パナソニックのコーヒーメーカー3機種を比較!各製品の特徴と選び方を徹底解説
更新日2021/12/01
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自宅で挽きたてコーヒーを楽しめるコーヒーメーカーといえばデロンギやシロカが代表的ですが、日本を代表する家電メーカーであるPanasonic(パナソニック)も負けていません。
製品ラインナップこそ多くありませんが、Amazonや価格.comの売れ筋ランキングでもTOP3に入るような人気の高いコーヒーメーカーもあります。(2020年8月26日現在)
そこで、この記事ではパナソニックのコーヒーメーカーの種類と各製品の特徴を中心にまとめました。
※いきなり製品比較を一気見したい方はパナソニックのコーヒーメーカー比較一覧表で確認を!
もくじ
パナソニックのコーヒーメーカーの種類
パナソニックのコーヒーメーカーには「ミル着脱式のドリップタイプ」と「ミル一体型の全自動タイプ」の製品ラインナップがあります。
各製品ラインの違いはコーヒー抽出までの過程にあります。
ミル着脱式のドリップタイプ
「ミル着脱式のドリップタイプ」は半自動化のコーヒーメーカーです。
ミルは搭載されていますが、コーヒー豆を挽いた後にフィルターにセットし直す必要があります。
・ミル一体型の全自動より安価
・フィルターを選べるモデルもある
・アイスコーヒーの淹れ分け機能がある
ミルサインで挽き分け
「ミル着脱式のドリップタイプ」のコーヒーメーカーは「ミルサイン」の点滅回数でコーヒー豆の挽き分けをすることができます。
見るスイッチを押しながら「ミルサイン」の点滅回数を確認し、好みの挽き方に調整しましょう。
- 中細挽き:点滅回数7〜8回
- 粗挽き:点滅回数5回
ミル一体型の全自動タイプ
「ミル一体型の全自動タイプ」はスタートボタン1つでコーヒー豆を挽くところから抽出まで行ってくれるコーヒーメーカーです。
通常一体型のコーヒーメーカーはミルの手入れが難しいのですが、パナソニック製品はミルの自動洗浄機能が搭載されていることから、長く清潔に使えるような配慮が伺えます。
ただしミルに残る水滴によって抽出前にコーヒー豆が濡れてしまうのは欠点と言えるかもしれません。
・ボタン1つで挽き〜抽出まで完全自動化
・カルキを90%カットした「沸騰浄水機能」がある
・デカフェの淹れ分け機能がある
パナソニックのコーヒーメーカーの選び方
パナソニックのコーヒーメーカーは全自動か半自動かで選ぶこともできますが、次の3点に着目して選ぶのもおすすめです。
※製品比較を一気見したい方はパナソニックのコーヒーメーカー比較一覧表へ!
抽出機能で選ぶ
まず普段どんなコーヒーを淹れたいかによってコーヒーメーカーを選んでみましょう。
実際、「ミル着脱式のドリップタイプ」にはアイスコーヒーの抽出メニューがありますが、「ミル一体型の全自動タイプ」にはアイスコーヒーの項目はなく、その代わりに「デカフェ豆」コースが用意されていたりと異なります。
ミル着脱式のドリップタイプ | ミル一体型の全自動タイプ | ||
---|---|---|---|
製品型番 | NC-R400 | NC-R500 | NC-A57 |
抽出コース | マイルド/リッチ/アイス | マイルド/リッチ | |
デカフェ豆コース | × | × | ◯ |
ミルタイプで選ぶ
パナソニックのコーヒーミルはいずれもプロペラ式のミルが搭載されておりますが、ミル一体型の全自動タイプの「NC-A57」だけは少し特殊なプロペラ式ミルになっています。
縦型ですり潰すような形状になっているため、プロペラ式と臼式(コニカル式)の中間のような構造で、通常のプロペラ式よりも挽きムラがないようです。
フィルターで選ぶ
コーヒーはフィルターによって風合いが変わるので、使えるフィルターでコーヒーメーカーを選ぶこともあるでしょう。
ペーパーフィルターはコーヒー豆の油分や粉がが取り除かれスッキリとした味わいになりますし、ステンレスフィルターはコーヒー豆をダイレクトに感じられる味わいになります。
パナソニックのコーヒーメーカーは基本ペーパーフィルターを主にしていますが、ミル着脱式のドリップタイプの「NC-R500」だけステンレスメッシュフィルターも選べるため「挽き方×淹れ方×フィルター」の様々な組み合わせを試すことが可能です。
