ECOVACS DEEBOT N7を実際に使ってレビュー!マッピング&水拭きできる高コスパなロボット掃除機
更新日2024/11/18
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数あるロボット掃除機のなかでも人気のブランドECOVACS(エコバックス)のDEEBOTシリーズ。
高コスパなロボット掃除機が多いことで有名なDEEBOTシリーズですが、2021年2月にAmazon限定で発売された「DEEBOT N7」は機能と価格のバランスがとくに優れた注目のモデルです。
最大2300Paのパワフルな吸引清掃に、水拭きとの同時清掃も可能。高性能なレーザーマッピング機能を搭載で、スマホアプリからマップの編集やエリア指定もできます。これだけ機能が充実していて、4万円台というコスパの良さには驚きです。
今回は、そんなECOVACS DEEBOT N7を実際に使用し、写真と動画で詳しく実力を検証していきます。ぜひ購入を悩んでいる方は参考にご覧ください。
もくじ
エコバックス「DEEBOT N7」の特長
ロボット掃除機の老舗メーカーECOVACS(エコバックス)の床掃除用ロボット掃除機DEEBOTシリーズは、最先端の機能を搭載しつつお手頃価格を実現しているコスパの良い人気のシリーズです。
そんなECOVACS DEEBOTシリーズから2021年2月にAmazon限定で発売されたのが、今回ご紹介する「DEEBOT N7」。
吸引+水拭き清掃機能と高性能なレーザーマッピングを搭載したハイエンドモデルながら、4万円台という驚異の低価格を実現している注目のロボット掃除機です。
最大2300Paのパワフルな吸引力
DEEBOT N7の吸引清掃では、従来モデルと比べて吸引力が約53%UP。
毛とゴムが組み合わさったブラシでフローリングの溝などに溜まったゴミをかき出し、最大2300Paのパワフルな吸引力で床のゴミをしっかりと吸い込みます。
床の素材を検知する「カーペット検出テクノロジー」も搭載で、よりパワーが必要なカーペットも自動で吸引力をUPして繊維の奥まで強力に掃除してくれます。
自動給水による吸引+水拭きの同時清掃
DEEBOT N7は、最近人気の吸引と水拭きが同時にできるロボット掃除機です。
エコバックス独自の「OZMOモップシステム」で、タンクからモップに自動で給水しながらフローリングを水拭き。床面に付着している細菌を99.26%除去します。
お家の環境に合わせてスマホアプリから4段階の水量調整や、水拭き禁止エリアの設定なども可能です。
また、モップは洗って繰り返し使えるタイプと使い捨てタイプの両方を付属。コスパやエコが気になる方は洗えるタイプ・手間を省きたい方は使い捨てタイプと、ニーズに合わせて選ぶことができます。
高精度なレーザーマッピング
DEEBOT N7には賢いマッピング機能も搭載。
「Smart Navi 3.0レーザーナビゲーションシステム」で家具の位置や部屋の間取りをレーザーでマッピングし、フロア全体を効率よく掃除します。
清掃中にマッピングした地図は、スマホアプリからリアルタイムで確認可能。
作成したマップは複数保存できて、アプリでマップの編集や進入禁止エリア設定などもかんたんにできます。
スマホアプリでかんたん操作
DEEBOT N7とスマホアプリを連携しておけば、外出先や別の部屋からでも操作が可能になります。
マッピングで作成した地図のカスタマイズの他、スケジュール設定や現在の清掃状況確認、掃除履歴の確認、消耗品の交換タイミングのお知らせなど、スマホ一つでかんたんにロボット掃除機の管理ができます。
また、Google Home・Amazon Echo搭載のスマートスピーカーとの連携も可能で、話しかけるだけでロボット掃除機を操作することもできます。
「DEEBOT N7」の初期設定と使い方
それでは、実際にDEEBOT N7を使っていきましょう。
