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「Neabot NoMo N2」を実際に使用してレビュー。自動ゴミ捨て・水拭き・マッピングと機能充実の一台

mari fukuen
mari fukuen

更新日2024/11/18

「Neabot NoMo N2」を実際に使用してレビュー。自動ゴミ捨て・水拭き・マッピングと機能充実の一台

自動で床掃除をしてくれるロボット掃除機。最近では様々なメーカーが参入していて、価格もお手頃になってきています。
ですがコスパの良いロボット掃除機のほとんどがマイナーな海外メーカー製のため、情報が少なくどれを選んでいいか迷っている方も多いのではないでしょうか。

そこで今回ご紹介するのは、高機能なのに価格も抑えめな高コスパロボット掃除機の注目モデル「Neabot NoMo N2」です。

自動ゴミ捨て・吸引+水拭き掃除・マッピングと機能充実の「Neabot NoMo N2」ですが、その実力はどうなのでしょうか?実際に使いながら、吸引力や水拭き性能、マッピングの精度、稼働音など気になる部分を詳しく検証してみます。

 

Neabot NoMo N2の特長

「Neabot」シリーズは、掃除家電やガジェットを中心に開発している中国深センのメーカーGenHigh社のロボット掃除機ブランドです。

2021年8月に発売された「Neabot NoMo N2」は、自動ゴミ捨て・吸引+水拭き掃除・マッピングと高機能なのにコスパも良い点が評価されじわじわと人気が高まっています。

自動ゴミ捨て機能で手間が省ける

Neabot NoMo N2の特長 自動ゴミ捨て機能で手間が省ける

Neabot NoMo N2の最大の特長が、この自動ゴミ捨て機能です。

自動ゴミ収集スタンドには、2.8Lの大容量紙パックを取り付け可能。掃除が終わって充電スタンドにロボット掃除機が帰還すると、自動で本体内のゴミを回収してくれます。

紙パックには1~2ヶ月分のゴミを溜めておけるので、毎回のゴミ捨ては不要。紙パックがいっぱいになったらそのまま捨てるだけで良いため、手間なく衛生的です。

ゴミ収集スタンドにはLEDディスプレイが搭載され、バッテリー残量や紙パックに溜まったゴミの量を常に確認することができます。
Neabot NoMo N2の特長 自動ゴミ捨て機能で手間が省ける

パワフル吸引と同時に水拭き清掃も可能

Neabot NoMo N2の特長 パワフル吸引と同時に水拭き清掃も可能

Neabot NoMo N2は、最大2,700Paのパワフルな吸引力を搭載。サイドブラシでゴミをかき集めながら、メインブラシでダストボックスにゴミをかきこみます。

高さ2cmまでの段差を乗り越えられるので、厚めのカーペットがあるお家でもOK。さらにカーペットやラグの上では自動的に吸引力をアップし繊維の奥のゴミまでしっかりと掃除してくれます。

さらに付属のモップを取り付ければ、吸引と同時に水拭きも可能です。タンクからモップに自動で給水しながらフローリングを水拭き。3段階で水量を調整することもできます。

レーザーセンサーによる賢いマッピング

Neabot NoMo N2の特長 レーザーセンサーによる賢いマッピング

Neabot NoMo N2には、レーザーセンサーをはじめとする全20個のセンサーを搭載。
8cm以上の段差を検知できる落下防止機能や、壁を検知するレーザーセンサーによる衝突回避機能、部屋の間取りをレーザーマッピングする機能によって、家中を賢く掃除してくれます。

清掃中にマッピングした地図は、スマホアプリ「Neabot」からリアルタイムで確認可能。地図を編集して、部屋ごとの掃除頻度や進入禁止エリアなどを設定することもできます。
また、スマホアプリでは外出先からの操作やスケジュール設定、掃除履歴の確認、消耗品の交換予定など、ありとあらゆる管理・設定ができます。

さらにスマートスピーカーとの連携も可能で、「Google Home」や「Amazon Echo」と連携すれば音声だけでロボット掃除機を操作することもできるようになります。

Neabot NoMo N2の使い方と初期設定

Neabot NoMo N2の使い方と初期設定

それでは、実際にNeabot NoMo N2を開封して使ってみましょう。

はじめに準備と初期設定をしていきます。

同梱品一覧

Neabot NoMo N2の使い方と初期設定 同梱品一覧

  • 本体
  • 自動ゴミ収集スタンド
  • モップクロスサポート
  • モップクロス×2
  • 使い捨てモップクロス×10
  • 紙パック×2
  • HEPAフィルター
  • サイドブラシ×2
  • クリーニングブラシ(ゴミ収集スタンドの中)
  • 取扱説明書

