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床拭きロボット「ブラーバ」を一覧表で比較!選び方で重要な6つのポイント

ライター

mari fukuen

更新日2025/04/21

ルンバでおなじみのiRobot社が開発した拭き掃除専用のロボット掃除機が、「ブラーバ」シリーズです。面倒な床の拭き掃除を自動で済ませてくれる憧れの時短家電ですよね。

現在市場に流通しているブラーバは、「ブラーバ ジェット m6」「ブラーバ ジェット 250(240)」「ブラーバ 390j(380j)」。名前だけ見てもその違いはわかりづらいのですが、じつはその機能には大きな差があります

そんなブラーバシリーズの違いを6つのポイントで比較します。あなたのお家に最適なブラーバはどれか?探してみましょう!

※6項目をすべてまとめた比較一覧表は、こちらの比較一覧表まとめからご覧ください。

 



床拭きロボット「ブラーバ」シリーズ

床拭きロボット「ブラーバ」シリーズ

iRobot ブラーバシリーズは、拭き掃除に特化したロボット掃除機です。

ルンバなど多くのロボット掃除機は床のゴミを吸い込んで掃除するタイプですが、ブラーバは走行した場所の汚れをモップで水拭き・から拭きをして掃除するタイプ。床のべたつきやざらざらが気になって定期的に拭き掃除をしている方におすすめです。

ルンバとブラーバでは清掃方法が異なるため、ルンバで掃除した後にブラーバで水拭きをすることで、完全にロボット任せで床をピカピカに掃除することができます。

現在市場に流通しているブラーバシリーズは、「ブラーバ ジェット m6」「ブラーバ ジェット 250(240)」「ブラーバ 390j(380j)」。まずはそれぞれの特徴を簡単にご紹介します。

ブラーバ ジェット m6

ブラーバ ジェット m6は、ブラーバシリーズの中でも最高機能搭載の最新モデルです。

ジェットスプレーで水を噴射しながらフロアの隅々まできれいに拭き掃除。自動充電・自動再開機能付きで、最大60畳までの複数の部屋を自動で掃除してくれます。

マッピング機能で複雑な間取りも記憶でき、スマホから指定の部屋だけをスケジュール清掃させることも可能です。

ルンバと連携できる機能もついていて、床掃除をほぼ完全自動化できる賢いブラーバです。

ブラーバ ジェット m6 レビュー記事

7/26日本上陸!新型「ブラーバ ジェット m6」解説!ルンバ連携や気になる口コミ,デメリットを徹底調査しました – Rentio PRESS[レンティオプレス]

ブラーバ ジェット 250(240)

ブラーバ ジェット 250(240)は、ジェットスプレーで水を噴射しながら拭き掃除をするコンパクトモデルです。

床に吹きつけた水で浮かせた汚れを、こまかく振動するクリーニングヘッドでキレイに拭きとります。

コンパクトなボディで部屋中を効率的に動きまわり、最大15畳の部屋を清掃可能。清掃面積はやや狭めですが、小型で強力な清掃を得意とするブラーバです。

なお、250と240の違いは付属品のみとなっていて、機能としては同じものです。

ブラーバ 390j(380j)

ブラーバ 390j(380j)は、ブラーバシリーズの中でもシンプル機能のスタンダードモデルです。

清掃モードは2つのみ。クロスと水をセッティングしたらモードを選んでボタンを押すだけで自動清掃してくれます。

から拭きなら最大56畳までの広い部屋の清掃ができ、市販の使い捨てお掃除シートも使えるので経済的。お手軽に使えるバランスの良いブラーバです。

なお、390jと380jの違いは付属品のみとなっていて、機能としては同じものです。

※なお、ブラーバシリーズの比較一覧表を今すぐ見たい方は、こちらの比較一覧表まとめからご覧ください。

ブラーバシリーズの違いを6項目で比較

ブラーバシリーズの違いを6項目で比較

各機種の特徴を簡単に紹介しましたが、まったく異なる特徴のブラーバだという印象を受けたのではないでしょうか?

