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Canon PowerShot V1をレビュー!写真も動画もプロレベルの高画質で楽しめるコンデジ

ライター

GOK

更新日2025/09/25

スマホで写真や動画を撮影できるのは便利だけれど、「もう少し高画質で撮りたい」「表現の幅を広げたい」と感じたことはありませんか?

そんな方におすすめしたいのが、キヤノンのコンパクトデジタルカメラ「Canon PowerShot V1」です。

本記事では、動画撮影を気軽に楽しめる一台として注目されているキヤノンの最新モデル「Canon PowerShot V1」について、特徴やスペック、実際に使ってみた感想などを紹介していきたいと思います。

「Canon PowerShot V1」について

「Canon PowerShot V1」について

今回紹介する「Canon PowerShot V1」は、Vlogカメラ「PowerShot V10」の上位モデルとして2025年4月25日に発売された最新モデルです。

小型・軽量ながら動画撮影に特化した設計で、Vlogやレビュー動画など幅広い用途に対応しています。

「Canon PowerShot V1」の製品スペック

「Canon PowerShot V1」の製品スペック

「Canon PowerShot V1」のスペックについて、前モデルの「PowerShot V10」と比較してみましたので下記の表をご覧ください。

Canon PowerShot V1 Canon PowerShot V10
メーカー Canon Canon
重量 約419g 約211g
本体サイズ 約11.8 x 6.8 x 5.3 cm 約6.3 x 9.0 x 3.4 cm
カラー 1色(ブラック) 2色(ブラック、ホワイト)
有効画素数 動画:1,870万画素
静止画:2,230万画素
動画:1310万画素
静止画:1,520万画素
レンズ 絞り:F2.8 – F4.5
動画撮影時:約17 – 52mm相当
静止画撮影時(クロップなし):約16-50mm相当
静止画撮影時(1.4倍クロップ):約23-71mm相当
絞り:F2.8 – F8.0
動画撮影時:約17 – 52mm相当
静止画撮影時(クロップなし):約16-50mm相当
静止画撮影時(1.4倍クロップ):約23-71mm相当
液晶モニター 3.0型 / 104万ドット 2.0型 / 46万ドット
動画記録 4K対応 / 59.94 fps 4K対応 / 29.97 fps
機能 1.4型 CMOSセンサー
動画電子IS
光学式手ブレ補正
1.0型高感度裏面照射CMOSセンサー
映像エンジン「DIGIC X」
接続機能 Wi-Fi、Bluetooth Wi-Fi、Bluetooth
販売開始時期 2025年4月25日 2023年6月22日
公式税込価格
(2025年9月現在)
148,500円 48,500円

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「Canon PowerShot V1」の外観レビュー

「Canon PowerShot V1」は、前面に大口径の16-50mm相当の広角レンズ、背面には直感的に操作できる物理ボタンとバリアングル式モニターを搭載しています。

「Canon PowerShot V1」の外観レビュー

握るボディのグリップ部分がレザー調の素材になっており、片手で持った時にフィット感がありました。

ストラップなしで持ち歩いても重く感じず、手汗で滑ったり落としたりする心配もありませんでした。

Canon PowerShot V1の特徴4つ

Canon PowerShot V1の特徴4つ

続いて、Canon PowerShot V1の特徴について簡単に4つ紹介します。

Canon PowerShot V1の特徴
①手軽に動画撮影を楽しめるコンパクトデジタルカメラ
②1.4型CMOSセンサーを搭載
③動画電子ISによる手ブレ補正機能
④レビュー用動画モード

特徴①|手軽に動画撮影を楽しめるコンパクトデジタルカメラ

Canon PowerShot V1の特徴4つ 特徴①|手軽に動画撮影を楽しめるコンパクトデジタルカメラ

「Canon PowerShot V1」の特徴1つ目は、動画撮影を前提に設計されたモデルであり、従来のコンデジよりも「動画専用機」に近い操作性を実現していることです。