説明書は日本語なので、不安なく進めることができますね。
Neabot NoMo N2の使い方と初期設定

1. 自動ゴミ収集スタンドの準備

自動ゴミ収集スタンドは前面1.2m・左右各0.5m以上のスぺースがある場所に設置し、電源コードをコンセントに差し込みます。

紙パックは上部のふたを開けて取り付けます。


2. ロボット掃除機本体の準備

本体を裏返し、プラスドライバーでサイドブラシを取り付けます。

HEPAフィルタ-はダストボックスを取り外したふたの裏側部分への取り付けとなります。


ダストボックスを元に戻したら、電源ボタン長押しで起動し満充電しておきましょう。

3. スマホアプリとの連携

Neabot NoMo N2の使い方と初期設定 3. スマホアプリとの連携

続いて、スマホアプリとの連携をします。

通常の清掃のみであれば本体のボタンでできるのですが、マッピング機能や細かい設定を使うにはスマホアプリが必要になります。Wi-Fi環境とスマホを用意しておきましょう。

まずは、スマホに専用アプリ「Neabot」をダウンロードします。
AppStoreで入手Google Play で手に入れよう

(※「Neabot Home」という似た名前のアプリもあるので、間違えないよう注意してください!)

アプリがダウンロードできたら、アカウント登録とログインを済ませます。

続いてNeabot NoMo N2を自宅のWi-Fiに接続していきます。画面の指示に従って、位置情報の使用許可とWi-Fiのリセットを行います。

Neabot NoMo N2の使い方と初期設定 3. スマホアプリとの連携

ロボット掃除機を2.4GHz帯のWi-Fiネットワークに接続できたら、スマホの設定画面から「neabot_××××」というWi-Fiに切り替えます。

無事に接続が成功し、HOME画面が表示されました!

4. 水拭き時の準備

Neabot NoMo N2の使い方と初期設定  4. 水拭き時の準備

水拭きをするときは、ダストボックス一体型の水タンクを取り外し、給水口から水を入れましょう。

モップクロスサポートの取り付け面にはマジックテープが付いていて、かんたんに着脱ができるようになっています。

Neabot NoMo N2の使い方と初期設定  4. 水拭き時の準備

繰り返し使えるモップは、裏面に差し込んでから押し付けて装着


使い捨てモップの場合は、そのままマジックテープに押し付けて装着します。

モップを取り付けたモップクロスサポートを、ダストボックスの下にカチッとなるまで差し込んだら準備完了です。

Neabot NoMo N2を実際に使って実力を検証

準備が整ったところで、実際にNeabot NoMo N2を使ってその実力を検証していきたいと思います。

吸引力は十分なのか?水拭き性能は?マッピングの精度は?音はうるさすぎない?など、気になる部分を詳しく検証します。

4種類の擬似ゴミで吸引清掃テスト

Neabot NoMo N2を実際に使って実力を検証 4種類の擬似ゴミで吸引清掃テスト

まずは吸引力について検証するために、4種類の擬似ゴミを用意して清掃テストをしました。

  • (直径7~8mmのドッグフード)
  • (犬の毛をカットしたもの)
  • 糸くず(10cm程度の刺繍糸)
  • 粉末(中挽きのコーヒー粉)

吸引力2(標準)で、5畳ほどの1部屋のみをエリア指定し清掃スタートです。

清掃中の様子

Neabot NoMo N2は、最初に壁際を清掃したあと部屋の中央部分を直線的な動きで清掃します。
そのため動画では序盤を早送りしていて、1分20秒あたりから疑似ゴミエリアの掃除がスタートします。

賢い動きでゴミをパワフルに掃除してくれていることがわかります。センサーの効果で壁や家具への当たりがソフトなのも良いですね。

今回は約6分で5畳ほどの部屋全体の掃除が完了しました!