まずは本体の準備とアプリの初期設定をしていきます。
同梱品一覧
- ロボット掃除機本体
- 充電台・電源ケーブル
- サイドブラシ×2
- 水タンク(本体に取り付け)
- クリーニングクロスプレート
- 繰り返し用クリーニングモップ
- 使い捨て用クリーニングモップ×10
- 高性能フィルター(本体に取り付け)
- メンテナンスツール(本体に取り付け)
- 取扱説明書
本体の準備
まずは本体のセッティングです。
本体を裏返し、サイドブラシを左右に取り付けます。
向かって左が赤・右が緑と、左右で色が異なるので同じ色のサイドブラシをカチッというまで押して取り付けましょう。
本体の主電源を入れます。
天面のフタを開くと右上にある赤いスイッチが主電源で、右にスライドするとONになります。
続いて、充電台を設置します。
左右・前面に障害物のない場所に置き、電源に接続したら余ったケーブルは背面に巻き付けておきます。
本体を充電しながら、続いてスマホアプリの設定を進めます。
スマホアプリの準備
DEEBOT N7は、スマホアプリとの連携をすることですべての機能が使えるようになります。
必ずWi-Fi環境とスマホを事前に用意して、最初にアプリとの連携をするようにしましょう。
まずは、スマホに専用アプリ「ECOVACS HOME」をダウンロードします。
アプリがダウンロードできたら、画面の指示に従ってユーザー登録や機種情報の設定をしていきます。
続いて、ロボット掃除機とWi-Fiを接続します。
基本的には画面の案内に従うだけなのですが、アプリの位置情報使用を聞かれた場合は必ず許可することと、スマホを2.4GHz帯のWi-Fiネットワークに接続することには注意しましょう。この2点を外すとWi-Fi接続に失敗する可能性があります。
しばらく待機すると無事に接続が成功!
HOME画面が表示されたら「ロボットを入力する」ボタンを押すと、かんたんなガイドのあとに掃除をスタートできます。
初回の清掃時にマッピングをするので、できるだけ床の物を片付けてから掃除させるのがおすすめです。
完成したマップは左下の「マップ管理」ボタンから編集・保存することができます。
水拭きをする場合はタンクとモップを準備
通常の吸引清掃のみをする場合はそのままアプリから清掃開始すればいいのですが、水拭きをする場合にはタンクとモップの準備が必要になります。
本体から水タンクを取り外して、左の青いキャップを外して給水。
水を入れたタンクに、モップが付いた状態のモッププレートを押しこんで取り付けます。
本体に差し込んだら準備OKです。
エコバックス「DEEBOT N7」で清掃し実力を検証
それでは、実際にDEEBOT N7に家の掃除をしてもらい、その実力を検証していきたいと思います。
吸引清掃テストの結果、標準モードでも十分パワフル
今回、DEEBOT N7の吸引清掃のパワーを検証するために、5種類の擬似ゴミを用意して清掃テストをしました。
- 枯れ葉と砂利(1cm以下の砂利)
- 糸くず(10cm程度の刺繍糸)
- 粉末(中挽きのコーヒー粉)
- 紙くず(ティッシュペーパーをちぎったもの)
- 毛(犬の毛をカットしたもの)
吸引力:標準、2回清掃設定で、1部屋のみをエリア指定して清掃してもらいます。
フローリングの吸引清掃テストの様子
こちらがDEEBOT N7での吸引清掃の様子です。
紙や毛などの軽いゴミを排気で吹き飛ばしてしまったり、砂利の一部をサイドブラシでまき散らしてしまったりと序盤はミスも見られましたが、最終的にはすべてのゴミを回収することができました。
吸引清掃テストのビフォーアフター画像
DEEBOT N7での清掃前後の比較画像がこちら。ほぼ完璧に清掃してくれていますね。
砂利は数粒だけ残ってしまいましたが、最初のゴミの量を考えると十分満足できる水準。
