ネスプレッソのデカフェを飲み比べしたらすごかった！デカフェカプセルの種類と特徴、飲んだ感想をまとめました

コーヒー好きな筆者ですが、過去にカフェインを完全に断った時期があります。

なぜならカフェインの摂りすぎで頭痛や吐き気に悩まされた経験があるからです。回復してからはコーヒーは1日1杯、おかわりはカフェインレスコーヒーというルーティンを継続しています。

それなりに色んなカフェインレスコーヒーを飲んできた自負がありますが、どうやらネスプレッソのデカフェが美味しいらしいという噂を社内から聞き、居ても立っても居られなくなった筆者は、買っちゃいました、ネスプレッソのデカフェ。

ということで、今回はネスプレッソのデカフェを飲み比べ、どれだけ美味しいのかを検証した様子と結果をまとめました。特に、カフェインの摂りすぎに悩んでいる人、妊娠中の人、カフェインに弱いけどカフェドリンクが好きな人の参考になると嬉しいです。

デカフェのカプセル3種類

今回はネスプレッソのオリジナルシリーズ「エッセンサ ミニ C」を使うので、同シリーズからデカフェのある3種類を購入しました。

各カプセルの特徴を、公式サイトから参照したものを要約して紹介します。

リストレット

「リストレット」はイタリアのコーヒー文化を表現したもので、焙煎香、濃厚な味わい、フルーティーな香り、ほのかな酸味が特徴のカプセルです。

ブラジル、コロンビア、他の国で生産されたアラビカ豆とロブスタ豆を組み合わせたレシピで、熟練のブレンドと焙煎によって独特の複雑な味わいを楽しめます。

アルペジオ

「アルペジオ」は、中南米産のコーヒー豆を深煎りしてココアのような香ばしさを引き出し、クリーミーで力強い味わいのコーヒーです。

ブレンドされた豆の個性がカップの中でそれぞれ際立ち、1993年以来最優秀賞を獲得しているブレンドです。

イタリアの様々な地方のコーヒー文化の影響を受けたフィレンツェ式コーヒーから着想を得ており、焙煎が進むと麦芽のような香りがココアに似た香ばしさへと変化し、重厚なエスプレッソの風味が引き出されます。

ヴォリュート

「ヴォリュート」は、ブラジル産とコロンビア産のアラビカ豆を軽く焙煎して作られるコーヒーで、まろやかなボディと甘いビスケットのような香りとフルーティーな香りが特徴です。

軽くローストすることで、豆本来の香りを引き出し、フルーティーな香りが甘いビスケットのような香りとうまく調和しています。

デカフェカプセルの比較

デカフェカプセル3種類の苦味・酸味・焙煎・コク・香り・豆の生産国を一覧にしたものがこちらです。

苦味と酸味が両立する「リストレット」はTheエスプレッソと言えます。あとは苦味と酸味どちらを重視するかで「アルペジオ」or「ヴォリュート」という選択肢になるでしょう。

比較項目	リストレット	アルペジオ	ヴォリュート
苦味	★★★★☆	★★★★☆	★★☆☆☆
酸味	★★★☆☆	★★☆☆☆	★★★☆☆
焙煎	★★★★☆	★★★★☆	★★☆☆☆
コク	★★★★☆	★★★★☆	★★☆☆☆
香り	–	チョコレートのような香り	フルーティーな香り バランスのとれた香り
生豆生産国	ブラジル、コロンビア、他	ブラジル、コスタリカ、他	ブラジル、コロンビア、他

ネスプレッソのデカフェカプセルを飲み比べてみた

3種類のデカフェカプセルと合わせて、同じ銘柄の通常カプセル(カフェイン入り)もそれぞれ用意したので、通常版とデカフェ版でどんな違いがあるのか、それぞれエスプレッソショット(40ml)で抽出したものを飲み比べしました。

検証方法は、普段コーヒーを飲む人、飲まない人含めた5名に対して、どちらがデカフェか分からない目隠し状態で1杯ずつ用意し、カフェイン入りの通常カプセルかを当ててもらうというものです。デカフェカプセルをカフェイン入りだと回答する人数で、デカフェのクオリティを確認します。

その上で、通常版とデカフェ版で感じた違い、飲んだ感想を聞いてみました。

ネスプレッソのデカフェセットンはレンタルできるので、1回試してみたい方は借りてみるのもおすすめです。

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リストレットのデカフェ

まず「リストレット」は、デカフェカプセルをカフェイン入りの通常カプセルだと思った人が5人中3人いました。

ただし、5人ともどちらがカフェイン入りなのか悩ましかったようで、明確には分からなかったようです。

このことから「リストレット」のデカフェカプセルは、通常カプセルとほとんど遜色のないクオリティだと言えるかもしれません。

コーヒー好きな筆者のコメント

アルペジオのデカフェ

次の「アルペジオ」もまた、5人中3人がデカフェカプセルをカフェイン入りの通常カプセルに投票していました。

あとで聞いてみると、3種類の中で最も分かりにくかったのが「アルペジオ」だったようです。

「アルペジオ」のデカフェも高いクオリティだったことが分かります。

コーヒー好きな筆者のコメント

ヴォリュートのデカフェ

先の2種類と違って、「ヴォリュート」はデカフェカプセルをカフェイン入りの通常カプセルだと思った人が5人中1人だけで、最も違いが分かりやすかったようです。

苦味・酸味・コクいずれも平均的で調和の取れたカプセルというのが影響したのか、「リストレット」や「アルペジオ」のように苦味や酸味が際立ったカプセルではないので、デカフェになったことでスッキリさだけが強調されたのも要因かもしれません。

ただし「スッキリ≠薄い」であり、口に入れた時はほのかな酸味とまろやな風味はしっかり感じられます。デカフェは後味の余韻が短く、スッキリしているという印象でした。

コーヒー好きな筆者のコメント

ネスプレッソのデカフェは噂どおりのクオリティの高さだった

ネスプレッソのオリジナルシリーズ3種類のカプセルで飲み比べした結果、デカフェとはっきりわかったのは1種類だけで、他の2種類はカフェイン入りと悩んでしまうくらいのクオリティでした。

市販のデカフェを飲んで「物足りないなぁ」「やっぱカフェインあるなしだと違うんだよなぁ」と思っている方がいたら、ぜひネスプレッソのデカフェを試してみてください。カフェで淹れてもらうデカフェと遜色のない風味・コクのあるエスプレッソを堪能できるはずです。

オリジナルシリーズとは別のヴァーチュオシリーズには、エスプレッソだけでなく、コーヒーのデカフェカプセルもあるので、機会があればヴァーチュオのデカフェカプセルの飲み比べも試してみたいと思います。

ネスプレッソは試してから購入できる

「高い買い物になるから本当に必要かどうか見極めたい」
「実際にデカフェって本当に美味しい？忖度してない？」
そんな方におすすめなのがコーヒーメーカーレンタルです。

家電レンタルサービスの「レンティオ(Rentio)」では、様々なコーヒーメーカーのレンタルを提供しています。

デカフェカプセル付きのネスプレッソレンタルもできるので、ぜひ試してみてください。

レンタル期間中に気に入った製品があれば、そのまま購入もできます。

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