面倒なレンズ交換が不要に!キヤノンの一眼レフでおすすめ高倍率ズームレンズ5つをご紹介
更新日2024/09/27
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「面倒なレンズ交換をなくせたらいいのにな…」
一眼レフで面倒な作業とされるレンズ交換は、難点の一つと言えるでしょう。
広角、望遠などレンズを使い分ける必要がある一眼レフでしたが、最近では「高倍率ズームレンズ」という面倒なレンズ交換を不要にするジャンルが存在します。
今回はこれ1本で楽々撮影ができる、おすすめ「高倍率ズームレンズ」をご紹介していきます。
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もくじ
今回のラインナップ
今回ご紹介するキヤノン機向けの望遠レンズは下記の5種類です。
- Canon EF-S18-135mm F3.5-5.6 IS USM
- Canon EF28-300mm F3.5-5.6L IS USM
- Sigma 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO OS HSM
- Tamron 18-400mm F/3.5-6.3 Di II VC HLD
- Tamron 28-300mm F/3.5-6.3 Di VC PZD
1. Canon EF-S18-135mm F3.5-5.6 IS USM (APS-C専用)
動画も得意とするレンズ
近年ではデジタル一眼レフを使って動画を撮影する方も増えてきました。
写真撮影であれば、手間はかかるものの広角から望遠へ変えたいときはレンズを交換すれば済みますが、ビデオでは録画中写し出されている全てが記録されるのでそう簡単に交換はできません。
最新のAF技術を搭載したEF-S18-135mm F3.5-5.6 IS USMは、静かで滑らかなAF動作を実現しました。高倍率ズームレンズは利便性だけでなく、このような動画撮影にも効果的です。
- レンズ構成:12郡16枚
- 最小絞り:F22-36
- フィルターサイズ:67mm
- 最短撮影距離:0.39m
- 絞り羽根枚数:7枚
- 最大径×全長:φ77.4mm×96.0mm
- 重さ:約515g
- 手ブレ補正効果:約4.0段分
- 価格帯:約53,500円~93,000円
2. Canon EF28-300mm F3.5-5.6L IS USM
高級レンズでも存在する高倍率ズームレンズ
実は、高級レンズのジャンルで高倍率ズームを実現しているレンズはあまり存在しません。
おそらく唯一の存在ともいえるCanon EF28-300mm F3.5-5.6L IS USMは、Lレンズとしての高級感を失わずに広角から望遠まで撮影できる万能なレンズです。
それゆえ高値が付いてしまいます。コストパフォーマンス最優先の方には向いていないと思われます。
- レンズ構成:16郡23枚
- 最小絞り:F22-38
- フィルターサイズ:77mm
- 最短撮影距離:0.7m
- 絞り羽根枚数:8枚
- 最大径×全長:φ92mm×184mm
- 重さ:約1,670g
- 手ブレ補正効果:約3.0段分
- 価格帯:242,000円~336,000円
3. Sigma 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO OS HSM (APS-C専用)
高倍率ズームレンズの定番
発売から3年半ほど経った現在も人気レンズとして知られる「Sigma 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO OS HSM」。広範囲に渡る焦点距離をカバーし、コンパクトで軽量を実現した持ち運びも楽で画質も期待できる高倍率ズームレンズの定番を作り上げたモデルです。
リーズナブルな価格で提供されているため、最大300mmの望遠撮影に活かしたり、18mmでワイドに切り取ることも楽しいでしょう。
- レンズ構成:13郡17枚
- 最小絞り:F22
- フィルターサイズ:72mm
- 最短撮影距離:0.39m
- 絞り羽根枚数:7枚(円形絞り)
- 最大径×全長:φ79mm×101.5mm
- 重さ:約585g
- 手ブレ補正効果:3.5段分
- 価格帯:約47,700円~66,400円
