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デロンギの電動コーヒーミル「デディカ KG521J-M」を実機レビュー!おしゃれで高機能な一台!

ライターまーしー/家電製品総合アドバイザー

更新日2021/06/17

デロンギの電動コーヒーミル「デディカ KG521J-M」を実機レビュー!おしゃれで高機能な一台!

淹れたてのコーヒーも美味しいですが、挽きたてのコーヒーならもっと味と香りが引き立つのでおすすめです。

コーヒーを挽くのにはミルが必要になりますが、電動コーヒーミルなら再現性が高く、均一で任意の粒度に挽くことができるため、同じコーヒー豆でも様々な淹れ方、味わい方を堪能することができます。

そこで、この記事ではデロンギの電動コーヒーミル「デディカ KG521J-M」の実機レビューについてまとめました。

デロンギのエスプレッソマシンでなくても自宅にあるコーヒーメーカーで楽しむことができますので、挽きたてのコーヒーを味わいたい方なら参考にしてみてください。


デロンギの電動コーヒーミル デディカ KG521J-Mの特長

デロンギの電動コーヒーミル「デディカ KG521J-M」

デロンギの電動コーヒーミルの中でハイエンドモデルに位置づけられた製品で、おすすめの電動コーヒーミルの1つに挙げらているのが「デディカ KG521J-M」です。

その主な特長は以下4点です。

  • コニカル式グラインダー
  • 見やすい液晶ディスプレイ
  • スタイリッシュなデザイン
  • エスプレッソのフィルターホルダーに対応

[2021最新]電動コーヒーミルのおすすめ11選を比較!種類と選び方について解説 – Rentio PRESS[レンティオプレス]

コーン式グラインダー

デロンギの電動コーヒーミル「デディカ KG521J-M」のコニカル式グラインダー

「デディカ KG521J-M」に搭載されているミル刃は「コーン式(コニカル式)」です。

電動コーヒーミルの種類でも説明しておりますが、コーン式グラインダーは円錐形の構造をした刃で低速回転でコーヒー豆を粉砕するため摩擦熱が生じにくいというメリットがあります。

細挽きから粗挽きまで細かい挽き目の調整、粒度の均一性に特長がありますので、美味しいコーヒーを淹れるためにおすすめのミルです。

18段階の粒度設定

デロンギの電動コーヒーミル「デディカ KG521J-M」は18段階の挽き分け

「デディカ KG521J-M」のコーン式グラインダーは、極細挽き~中挽き~粗挽きの18段階の粒度設定が可能です。

細かい挽き分けができることで、粒度によって様々なコーヒー抽出も楽しむことができます。

挽き方 粒度目盛り 淹れ方
極細挽き 1〜6 エスプレッソ
細挽き 水出し,ペーパードリップ
中細挽き 7〜12 ペーパードリップ,メッシュフィルタードリップ
中挽き ネルドリップ,メッシュフィルタードリップ
粗挽き 13〜18 フレンチプレス

見やすい液晶ディスプレイで杯数設定

デロンギの電動コーヒーミル「デディカ KG521J-M」の液晶ディスプレイ

「デディカ KG521J-M」は2.1インチのLCDディスプレイに「杯数ダイヤル」を回して選んだ杯数が見やすく表示されます。

本体側面にある「杯数ダイヤル」で1〜14の抽出したい杯数を選択し、本体正面上部にある「豆量調節ボタン」で3段階(LIGHT,NORMAL,STRONG)の加減を付けて抽出濃度を設定できます。

スタイリッシュなデザイン

デロンギの電動コーヒーミル「デディカ KG521J-M」のデザイン

「デディカ KG521J-M」は2017年度のグッドデザイン賞を受賞しています。

外見はおしゃれなメタリックシルバーのデザインで、おしゃれなキッチン空間を作り出してくれるでしょう。

幅が約15.5cmというコンパクトさも魅力です。

エスプレッソのフィルターホルダーに対応

デロンギの電動コーヒーミル「デディカ KG521J-M」はエスプレッソのカップフォルダーに対応

「デディカ KG521J-M」は付属している着脱式コンテナ(120g)に挽く以外にも、デロンギ製のエスプレッソメーカー用フィルターホルダーに直接挽くことができます。

