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産休・育休を取得しているパパやママは、子どもをどのタイミングで保育園に入れようか悩む方も多いでしょう。子どもの成長をずっと近くで見守りたい反面、仕事も両立したい、子どものために貯金をしたい、という気持ちも芽生え、育児と仕事のバランスが重要になってきます。
本記事では、保育園に通うおすすめの年齢について、年齢別の特徴や入園時のポイントを詳しく解説します。家庭の状況や子どもの気持ちに寄り添いながら、ベストな時期を見つけてみてくださいね。
もくじ
保育園は何歳から入れる?
保育園は、0歳から入園が可能です。労働基準法で「出産の翌日から56日間は仕事に復帰できない」と規定があるため、保育園の利用も最短で生後57日以降となっています。
しかし、保育園によって受け入れ条件はさまざま。「生後6カ月以上」としている保育園や、中には1歳前の赤ちゃんを受け入れていないところもあります。仕事復帰や家庭の事情によって、早期の入園を検討する場合は、早めに保活を始めましょう。
保育園は何歳から入れるのがベスト?時期を選ぶポイント
保育園に入れる時期については、迷う方も多いでしょう。
ここでは、保育園に入れる時期を選ぶポイントを紹介します。
「0歳4月」「3歳4月」は比較的入りやすい
保育園の入園は、0歳児と3歳児の4月入園が特に狙い目です。
0歳児クラスは、進級の持ち上がりでほとんどの枠が埋まってしまう1歳・2歳児クラスよりは比較的入りやすいと言われています。また、0歳4月はまだ育休中の家庭が多いことや、早生まれの子だと生後57日に満たないこともあり、競争率が低めになる傾向にあるようです。
しかし、0歳児クラスは保育士1人あたりの保育人数が3人までと少ないため、定員自体は少ないことがほとんどです。
3歳児クラスは、保育士1人あたりの保育人数が15人となるため、定員数もぐっと増えます。また、3歳から幼稚園に転園をする家庭もあるため、空きが出やすくなります。
保育料は3歳から無料
2020年の幼児教育・保育の無償化により、3歳から5歳までの保育料が原則無料になりました。
また、住民税非課税世帯は、0歳から2歳児の子どもも利用料が無料になります。
対象となる施設は、幼稚園、認定保育所、認定こども園、地域型保育施設、企業主導型保育施設。
ただし、給食費や教材費などは別途必要になる場合があるため、事前に確認しておくことが大切です。
許可外保育施設の場合、自治体によって助成制度がある場合もあります。
特に低所得世帯やひとり親家庭に対しては、負担が軽減される仕組みが整っていることが多いため、自治体窓口での相談がおすすめです。
年齢別の特徴とメリット・デメリット
保育園に入園するベストなタイミングは、子どもの性格や家庭、職場の事情により異なります。
入りやすい時期や保育料など、調べなくてはいけない情報が多すぎて、悩んでしまうことも多いでしょう。
ここでは、保育園の年齢別の特徴やメリット・デメリットを紹介します。
0歳児クラス
0歳児クラスは、ミルクやおむつ替えなど個別ケアが中心。自我が芽生える前なので、比較的スムーズに保育園になじめます。また、家庭以外の環境で過ごすことで、社会性の基礎が養われるメリットがあります。
保育士が子ども一人ひとりの発達状況に応じた対応を行うため、親が気づきにくい成長の変化を専門的な視点でサポートしてもらえる点も安心です。
基本は粉ミルクでの育児になりますが、母乳育児の場合は搾乳が必要になります。
1歳児クラス
1歳児クラスでは、歩行や言葉の発達が見られる時期です。
体力や運動能力が伸び、友達との関わり方を学ぶ機会が増えます。早くからたくさんの人と関わることで、社交性が身に付きやすくなるのも特徴です。
人見知りが始まる子が多く、登園時に泣いてしまうなど慣れるまでに時間がかかることも。また、入園の競争率が高くなりがちです。
2歳児クラス
2歳児になると、行動がさらに活発になり、遊び方のバリエーションも広がります。
集団生活の中でコミュニケーション能力が育ち、トイレトレーニングなどの生活習慣も学べるのが特徴です。
この時期は「イヤイヤ期」とも呼ばれ、自己主張が強くなることで子ども同時のトラブルが増えるケースもあります。
また、1歳児クラス同様定員の空きが少なく待機児童が多いです。
3歳児以上のクラス