ここからは、より詳しくブラーバシリーズの違いを比較していきたいと思います。

大きな違いは、こちらの6つのポイントです。

  1. 掃除方法
  2. 清掃範囲
  3. 便利機能
  4. 充電方法
  5. 大きさ
  6. 価格

それぞれ詳しく見ていきましょう。

1. 掃除方法

ブラーバシリーズの違いを6項目で比較 1. 掃除方法

ブラーバシリーズ3機種は、本体に取り付けたお掃除パッドで前後に動きながら床を拭き掃除するロボット掃除機です。

いずれも水拭き・から拭きが可能ですが、拭き掃除の方法については若干の違いがあります。

ジェットスプレー機能は「ブラーバ ジェット」に搭載

ブラーバ「ジェット」シリーズのm6と250は、タンクに入れた水を床にスプレーのように噴射するジェットスプレー機能を搭載。
これがあることで、こびりついた汚れやベタつきまで浮かせて強力に清掃することができます。

一方「ジェット」のつかないブラーバ 390j(380j)は、タンクの水をモップに少しずつしみこませながら水拭きします。
ジェットスプレー機能に比べると清掃能力は落ちますが、通常の水拭き並みにはキレイにすることができます。

振動クリーニングヘッドはブラーバ ジェット 250(240)だけ

ブラーバ ジェット 250(240)は、専用パッドを取り付けるクリーニングヘッド部分がこきざみに振動することで、汚れをしっかり拭きとります。

この振動クリーニングヘッドは、ブラーバ ジェット m6とブラーバ 390j(380j)には搭載されていません。
清掃が落ちそうに感じるかもしれませんが、この2機種はブラーバ ジェット 250(240)よりも本体が重いため振動無しでもパッドがしっかり床に押し付けられ、十分な清掃力を保持しているそうです。

市販のお掃除シートはブラーバ 390j(380j)のみ使用可能

ブラーバシリーズは、基本的に専用のパッドを取り付けて使用します
専用パッドは元々いくつか付属しており、使い捨てタイプと洗って繰り返し使えるタイプがあります。

専用の使い捨てパッドはランニングコストが気になるし、繰り返し使えるパッドを毎回洗うのは面倒…という方には、市販の使い捨てお掃除シートが使えるブラーバ 390j(380j)がおすすめです。

どこでも手に入る身近なお掃除シートなら、気軽に使えてランニングコストも抑えられます。

ブラーバ ジェット m6 ブラーバ ジェット 250(240) ブラーバ 390j(380j)
ジェットスプレー ×
水タンク 445ml 150mL 100mL
振動ヘッド × ×
市販のシート × ×
ウェットモード 3回水拭き(1回,5回にも変更可) 3回水拭き 3回水拭き
ダンプモード 2回水拭き
ドライモード 3回から拭き(1回,5回にも変更可) 1回から拭き 2回から拭き

2. 清掃範囲

ブラーバシリーズの違いを6項目で比較 2. 清掃範囲

ブラーバシリーズでは、搭載されているナビゲーションシステムが異なるため、掃除できる広さが大きく変わってきます。

最も賢いImprintスマートマッピング搭載のブラーバ ジェット m6では、最大60畳の複雑な間取りでも隅々まで掃除可能。カメラとセンサーで家全体の間取りを把握し、最大10パターンまで記憶できます。

iAdapt 2.0キューブナビゲーションのブラーバ 390j(380j)では、最大56畳の広い部屋も掃除可能。付属のNorthStarキューブを使うことでより正確に位置を把握して、間取りによっては複数の部屋も掃除できます。

もっとも清掃範囲が狭いのは、iAdapt 2.0搭載のブラーバ ジェット 250(240)最大15畳の一部屋のみを集中的に掃除します。

ブラーバ ジェット m6 ブラーバ ジェット 250(240) ブラーバ 390j(380j)
ナビシステム Imprintスマートマッピング iAdapt 2.0ナビゲーションシステム iAdapt 2.0キューブナビゲーション
複数の部屋 ×
最大稼働面積 最大60畳 (ウェット/ドライ) 最大15畳 (ドライ/ダンプ)、最大12畳 (ウェット) 最大56畳 (ドライ)、最大20畳 (ウェット)

3. 便利機能

ブラーバシリーズの違いを6項目で比較 3. 便利機能

ブラーバシリーズをより便利に使いたいなら、スマホ連携・進入禁止・ルンバ連携機能がついている機種を選びましょう。

あると便利な機能ではありますが、人によっては不要な場合も多いので、ライフスタイルに合わせて必要か否かを判断すると良さそうです。

スマホ連携機能はブラーバジェットに搭載

スマホと連携してアプリからブラーバを操作する機能は、ブラーバ ジェット m6と250(240)に搭載されています。ただし、使えるスマホ機能は2機種で違うので注意しましょう。