デロンギのエスプレッソマシンをお持ちの方は、挽きたてのエスプレッソ楽しむ上でも必須の製品と言えるでしょう。

デディカ KG521J-Mの製品スペック

デロンギの電動コーヒーミル「デディカ KG521J-M」の製品スペックを一覧にまとめました。

製品項目 スペック詳細
ミルタイプ コーン式(コニカル式)
対応粒度 極細挽き〜粗挽き(18段階)
定格時間 40秒
ホッパー容量 350g
コンテナ容量 120g
カラー メタルシルバー
重さ 2.8kg
サイズ 幅155mm×奥行255mm×高さ385mm
付属品 クリーニングブラシ

デロンギ デディカ KG521J-Mを実機レビュー

デロンギの電動コーヒーミル「デディカ KG521J-M」のセット内容

デロンギの電動コーヒーミル「デディカ KG521J-M」の特徴を踏まえた上で、実際のセット内容や組み立て方、サイズ感などを確認し、気になることポイントをまとめていきたいと思います。

まずはセット内容ですが、写真にある部品を右回りに紹介します。

  • 本体
  • ホッパー(豆入れ),ホッパーふた
  • コンテナ,コンテナふた
  • ホルダースタンド(エスプレッソのフィルターホルダー用)
  • クリーニングブラシ
  • 上部挽き刃
  • トレイ

本体のサイズ感

デロンギの電動コーヒーミル「デディカ KG521J-M」のサイズ感

「デディカ KG521J-M」は約15.5cmのスリムボディが特長1つでもありますが、奥行は25.5cm、高さは38.5cmあります。

分かりやすいように500mlのペットボトルを並べると奥行きは約1本分、高さは1と3/4本分くらいになりますので、購入前には事前に置き場所を考えておきましょう。

フィルターホルダーは本体に収納可能

エスプレッソ用のフィルターホルダーに直接挽く時にホルダースタンドを使いますが、使わないときは専用ボックスに入れて本体に収納することができます。

使い分けパーツを用意する家電は時折収納場所に困るものですが、「デディカ KG521J-M」はその点もスタイリッシュに解決した製品と言えます。

お手入れ方法

デロンギの電動コーヒーミル「デディカ KG521J-M」のお手入れ方法

「デディカ KG521J-M」のミルは付属のクリーニングブラシ掃除します。

ミルの上部挽き刃を取り外せるので、ある程度はキレイにブラッシングすることが可能です。

なお、本体含め水洗いは厳禁となります。

デロンギの電動コーヒーミル「デディカ KG521J-M」のお手入れ方法

ホッパー、コンテナ、ホルダースタンドは水洗いができます。

食器用中性洗剤と柔らかいスポンジを使ってこまめの洗いましょう。

デロンギ デディカ KG521J-Mでコーヒー豆を挽いてみた

デロンギの電動コーヒーミル「デディカ KG521J-M」で挽いてみた

それでは実際に「デディカ KG521J-M」を使ってコーヒー豆を挽いたので、挽目具合や音の大きさなど確認してみてください。

挽いた豆は中煎り(ミディアムロースト〜シティローストくらい)の「Kona Coffee Purveyors」のピーベリー(全体収穫量の5%未満の貴重な豆)です。

デロンギの電動コーヒーミル「デディカ KG521J-M」のホッパー

ホッパーには投入上限がありますので、一度に入れるコーヒー豆はホッパーの半分弱の高さを目安にしてください。

デロンギの電動コーヒーミル「デディカ KG521J-M」の電源

ホッパーとコンテナを本体に設置したら、本体側面にある電源ボタンを押します。

液晶ディスプレイに表示されるのを確認したら、杯数選択を行いましょう。

デロンギの電動コーヒーミル「デディカ KG521J-M」の杯数選択

液晶ディスプレイ左上に2桁の数字が表示されますので、本体側面の杯数ダイヤルを回して挽く量を設定します。

コーヒー豆2つが表示された操作ボタンは「豆量調節ボタン」なので、さらに設定した杯数に対して少なめ(LIGHT)・普通(NORMAL)・多め(STRONG)を設定できます。

