB |
外部インターフェイス | USB2.0(TypeC)、HDMI出力端子(タイプ D) |
電源 | 静止画撮影:約300枚 (専用バッテリー使用) 再生時間:約150分 (専用バッテリー使用) |
防水/防塵性能 | JIS保護等級8級準拠/JIS保護等級6級準拠 |
外形・寸法 | 約116(幅)×68.5(高)×50.5(厚)mm 操作部材、突起部除く |
質量(重さ) | 約200g(電池、SDメモリーカード含まず) |
リコー PENTAX WG-1000を持ってキャンプ場で撮影してみた
リコー PENTAX WG-1000をキャンプ場で使用して、画質や使い勝手を中心に性能をチェックしてみました。
アウトドア撮影で画質をチェック
リコー PENTAX WG-1000を持って河原を歩き、目についたものを何気なく撮影した写真(AUTOモード)が以下になります。
感覚的には気になったものにただレンズを向けて撮っただけなのに出力した写真の美しさに驚きました。
「ボタンを押すだけでキレイに撮れる」仕様は初心者でも扱いやすく、写真を撮ることに気を取られずアクティビティに集中するために役立つのではないでしょうか。
リコー PENTAX WG-1000の気になる点
ここからは製品を利用して気になった点について解説します。
ディスプレイが確認しにくい
日中の明るい環境だったのもありますが、撮影時に背面ディスプレイの視認性が悪かったのが気になりました。
ドットの影響なのかぼやけた表示に見えたため、現場ではどのような写真になるか確認できませんでした。
イメージ通りに撮影できているか、その場で確認したい方にとっては不安かもしれません。
Wi-fi・Bluetoothが非搭載
もう一つ気になった点として、Wi-fi・Bluetoothで外部機器に接続することができない点があります。
撮影時にWi-fi・Bluetoothで接続できれば、スマホなどで画像の確認がしやすく、SNSにタイムリーにアップロードするといったことができますが、本製品ではUSB-Cでの有線接続に限られます。
現地で画像を利用したい場合には注意が必要です。
アウトドアレジャーのお供にリコー PENTAX WG-1000はピッタリ
自然の中で楽しむレジャーは日々のストレスを忘れ、頭を切り替えるのにピッタリです。
その時の思い出をカメラに収めることに注力してしまうと、自然と触れ合う貴重な時間が減ってしまいます。
リコー PENTAX WG-1000ならレジャーの合間にカジュアルに撮影できる仕様なので、目の前の景色を楽しむことを忘れずに過ごすことができるはずです。
アウトドアで使いやすいカメラを探している方は、本記事を参考にリコー PENTAX WG-1000を利用してみてはいかがでしょうか。
防水カメラはレンタルも便利
たまの旅行やお出かけの時だけ防水カメラを使いたい方や、購入前に使い勝手を試してみたい方は、防水カメラをレンタルする方法もおすすめです。
カメラレンタルのRentio(レンティオ)では、WG-7をはじめ防水カメラ各種がレンタルできます。
レンタルできる商品や価格については、こちらを詳しくチェックしてみてください。
リコー
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