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Ankerのロボット掃除機「Eufy RoboVac」シリーズは、コスパの良さで人気のロボット掃除機です。
現在10種類以上のラインナップがあるEufy RoboVacシリーズのなかでも、最強の吸引力を搭載した「Eufy RoboVac X8 Hybrid」が2021年11月に発売されました。
吸引力最大2000Paのタービンを2つ搭載していて、大小のゴミをパワフルに吸引。同時に水拭きも可能で、高精度なレーザーマッピング機能で賢く家全体を掃除してくれます。
今回そんなEufy RoboVac X8 Hybridの実機を使用しながら、シリーズ最強吸引力の実力やマッピング性能、使い勝手などを詳しく検証しました。
もくじ
Ankerのロボット掃除機「Eufy RoboVac X8 Hybrid」の特徴
Anker(アンカー)といえば、モバイルバッテリーや急速充電器で有名ですが、最近ではロボット掃除機のラインナップも充実。現在ロボット掃除機「Eufy RoboVac」シリーズでは10種類以上を展開しています。
中でも2021年11月発売のEufy RoboVac X8 Hybridは、シリーズ最強の吸引力が特徴。
吸引+水拭き同時清掃・レーザーマッピング・スマホ連携なども可能な多機能モデルとなっています。
Eufy RoboVacシリーズについて詳しくはこちら
Ankerのロボット掃除機 Eufy RoboVac 全12種を一覧表で比較!おすすめと選び方を紹介 – Rentio PRESS[レンティオプレス]
1. RoboVacシリーズ史上最強の吸引力
Eufy RoboVac X8 Hybridは、最大2000Paの吸引力を生み出すタービンを2つ搭載しています。
このデュアルタービンにより、従来モデルEufy RoboVac L70 Hybridと比べて約7.5倍の吸引力を実現。Eufy RoboVacシリーズで最もパワフルな吸引力となっています。
カーペットやじゅうたんの上で自動で吸引力をアップするBoostIQテクノロジーも搭載。床の素材を問わずパワフルに掃除してくれます。
ロボット掃除機の掃除残しが気になる方や、ペットやお子さんがいて床のゴミが増えがちなお家にぴったりの一台です。
※吸引力については、後ほど実際に使って清掃テストをして検証したいと思います。
2. 吸引と水拭きが同時にできる
さらにEufy RoboVac X8 Hybridは、パワフルな吸引清掃と同時にフローリングの水拭き清掃も可能となっています。
定期的に水拭きをすることで、床のベタつきやザラつきもすっきりピカピカに。一台二役で床掃除をしてくれる便利なロボット掃除機です。
3. 高精度なレーザーマッピング
Eufy RoboVac X8 Hybridは、賢いマッピング機能も特徴の一つ。
独自のiPathレーザー・ナビゲーションにより、お家の間取りと自分の位置を正確に把握しリアルタイムでマッピング。複雑な間取りのお家でも、効率的に掃除することができます。
作成した地図はすぐにスマホアプリに送られて、最大5つまで保存可能。マップを編集して、進入禁止エリアや水拭き禁止エリアなど掃除範囲を指定することもできます。
さらに、スマートスピーカーAmazon Alexaと連携すれば、声かけだけで掃除開始や一時停止などの操作もできるようになります。
4. 最大180分稼働の大容量リチウムイオンバッテリー
バッテリーで有名なAnkerの技術を活かして、Eufy RoboVac X8 Hybridには最大180分連続稼働できる大容量のリチウムイオンバッテリーを搭載しています。
稼働時間が長いだけでなく、掃除の途中で電池切れになったら自動で充電しに戻り、充電完了後に自動で続きから掃除を再開してくれるピンポイントリターン機能も搭載。
さらに今後は、長期間の使用でバッテリーがへたってきたら交換用バッテリーを購入できるようになる予定だそうです。ロボット掃除機を長く愛用できるのは嬉しいですね。
Anker Eufy RoboVac X8 Hybridを使う準備
特徴をおおまかに把握できたところで、さっそく実際に使ってみたいと思います。
まずはじめにEufy RoboVac X8 Hybridの準備と初期設定をしていきましょう。
充電ステーションをセッティング
まずは充電ステーションの設置です。
背面のカバーをあけて電源アダプターを接続、余ったコードは内部に巻き付けておきます。
充電ステーションは、左右各1m・前方2m以内に障害物のない場所に設置します。
ロボット掃除機は充電が減った状態で届くので、使用前に充電ステーションで満充電にしておきましょう。
スマホアプリとの連携
満充電になるのを待つ間に、スマートフォンとの連携をしておきましょう。
まずはスマホにAnker Eufy RoboVacシリーズ用 スマホアプリ「Eufy Home」をダウンロード。
はじめに利用規約に同意したら、メールアドレスとパスワードを登録してアカウントを作成しログイン。デバイス追加で「Eufy RoboVac X8 Hybrid」を選びます。
画面の指示に従って位置情報やBluetoothの使用を許可すると、自動でロボット掃除機を検出。
自宅のWi-Fiネットワーク(2.4GHz帯)のパスワードを入れると、スマホと連携できます。
ロボット掃除機とスマホの連携ができたら、名前を付けて準備完了です!
