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2019年7月26日に発売された「ブラーバ ジェット m6」は、従来モデルとはまったく別物に進化を遂げた床拭きロボット掃除機です。
ブラーバ ジェット m6は、ルンバと連携して賢く掃除してくれる最新機能を搭載。
自動再開機能もあるので、広いお家も家中まるごとお任せできます。さらに、部屋の間取りを記憶し、指定した部屋のみをスケジュール清掃することも可能になりました。
ブラーバ ジェット m6の誕生により、床拭き掃除の自動化がグンと進みました。いよいよ床掃除は完全にロボットに任せる時代がやってきたのです。
一気に進化の階段をのぼった新型ブラーバ ジェット m6について、実際に水拭き掃除をしてみて詳しくレビューします。
もくじ
2019年7月発売!進化した「ブラーバ ジェット m6」とは
ブラーバ ジェットシリーズは、ジェットスプレーで水を噴射しながら床の水拭きをしてくれる床拭きロボット。
フローリングやタイルの床のザラザラやベタベタをきれいに拭き取ってくれて、素足で過ごす日本の家庭にぴったりです。
2019年7月に発売されたブラーバ ジェット m6は、従来モデルのブラーバ ジェット 250から一気に革新的な進化を遂げたモデルとなっています。
ブラーバ ジェット m6には、従来よりも格段に賢い頭脳を搭載。ルンバと自動で連携する機能も兼ね備えています。
家中まるごとお任せできる床拭きロボットブラーバ ジェット m6の特徴について解説していきます。
ルンバとの連携清掃
ブラーバ ジェット m6の目玉ともいえる特徴が、ロボット掃除機ルンバとの連携。
事前に連携設定しておくことで、ルンバの吸引掃除完了後に自動でブラーバが起動して床の拭き掃除を始めてくれます。
吸引掃除専門のロボット掃除機「ルンバ」と、床の拭き掃除専用ロボット「ブラーバ」。
以前からルンバとブラーバは併用が最高の使い方だと推してきましたが、ブラーバ ジェット m6により、その自動化が実現することになりました。
こちらがブラーバ ジェット m6とルンバの連携プレー動画。
ルンバでゴミの吸引をした後にブラーバで床を水拭きすることで、素足で過ごしても気持ちいいピカピカの床になります。まさに理想の掃除の形と言えるでしょう。
ブラーバ ジェット m6と連携できるルンバは、こちら。
ルンバとの自動連携ができるようになって、これまでルンバ・ブラーバの2台持ちを検討していた方にとっては、絶好の購入タイミングになりそうですね。
間取りを記憶し指定の部屋だけ掃除可能
ブラーバ ジェット m6は、高度なナビゲーションシステム「Imprintスマートマッピング」を搭載。家中まるごと賢く掃除してくれます。
センサーとカメラを使って家全体の間取りを把握し、最大10パターンまで記憶できます。
従来のブラーバシリーズに搭載されていた「iAdapt2.0ナビゲーションシステム」から、間取りを記憶できる機能が進化。それにより、スマホアプリで清掃エリアの指定が可能になりました。
指定した部屋のみを掃除できるので、曜日別に掃除する部屋をスケジュール設定しておいて、1週間で効率的にフロア全体を掃除してもらうことも可能です。
自動充電・自動再開機能で電池切れの心配いらず
従来のブラーバ ジェットは本体から直接充電できず、バッテリーを取り外して充電するタイプ。そのため、掃除が終わるたびにユーザーが充電をしてあげなくてはいけませんでした。
また、全部屋の掃除が終わったらスタート地点に帰ってきて電源が切れるようになっていましたが、広い家だと1回の充電では掃除しきれずに行き倒れてしまうことも。
ブラーバ ジェット m6は、自動充電・自動再開機能を新しく搭載したので、そんな心配は不要になりました。