ブラーバ ジェット m6では、外出先からでも本体の操作や設定ができる他、掃除箇所のマップを見たり、部屋ごとの掃除スケジュールを決めたり、進入禁止エリアも設定できたりと、高度な機能が使えます。

ブラーバ ジェット 250(240)は、Bluetooth範囲内のみでの開始・停止操作やモード変更、設定のみが可能。外出先からの操作や地図機能、スケジュール機能などは使えません

進入禁止設定はブラーバジェットのみ可能

落下や衝突が心配な場所があるなら、進入禁止機能がついたブラーバジェットがおすすめです。

高機能なブラーバ ジェット m6では、スマホアプリの地図から進入禁止エリアを複数設定することが可能。さらに、赤外線で見えない壁をつくる別売オプション品「デュアルバーチャルウォール」にも対応しています。

ブラーバ ジェット 250(240)では、アプリやデュアルバーチャルウォールには対応していませんが、スタート位置の背面に直線状の見えない壁を1箇所のみ設定することができる「バーチャルウォールモード」が使えます。
こちらは1箇所・直線のみで、毎回設定し直す手間もかかる簡易的な清掃エリア制限となっています。

ルンバ連携できるのはブラーバ ジェット m6だけ

ルンバとの連携は、最新のブラーバ ジェット m6だけが使える機能です。

スマホから事前に連携設定をしておくことで、ルンバの吸引掃除完了後に自動でブラーバが起動して床の拭き掃除を開始してくれます。

連携に対応したルンバをすでにお持ちの方や、今後ルンバ・ブラーバの2台持ちを考えている方には、ブラーバ ジェット m6がおすすめです。

ブラーバ ジェット m6 ブラーバ ジェット 250(240) ブラーバ 390j(380j)
スマホ連携 ×
Clean Mapレポート × ×
部屋ごとのスケジュール設定 × ×
進入禁止エリア ○ (アプリ・別売オプション) ○ (バーチャルウォールモード) ×
ルンバ連携 × ×

4. 充電方法

ブラーバシリーズの違いを6項目で比較 4. 充電方法

ロボット掃除機の充電は毎回のことなので、少しでも手間を減らしたいですよね。

ブラーバシリーズは、それぞれ充電方法が異なります。

もっとも手間が少ないのはブラーバ ジェット m6。掃除後は自動でホームベースまで戻ってきて充電をしてくれます。
さらに、途中で電池が切れそうになった場合は、自動充電後に続きから掃除を自動で再開して隅々まで徹底的に掃除してくれます。

ブラーバ ジェット 250(240)・ブラーバ 390j(380j)は、スタート位置までは戻ってきてくれますが、自動で充電はできません
ブラーバ ジェット 250(240)はバッテリーを取り外して、ブラーバ 390j(380j)は本体をそのまま充電器に接続して、手動で充電してあげる必要があります。

ブラーバ ジェット m6 ブラーバ ジェット 250(240) ブラーバ 390j(380j)
充電方法 ホームベースと接続して自動充電 バッテリーを取り外して充電 充電スタンドに本体を設置
自動充電・再開 × ×
電池 リチウムイオン電池 リチウムイオン電池 ニッケル水素電池

5. 大きさ

ブラーバシリーズの違いを6項目で比較 5. 大きさ

ブラーバシリーズは、ルンバなどのロボット掃除機と比べるといずれも小さめ。

中でもブラーバ ジェット 250(240)は、片手でも持てるほどの小型・軽量ボディ。狭い場所の掃除や、他の部屋への持ち運び、タンクへの給水もしやすくなっています。

ブラーバ 390j(380j)はブラーバ ジェット 250(240)よりも一回り大きく重くなっています。別の階への移動もそれほど苦にならない程度の重さです。

ブラーバ ジェット m6は、さらにもう一回り大きく重め。掃除範囲が広く水タンクも取り外しできるので、そもそも持ち運ぶことを想定していないようです。

お家の間取りや使い方に合わせて、最適なサイズを選びましょう。

ブラーバ ジェット m6 ブラーバ ジェット 250(240) ブラーバ 390j(380j)
サイズ (幅×奥行×高さ) 270×252×90mm 178×170×84mm 244×216×79mm
重さ 約2.2kg 約1.2kg 約1.8㎏

