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防水カメラOLYMPUS TG-6, NikonW300, RICOH WG-7比較!主要3機種のおすすめは?

mari fukuen
mari fukuen

更新日2024/05/22

防水カメラOLYMPUS TG-6, NikonW300, RICOH WG-7比較!主要3機種のおすすめは?

夏のレジャーで活躍する「防水カメラ」

最近では本格的なダイビングでも使える高い防水性能をもつカメラや、マクロ撮影に強いカメラなど、高機能なものが各メーカーから発売されています。

同クラスの防水カメラ主要3機種「OLYMPUS TG-6」「Nikon W300」「RICOH WG-7」の性能を比較し、おすすめをご紹介します。

 

防水カメラ主要3機種の紹介

防水カメラ主要4機種の紹介

防水カメラの中でも、最近では高機能なタイプが人気を集めています。

今回は、こちらの同クラスの防水カメラ3機種を比較していきます。

メーカー オリンパス ニコン リコー
商品名 Tough TG-6 COOLPIX W300 WG-7
発売時期 2019年 2017年 2021年

オリンパス Tough TG-6

Tough TG-6は、本格的な撮影ができる防水カメラ。

本体15m防水ですが、防水ハウジングで45mまで使用可能。水中での色補正やマクロ撮影を得意とする多機能・高画質カメラです。

[速報]オリンパスの新防水カメラ「Tough TG-6」を解説!より水中向きなタフカメラに進化 – Rentio PRESS[レンティオプレス]

ニコン COOLPIX W300

COOLPIX W300は、防水ハウジングなしの防水性能がトップクラスの30m

比較的安い割に高画質&高機能で、コスパの良い定番の防水カメラです。

リコー WG-7

RICOH WG-7は、防水性能20mで幅広いアウトドア向きの防水カメラ。

強力リングライトとマクロ撮影が特徴で、生物観察にも役立つカメラです。

リコーの防水カメラ「RICOH WG-7」レビュー!アウトドアからビジネスまで幅広く活躍する高画質カメラ – Rentio PRESS[レンティオプレス]

防水カメラ3機種(TG-6,W300,WG-7)を5項目で比較

防水カメラ4機種(TG-6,W300,FT7,WG-7)を比較

それでは、高機能な防水カメラ3機種の違いを、5つのポイントで比較してみましょう。

タフ性能

防水カメラでもっとも重要となるタフ性能に関して比較したところ、耐衝撃・防塵・防寒性能には差がありませんでしたが、防水性能は機種によって大きな違いがありました。

本体のみでの防水性能がもっとも高いのは、本体のみで水深30mまで使用可能な「ニコンCOOLPIX W300」です。
防水30mは中級ライセンス所有のダイバーでも十分使える性能。防水ハウジング(防水ケース)が不要なので、手軽に水中撮影が可能です。

続いて本体の防水性能が高いのは、20mまでのリコーWG-7。こちらは海水浴~初級ライセンスで18mまで潜れるダイバーにおすすめです。

Tough TG-6は本体防水性能15mともっとも低いのですが、専用の防水ハウジングをつけることで、水深45mまで使用可能になります。
水中・マクロなどの機能が高く、本格的な写真撮影をしたいダイバーに人気の高いカメラです。

タフ性能比較一覧表

メーカー オリンパス ニコン リコー
商品名 Tough TG-6 COOLPIX W300 WG-7
本体防水性能 15m 30m 20m
ハウジング有無 ○(防水45m) × ×
耐衝撃 2.1m 2.4m 2.1m
防塵・耐寒

静止画画質

静止画の画質に関しては、有効画素数とレンズの開放F値に違いがありました。

WG-7は有効画素数が2000万と高く、より細部まで正確に表現することができます。ただし、1200万画素というのも決して低い数値ではなくコンデジとしては一般的。撮影や印刷に十分耐えうる水準といえるでしょう。