掃除の途中で電池が切れそうになったら自分で充電器まで戻ってきて、充電が完了したら続きから掃除を再開。
広い家でも電池切れの心配はありませんし、毎回自分でバッテリーを充電する必要もありません。この機能の搭載により、手間がグッと減りましたね。
簡単操作!パッドを取り付け水を入れたら掃除開始
ブラーバ ジェット m6は、従来機種同様の簡単操作。
専用のクリーニングパッドを取り付け、水拭きの場合はタンクに水を入れて、スタートボタンを押すだけです。
タンクに「Braava jet床用洗剤」を入れて使えば、洗浄力や香りがUPします。
エリア指定をしたい場合には、スマートフォンから操作して、アプリから清掃開始を指示。
新しくなった専用クリーニングパッドは、水拭き・乾拭きそれぞれに使い捨てパッドと洗って繰り返し使えるパッドがあります。
使い捨てパッドは手を触れずに捨てられるので、衛生面が気になる方も安心です。
大容量タンクは本体から取り外し可能
ブラーバ ジェット m6は天面の丸い部分からタンクを取り外すことができます。
タンク一体型の従来モデルよりも給水が楽になり、お手入れもしやすくなりました。
また、従来品では約150ml程度だったタンク容量が約445mlまで大きくなったようです。
ブラーバ ジェット m6を実際に使ってみた
今回は、実際にブラーバ ジェット m6を使って床の水拭き掃除をしてみます。
本体外観レビュー
まずはブラーバ ジェット m6の外観から見ていきましょう。
本体天面の中央には、シルバーの丸い水タンクカバーが配置してあり、シンプルながら高級感のある印象。ボタンは右下の3つのみと非常にシンプルです。
本体裏面の写真がこちら。
上半分は拭き掃除用のモップを取り付ける場所となっています。金属部分が充電用の接続箇所となっており、4カ所の落下防止センサーも搭載されています。
同梱品一覧
ブラーバ ジェット m6の主な付属品は以下の通りとなります。
- ロボット掃除機本体
- ホームベース
- ドリップトレイ
- 電源コード
- ウェットパッド(2 枚)
- ドライパッド(1 枚)
- 洗濯可能ウェットパッド(1 枚)
- 洗濯可能ドライパッド(1 枚)
- 床用洗剤(2 回分)
パッド類
こちらは使い捨てのウェットパッド。波状の柄に凹凸加工がされたふわふわの素材です。
吸湿性の高い繊維を使用し、油汚れや砂などの細かい汚れまでしっかり取り込みます。
こちらは使い捨てのドライパッド。凹凸加工のない直線状の模様で、こちらもふわふわの素材でできています。
静電気の力でホコリやペットの毛まで逃さずキャッチします。
こちらは洗濯可能なウェットパッド。吸湿性の高い短めの毛が密集しています。
こちらは洗濯可能なドライパッド。長めの毛で、ホコリや細かいゴミまで絡めとります。
床用洗剤
ブラーバ ジェット専用の床用洗剤です。
ボトルには2回分が入っているので、半量をタンクに注ぎ水を継ぎ足して使います。
水拭き掃除の準備
中身を確認したら、早速ブラーバ ジェット m6で掃除をする準備をしていきます。
天面のフタのつまみを押しながら開け、水タンクを取り出します。
水タンクの給水口は側面にあります。
キャップを回して外し、水を入れましょう。
水タンクの準備が終わったら、裏返して水拭き用のクリーニングパッドをつけます。
ブラーバ ジェット m6は、パッドの種類を自動で認識して水拭き/乾拭きモードを切り替えるので、パッドのつけ間違いに要注意です。必ず水拭き専用のパッドを使ってくださいね。
溝に沿ってスライドさせながら、奥までしっかりと取り付けます。
これで準備は完了!ホームベースにセットして、掃除を開始します。
実際の水拭き掃除の様子
早速、スタートボタンを押して掃除開始です!