最初は本体位置のみが表示されている状態ですが、初回の掃除を開始するとリアルタイムに地図が描写されます。
一度地図ができたら、マップの編集や水拭き・進入禁止エリアや清掃エリアの指定もアプリでできるようになります。
本体の水拭き準備
吸引清掃時は必要ないのですが、水拭きモードを使うときは充電ステーションの下に床面保護用の防水パッドを敷きます。
付属の水タンクのキャップを開けて給水。
濡らしてかたく絞ったクロスを、モップモジュールに取り付けます。
ロボット掃除機の下部にモップモジュールをカチっと取り付けると、自動で水拭きモードに切り替わります。
Eufy RoboVac X8 Hybridを実際に使って性能をテスト
準備が整ったところで、実際にEufy RoboVac X8 Hybridを使って掃除をしてみたいと思います。
吸引力はどうなのか?水拭きの使用感は?マッピングの精度は?音はうるさくないか?など、気になる実力を詳しく検証します。
4種類の擬似ゴミで吸引清掃テスト
まずは、Eufy RoboVac X8 Hybrid最大の特徴である吸引力について検証します。
4種類の擬似ゴミを用意し、吸引清掃テストを実施しました。
- 糸くず(10cm程度の刺繍糸)
- 毛(犬の毛をカットしたもの)
- 粉末(中挽きのコーヒー粉)
- 砂利(1cm以下の砂利)
「吸引力:最大」で、5畳ほどの1部屋のみをエリア指定し清掃スタートです。
清掃中の動画
動画を見るとわかるように、糸くずや犬の毛といった軽いゴミはもちろん砂利などの重いゴミまで一度通過するだけですべて吸引できていました。
これまで多数のロボット掃除機を使用しましたが、とくに重い砂利は一部が残ってしまったり、一度で吸引できず複数回走行してようやく吸引できたりすることが多かったので、この結果には驚きました。
一度の走行でパワフルに掃除ができるので、時短にもなりそうですね。今回は5畳ほどの部屋全体の掃除が約5分で終了しました。
ビフォーアフター画像
検証の結果、用意したゴミをすべてきれいにできて吸引力の高さを確認することができました。
カーペット上でのBoostIQテクノロジー
こちらは、カーペットやラグなどの上で自動で吸引力をアップする「BoostIQテクノロジー」の様子。
カーペットに乗り上げて数秒経過すると吸引力がアップして音が大きくなっていることがわかります。
繊維の奥に細かいゴミが入りやすいカーペットやラグはフローリングよりも吸引力を必要とするので、カーペットやラグを敷いているお家には嬉しい機能ですね。
吸引+水拭き清掃をテスト
続いて、吸引+水拭きの同時清掃についても検証しました。
Eufy RoboVac X8 Hybridでは水拭き時の水量調整ができないため、床がビショビショになってしまうのではと少し不安に思っていたのですが、そんな心配は無用でした。
濡らしすぎず乾きすぎず、数秒で乾く程度のちょうどいい濡れ具合でしっかりと水拭きをしてくれました。
使用後のモップに目に見える汚れはありませんでしたが、素足で床を歩いたときのザラザラ感が減ってツルツルに。
水拭きをすることで吸引掃除だけでは取り切れない微細なゴミまでキレイにできるので、定期的に使用したくなりました。
マッピング精度を検証
Eufy RoboVac X8 Hybridのリアルタイムマッピングの様子がこちらの動画です。
スマホアプリのマップを見ると、現在地や走行ルートが約4秒ごとに更新され、ほぼ正確な位置でマッピングされていることがわかりますね。
