Electrolux(エレクトロラックス)のロボット掃除機 全4種を一覧表で比較!おすすめと選び方を紹介
更新日2023/08/16
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スウェーデンの老舗家電メーカーElectrolux(エレクトロラックス)のロボット掃除機は、知名度は低いものの十分な吸引力と機能を備えたロボット掃除機。三角形状なので、部屋の隅や壁際までしっかり掃除ができます。
高機能モデルのピュア・アイと、エントリーモデルのモーションセンスの2シリーズが発売されていますが、それぞれどのような違いがあるのでしょうか?
今回は、エレクトロラックスのロボット掃除機を検討中の方向けに、全機種の違いを重要なポイントごとに比較し、おすすめを紹介します。
※いますぐ全項目をまとめた比較一覧表が見たい!という方は、こちらの比較一覧表まとめからどうぞ。
もくじ
Electrolux(エレクトロラックス)のロボット掃除機は2シリーズ
Electrolux(エレクトロラックス)は、スウェーデンの老舗家電メーカー。
日本ではロボット掃除機の知名度はそれほど高くなく、スティック掃除機のほうが有名かもしれません。
エレクトロラックスの掃除機「エルゴラピード」最新5機種を比較!選び方とおすすめを解説 – Rentio PRESS[レンティオプレス]
あまり有名ではないものの、じつはロボット掃除機メーカーとしては先駆者。世界で初めてロボット掃除機を開発したのは、エレクトロラックスなんです。
現在発売されているエレクトロラックスのロボット掃除機は、高機能モデルのPUREi(ピュア・アイ)と、エントリーモデルのMotionsense(モーションセンス)の2シリーズです。
高機能モデルの「PUREi(ピュア・アイ)」シリーズ
ピュア・アイシリーズは、エレクトロラックスのロボット掃除機の中でも高機能なモデル。
カメラセンサーを搭載していて、家中の間取りと自分の位置を把握しながら賢くお掃除。スマホ連携で遠隔操作やスケジュール予約をすることもできるロボット掃除機です。
間取りの地図を記憶しアプリから掃除エリアを指定できるPUREi9.2(ピュア・アイ・ナイン2)と、地図を記憶することができないPUREi8(ピュア・アイ・エイト)の2機種が、最新機種として発表されています。
シリーズ | ピュア・アイ | |
---|---|---|
画像 | ||
型番 | PUREi9.2 PI92-6DGM | PUREi8 PI81-4SWP |
発売時期 | 2019年11月 | 2019年10月 |
Amazon販売価格(税込) | 約14万円 | 105,840円 |
※2019/10/23時点の価格です。
エントリーモデル「Motionsense(モーションセンス)」シリーズ
モーションセンスシリーズは、ベーシックな機能をもつ低価格のエントリーモデルロボット掃除機。
カメラセンサーやスマホ連携など高度な機能はありませんが、自動充電・落下防止・衝突防止・スケジュール設定など、必要十分な機能をもったロボット掃除機です。
2018年3月発売の新モデルMotionsense ERV5210IWと、旧モデルのMotionsense ERV5100TGの2機種が公式サイトで掲載されています。
シリーズ | モーションセンス | |
---|---|---|
画像 | ||
型番 | Motionsense ERV5210IW | Motionsense ERV5100TG |
発売時期 | 2018年3月 | ? |
Amazon販売価格(税込) | 26,500円 | 28,000円 |
※2019/10/23時点の価格です。
エレクトロラックスのロボット掃除機を4項目の選び方で徹底比較
ここからは、エレクトロラックスのロボット掃除機をこちらの4項目で詳しく比較していきます。
- 清掃力
- センサー・ナビ能力
- バッテリー
- 操作性・お手入れ
それぞれ詳しく見ていきましょう。
清掃力
まずは、ロボット掃除機で重要な清掃力を比較していきます。
エレクトロラックスのロボット掃除機は、すべて部屋の隅や壁際の掃除に強い三角形状。1本のサイドブラシで隅々のゴミを集め、前面に配置されたメインブラシで吸引力にゴミをかきこみます。
機種によって清掃力に違いが出てくるのは、こちらのポイントです。
オートパワー機能
高機能モデルのピュア・アイシリーズには、床の素材に合わせてスピ―ドやブラシの回転数を自動で調整するオートパワー機能が搭載されています。
フローリングやカーペット、たたみなど、色々な素材の床があるお家にはピュア・アイシリーズがおすすめです。
清掃モード
モーションセンスで使える部屋全体を掃除する清掃モードは、1パターンのみ。モード切替によるパワーの調整はできません。
一方ピュア・アイシリーズは、部屋の汚れ具合に合わせて清掃モードを変えることができます。PUREi8は通常・エコの2段階、PUREi9.2はパワー・通常・サイレントの3段階で設定可能。
PUREi9.2のパワーモードでのゴミ除去率は92%と非常に高いので、より清掃力を重視したい方は、PUREi9.2を選ぶといいでしょう。
清掃力比較一覧表
センサー・ナビ能力
エレクトロラックスのロボット掃除機には、全機種落下防止・衝突防止のためのセンサーが搭載されています。階段などからは落下しないようになっていますし、大きめの家具や家電などはセンサーが感知して自動で避けて掃除してくれます。
機種によって違うのは、ロボット掃除機の頭脳ともいえるナビゲーション能力とまきこみ防止機能です。
部屋の形状把握
