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はじめてのカメラに選びたい初心者におすすめのコンデジ6選

Atsushi Yoshioka
Atsushi Yoshioka

更新日2019/10/09

はじめてのカメラに選びたい初心者におすすめのコンデジ6選

写真撮影の趣味といえば一眼カメラを使った撮影を思い浮かべる方が多いと思います。確かに近年ではミラーレス一眼が注目され、小型軽量で高画質撮影を楽しめるカメラとして最初にカメラとして人気を集めています。

かつては入門カメラの代表としてコンパクトデジカメが有名でしたが、中途半端な性能であったコンパクトデジカメは衰退しました。しかし近年になり、再びコンパクトデジカメの需要が高まり始めています。

今回は再び注目を浴びるコンパクトデジカメ(以下コンデジ)がはじめてのカメラに適しているかを解説し、おすすめのモデルも解説していきます。

コンデジはお手軽撮影におすすめ

コンデジ おすすめ

一眼カメラで高画質を実現できる時代になぜコンデジが必要なのか、疑問に思うこともあると思います。これは一眼カメラとコンデジの根本的な構造の違いにあります。

レンズを交換する必要がないのがコンデジ

一眼カメラはレンズを交換することで焦点距離などの調整を行いますが、コンデジはレンズがカメラ本体と一体型となっており、レンズ交換をする必要がなく、幅広い撮影を実現します。

コンデジは指定された焦点距離内での撮影が条件となりますが、近年では高倍率ズームと呼ばれる広角側から望遠側まで幅広く対応するコンデジが急増し、ボディと一体型となった小さなレンズで撮影できるため、携帯性に優れているメリットがあります。

一眼カメラは表現の幅という意味では優れていますが、旅行などのスナップ撮影では、持ち歩きを考えると携帯性に優れたコンデジが有利になることも少なくありません。

はじめてのコンデジで注目したいポイント

カメラ全般に言えることですが、それぞれのモデルが異なる性能を保有し、得意とする場面や苦手とする場面が異なります。

ここからは、はじめてカメラを選ぶ際に「こんなのが撮りたい」や失敗しないためカメラ選びのための注目したいポイントをご紹介していきます。

焦点距離に注目

コンデジを購入する際に最も注目したいポイントは焦点距離です。焦点距離とは身近な言葉を使うと「ズーム域」となります。

景色などを広く写したい場合は、カメラの最広角が〇〇mmという数値に気をつけたいところです。一眼カメラで程よい画角となるのが35mm換算24mm程度とされていますが、コンデジの中には28mm始まりのものもあるため、理想の写真を撮影できない可能性もあります。

望遠域に注目してみると、コンデジの商品紹介で大きく書かれているのは光学〇倍ズームです。正直なところ〇倍ズームのみの表記では、どれだけ望遠が使えるのか分からないところです。

この場合もメーカーの商品ページの仕様表などには35mm換算の焦点距離として記載されているので、チェックしてみましょう。焦点距離による画角の変化は下の記事にて解説しています。

初心者でもすぐ分かる!実際の写真から各焦点距離と画角の関係を解説 | RentioPress

はじめてのおすすめコンデジ6選

ここからは実際にはじめてのカメラとしておすすめできるコンパクトデジカメ6つをご紹介していきます。

大きさ軽さ、画質、操作性、価格などを総合的に評価し、厳選した6つのモデルを1つひとつ解説していきます。

1. RICOH GR III

リコーから2019年3月に発売されたGR III。「III」が付くように、リコーではこれまでもGRシリーズを展開してきました。

コンパクトデジカメらしく小型・軽量のボディであることはもちろん、限りなく一眼カメラのクオリティに近い画質や性能を実現していることが特徴的です。

持ち歩きに最適な高性能コンデジ

GR IIIは、ポケットに収まるほどのサイズ感を実現。一眼カメラでは大きさと重さから携帯性において不利な面がありますが、GR IIIは持ち歩きに最適なカメラと言えるでしょう。

また、センサーにはコンデジとしては大型で一眼カメラにおいて一般的なAPS-Cサイズを搭載し、新たに開発された画像処理エンジンにより高感度耐性や強力な手ブレ補正機構を搭載するなど、あらゆる性能面で優れている最新コンデジとなります。

おすすめポイント

  • 持ち歩きに最適な小型・軽量ボディ
  • 一眼カメラに限りなく近い高画質、高性能を実現した2019年期待の最新モデル

RICOH GR III実写レビューはこちら

RICOH GR III実写レビュー。待望の最新高級コンデジの実力を作例から徹底解説 – RentioPress

2. SONY DSC-RX100M7

現代で売れ筋となっているコンデジは、「高級」の称号を持つコンデジが大半となっています。これはこれまでのコンデジよりも価格は少し高めですが、携帯性はそのままに一眼カメラに近づけた画質や性能を実現するコンデジとなっています。

その中でも代表格として人気なのがソニーのCyberShotシリーズです。今回ご紹介しているDSC-RX100M7は、大型センサーによる高画質・高性能で人気のあるRX100シリーズの最新モデルです。

大型センサーと高速撮影性能

RX100M7は、1.0型の大型センサーを搭載することで、高画質化を実現しています。そして1.0型センサー搭載のカメラとしてAI技術を駆使したAFや、AF・AE追従最高20コマ/秒の連写性能は、高速撮影を得意とするおすすめのコンデジです。

