GoPro HERO9 Black実写レビュー。画質、手ブレ補正、フロントディスプレイで大きな違いを見せた最新モデル

Atsushi Yoshioka
Atsushi Yoshioka

公開日2020/11/06

GoPro HERO9 Black実写レビュー。画質、手ブレ補正、フロントディスプレイで大きな違いを見せた最新モデル

公開日

旅行、アウトドアシーンなど、幅広いジャンルで活躍する「GoPro」。

手のひらサイズで持ち運びにも楽々な携帯性と、小型なカメラサイズからは想像もつかない美しい画質は、気軽にクオリティの高い映像作品を撮影するのに最適なカメラです。

今回はそんなGoPro HEROシリーズの最新モデルとして2020年9月17日に発売された「GoPro HERO9 Black」の魅力についてレビューしていきます。

Rentio PRESSでは、これまでも歴代のGoProシリーズのレビュー記事を展開してきましたが、今回も作例を豊富に最新モデルの魅力をご紹介していきます。

アクションカメラの王道「GoPro」

旅行に持っていく定番のカメラになりつつありアクションカメラの「GoPro」

超小型で軽量のサイズ感ながら、抜群の高画質を実現する動画撮影が大きな魅力として人気を集めています。

更に防水機能や手ブレ補正機構を搭載していることで、アウトドアでの撮影に最適な性能を叶えた使い勝手の良いカメラなのです。

GoProについて更に詳しくはこちら

[入門保存版]初心者が知りたいGoPro(ゴープロ)のすべて。撮影できるシーンや使い方を徹底解説 – Rentio PRESS[レンティオプレス]

毎年恒例GoPro最新モデルの登場

GoProは、毎年秋頃に最新モデルが誕生します。

今回ご紹介していくGoPro HERO9 Blackは、2020年9月17日に発売になったGoPro HEROシリーズの最新モデルで、2019年10月25日に発売となったGoPro HERO8 Blackの後継モデルです。

1年ごとに新たな性能や機能を搭載することで、アップデートを行っている印象ですが、今回のGoPro HERO9 Blackでも基本性能を中心に色々なアップデートが行われています。

この先は具体的にGoPro HERO9 Blackにおける特徴をご紹介していきます。

GoProシリーズのラインナップについてはこちらで紹介

[2020年版] GoProの選び方!4つの現行機種を比較しておすすめモデルを紹介 – Rentio PRESS[レンティオプレス]

外観レビュー

まずは大きさ重さデザイン性など外観に関するレビューを行っていきます。

基本的には同じようなデザインがシリーズを通して採用されていますが、最新モデルが登場するごとに、細かい違いも生じてきているため、ご紹介していきます。

従来のHERO8よりも更に大型化

GoPro HERO9 Black 携帯性

従来モデルGoPro HERO8 Blackでも、ボディのサイズが大型化したことが注目されましたが、今回ご紹介するGoPro HERO9 Blackでは、更に大型化したボディとなっています。

しかし、決して携帯性に影響の出るような大型化ではなく、若干の大型化になります。

GoPro HERO7までは、サイズ感を統一することで、シリーズにおいて共通のハウジングケースを使用することができましたが、GoPro HERO8以降は、マウント類への取り付けの際にもハウジングケースを使用する必要がなくなったため、大きさにおける制限が無くなりました。

GoProの性能の改善において最高のパフォーマンスを発揮するために若干の大型化は避けられないものかと思いますが、それでも携帯性を維持したサイズ感は変わらず大きな魅力となっています。

フロントディスプレイに変化が

GoPro HERO9 Black フロントディスプレイ

これまでのGoPro HEROシリーズでは、前面に位置するフロントディスプレイで映像が映ることはなく、撮影情報のみの表示でしたが、GoPro HERO9 Blackでは、液晶画面を搭載し、撮影画面を映し出すことも可能になりました。