レンズの開放F値については、値が小さいほど光を多く取り込めるレンズとなっています。Tough TG-6やCOOLPIX W300のように、F2.8以下だと明るめのレンズでダイビングなど暗い場所での撮影におすすめ。
F3.3以上の比較的暗めのレンズは、晴れた日の海水浴や屋外プールなど明るい場所での撮影におすすめです。

静止画画質比較一覧表

メーカー オリンパス ニコン リコー
商品名 Tough TG-6 COOLPIX W300 WG-7
画素数 1200万 1605万 2000万
F値 F2.0-F4.9 F2.8-F4.9 F3.5-F5.5
センサー 1/2.3 1/2.3 1/2.3

色補正

水中では、深くなるほど赤い色が失われ、全体的に青味がかった写真になってしまいます。そんな「青かぶり」を補正する機能は、とくにダイビングをする方にとっては重要です。

3機種すべてに青かぶりを補正する水中モードが搭載されていますが、中でもより性能が高いのがオリンパスTough TG-6です。
水中での色補正は、深さや環境に合わせて3パターンで選択可能。また、RAW撮影も可能なので、編集で後から色補正もしやすくなっています。

色補正比較一覧表

メーカー オリンパス ニコン リコー
商品名 Tough TG-6 COOLPIX W300 WG-7
青かぶり補正 ○(3パターン)
RAW撮影 × ×

マクロ撮影性能

生き物や植物に近づいて撮影をしたい方にとっては、マクロ撮影の性能も重要ですよね。

マクロ撮影の性能が高いのは、オリンパスTough TG-6とリコーWG-7。被写体から1cmの距離まで近づいて撮影できて、被写体をより大きく写すことができます。

1万円札を使って実際にマクロ撮影して比較したのがこちら。

防水カメラ4機種(TG-6,W300,WG-7)を比較 マクロ撮影性能
こちらは俯瞰写真。

続いて、各機種で約2.4cmの距離からマクロ撮影していきます。

防水カメラ4機種(TG-6,W300,FT7,WG-7)を比較 マクロ撮影性能
オリンパスTough TG-6の顕微鏡モードで撮影。ピントもしっかり合って、被写体が大きく映っています。

防水カメラ4機種(TG-6,W300,FT7,WG-7)を比較 マクロ撮影性能
ニコンCOOLPIX W300のマクロ機能を使って撮影。ピントは合っていますが被写体の写りは小さめ。

防水カメラ4機種(TG-6,W300,FT7,WG-7)を比較 マクロ撮影性能
リコーWG-7と同性能のWG-6を使って、顕微鏡モードで撮影。ピント・被写体の大きさともにバッチリです。

実際に撮ってみると、TG-6とWG-7のマクロ性能が高いことが一目瞭然ですね。

マクロ撮影性能比較一覧表

メーカー オリンパス ニコン リコー
商品名 Tough TG-6 COOLPIX W300 WG-7
最短撮影距離(撮影倍率/35mm判換算) 1cm(7倍) 1cm 1cm
焦点距離 25-100mm 24-120mm 28-140mm

その他

防水カメラで気になるその他の機能について比較したところ、ズーム性能・スマホ連携機能・本体重量に差がありました。

ズーム機能は、レンズを動かして画質を落とさずに拡大する光学ズーム倍率では、5倍のニコンCOOLPIX W300とリコーWG-7が高め
さらに、画像処理によって一部を切り取って引き延ばすデジタルズームは、リコーWG-7が8.1倍と高くなっています。

撮った画像をWi-FiやBluetoothですぐにスマホに送信できる機能は、リアルタイムで友達にシェアしたい方には必須の機能。
ですが、リコーWG-7にはスマホ連携機能がついていません。別途Wi-Fi機能つきのSDカードを用意するか、PCに一度取り込んでから写真を送る必要があります。