おすすめポイント

  • 高画質を実現する高級コンデジ。AFや連写性能にも優れた高速撮影を得意とするモデル。
  • 一眼のようにボケるレンズも魅力の一つ。

SONY DSC-RX100M7実写レビューはこちら

SONY RX100M7実写レビュー。使って感じた“ただのコンデジではない実力”を作例からご紹介 – Rentio PRESS[レンティオプレス]

3. FUJIFILM XF10

フジフイルムのXF10は、コンパクトデジカメながらデザインや操作性も一眼カメラに似た構造を保有するモデルです。

シックなデザインが特徴的

XF10は、かつてのフィルムカメラを思い返すようなシックなデザインが特徴的です。コンパクトデジカメとしてレンズはしっかり一体型として搭載されています。

非常にコンパクトに収められたボディには限られたボタンやダイヤルのみが配置され、ボタンが多すぎて操作が難しいなどの悩みも解消してくれます。

おすすめポイント

  • かつてのフィルムカメラのようなレトロデザイン
  • 非常にシンプルに配置されたボタンやダイヤル類

4. Nikon COOLPIX A100

ニコンから販売されているCOOLPIXシリーズも人気コンデジの一つです。A100は、まさにコンデジらしい小型軽量のボディを保有しながら、2005万画素の高画素を実現しています。

コンパクトボディに凝縮された機能

正直なところ私がデザインを見た際は、2000年代のデジタルカメラを思い出しました。非常にシンプルなデザインは、近年流行しているスタイリッシュなデザインからはかけ離れているイメージです。

しかしカメラの性能は最新技術を搭載した、現代らしいカメラです。2000万画素を超え、光学5倍ズームを保有、電子式の手ブレ補正も搭載しています。

非常にシンプルでコンパクトなデジタルカメラとして人気を集めています。

おすすめポイント

  • 高画素で実現する高画質撮影
  • 小型のボディにシンプルなデザインながら現代のデジカメとして高性能を実現

5. Canon PowerShot SX740 HS

デジタルカメラのシェアでナンバーワンを誇る最大手キヤノンですが、コンデジ市場でも圧倒的な存在感を見せています。

歴史ある「PowerShotシリーズ」は、伝統技術を活かしたモデルを数多く販売してきました。

最新映像エンジンと超望遠の世界

SX740 HSは、2018年8月に発売された最新カメラです。キヤノンでは映像処理の際に使う頭脳部分として映像エンジンの開発にも力を入れていますが、SX740 HSでは最新で高性能のDIGIC8を搭載しています。

高画質を実現するカメラですが、望遠性能にも優れているのが特徴的です。SX740 HSでは、光学40倍ズームの超望遠性能を保有し、遠くの被写体も高画質を維持したまま、大きくキレイに写すことができます。

おすすめポイント

  • キヤノンで最新の映像エンジンを搭載した高性能モデル
  • 光学40倍ズームの超望遠性能で遠くの被写体も気軽に撮影

6. Panasonic LUMIX DC-TZ90

パナソニックではミラーレス、コンデジを通してLUMIXというブランド名で統一されています。

DC-TZ90は、高倍率コンパクトカメラというキャッチコピーを基に、小型軽量ボディを保有しながら高倍率ズームで超望遠を実現するカメラとなっています。

優秀な画像処理エンジン「ヴィーナスエンジン」

小型ボディに凝縮された、さまざまな性能を制御する画像処理エンジンには、同社が誇るヴィーナスエンジンを搭載しています。

このヴィーナスエンジンで高感度、高解像力、色再現の能力などで性能を発揮し、画像の仕上がりに関する重要な役目を果たします。

おすすめポイント

  • 高倍率ズームで超望遠撮影を実現
  • パナソニック独自開発のヴィーナスエンジンで撮影に関するあらゆる面で高性能を実現

レンズ一体型だからこその携帯性

コンデジ レンズ一体型

世間の注目はミラーレス一眼へと行きがちですが、価格や性能面を考えると今回ご紹介してきたような性能の良いコンデジというのは良い選択肢になるでしょう。

持ち運びに圧倒的有利な存在となるコンデジ

そしてコンデジのメリットとして挙げられるレンズ一体型は、携帯性において非常に大きな効果を発揮します。レンズを交換する必要がないことで、持ち歩きの際にはまさにすぐ取り出せて気軽に撮影できる優秀なカメラなのです。

もちろん現在でも格安を売りにしているコンデジも数多く存在し、安さで選ぶカメラとしても人気を集めています。

ミラーレス一眼はまだ歴史の浅い市場ですが、コンデジはデジタルカメラとしては長い歴史を保有するため、最新モデルから型落ちモデルまで、さまざまなモデルから選んで使用することができるのも魅力の一つです。

まずはコンパクトデジカメをレンタルでお試し

購入する前にカメラを使いたい。という気持ちはよくあるでしょう。やはりカメラを購入する際は大きな出費となり、失敗することが心配になります。

そんなときにカメラをレンタルしてお試しするサービスが大変便利です。

家電レンタル「レンティオ」では、人気のコンパクトデジカメはもちろん、豊富なラインナップから選んで気軽にレンタルすることができます。

一眼カメラも豊富に取り揃えているので、比較してみるのも良いかもしれません。

ぜひRentioでコンパクトデジカメをレンタルして納得いくカメラ選びに役立ててくださいね。

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