糸くず・コーヒー粉・紙くず・犬の毛に関しては、掃除残しなくすべてキレイにしてくれました。
カーペット上では自動でパワーアップ
吸引清掃時は、この動画のようにカーペット上で自動で吸引力を上げて掃除をしてくれます。
繊維の奥までしっかりと掃除できるので、床にカーペットやラグを敷いているお家にもぴったりですね。
水拭き掃除も上手
使い捨てモップを使用して水量:中で水拭き掃除もしてもらいましたが、数秒で乾く程度のちょうどよい水気で水拭きをしてくれました。
前方で吸引清掃をしてから後方のモップで水拭きをするため思ったよりはモップが汚れなかったのですが、素足で歩いたときに床のザラザラ感がなくなりサッパリとした触り心地になりました。
カーペットを検出して自動で避ける
水拭き清掃時には、こちらの動画のようにカーペットを検出して自動で避けてくれます。
「あっ、ここカーペットだ!」と気づいて後ずさりする姿がなんとも可愛らしいですよね。
アプリのマップから水拭き禁止エリアを設定することもできますが、とくに何も設定しなくても乗り上げることはないので安心です。
マッピングの精度が高く動きも賢い
DEEBOT N7は高性能レーザーによるマッピングで非常に精度が高く、動画のようにほぼリアルタイムで位置が反映されます。
作成したマップと実際の間取りを比較すると、その精度の高さがわかると思います。
グレーの障害物エリアとピンクのカーペットエリアがマップ上にも正確に反映されています。
しかもマップは複数保存できるので、2階建て以上の家でも対応可能。
最初だけ充電台と本体を一緒に移動する必要がありますが、マップが完成したら本体のみの移動でOKなのでそれほど手間もかかりませんね。
騒音計で稼働音の静かさも確認
吸引清掃時の稼働音について、騒音計を使って静音 / 標準 / 最大 / 最大+のモードごとの稼働音を測定しました。
静音モードだと49~53dB程度で、かなり静かな印象。在宅中に同じ部屋で動かしていても気にならないほどでした。
ただし吸引力はやはり落ちるようで、水拭き清掃時の使用が推奨されています。
標準モードは55~58dB程度で、同じ部屋でもギリギリ使えるレベル。
最大モードで60~65dB程度、最大+モードでは61~66dB程度と、このくらいになってくると同じ部屋での稼働はちょっと厳しそうです。
隣の部屋くらいなら問題なく稼働させられそうなので、部屋ごとにうまくスケジュール設定すると良さそうですね。
ワンタッチゴミ捨てと使い捨てモップでお手入れ楽々
ロボット掃除機自体のお手入れは、毎日長く使う上で重要なポイントです。
DEEBOT N7は、使用後のお手入れも手間なくかんたん。
ダストボックスのフタはワンタッチでパカっと大きく開き、水洗いも可能。
水拭き時は使い捨てモップを使えば、モップを洗う手間も省けます。
さらに手間を減らせる!自動ゴミ捨て可能な「DEEBOT N8+」もおすすめ
DEEBOT N7よりもさらにお手入れの手間を省きたいなら、集めてきたゴミを自動で吸い上げて回収する自動ゴミ捨て機能搭載の「DEEBOT N8+」もおすすめです。
約30回分のゴミを溜めておけるので、面倒なゴミ捨ての手間がグッと減りますよ。
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エコバックス「DEEBOT N7」で毎日ピカピカの床をキープ
吸引+水拭きの同時清掃と高精度なマッピングで、毎日の床掃除をお任せできる「DEEBOT N7」。
最初にマップの設定をしておけば、あとは自動でお家のキレイをキープ。たまの水拭きでフローリングのべたつき・ざらつきも解消されて素足でも快適に過ごせます。
4万円台と高コスパなDEEBOT N7を導入して、自動でピカピカの床が保てる生活を手に入れてみてはいかがでしょうか?
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