ブラーバ ジェット m6が水拭き掃除をしている様子が、こちらの動画です。
ブラーバ ジェット m6でのフローリングの水拭きテスト動画
ルンバのような吸引タイプのロボット掃除機とは違って、非常に静かですね。
また、ブラーバ ジェット m6の動きは直線的で、人間が雑巾がけをするときのようにコの字のルートで走行するので、隅々まで拭き残しなく水拭き掃除ができます。
ブラーバ ジェット m6での黒シートの水拭きテスト動画
ブラーバ ジェット m6が水を噴き出す様子がわかりやすいように、黒いシートを敷いて掃除をしてみました。
実際に使用する前は、水が壁や家具にかかるのでは…?と心配だったのですが、動きを見るとその心配は無用だということがわかります。
一度前進して障害物がないことを確認した上で、一歩下がってから水を噴射するので、壁や物に水がかかることはありません。
口コミからわかったブラーバ ジェット m6のデメリット
従来品と比べて格段に賢くなったブラーバ ジェット m6。
高機能な床拭きロボットですが、口コミやレビューを見るとブラーバ ジェット m6のデメリットも見えてきました。
購入前にチェックしておきたいデメリットがこちらです。
敷居を乗り越えられない
ブラーバシリーズは床に水を吹きかけるという性質上、カーペットに乗り上げてビショビショにしてしまわないよう、段差には登れない設計になっています。
お家によってはブラーバが活躍できないこともあるので注意しましょう。
部屋の隅は多少掃除残しがあることも
ブラーバ ジェット m6のパッドは、完全に掃除機の先端についているわけではありません。
このように、前のバンパー部分にはパッドが被らない仕様になっています。
そのため、隅の掃除残しが気になる方もいるようです。
ただ、「部屋の角までキレイに拭いてくれる」という口コミも多かったので、人によって評価が分かれる部分かもしれませんね。
消耗品のコストが気になる
ブラーバ ジェット m6は初期費用だけでなく消耗品代もかかるのがデメリット。
洗剤やクリーニングパッドはブラーバ ジェット m6専用のものを使う必要があります。
使い捨てのクリーニングパッドは、7枚セットで税込968円。1回あたり約140円かかるということは覚悟しておきましょう。
最大のデメリットは「高級すぎる」こと
せっかくのルンバとの連携機能。ぜひ使ってみたいという方も多いはず。ですが、ルンバとの2台持ちはコストがかかるため、なかなか手が出しづらいのが現実です。
ブラーバ ジェット m6の価格は税込59,800円。さらに連携可能なルンバも購入すると総額10万円近くの出費になってしまいます。
ルンバとブラーバの連携を諦めたとしても、約6万円のブラーバ ジェット m6はやはり高額。
従来モデルのブラーバ ジェット 250が3万円以下で手に入るので、2倍以上も高い価格設定となっています。
確かにブラーバ ジェット m6は機能面で明らかな進化を遂げていますが、コスパを考えると従来モデルのブラーバ ジェット 250も十分おすすめです。
ブラーバ ジェット 250が掃除できるのは15畳までなので、お家の間取りによってはこちらを選ぶのも手かもしれませんね。
ブラーバ ジェット m6と250の違いを比較
ブラーバ ジェット 250は、ブラーバ ジェット m6ほど賢くはないのですが、清掃機能としては高機能なものを備えています。
お家によってはブラーバ ジェット 250で十分な場合もありますので、2機種をよく比較検討して合ったものを選ぶことをおすすめします。
こちらにブラーバ ジェット m6と250の比較表を掲載しますので、ブラーバ選びの参考にしてみてください。
(※2022/7/14時点の価格)
なお、ブラーバ ジェット シリーズの違いについて、もっと詳しく知りたい方はこちらの記事をご覧ください。
床拭きロボット「ブラーバ」全3機種を一覧表で比較!選び方で重要な6つのポイント – Rentio PRESS[レンティオプレス]
まとめ
ブラーバ ジェット m6は、賢く家全体を掃除してくれる進化した床拭きロボット。
ルンバとの連携にはかなりお金がかかりますが、ぜひ一度はその実力を試してみたいものです。購入前に一度ブラーバ ジェット m6を試してみたい!という方にはレンタルがおすすめです。
家電レンタルサービスRentio[レンティオ]では、ブラーバ ジェット m6をお試しでレンタル可能。また、月額レンタルでじっくりお試しもできます。
[レンタル] iRobot 床拭きロボット ブラーバ ジェット m6 – Rentio[レンティオ]
もちろんルンバなどブラーバ以外のロボット掃除機もレンタル可能です。レンタルできるロボット掃除機の種類や価格については、こちらからチェックしてみてください。
[レンタル] ロボット掃除機 一覧 – Rentio[レンティオ]
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