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ライブ・コンサートやスポーツ観戦、バードウォッチングやアクティビティのための双眼鏡として、今人気を集めているのが手ブレ補正機能付きの防振双眼鏡です。
とくに屋外で使用することがある方におすすめなのが、防水性能のある防振双眼鏡「シリウス12」。突然の雨でも安心して防振双眼鏡を使うことができます。
12倍という高倍率でありながら、438gと非常に軽くて持ち運びにも便利。単三乾電池1本で約12時間使用できるタフさも魅力的な防振双眼鏡です。
今回は、そんな野外使用にぴったりの「シリウス12」を実際に使用し、見え方や機能について詳しくレビューしていきます。
もくじ
阪神交易の防振双眼鏡「シリウス12」
阪神交易は、レーザー距離計やスピード測定器、官公庁向けの暗視スコープやセンサーカメラ、防災防犯用品などを販売している日本の会社です。
双眼鏡も数多く取り扱っていて、2021年2月に発売した「シリウス12 (SIRIUS12)」は防振双眼鏡としては後発であるものの、そのぶん先行機種以上の充実した機能が魅力の双眼鏡となっています。
独自の6軸ジャイロセンサーを搭載していて、細かな手ブレをしっかり補正。
完全防水・小型軽量・倍率12倍・フルマルチコート・スライドスイッチ・オート電源オフ・三脚ネジ穴付きと多彩な機能も搭載していて、あらゆるシーンで使いやすい万能型の防振双眼鏡に仕上がっています。
完全防水IPX7で野外使用も安心
シリウス12は、完全防水性能を備えた防振双眼鏡です。
防水等級はIPX7で、1mまでの水中で30分間浸しても内部への浸水がないレベル。雨天時はもちろん汚れを水洗いできるほどタフな双眼鏡なのです。
屋内外問わずどんな環境でも安心して使えるので、野外ライブ・スポーツ観戦・バードウォッチング・ホエールウォッチングなど、様々な用途で活躍します。
438gと小型軽量で持ち運びやすく疲れにくい
完全防水の防振双眼鏡は、これまで1kgを超える非常に重いものがほとんどでした。
それがシリウス12は、防振双眼鏡としても最軽量クラスの本体重量438gを実現。軽くてコンパクトなので、より色々な場所に持っていきやすくなりました。
グリップ感の良い本体形状で長時間の使用でも疲れにくく、力に自信のない方にもぴったりです。
高倍率12倍&フルマルチコートレンズ
シリウス12は、広めのドーム・アリーナや屋外スポーツ競技場・海の上でも使える高倍率12倍。
明るさの数値は3.2とやや低めですが、双眼鏡内部で光が失われづらいフルマルチコートレンズ採用で明るくクリアな視界を確保することができます。
さらに、対物・接眼レンズ両面に撥水・撥油コートも施されているので、汚れが付いても簡単にメンテナンスできます。
使い勝手の良さにも配慮
シリウス12の電源は、手に入れやすい単3乾電池1本のみを使用。連続12時間使用可能なので、丸一日電池を気にせずに使えます。
また、防振スイッチはスライド式で固定できるので押しっぱなしにする必要はありません。
もしスイッチを切り忘れてしまっても30分でオートオフになるので、バッテリーの消耗が抑えられ安心です。
底面には三脚ネジ穴がついているので、バードウォッチングなどで固定して使用したい場合にも対応できます。
スペック一覧表
望遠倍率 | 12倍 |
---|---|
対物レンズ有効径 | 21mm |
実視界(FOV) | 4.8° |
見掛け視界 | 57.6° |
ひとみ径 | 1.8mm |
アイレリーフ | 11mm |
最短合焦距離 | 2.7m |
防水性能 | 完全防水 IPX7 |
電源 | 単三アルカリ乾電池1本 |
電池寿命 | 連続12時間(センサー駆動時) |
オートオフ機能 | 無操作かつ静止時30分間で電源自動オフ |
三脚ネジ穴 | ○(ハンズフリー使用可能) |
サイズ | 幅119×奥行131×高さ52mm |
重量 | 438g(電池含まず) |
製造 | 日本製 |
防振双眼鏡「シリウス12」の使い方
ここからは、実際にシリウス12を使いながら使用方法を確認していきます。
同梱品はこちらの内容となっています。
- 双眼鏡本体
- 専用ケース
- ネックストラップ
- レンズクロス
- 単3乾電池×1本
- 取扱説明書
1. 電池を入れて防振機能をONにする
まずは、電池カバーのつまみ反時計回りにひねって取り外し、+極(凸側)を上にして単3乾電池を入れます。
電池を入れたら防振スイッチをONにしておくと、次の見え方調整がしやすくなります。
2. アイポイント・眼幅を調整する
続いてアイポイントを調整します。
左右の見口を回転させると高さが調整できるので、裸眼の方は伸ばした状態・メガネの方は縮めた状態で使用すると見やすくなります。
眼幅の調整は、左右の接眼レンズを両手で持って曲げ伸ばしして調整します。
両目で見た時に2つの円が完全に重なって視界が丸くなった状態がベスト。眼幅が合わないと視界に影が入って見づらくなってしまうので、しっかり自分の目の幅に合わせましょう。
3. ピントを合わせる
最後にピントの調整です。ピントは左目→右目の順に片方ずつ合わせていきます。
まずは右目を瞑って左目だけで遠くの一点を見ながら、本体上部のピント調整リングを回してハッキリ見えるところに調整します。
次に右目だけで先ほどと同じ目標物を見て、右の接眼レンズについている視度調整リングを回して左右の視力差を調整します。
なお、ピント調整後に目標物との距離が変わってピントを再調整する場合は、本体上部のピント調整リングのみを使います。
「シリウス12」防振ON/OFFでの見え方の違い
「シリウス12」の防振機能を使って、防振ON/OFF状態での見え方を比較してみました。
動画で見ると、見やすさの違いが一目瞭然ですよね。
ちなみに防振OFFのほうをわざと小刻みに揺らしているわけではありません。(笑)
しっかりホールドしようとしていても、自然とこのくらいの手ブレが発生してしまうのです。とくに視界を左右に動かすと、ブレが大きくなり不安定さが増します。
一方防振ON状態だと、静止状態ではピタッと止まり、視界を移動させるときもブレのないスムーズな動きになっています。
とくに動く目標物をしっかりと見たいなら、防振機能は絶対にあったほうがいい機能だと思います。
「シリウス12」は野外使用に最適な防振双眼鏡
強力な手ブレ補正に、防水・軽量・使い勝手が揃った防振双眼鏡「シリウス12」。
防振双眼鏡を屋外で使用する可能性があるなら、ぜひ候補の一つに挙げておきたい一台です。
野外ライブやスポーツ観戦、バードウォッチング、アクティビティなど色々な場所に連れていって、さらなる感動を体験してみてはいかがでしょうか。
防振双眼鏡はレンタルで試せる
「数万円もする防振双眼鏡をいきなり買う勇気はない…」という方は、防振双眼鏡レンタルで試してみるのもおすすめです。
家電レンタル「Rentio[レンティオ]」では、 防振双眼鏡を3泊4日から気軽にレンタルすることができます。
往復の送料は無料ですし、電池も一緒についてくるので届いてすぐに使えます。宿泊先に直接送って、現地のコンビニでそのまま返却することもできます。
使ってみて気に入ったらそのまま購入することもできるので、買うか迷っている方はぜひ気軽に試してみてください。
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