電源を入れてすぐに動画撮影が開始できるシンプルさは、日常の記録からVlog撮影まで幅広く活用できます。

特徴②|1.4型CMOSセンサーを搭載

Canon PowerShot V1の特徴4つ 特徴②|1.4型CMOSセンサーを搭載

「Canon PowerShot V1」の特徴2つ目は、 キヤノンのコンパクトデジタルカメラとしては初採用となる1.4型CMOSセンサーを搭載している点です。

有効画素数最大約2,230万画素を実現しており、静止画では約2,230万画素、動画では約1,870万画素で記録できます。サイズは一般的な1.0型センサー(13.2×8.8mm)の約2倍の約18.5×12.3mmです。

従来のコンパクトデジタルカメラと比べてセンサー面積が広いため、被写体をより明るく、細部まで鮮明に描写が可能です。

暗所でもノイズを抑えた撮影がしやすく、高画質かつ高感度での撮影を可能にしています。

特徴③|動画電子ISによる手ブレ補正機能

Canon PowerShot V1の特徴4つ 特徴③|動画電子ISによる手ブレ補正機能

「Canon PowerShot V1」の特徴3つ目は、動画電子ISによる手ブレ補正機能です。

Vlog撮影には欠かせない手ブレ補正は、光学式ISと電子式ISを組み合わせることで効果を発揮します。

モニターの設定から「手ブレ補正:切」「手ブレ補正:入」「手ブレ補正:強」「自動水平補正」「被写体追尾IS」の5つが選択可能で、歩き撮りやカメラを振った際にも安定した映像を記録できます。※静止画用の手ブレ補正機構は搭載していません。

特徴④|レビュー用動画モードを搭載

Canon PowerShot V1の特徴4つ 特徴④|レビュー用動画モードを搭載

「Canon PowerShot V1」の特徴4つ目は、 レビュー用動画モードを搭載していることです。

SCN(シーン)モードから「レビュー用動画」を選択することで、カメラに映したい商品を近づけるだけで、自動的にピントが切り替わり、被写体と商品の間をスムーズに行き来できます。

カメラを固定したまま商品の使い勝手や魅力を紹介できるため、コスメやガジェット、アウトドア用品、料理動画など、レビュー系コンテンツの撮影に最適です。

Canon PowerShot V1の実機レビュー

Canon PowerShot V1の実機レビュー

それでは、「Canon PowerShot V1」実機を実際に使用してみたいと思います。

Canon PowerShot V1 同梱物

Canon PowerShot V1 同梱物

「Canon PowerShot V1」の箱の中には、本体の他に、ウインドスクリーンバッテリーパック(LP-E17)、シューカバー、リストストラップ、取扱説明書が同梱されています。

また、Rentioでレンタルした場合には、ACアダプターやUSB Type-Cケーブルが付属していました。

「Canon PowerShot V1」の使用前に、アプリ「Camera Connect」をダウンロードして同期しておくことで、お使いのスマートフォンへ簡単に写真や動画を取り込むことが可能になります。

Canon PowerShot V1を実際に使ってみた感想

Canon PowerShot V1を実際に使ってみた感想

ここから、「Canon PowerShot V1」を実際に1週間ほど使ってみて感じたことをポイントごとに紹介していきます。

◯:片手で気軽に撮影できて、動画と写真の切り替えがスムーズ

Canon PowerShot V1を実際に使ってみた感想 ◯:片手で気軽に撮影できて、動画と写真の切り替えがスムーズ

昼夜問わず持ち歩きながら撮影していて良かったところは、撮りたい対象物にピントがしっかりとフォーカスして撮影できるところです。

モニターに映る緑色の枠は、モニターに指でタップすることでフォーカスの対象を変更することが可能でした。

Canon PowerShot V1を実際に使ってみた感想 ◯:片手で気軽に撮影できて、動画と写真の切り替えがスムーズ

また、切り替えスイッチが写真撮影の状態でも、赤いボタンを押すとすぐに動画撮影が可能です。

写真を撮影していて動画も撮りたいといった際には、すぐに動画撮影に切り替えられました。

写真でも動画でも記録に残したいシーンには、とても重宝します。

Canon PowerShot V1を実際に使ってみた感想 ◯:片手で気軽に撮影できて、動画と写真の切り替えがスムーズ

片手で持てる大きさや重さではありますが、ジーンズのポケットに入れるとレンズ部分が引っかかってしまうほどの大きさで、ポケットに入れて持ち歩くことは難しい印象でした。