コーヒ抽出の濃さに影響しますので、あっさり希望なら少なめ(LIGHT)、濃いのが希望なら多め(STRONG)と調節しましょう。

騒音チェック

デロンギの電動コーヒーミル「デディカ KG521J-M」の騒音チェック

杯数を設定したら「豆量調節ボタン」の隣にあるスタートボタンを押すだけで挽き始めます。

動作音チェックのために騒音計を使って計測してみると87dB前後となりました。

80dBが地下鉄車内相当、90dBが犬の鳴き声やカラオケ店内相当と言われておりますので、それなりに大きな動作音となります。

夜間の操作は控えたほうが良いでしょう。

挽目の比較

デロンギの電動コーヒーミル「デディカ KG521J-M」の挽き目

粒度調節レバーを変えて挽き分けてみましたので、挽目を比べてみました。

左が最も極細挽きになる1、右が最も粗挽きになる18です。

デロンギの電動コーヒーミル「デディカ KG521J-M」の挽き目

さらに粒度を3つ追加して5種類の粒度を並べました。(画像にある番号が粒度)

「デディカ KG521J-M」の粒度は①〜⑥がエスプレッソ向け、⑦〜⑫がドリップ向け、⑬〜⑱がフレンチプレス向けとなっておりますが、実際に挽いた粒度見るとコーヒー豆の焙煎具合で異なるとは思いますが、以下のような目安で挽き分けるとよいでしょう。

  • ①:極細挽き
  • ⑤:細挽き
  • ⑨:中細挽き
  • ⑬:中挽き
  • ⑱:粗挽き

デロンギ デディカ KG521J-Mを使って分かった注意点

デロンギの電動コーヒーミル「デディカ KG521J-M」の注意点

デザインも良く、細かな挽き分けができる「デディカ KG521J-M」ですが、実際に使ってみると気になる点や改めて購入前に確認しておくべき点が見えてきました。

デメリットというほどではありませんので、注意点として参考にしていただければと思います。

思ったよりも飛び散る

デロンギの電動コーヒーミル「デディカ KG521J-M」の注意点

挽いた後にコンテナを外すと、コンテナに落ちきらなかったコーヒー粉が本体内部から落ちてきます。

内部の通り道がプラスチックになっているせいか静電気でくっついていたコーヒー粉が落ちてくるようです。

挽いた後は本体側面を軽く叩いたり振って、ある程度落ちたことを確認してからコンテナを外すと飛び散る量が少なくなります。

デロンギの電動コーヒーミル「デディカ KG521J-M」の注意点

コンテナもプラスチック製なので挽き済のコーヒー粉が静電気でくっつきます。

粒度調節がやりにくい

デロンギの電動コーヒーミル「デディカ KG521J-M」の注意点

本体上部にある「粒度調節レバー」は豆を挽いていない時にレバーを回すと故障の原因になります。

そのため動作中に回さなければならないため、挽目を変えたい場合は挽き目がバラつきます。加えて調節レバーは段階式で固いため、4から13に変えたい場合などは苦戦します。

手入れが意外と大変

コニカル式のミルは完全にキレイにすることが難しいので、コーヒー豆を変えると微妙に混ざってしまいます。

加えて「デディカ KG521J-M」は本体底部の隙間や接続部分や内部にコーヒー粉が残りますので、思ったよりもお手入れに時間がかかってしまいました。

コーヒー豆を頻繁に変える方は、もう少し手軽な電動ミルのほうが良いかもしれません。

デロンギの電動コーヒーミル「デディカ KG521J-M」で挽きたてのコーヒーを楽しもう

デロンギの電動コーヒーミル「デディカ KG521J-M」

昨今はミル付きの全自動コーヒーメーカーやされることも多くなりましたが、大多数の方がミル無しのコーヒーメーカーを使用していると思います。

デロンギの電動コーヒーミル「デディカ KG521J-M」は色んな挽き方ができるので、エスプレッソからペーパードリップ、コーヒープレスまでコーヒーを淹れる楽しさも広がります。

見た目のデザインもさることながら様々な粒度で挽きたてのコーヒーを楽しむことができます。

挽き方のコーヒーを思う存分楽しむなら、デロンギの電動コーヒーミル「デディカ KG521J-M」はおすすめです。

電動コーヒーミルやコーヒーメーカーはレンタルで試せる

電動コーヒーミルやコーヒーメーカーを実際に試してみたい方はお試しレンタルがおすすめです。

家電レンタルのRentio(レンティオ)ではデロンギの電動コーヒーミルKG521J以外にもオクソーの電動コーヒーミル バリスタブレイン、そして様々なコーヒーメーカーのレンタル商品を取り扱っています。

レンタルして気に入ればそのまま購入もできますので、ぜひ試してみてください。

[レンタル] ドリップコーヒーメーカー 一覧 – Rentio[レンティオ]

[レンタル] エスプレッソマシン 一覧 – Rentio[レンティオ]

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