清掃ビフォーアフター写真

最終的な掃除結果がこちら。






軽い犬の毛や糸くずはもちろん、大きめのドッグフードまでしっかりと吸引することができました。吸引力に関しては十分な水準と言えそうですね。

コーヒー粉のみサイドブラシで弾き飛ばしてしまったものが数粒残ってしまいましたが、大部分を吸引できました
毎日スケジュール設定をしていれば多少残ったゴミは次回の掃除でキレイになるので、問題ないでしょう。

水拭き性能を検証

続いて、吸引+水拭きの同時清掃を試してみました。

最初はデフォルト設定の水量2で水拭きしたのですが、とくに折り返しのタイミングで床がビショビショになってしまいました。
そこで水量1(小)に変更したところ、ちょうどいい濡れ具合になりました。床の材質に合わせて水量を調整できるのは便利ですね。

今回は使い捨てモップを使用したので、水拭きが終了したら外してポイでOKです。

モップ面はあまり汚れていないように見えましたが、素足でフローリングを歩いたときに違いを実感ざらつきやべたつきが無くなって、ツルツルになっていました。

準備の手間があるので毎日は面倒ですが、週末などたまに水拭きをしてもらうと快適ですね。

カーペット上での自動ブースト機能

我が家ではカーペットを敷いている部屋があるので、自動ブースト機能があるのは嬉しいポイントでした。

カーペットへの乗り上げも楽々で、カーペット上に移動して少しすると自動で吸引力がアップします。

試しにコーヒー粉を撒いてみましたが、繊維の奥に入り込みやすい細かいゴミもしっかりと吸引することができました。

マッピングの精度

Neabot NoMo N2は、リアルタイムにスマホアプリのマップ上で現在地を確認することができます。

マッピングはかなり正確で、動画のように数歩進むごとにアプリの画面の位置が即時更新されます。

実際の間取り(グレー部分は障害物があるエリア)と比較しても、かなり正確にマッピングされていることがわかります。走行ルートも白い線で表示されていますが、直線的な動きで隅々まで掃除残しなく走行していますね。

騒音計で稼働音を確認

清掃時・自動ゴミ捨て時の稼働音について、騒音計を使って測定しました。

清掃時の稼働音

Neabot NoMo N2の吸引力は、0/1(小)/2(標準)/3(最大)で設定可能。

吸引力0だと約52~55dB程度で、かなり静かです。こちらは水拭き清掃だけをしたい時に使いましょう。

吸引力1(小)では約55~60dB、吸引力2(標準)は約60~66dB程になります。この2つもかなり静かなので、在宅時の使用におすすめです。

吸引力3(最大)だと約68~72dBになり、このくらいになってくると在宅時には少しうるさく感じてしまいそうです。そのぶん強力に掃除してくれるので、不在時にスケジュール設定して使う方はこちらを使用すると良さそうですね。

自動ゴミ収集時の稼働音

自動ゴミ捨て時の音はやはりうるさく、約71~74dBの大きな吸引音が約12秒間続きました
低めの吸引音で不快な高音は感じないのですが、時間帯によっては音が気になってしまうかもしれません。

Neabotの場合は毎回の掃除後に自動ゴミ捨てをするわけではなく、90分/60分/30分で設定した掃除時間が経過したタイミングで自動ゴミ捨てをします。
自動でのゴミ捨てをしない設定もできるので、音が気になる方はちょうど良いタイミングでアプリを操作してゴミ収集をしてもらうといいでしょう。

ゴミ捨て以外は定期的なお手入れが必要

Neabot NoMo N2を実際に使って実力を検証 ゴミ捨て以外は定期的なお手入れが必要

Neabotはもっとも頻度の高いゴミ捨ては自動ですが、他の部品のお手入れは必要になります。

基本的にモップ以外の部品は水洗いできないので、ゴミ収集スタンドの中にあるクリーニングブラシや乾いた布などを使ってキレイにしましょう。

メインブラシは取り外して、絡みついた毛やホコリを除去。

フィルター・ダストボックスもクリーニングブラシで清掃します。

ダストボックスは充電端子がついているので、水洗いは厳禁です。注意してくださいね!

少し手間に感じてしまうかもしれませんが、長く愛用するためにも定期的にお手入れしてあげましょう

床掃除はまるごと「Neabot NoMo N2」にお任せ

床掃除はまるごと「Neabot NoMo N2」にお任せ

吸引+水拭き掃除・自動ゴミ捨て・マッピングと上位モデル並みの機能を搭載しながら、コスパも良い「Neabot NoMo N2」

最初の設定をしておけば、しばらくは床掃除をまるごとお任せできる頼りになるロボット掃除機です。

毎日の家事の時短をしたい方は、ぜひ「Neabot NoMo N2」の導入を検討してみてはいかがでしょうか

ロボット掃除機はレンタルで試せる

ロボット掃除機の機種選びで迷っている方は、購入前にレンタルでロボット掃除機を試してみるのもおすすめです。

家電レンタルサービスのレンティオでは、Neabot NoMo N2をはじめとしたロボット掃除機各種をお得にレンタルできます。

レンタルできるロボット掃除機の種類や価格など詳しくは、こちらからご覧ください。

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