持ち歩く際には、専用のケースやポーチを用意しておくのがおすすめです。

◯:約2時間の録画撮影でも熱停止しない

Canon PowerShot V1を実際に使ってみた感想 ◯:約2時間の録画撮影でも熱停止しない

動画録画でのVlog撮影では、バッテリーが切れるまでの約2時間ほど熱停止することなく、長回しで撮影することができました。

 

「Canon PowerShot V1」は、サイドに冷却ファンを搭載しているため、熱を効率的に放出することが可能です。

Canon PowerShot V1を実際に使ってみた感想 ◯:約2時間の録画撮影でも熱停止しない

動画撮影時にボディが熱くなって、録画が停止したり機能が使えなくなるといった熱停止を低減させています。

Canon PowerShot V1を実際に使ってみた感想 ◯:約2時間の録画撮影でも熱停止しない

予備バッテリーを持っていれば、連続したVlog撮影といった1日かけての長時間での撮影も可能になります。

◯:作例について【写真】

Canon PowerShot V1を実際に使ってみた感想 ◯:作例について【写真】

続いて、現像前の静止画の作例をいくつか紹介していきます。

道端に植えられているお花は色鮮やかに写り、葉っぱの形やグラデーションもキレイに表現されています。

続いて、1倍と10倍にズームした作例です。

夜景のズームでは、奥にある赤い看板の文字がちゃんと読めるほどに鮮明です。

Canon PowerShot V1を実際に使ってみた感想 ◯:作例について【写真】

明るさが足りない夜でもノイズが少なく、奥にあるビルの形までピントが合っていて、精細に写すことができます。

また、「アドバンスA+」というアシスト機能を使用することで、カメラがシーンを認識して、画づくりをアシストしてくれます。

iPhone14Proで撮影した写真と比較してみると、比べものにならないほどの表現力の違いがあり、雑誌で見たことがあるようなプロレベルの写真を誰でも撮影できます。

◯:作例について【動画】

歩きながら動画を撮影してみましたが、多少の揺れは確認できるものの、手ブレ補正機能によって気にならない安定した動画を撮影できます。

最後のターンの部分はとても滑らかに見えます。

定点での動画撮影では、「パワーズーム」の様子も撮影してみました。

ゆっくりとした動きのズーミングになっていることがわかります。

人によっては、このズームする速度や時間が少しもどかしく思う方がいるかもしれません。

また、レビュー用動画モード機能によって、カメラの前に商品を近づけたり視界から消したりすると、ピントが自動で切り替わることもわかります。

Vlogでお気に入り商品を紹介するといった使い方や、動きが多い映像を撮影する際に便利な機能です。

Canon PowerShot V1は、写真も動画もプロレベルの高画質で楽しめるコンデジ

Canon PowerShot V1は、写真も動画もプロレベルの高画質で楽しめるコンデジ

キヤノンのコンパクトデジタルカメラ「Canon PowerShot V1」を紹介してきました。

「Canon PowerShot V1」は、1.4型CMOSセンサーや動画電子IS、レビュー用動画モードなどのさまざまな機能とシンプルな操作性により、動画も写真も手軽に高品質なプロレベルで撮影することができます。

Vlogや商品レビュー、旅行の記録など幅広いシーンで活躍する一台ではないでしょうか。

「スマホ撮影では少し物足りない」「写真も動画も高画質なものを撮影したい」という方におすすめなコンデジです。

コンデジはレンタルできる

コンデジは高価な商品のため、買う前にその使い心地を確かめられたほうが安心です。

家電レンタルのRentio(レンティオ)では、さまざまなコンデジのレンタルを提供しており、借りた製品が気に入った場合「そのまま購入」することもできます。

多数のメーカーおよび製品を取り扱っておりますので、まずはレンタルで試してみてから購入判断をしてはいかがでしょうか。

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