アプリのマップと実際の間取り(グレー部分は障害物があるエリア)を比較してみましたが、かなり高精度なマップが完成しています。
掃除後には走行ルートが表示された掃除結果マップが確認できるので、障害物の位置やエラーが起きた場所を参考にして掃除を効率化できそうですね。
我が家では床に落ちている衣類やペットのトイレシーツを巻き込んで止まってしまうことが多かったので、そのエリアは進入禁止に設定しました。コードや布類の多いエリアは事前に対策しておくと良さそうです。
騒音計で稼働音を検証
Eufy RoboVac X8 Hybridの吸引力は静音/標準/ターボ/最大の4段階。各モードの実際の稼働音を騒音計で検証しましたので、動画をご覧ください。
静音モードの稼働音は約59~64dB程度で、かなり静か。吸引音よりも移動時のタイヤの音のほうが大きいくらいです。
標準モードでは約63~67dBに上がりますが、このくらいの音であれば在宅時でも気にならない程度だと感じました。
ターボモードになると約67~69dB・最大モードでは約69~70dBで、体感では騒音計の数値以上にうるさく感じました。
音が大きいため在宅時の使用はちょっと厳しそうですが、そのぶん吸引力は高くなるので外出時にスケジュール設定して使うと良さそうです。
お手入れの手間は少しかかる
掃除が終わったら毎回ダストボックスのゴミ捨てをします。
ダストボックスはパカッと大きく開いて取り出しやすい構造なのですが、フィルターがむき出しでひだにゴミが引っかかってしまいます。
毎回付属の清掃ブラシか手で取り除かなければならないのが億劫…。手軽にダストボックスをお手入れしたい方は、掃除機を使うと便利ですよ。
ちなみにダストボックス・フィルターはすべて水洗いOK。たまの水洗いでより衛生的に使い続けられます。
またメインブラシの素材が毛なので、絡まりやすいのも難点。
長い髪の毛やペットの毛などが絡まると清掃能力も落ちてしまうので、定期的に取り外して清掃ブラシのカッターでお手入れが必要です。
さらに水拭き後のお手入れでは、タンクの水を捨てモップを洗ってよく自然乾燥させるのですが、タンクが複雑な構造になっていて中がなかなか乾きません。
分解清掃もできないため、使っているうちにカビてきそうで衛生面が気になりました。
このようにお手入れの手間は少しかかりますが、高コスパなロボット掃除機としては一般的な内容だと思います。
床掃除の手間が省けるぶんしっかりお手入れをして、長く愛用してあげましょう。
家中の床掃除は Anker Eufy RoboVac X8 Hybrid におまかせ
シリーズ最強の吸引力でお家をパワフルに掃除してくれる「Anker Eufy RoboVac X8 Hybrid」。
レーザーマッピングと水拭き機能も搭載で、家全体の床掃除をまるごとおまかせできるロボット掃除機です。
パワフル&多機能なのに約6万円台というコスパの良さなので、ロボット掃除機の導入を迷っている方もぜひ検討してみてはいかがでしょうか。
Ankerロボット掃除機はレンタルで試せる
購入前に一度ロボット掃除機との生活を体験してみたい方には、レンタルでお試しする方法もおすすめです。
家電レンタルサービスRentio(レンティオ)では、AnkerのEufy RoboVacシリーズ各種をお試しレンタル可能です。
機種によっては新品をレンタルできて、一定期間継続するとそのままもらえるお得なプランもあります。
機種ごとのレンタルプランや価格については、こちらをチェックしてみてください。
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