モーションセンスは、部屋中を3パターンの動きでランダム走行し掃除するタイプです。
部屋の形状を把握することはできないので、掃除の効率は悪く、掃除残しがあることも。
一方、ピュア・アイシリーズには、高度なナビゲーションシステムが搭載されています。
カメラセンサーで部屋の間取りと自分の位置を把握し、地図を作成して効率よく掃除してくれます。
まきこみ防止
ピュア・アイシリーズは、まきこみやすいコードやラグのふさなどにも賢く対応。落ちているコードが1本だけの場合はそのまま乗り越え、束になっている場合はコードを避けて走行します。
モーションセンスにはまきこみ防止機能がないので、コードなどは事前に片付けておく必要があります。
センサー・ナビ能力比較一覧表
シリーズ | ピュア・アイ | モーションセンス | ||
---|---|---|---|---|
画像 | ||||
型番 | PUREi9.2 PI92-6DGM | PUREi8 PI81-4SWP | Motionsense ERV5210IW | Motionsense ERV5100TG |
部屋の形状把握 | ○ | ○ | × | × |
落下防止 | ○ | ○ | ○ | ○ |
衝突防止 | ○ | ○ | ○ | ○ |
まきこみ防止 | ○ | ○ | × | × |
バッテリー
エレクトロラックスのロボット掃除機は、機種によってバッテリーが異なり、連続して掃除できる時間や充電時間が異なります。
いずれの機種も連続稼働時間が60分以上あり十分なのですが、より広い範囲を掃除するなら、自動再開機能がついているピュア・アイシリーズがおすすめです。
自動再開機能
ピュア・アイシリーズに搭載されている自動再開機能(ピットストップ機能)とは、掃除の途中で電池が切れそうになったら自動で充電ステーションに戻って充電をし、充電完了後には掃除の続きを再開してくれる機能です。
より広いお家や掃除に時間がかかる複雑な間取りのお家に最適です。
バッテリー比較一覧表
操作性・お手入れ
ロボット掃除機をより快適に使うためには、操作性の良さやお手入れの簡単さも重要です。
エレクトロラックスロボット掃除機の操作性やお手入れについては、以下の3項目で大きな違いが見られました。
スマホ連携
エレクトロラックスのロボット掃除機の中でスマートフォンと連携することができるのは、ピュア・アイシリーズのみ。
スマホ連携することで、アプリから掃除開始・モード切替・スケジュール設定・掃除結果の地図確認などが可能になります。
なお、アプリ上で掃除するエリアの指定をすることができるのは、間取り地図を最大3つまで記憶することができるPUREi9.2だけとなります。
スケジュール設定
エレクトロラックスのロボット掃除機は、指定した曜日や時間に掃除を開始するスケジュール設定が全機種で可能です。
ただし、掃除スケジュールをエリアごとに設定することができるのは、PUREi9.2のみとなっています。
進入禁止設定
水まわりや階段付近などから、ロボット掃除機を遠ざけられる進入禁止設定。
エレクトロラックスのPUREi9.2では、アプリから掃除しないエリアを設定することができます。また、モーションセンスでは、オプション品のバーチャルバリアを使うことで、掃除してほしくない場所に見えない壁をつくることができます。
PUREi8に関してはこの進入禁止設定ができないので、注意しましょう。
操作性・お手入れ比較一覧表
Electroluxロボット掃除機のおすすめ2機種
全機種を比較した結果、おすすめのエレクトロラックスロボット掃除機をご紹介します。
高機能を求めるならPUREi9.2(ピュア・アイ ナイン 2)
機能性の高さを求める方には、高い清掃力・高度なナビ能力・使い勝手の良さをすべて兼ね備えたPUREi9.2(ピュア・アイ ナイン 2)がおすすめです。
価格は約14万円とかなり高額ですが、高機能なロボット掃除機を求める方にとっては満足できる1台となるでしょう。
価格重視ならMotionsense(モーションセンス) ERV5210IW
なるべく安くエレクトロラックスのロボット掃除機が欲しい方には、Motionsense(モーションセンス) ERV5210IWがおすすめ。
カメラセンサーでの地図機能やスマホ連携はできませんが、十分な機能を備えたロボット掃除機。そのぶん価格は2万円代と低価格になっています。
エレクトロラックスのロボット掃除機 比較一覧表 総まとめ
Electroluxロボット掃除機は、シリーズによって機能や価格に大きな差があるロボット掃除機です。
機能や価格を十分に比較して、自分のほしい機能を搭載したロボット掃除機を選んでくださいね。
最後に、全項目をまとめたエレクトロラックスロボット掃除機の比較一覧表をご紹介しますので、ロボット掃除機選びの参考にしてみてください。
※2019/10/23時点の価格です。
ロボット掃除機は購入前にレンタルがおすすめ
実際に使ってみてから購入するロボット掃除機を決めたいという方には、事前にレンタルで試してから購入するのがおすすめです。
家電レンタルのRentio(レンティオ)では、ロボット掃除機各種をお得にお試しレンタル可能。また、3カ月~の月額レンタルでじっくりお試しもできます。
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もちろんルンバなどエレクトロラックス以外のロボット掃除機もレンタル可能です。
レンタルできるロボット掃除機の種類や価格については、こちらからチェックしてみてくださいね。
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