3歳以上になると、より高度な集団行動や教育活動が行われます。
歌やダンス、製作活動などを通じて創造力や表現力が育まれ、小学校へのスムーズな移行につながります。また、地域イベントや保育園行事を通じて、地域社会とのつながりを感じられる機会も増えます。
しかし、持ち上がりの子どもが多い場合、親も子も既にできあがっている関係性に気をつかったり、輪に入りにくかったりすることがあるようです。
保活の進め方のポイントと注意点
保育園の入園時期が決まったら、具体的に保活を進めていきましょう。
ここでは、保活の進め方のポイントや注意点を紹介します。
希望する保育園の条件を確認
保育園選びでは、通いやすさや保育方針、施設の充実度などを比較検討しましょう。
気になる保育園は、見学に行って実際の雰囲気を確認することも重要です。
見学時には、保育士の対応や子どもたちの様子、施設の衛生状態などをチェックポイントとして挙げるとよいでしょう。気になる点があれば遠慮なく質問し、不安を解消しておくことが大切です。
入園の申し込み時期をチェック
保育園の入園申し込みは、各自治体で決められた期間に行われます。
特に4月入園を希望する場合、前年の10~11月の申し込みが一般的です。期限を逃さないように注意しましょう。
また、兄弟姉妹が同じ保育園に通っている場合は優先枠が設けられることがあります。家族の状況を考慮したうえで、申し込みの準備を進めましょう。
子どもの成長や家庭の状況を考慮
子どもの性格や発達状況、家庭の育児環境を踏まえて、入園のタイミングを決めることが大切です。
早期の入園が不安な場合は、短時間利用できる一時保育を試してみるのもおすすめです。
特に初めて保育園を利用する場合は、慣らし保育を活用して少しずつ園の環境に慣れるステップを踏むと、子どもの負担が軽減されます。
保育園のよくある疑問や悩みを紹介
認可保育園と認可外保育園の違いは?
認可保育園と認可外保育園の違いは、一言で言うと児童福祉法等に基づく認可の有無です。
認可保育園は児童福祉法に基づいて厚生労働省が定めた基準を満たし、自治体から認可を受けた保育園を指します。保育料は所得に応じて決まり、3~5歳児は完全無料となります。
また、保育者は全て保育士・看護師などの資格保有者であることも特徴として挙げられます。
一方、認可外保育園は厚生労働省の認可外保育園指導監督基準に基づいて運営されており、保育料の設定が自由です。
また、保育者全てが保育士資格を持っていないケースもあります。英語教育に特化していたり、自然体験を重視していたりと、独自の特色を持つ施設が多いのも特徴です。
保育園は専業主婦でも利用できる?
認可保育園は原則として、労働や就業、介護などの保育を必要とする事情がある家庭が対象です。
しかし、認可外保育園や一時保育を利用すれば、専業主婦でも柔軟に利用できます。
また、現在では保育園と幼稚園の機能をあわせ持った「認定こども園」も多く設立されており、こちらも保護者の労働状況に関わらず利用することが可能です。
また、親のリフレッシュや子どもの社会性を育む目的で利用できる施設も増えています。気になる方は自治体の窓口に相談してみましょう。
0~1歳で保育園に預けるのはかわいそう?
0~1歳での保育園利用に対して不安や批判の声もありますが、保育園では専門の保育士が愛情を持ってケアしてくれるため、子どもの健やかな成長が期待できます。親子双方にとってプラスの側面も多いです。
例えば、親が働くことで家庭に余裕が生まれるケースや、保育園での体験を通じて子どもの新たな一面が見られることがあります。
保育園を利用するベストなタイミングは家庭状況や子どもの性格によってさまざま。周囲の意見を気にしすぎずに、家庭全体のバランスを考えることが大切です。
まとめ
保育園を利用できるのは、生後57日以降から就学前まで。申し込みは通年行っているので空きがあればいつでも入所できます。
ただ同じ年齢でも、園生活をにすぐになじめる子もいれば、人見知りで通園が負担になってしまう子もいます。
入園のベストなタイミングは人それぞれ。子どもの性格や家庭状況を考慮した選択をしましょう。
保育園選びや入園準備は大きな決断ですが、計画的に行動することで子どもにとっていちばん良い環境を選ぶことができますよ。
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