6. 価格

ブラーバシリーズの違いを6項目で比較 6. 価格

圧倒的に高機能なブラーバ ジェット m6ですが、そのぶん価格も高額。公式価格で税込59,800円となっています。

他のブラーバは公式ストアでの販売は終了となっていますが、ブラーバ 390j(380j)がAmazonで税込36,800円、ブラーバ ジェット 250(240)はAmazonで税込23,968円です。

予算に余裕のある方は高機能なブラーバ ジェット m6、手軽に導入したい方はブラーバ 390j(380j)かブラーバ ジェット 250(240)がおすすめです。

ブラーバ ジェット m6 ブラーバ ジェット 250(240) ブラーバ 390j(380j)
税込販売価格 公式59,800円 Amazon23,968円 Amazon36,800円

(※2022/7/14時点の価格)

ブラーバシリーズ比較一覧表 総まとめ

ブラーバ ジェット m6,250の違いを6項目で比較

ブラーバシリーズは、機種によって性能・価格に大きな差があるため、どれを選ぶかは悩みどころですよね。

ジェットスプレーの有無・掃除できる部屋の広さ・スマホ連携機能・充電方法・価格などをしっかり比較して選びましょう。

最後に、ブラーバシリーズの比較一覧表をご紹介しますので、参考にしてみてください。

ブラーバ ジェット m6 ブラーバ ジェット 250(240) ブラーバ 390j(380j)
掃除方法 ジェットスプレー ×
水タンク 445ml 150mL 100mL
振動ヘッド × ×
市販のシート × ×
ウェットモード 3回水拭き(1回,5回にも変更可) 3回水拭き 3回水拭き
ダンプモード 2回水拭き
ドライモード 3回から拭き(1回,5回にも変更可) 1回から拭き 2回から拭き
ブラーバ ジェット m6 ブラーバ ジェット 250(240) ブラーバ 390j(380j)
清掃範囲 ナビシステム Imprintスマートマッピング iAdapt 2.0ナビゲーションシステム iAdapt 2.0キューブナビゲーション
複数の部屋 ×
最大稼働面積 最大60畳 (ウェット/ドライ) 最大15畳 (ドライ/ダンプ)、最大12畳 (ウェット) 最大56畳 (ドライ)、最大20畳 (ウェット)
便利機能 スマホ連携 ×
Clean Mapレポート × ×
部屋ごとのスケジュール設定 × ×
進入禁止エリア ○ (アプリ・別売オプション) ○ (バーチャルウォールモード) ×
ルンバ連携 × ×
ブラーバ ジェット m6 ブラーバ ジェット 250(240) ブラーバ 390j(380j)
充電 充電方法 ホームベースと接続して自動充電 バッテリーを取り外して充電 充電スタンドに本体を設置
自動充電・再開 × ×
電池 リチウムイオン電池 リチウムイオン電池 ニッケル水素電池
大きさ サイズ (幅×奥行×高さ) 270×252×90mm 178×170×84mm 244×216×79mm
重さ 約2.2kg 約1.2kg 約1.8㎏
価格 税込販売価格 公式59,800円 Amazon23,968円 Amazon36,800円
ブラーバ ジェット m6 ブラーバ ジェット 250(240) ブラーバ 390j(380j)

(※2022/7/14時点の価格)

ブラーバシリーズはレンタルでお試しもできる

機種選びの前に一度ブラーバを試してみたい!という方には家電レンタルがおすすめです。

家電レンタルサービスRentio(レンティオ)では、ブラーバシリーズをお試しでレンタル可能。また、3カ月~の月額レンタルでじっくりお試しもできます。

[レンタル] iRobot 床拭きロボット ブラーバ ジェット m6 – Rentio[レンティオ]
[レンタル] ブラーバ 買う前にお試し – Rentio[レンティオ]

もちろんルンバなどブラーバ以外のロボット掃除機もレンタル可能です。レンタルできるロボット掃除機の種類や価格については、こちらからチェックしてみてください。

[レンタル] ロボット掃除機 一覧 – Rentio[レンティオ]

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