UV除菌できるレイコップのコードレス掃除機RSC-300 使用レビュー!他機種との違いも比較
更新日2022/10/27
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レイコップといえばUV除菌できるふとんクリーナーをイメージする方も多いと思いますが、じつはUV除菌ができるコードレススティッククリーナーも発売していることをご存知でしょうか?
UV除菌・パワー・軽さを兼ね備えたスティッククリーナーが「レイコップ RSC-300」。掃除機がけをしながら除菌もできちゃう優れ物です。
今回「レイコップ RSC-300」を実際に使用してその実力を検証しました。レイコップスティッククリーナーシリーズ他機種との違いも比較していますので、機種選びの参考にしてみてください。
もくじ
「レイコップ RSC-300」の特長
ふとんクリーナーでお馴染みのレイコップですが、最近ではスティックタイプの掃除機にも力を入れています。
ふとんクリーナーで培ったUV除菌技術をスティック掃除機にも活かし、UV除菌と吸引掃除のWでお家をキレイにしてくれる一台となっています。
今回そんなレイコップ RSC-300をレンタルして使うことができたので、さっそく実機を使いながら特長を紹介していきたいと思います。
同梱品一覧
- 本体、パイプ
- パワーヘッド
- UVヘッド、UVヘッド床用ブラシ
- ハンディノズル、ハンディノズル用ブラシ
- すき間ノズル
- 充電アダプター
- 取扱説明書
UVヘッドで除菌&ウイルス除去
レイコップ RSC-300には、UVランプを搭載した「UVヘッド」が付属しています。
UVランプから波長253.7nmの紫外線(UV-C)を照射することで、99.9%除菌・ウイルス除去が可能になります。
さらに、フィンパンチブラシによる「パワフルたたき」でハウスダストをたたき出し、3分で99%以上のハウスダスト除去効率を実現しています。
UVヘッドのブラシは、たたき出し効果の高いフィンパンチブラシと硬めの毛素材の床用ブラシの2種類。
フィンパンチブラシはふとんやソファなどに、床用ブラシはデリケートな素材や床材に、と用途によって使い分けることが可能です。
パワフルな吸引力
レイコップ RSC-300のモーターは、耐久性・軽量・小型で省エネ性能に優れた「ブラシレスDCモーター」を採用。
吸引力はLow・Mid・Maxの3段階で調整可能になっており、従来機種 (RHCシリーズ)の3倍以上というパワフルな吸引力を実現しています。
床掃除の「パワーヘッド」には、長く柔らかい毛と短く硬い毛の2種類の素材を使用した回転ブラシを搭載。フローリングからカーペットまで、様々な素材の床のゴミを効率的にかき出します。
細かい場所の掃除には、付属品のハンディノズルとすき間ノズルが便利。
パイプを取り外してノズルを付け替えれば、ハンディクリーナーとしても使えます。
レイコップ RSC-300で吸引したゴミは、ダストボックスで3種類のフィルターを通過。
最後のHEPAフィルターでは0.3μmの微細な粉塵を99.97%以上キャッチするので、排気までキレイで安心して使えます。
軽くて使い勝手も良いクリーナー
レイコップ RSC-300は約1.7kgと軽いので、力に自信のない方でも楽々掃除機がけができます。
見た目もシンプル&スタイリッシュで壁に立てかけておける滑り止めクッション付きなので、部屋の見える場所に立てて収納しておいて気づいたときにサッと掃除ができます。
着脱式バッテリー
バッテリーは着脱式。取り外してバッテリー単体で場所を選ばず充電できます。
約3.5時間で満充電になり、Lowモード約38分・Midモード約20分・Maxモード約9分の運転が可能。十分なバッテリーもちとなっています。
ワンタッチゴミ捨て
ダストボックスは、ワンタッチでフタがパカッと開いてゴミ捨てできるタイプ。
ダストボックス内やフィルターに触れずにゴミ捨てができるので、手を汚さず衛生的です。
水洗いダストボックス&フィルター
ダストボックス・メタルフィルター・ファブリックフィルター・HEPAフィルターはすべて水洗いOK。
ダストボックス内部に付着しがちな細かい粉塵もスッキリ落とせて、衛生的に使い続けられます。
「レイコップ RSC-300」を実際に使ってレビュー
それではさっそく「レイコップ RSC-300」を使用してみたいと思います。
気になる吸引力や操作感について、動画で詳しく検証していきます。
フローリング清掃なら「Low」でも十分な吸引力
疑似ゴミ(コーヒー粉)を用意して、フローリング上での吸引テストをしてみました。
「Low」モードでゆっくりと一往復したところ、往路でほぼ完璧に吸引することができました。
フローリングなど平面の床であれば、「Low」モードでも十分キレイに掃除できそうですね。
カーペット清掃なら「Mid」以上がおすすめ
続いて、カーペット上での吸引テストです。
「Mid」モードでゆっくりと一往復したところ、往路では若干の掃除残しがあり、復路ですべてのゴミを吸引することができました。
ちなみに、この動画の前に「Low」モードでも吸引テストをしたのですが、かなりのゴミが残ってしまいました。