そのため、GoProのレンズを自分に向けた状態でも、撮影の様子を確認することができるため、セルフィー撮影も簡単に行えるようになりました。

YouTuberなど、ご自身を写した動画コンテンツを作成される方にとっても、より使いやすいカメラへと進化したことは間違いありません。

レンズが付け替え可能な仕様に

GoPro HERO9 Blackは、GoPro HEROシリーズとしては初めてレンズの取り外しに対応しています。

元々標準で従来モデルから採用されている伝統の広角レンズを搭載していますが、今回のGoPro HERO9 Blackでは、155°の超広角の画角を叶える「HERO9 Black MAXレンズモジュラー」を、別売アクセサリーとして展開しており、付け替えることが可能です。

広角の画角が魅力的なGoProですが、更に画角の広い超広角域をカバーするレンズが登場したことで、映像作品における幅が更に広がると言えます。

性能レビュー

ここからはGoPro HERO9 Blackの動画や静止画撮影における性能面についてご紹介していきます。

特筆すべき優秀な性能を中心に、実際に沖縄・宮古島で撮影した作例を基にご紹介していきます。

画質は最高5Kまで対応

これまでのGoPro HEROシリーズでは、最高4Kまでの記録でしたが、今回のGoPro HERO9 Blackでは、シリーズ初の5Kでの記録に対応しました。

画質に関しては従来の4Kでも十分なクオリティを実現していますが、5Kに対応することで、更なる解像度を求めることができ、一部分を切り取ることが必要な場合でも、優れた画質を保つことができるのも大きなメリットです。

静止画撮影においてもメリットがあり、これまで12MPが限界であったGoPro HEROシリーズの静止画撮影ですが、今回のGoPro HERO9 Blackでは、新たなセンサーなどの搭載により、20MPでの静止画撮影も可能になりました。

静止画撮影はGoProにおける一つの弱点とされていましたが、今回大幅に改善された形となります。

更に強化された手ブレ補正「Hyper Smooth3.0」

GoPro HERO9 Blackでは、持ち味である手ブレ補正機構の性能を従来モデルよりも更に向上させました。

手持ち撮影においても非常に滑らかな映像を実現するその性能は、GoProシリーズの中でもダントツの効果です。

この手ブレ補正は「Hyper Smooth3.0」と名付けられ、従来モデルHERO8で搭載されていた「Hyper Smooth2.0」よりもバージョンを更にアップさせた形になります。

コントラストと彩度が調整された印象

GoPro HERO9 Blackでは、歴代のGoProシリーズと比較しても、画の仕上がりに大きな違いが生じているように感じました。

これまで歴代のGoPro HEROシリーズにおける写真や映像の仕上がりと比較して、ハッキリしたコントラスト加減と鮮やかな高めの彩度の仕上がりになっています。

そして、標準設定の状態でもシャープネス度は非常に高く、好みによってはくどすぎるという意見も出てきそうな印象です。

見栄えとしては鮮やかな印象なので、特に設定を調整することなく自動で鮮やか色を作り出してくれる機能としては優秀な能力を保有しています。

従来モデルHERO8 Blackとの違い

ここからは、従来モデルとして展開されていたGoPro HERO8 Blackとの比較を行っていきます。

従来モデルGoPro HERO8 Blackの詳細レビューについては、こちらをご覧ください。

GoPro HERO8 Black実写レビュー。進化した手ブレ補正、タイムラプス撮影の実力を作例から徹底解説 – Rentio PRESS[レンティオプレス]

記録画質の違い

既に性能レビューの部分でご紹介しているところもありますが、GoPro HERO8 BlackとGoPro HERO9 Blackでは、最高記録画質に違いが生じています。

GoPro HERO8 Blackでは、4K/60pが最高画質でしたが、GoPro HERO9 Blackでは、従来の記録画質の選択に加えて、最高画質を5K/30pまで引き上げました。

こちらも先ほどご紹介しましたがGoPro HERO8 Blackでは、12MPが限界であった静止画撮影において、GoPro HERO9 Blackでは、20MPまで対応しています。