重量では、ニコンCOOLPIX W300がもっとも軽く、気軽に色々な場所に持ち運びたい方にはおすすめです。

その他比較一覧表

メーカー オリンパス ニコン リコー
商品名 Tough TG-6 COOLPIX W300 WG-7
光学ズーム 4倍 5倍 5倍
デジタルズーム 4倍 4倍 8.1倍
4K動画
スマホ連携 ×
重量 253g 231g 246g

防水カメラ3機種はこんな人におすすめ

防水カメラ4機種はこんな人におすすめ

防水カメラ人気3機種の違いを比較してわかった、それぞれの機種がおすすめな人がこちらです。

どれを選ぶか迷っている方は参考にしてみてください。

オリンパス Tough TG-6がおすすめな人


  • より高画質な写真を撮影したい本格派
  • 初級ダイバー~30mまで潜れる中級ダイバー
  • 色補正にもこだわりたい方
  • 小さな生き物の撮影がしたいマクロ派
  • ハウジングや機材の増強でステップアップしたい方

[速報]オリンパスの新防水カメラ「Tough TG-6」を解説!より水中向きなタフカメラに進化 – Rentio PRESS[レンティオプレス]

ニコン COOLPIX W300がおすすめな人

  • 本体のみで気軽に水中撮影がしたい方
  • 海水浴・プール~30mまで潜れる中級ダイバー
  • なるべく軽いカメラがいい方
  • 室内プールなど暗い場所でも撮影する方

リコー WG-7がおすすめな人

  • 本体のみで気軽に水中撮影がしたい方
  • 海水浴・プール~18mまで潜れる初心者ダイバー
  • マクロ撮影機能を重視したい方
  • スマホ連携機能が不要な方

リコーの防水カメラ「RICOH WG-7」レビュー!アウトドアからビジネスまで幅広く活躍する高画質カメラ – Rentio PRESS[レンティオプレス]

まとめ

防水カメラOLYMPUS TG-6, NikonW300, PanasonicFT7, RICOH WG-7比較!主要機種のおすすめは?

海水浴、ダイビング、プールなどから、キャンプや登山、スキー、スノーボードなど様々なアウトドアシーンで活躍する人気の防水カメラ3種について比較しました。

カメラによってそれぞれ特徴が違うので、利用目的にあったものを選ぶことをおすすめします。

最後に全項目をまとめた一覧表を掲載します。防水カメラ選びの参考にしてみてください。

防水カメラ3機種(TG-6,W300,WG-7)比較一覧表

メーカー オリンパス ニコン リコー
商品名 Tough TG-6 COOLPIX W300 WG-7
発売時期 2019年 2017年 2021年
予算 約4万円
(ハウジング約3万円)
約3万円 約4万円
本体防水性能 15m 30m 20m
ハウジング有無 ○(防水45m) × ×
耐衝撃 2.1m 2.4m 2.1m
防塵・耐寒
画素数 1200万 1605万 2000万
F値 F2.0-F4.9 F2.8-F4.9 F3.5-F5.5
センサー 1/2.3 1/2.3 1/2.3
青かぶり補正 ○(3パターン)
RAW撮影 × ×
最短撮影距離(撮影倍率/35mm判換算) 1cm(7倍) 1cm 1cm
焦点距離 25-100mm 24-120mm 28-140mm
光学ズーム 4倍 5倍 5倍
デジタルズーム 4倍 4倍 8.1倍
4K動画
スマホ連携 ×
重量 253g 231g 246g

どの防水カメラを選ぶか迷ったら、まずは防水カメラをレンタルで試してみる方法もおすすめです。

カメラレンタルサービスRentio(レンティオ)では、今回ご紹介した防水カメラ各種をレンタル可能

レンタルカメラの種類や価格については、こちらからチェックしてみてくださいね!

[レンタル] 防水カメラ 一覧 – Rentio[レンティオ]

[レンタル] OLYMPUS 防水カメラ STYLUS Tough TG-6 – Rentio[レンティオ]

[レンタル] RICOH 防水コンパクトデジタルカメラ WG-7 – Rentio[レンティオ]

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