よりパワーが必要なカーペット・じゅうたんなどの掃除では、「Mid」もしくは「Max」モードに切り替えて使用するといいでしょう。
軽くてスイスイ操作できる
操作感については、さすが約1.7kgという軽さだけあって、前後左右全方向への動きがスイスイとスムーズでした。
モードを変更して吸引力をアップしても重くなることはなく、軽い操作感で思い通りに動かすことができました。
UVヘッドでふとんを清掃
続いてレイコップの真骨頂、ふとん掃除を試してみました。
UVヘッドに関しても軽い操作感で、「Max」モードで使ってもシーツに吸い付いて動かしづらいということはありませんでした。
なお、動画では操作感がわかりやすいよう早めに動かしているのですが、より効果的に使うにはもう少しゆっくりとした動きのほうが良いそうです。
稼働音を検証
吸引清掃の稼働音を騒音計で測ったところ、「Low」で約72~74dB、「Mid」で約73~80dB、「Max」で約82~85dBとそれなりに大きな音がしました。
とくに「Mid」「Max」モードではキーンという高音が耳につくため、よりうるさく感じてしまいました。
音が気になる場合は、比較的稼働音が静かな「Low」モードを使用するといいでしょう。
レイコップ「RSC-300」と他機種の違いを比較
レイコップのスティッククリーナーは、現在主に3シリーズ5機種が販売されています。
- RSCシリーズ(RSC-300/RSC-100)
- RPCシリーズ(RPC-300)
- RHCシリーズ(RHC-300/RHC-100)
このうち公式ストアで現行品として販売されているのは、軽量モデルのRSCシリーズと高機能モデルのRPCシリーズ。
RHCシリーズはRSCシリーズの旧モデルで、市場在庫限りの販売となっています。
いずれもUV除菌が特徴的なスティック掃除機ですが、その違いについて詳しく比較していきたいと思います。
RSC-300とRSC-100の違い
まずは、RSCシリーズの2機種「RSC-300」と「RSC-100」の違いについてです。
こちらの2機種は基本的な機能は共通になりますが、UVヘッドの有無が大きな違いとなります。
RSC-100にはUVヘッドとUVヘッド床用ブラシがついておらず、代わりに布用ノズルが付属しています。UV機能を使いたい場合は、RSC-300を選ぶよう注意しましょう。
RSC-300 | RSC-100 | |
---|---|---|
公式ストア税込価格 | 36,800円 | 28,800円 |
付属品 | 本体 / パイプ / パワーヘッド / UVヘッド&床用ブラシ / ハンディノズル&ブラシ / すき間ノズル / 充電アダプター | 本体 / パイプ / パワーヘッド / 布用ノズル / ハンディノズル&ブラシ / すき間ノズル / 充電アダプター |
RSCとRPCの違い
続いて、軽量モデルのRSCシリーズと高機能モデルのRPCシリーズを比較します。
大きな違いとなるのが、重さ・サイズと床用ヘッドの違いです。
RSCシリーズは、軽くてサイズも小さめなのがメリット。価格もRPCシリーズと比べるとやや抑えめです。
一方のRPCシリーズは、床の種類に合わせて使い分けられる2つの独立モーターブラシを搭載したデュアルヘッドを付属。清掃力を求める方には、こちらがおすすめです。
RSCとRHCの違い
最後に、新しいRSCシリーズと旧モデルのRPCシリーズを比較します。
どちらもUV除菌&軽量で似ていますが、重さ・サイズと吸引力、ゴミセンサーの有無、UVヘッドの床用ブラシの有無が主な違いとなります。
RSCシリーズは吸引力がRHCの3倍にアップし、UVヘッドに床用ブラシも付属。このブラシがあることで、デリケートな素材や傷つきやすい床材にも安心して使えるようになりました。
一方のRHCシリーズは、RSCシリーズよりも若干軽くてコンパクト。約20㎛までの目に見えないハウスダストを検知するゴミセンサーも搭載しています。
なお、RHCシリーズも300と100の違いはUVヘッドの有無となっています。購入する際は気を付けましょう。
レイコップ掃除機 3シリーズ比較表
「レイコップ RSC-300」のUV除菌&掃除で家中の衛生的に
UV除菌もできるコードレススティック掃除機「レイコップ RSC-300」。
一台で家中の菌・ウイルス対策と掃除機がけができて、衛生面が気になるお家にはぴったりの掃除機です。
メイン機としても十分使える性能なので、これから掃除機の購入を考えている方はぜひ候補の一つとして検討してみてはいかがでしょうか。
レイコップシリーズはレンタルもできる
「購入前に一度レイコップの掃除機を体験してみたい」という方には、家電レンタルで試してみる方法がおすすめです。
家電レンタルサービスのレンティオでは、RSC-300をはじめとしたレイコップの掃除機各種をレンタルして試すことができます。
気に入ればそのまま購入することもできるので、ぜひ気軽に試してみてください。
[レンタル] レイコップ コードレススティッククリーナー RSC-300JPWH – Rentio[レンティオ]
[レンタル] レイコップ 製品の一覧 – Rentio[レンティオ]
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