フロントディスプレイの違い

カメラの前面に搭載されているフロントディスプレイにも違いがあります。

GoPro HERO8 Black以前までは、撮影に関する設定や録画時間などを表示するための補助ディスプレイとしての役目がメインでしたが、GoPro HERO9 Blackでは、撮影の画面を表示させることのできる液晶を搭載しました。

これにより、カメラを自分の方へ向けるシーンでも映し出された様子を確認しながら撮影することができます。

レンズ付け替えの可否

GoPro HERO8 Black以前は、レンズは完全に固定式で、付け替えることができませんでしたが、GoPro HERO9 Blackでは、別売レンズアクセサリーも販売されたことで、付け替えが可能となり、表現の幅が更に広がりました。

現時点では、155°の超広角を実現するHERO9 Black Max レンズモジュラーのみ販売されていますが、付け替え可能な仕様へと変化したことで、今後様々なレンズモジュラーが展開されることも期待されています。

手ブレ補正も異なるがHERO8でも十分な性能

GoPro HERO9 Blackでは、手ブレ補正機構も進化し、新たに「Hypersmooth3.0」へとアップデートされ、より滑らかな映像撮影を可能としています。

もちろんGoPro HERO9 Blackの方が手ブレ補正性能でも優れていることは間違いないですが、あまり動きの激しくない環境では、GoPro HERO8 Blackでも十分な手ブレ補正効果を実現していると言えます。

GoPro HERO9 Blackで写す沖縄・宮古島

GoPro HERO9とHERO8製品仕様比較表

製品名 HERO9 Black HERO8 Black
発売時期 2020年9月 2019年10月
価格 54,000円 43,800円
動画画質 5K30 4K60
写真画質 20MP 12MP
防水 10メートル 10メートル
スーパーフォト 〇(高性能HDR搭載) 〇(高性能HDR搭載)
手ブレ補正 HyperSmooth3.0 HyperSmooth2.0
TimeWarpビデオ TimeWarp3.0 TimeWarp 2.0
ライブストリーミング 1080p 1080p
セルフタイマー
音声起動
音声コントロール
WIFI + BLUETOOTH
風音低減機能 3-mic プロセッシング 3-mic プロセッシング
音声コントロール
タッチ ディスプレイ
フロントディスプレイ ◯(液晶画面)
GPS
ポート USB-C USB-C
大きさ 71.0 W × 55.0 H × 33.6 D (mm) 66.3 W x 48.6 H x 28.4 D (mm)
重さ 158g 126g

着実に進化を遂げるGoProの最新モデル

GoPro HERO9 Black レビュー

毎年恒例となったGoPro HEROシリーズの最新モデル発表ですが、どのような進化を遂げていくのかは性能が上がる毎に気になるところでした。

今回のGoPro HERO9 Blackでは、画質や手ブレ補正など基本的な性能面以外にも、フロントディスプレイの改善など外観面でも大きな変化が見られたことが印象的でした。

GoProは、最新モデルが登場するたびに、小さな変化を含めて、よりユーザーが使いやすく簡単に美しい映像作品を作り出せるカメラへと着実に進化を遂げている印象です。

既にHERO9までシリーズも進んだGoProですが、来年のアップデートでもどのような進化を遂げるのか、今から楽しみなところです。

ちょっとしたお試しはレンタルがおすすめ

今回ご紹介してきたGoPro HERO9 Blackは、レンタルで短期間だけ使用することも可能です。

旅行へと行くときだけ使用したい場合や、ちょっとお試しで使いたいシーンなどでは、レンタルサービスの利用がおすすめです。

Rentioでは、歴代のGoPro HEROシリーズをはじめ、アクセサリー類も豊富なラインナップを取り揃えています。

初心者向けのセットなどのご用意しておりますので、ぜひこの機会にRentioでレンタルして、簡単で気軽にGoProでの撮影を楽しんでくださいね。

[レンタル] GoPro HERO9 Black – Rentio[レンティオ]

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