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4. Tamron 18-400mm F/3.5-6.3 Di II VC HLD (APS-C専用)
世界初の焦点距離。超望遠域である400mmをカバー
焦点距離の幅で選ぶのであればこのレンズは間違いなく欠かすことができないでしょう。
世界ではじめて18mm~400mmをカバーする高倍率ズームレンズとして2017年7月に発売となりました。超望遠域である400mmをカバーすることは容易ではありませんでしたが、ついにTamron 18-400mm F/3.5-6.3 Di II VC HLDで実現しました。
これだけの超望遠域を保有しながらも高倍率ズームレンズらしく小型軽量のコンパクト性を実現。望遠域の解像力は大幅に低下するものの、便利ズームとして旅行には最適なレンズです。
- レンズ構成:11郡16枚
- 最小絞り:F22-40
- フィルターサイズ:72mm
- 最短撮影距離:0.45m
- 絞り羽根枚数:7枚(円形)
- 最大径×全長:φ76mm×123.9mm
- 重さ:710g
- 手ブレ補正効果:2.5段
- 価格帯:約63,800円~79,500円
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5. Tamron 28-300mm F/3.5-6.3 Di VC PZD
リーズナブルなフルサイズ対応高倍率ズームレンズ
高倍率ズームレンズはAPS-C専用モデルの方が製品として多い傾向があります。まれにフルサイズ対応もありますが、先ほどご紹介したLレンズである「Canon EF28-300mm F3.5-5.6L IS USM」など高価な製品が目立ちます。
そんな中、フルサイズ対応高倍率ズームレンズで低価格を実現したレンズが「Tamron 28-300mm F/3.5-6.3 Di VC PZD」です。
広角側が28mmですが、これはフルサイズ用として合わされた設計で、実際にはAPS-C専用モデルの18mmと画角は変わりません。イメージとしては18-200mmのレンズに近い画角となります(フルサイズ一眼レフを使用したとき)
- レンズ構成:15郡19枚
- 最小絞り:F22-40
- フィルターサイズ:67mm
- 最短撮影距離:0.49m
- 絞り羽根枚数:7枚(円形絞り)
- 最大径×全長:φ74.4mm×96mm
- 重さ:540g
- 手ブレ補正効果:約4段分
- 価格帯:約45,400円~75,000円
高倍率ズームレンズの分野で圧倒的な力を誇るタムロン
これまでキヤノン純正、シグマ、タムロンといつものラインナップをご紹介してきましたが、高倍率ズームレンズに限るとタムロンのラインナップや実力は圧倒的です。
タムロン自身が「高倍率ズームならタムロン」と掲げるほど同社は高倍率ズームの技術に自信を持っており、これまで沢山の高倍率ズームレンズを開発してきました。
低価格でコンパクトなレンズは人気を集めるとともに、フルサイズ対応や超望遠域をカバーするなど、タムロン独自のレンズも多数存在し、高倍率ズームレンズの分野では圧倒的存在感を見せています。
キヤノン一眼レフおすすめ高倍率ズームレンズまとめ
1本持っていると旅先やレンズ交換が難しい場所での撮影に効果を発揮します。
特長とするコンパクトなレンズは、旅行先や狭い場所でも効果を発揮し、広角から望遠まで使える機能性はとても優れています。
欠点を挙げるとすれば解像度の低下や開放絞り値の問題でしょうか。解像度に関してはレンズ技術の発展とともに近い将来大幅な改善も予想されます。
開放絞り値に関しては、望遠レンズの歴史上明るいレンズは常に高価な存在となるため、高倍率ズームレンズで明るいレンズの実現はあまり現実的ではないのかもしれません。
しかし撮影への手軽さやちょっとした瞬間を逃さず、シャッターチャンスをものにするのであれば高倍率ズームレンズはとてもおすすめな選択肢です。
高倍率ズームレンズをレンタル
今回ご紹介した高倍率ズームレンズは家電レンタルRentioでレンタルすることが可能です。
「既に様々なレンズを持っているけど旅先に全てを持っていくのはしんどい…だけど新しいレンズを買うほどでもない…」
短期の旅行を計画されている方にはレンタルがとてもおすすめです。Rentioでは最短3泊4日からでお急ぎの場合でも最短即日出荷が可能です(17時締切)。
是非ご購入前の検討や、短期間のご使用にレンタルをご利用ください。