パナソニックのコーヒーメーカー3機種
それでは2020年8月27日現在販売されている、パナソニックのコーヒーメーカー3機種を紹介します。
種類の特徴や選び方のポイントも踏まえ、自身にピッタリのコーヒーメーカーに絞り込みましょう。
NC-R400
パナソニックで最もベーシックなコーヒーメーカーが「NC-R400」です。
唯一カラーバリエーションが2種類用意されており、色で選びたい方にもおすすめの機種となります。
製品項目 | スペック詳細 |
---|---|
容量 | 5カップ(680ml) |
ミル | プロペラ式 |
フィルター | ペーパー |
カラフェ/サーバー | ガラス |
挽き分け | 粗挽き/中細挽き ※ミルサインで挽き分け |
抽出コース | マイルド/リッチ/アイス |
デカフェ豆コース | × |
活性炭フィルター | ◯ |
大きさ | 24.5×17.0×30.0cm |
重さ | 2.3kg |
付属品 | 計量スプーン,ペーパーフィルター |
カラーバリエーション | レッド,カフェオレ |
Amazon税込価格 2020年8月27日現在 |
17,407円 |
NC-R500
「NC-R500」はパナソニックのコーヒーメーカーの中で抽出方法の組み合わせが最も多いコーヒーメーカーです。
「抽出コース(3通り)」×「挽き分け(2通り)」×「フィルター(2通り,紙/ステンレス)」の計12パターンから好みの淹れ方を見つける楽しみもあります。
製品項目 | スペック詳細 |
---|---|
容量 | 5カップ(680ml) |
ミル | プロペラ式 |
フィルター | ステンレス |
カラフェ/サーバー | ガラス |
挽き分け | 粗挽き/中細挽き ※ミルサインで挽き分け |
抽出コース | マイルド/リッチ/アイス |
デカフェ豆コース | × |
活性炭フィルター | ◯ |
大きさ | 24.5×17.0×30.0cm |
重さ | 2.3kg |
付属品 | 計量スプーン,ペーパーフィルター,ステンレスフィルター |
カラーバリエーション | ブラック |
Amazon税込価格 2020年8月27日現在 |
18,900円 |
NC-A57
「NC-A57」はミル一体型の全自動コーヒーメーカーなので、手軽に挽きたて&淹れたてのコーヒーを楽しめる製品です。
またこの製品ならではの特徴として以下2点も注目ポイントです。
- 「沸騰浄水機能」:抽出前に沸騰させたお湯を活性炭フィルターへ通しカルキを90%カット
- 「デカフェ豆コース」:カフェインレスコーヒー豆対応の抽出機能
製品項目 | スペック詳細 |
---|---|
容量 | 5カップ(670ml) |
ミル | 縦型プロペラ式 |
フィルター | ペーパー |
カラフェ/サーバー | ガラス |
挽き分け | 粗挽き/中細挽き |
抽出コース | マイルド/リッチ |
デカフェ豆コース | ◯ |
活性炭フィルター | ◯ |
大きさ | 22.0×24.5×34.5cm |
重さ | 3.0kg |
付属品 | 計量スプーン,ペーパーフィルター |
カラーバリエーション | ブラック |
Amazon税込価格 2020年8月27日現在 |
20,473円 |
パナソニック NC-A57-Kを実機レビュー!デカフェにも対応する多機能な全自動コーヒーメーカー – Rentio PRESS[レンティオプレス]
パナソニックのコーヒーメーカー比較一覧表
パナソニックのコーヒーメーカー3機種を一覧表にまとめましたので一度に比較したい方は活用してください。
多機能なパナソニックのコーヒーメーカー
パナソニックのコーヒーメーカーは、他メーカーのコーヒーメーカーとは異なる視点でこだわっているように思います。
その1つが機能の多さで、特に「沸騰浄水」や「活性炭フィルター」などは浄水器メーカーでもあるパナソニックらしい特徴です。
今後水だけでなく、ミル・抽出方法も改良が加われば全自動コーヒーメーカーとして非常に魅力ある製品になりますので期待しましょう。
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