XGIMI MoGo Proの使用レビュー!臨場感たっぷりのモバイルプロジェクターでおうちを映画館にしよう!
公開日2022/01/12
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2013年に中国で設立され、現在中国プロジェクター市場でトップシェアを誇るメーカー「XGIMI(エクスジミー)」。
日本ではまだあまり馴染みが無いメーカーですが、ホームプロジェクターやモバイルプロジェクターを次々と発売しており、そのシンプルなデザイン性から日本やアメリカなど世界各国の賞を受賞しています。
今回はその中でも、持ち運べる「映画館」と謳われているXGIMIの「MoGo Pro」を実際に使用した様子を紹介します。
もくじ
XGIMI MoGo Proの主な特長
XGIMIのプロジェクターの中で、「MoGo Pro」は持ち運ぶことを前提としたモバイルプロジェクターです。
主な特長をとスペックをまとめました。
各機種の違いはこちらの記事を参考にしてください。
[2022最新]XGIMI(エクスジミー)のプロジェクター6機種を比較!特長の違いと選び方を解説 – Rentio PRESS[レンティオプレス]
フルHDの明るい高画質
「MoGo Pro」の解像度はフルHD(1920×1080)で、明るさは300ANSIルーメンです。
モバイルプロジェクターの主流である解像度(HDや480P)や明るさ(100〜200ANSIルーメン)よりも、鮮明な映像を映し出せる製品です。
高音質なスピーカーを搭載
映像だけでなく、音質にもこだわりを見せるのが「MoGo Pro」の強みです。
オーディオメーカーの“Harman/Kardon”社製3Wスピーカーを2基搭載し、そのスピーカーから生まれるサウンドが視聴体験をワンランクツーランク底上げしてくれます。
また、Bluetooth接続によって音楽だけを流すこともできますので、投影が難しい昼間の明るい時間帯はポータブルスピーカーとして活用できます。
コンパクトボディを実現
「MoGo Pro」は約94.5mm×105.5mm×146mm(幅×奥行き×高さ)、重さ約0.9kgの手のひらサイズを実現しています。
小型故に設置場所の自由度が高く、またどこへでも持ち運びやすい携帯性の高さも魅力の1つです。
Android TV9.0搭載で多彩なコンテンツを視聴可能
Android TV9.0を搭載しているので、本体とインターネットに接続すれば、Google Playストアから多彩なコンテンツをインストール/追加することが可能です。
YouTube、Amazon Prime Video、Hulu、dTV、TVer、Abema TV、DAZNなどの各種動画ストリーミングサービスやゲームまで、5,000以上のアプリを楽しめます。
オートフォーカス機能も充実
「MoGo Pro」にはオートフォーカスと垂直方向のオート台形補正が搭載されているので、移動後のセットアップも楽ちんです。
数秒以内に自動的に調整されるので、すぐ快適な視聴環境が整います。(※水平方向の台形補正は手動です)
スペック詳細
項目 | スペック詳細 |
---|---|
タイプ | モバイルプロジェクター |
投影方式 | DLP |
解像度 | FHD(1920×1080) |
アスペクト比 | 16:9 |
輝度 | 300 ANSIルーメン |
コントラスト比 | 非公表 |
投影サイズ | 40インチ@1.06m 〜100インチ@2.66m |
台形補正 | 自動台形補正(水平/垂直) |
オートフォーカス | あり |
HDR対応 | なし |
3D対応 | あり |
スピーカー | 3W×2(Harman Kardon) |
搭載OS | Android TV 9.0 |
内蔵ストレージ | 16GB |
インターフェース | DC×1 HDMIx1 USB 2.0×1 ヘッドホン端子×1 |
Wi-Fi | 2.4/5GHz(802.11a/b/g/n) |
Bluetooth | 4.2 / 5.0 |
設置方法 | フロント リア(反転) シーリング(天井吊り下げ) |
電源 | AC 内蔵バッテリー – 映像再生:最長4時間 – 音楽再生:最長8時間 |
サイズ (幅×奥行き×高さ) |
約94.5mm×105.5mm×146mm |
重さ | 約0.89kg |
公式税込価格 (2022年1月4日現在) |
74,800円 |
XGIMI MoGo Proを開封してみた
いざ、開封の儀…!
「MoGo Pro」の同梱品や使い方を確認していきましょう。
本体外観と同梱品
ボディはシルバーのシンプルな見た目で、インテリアにもスッと溶け込む洗礼された印象を受けました。
そしてなんといってもコンパクトで軽いです。女性でも片手で軽々と持つことができました!
500mlのペットボトルよりも高さもないので、家の中での移動や旅行、キャンプなどにも手軽に持っていけます。
同梱品はご覧のとおりです。
- Mogo Pro 本体×1
- 電源ケーブル(日本仕様)×1
- 電源アダプタ×1
- リモコン×1
- 製品保証書/ユーザーガイド(日本語)×1
設定方法
「MoGo Pro」のセットアップは全部で5つのステップで進めていきます。
さっそく設定をしていきたいと思います…!!ドキドキ
- 電源を入れる
- リモコンのバックボタンとホームボタンを押して本体と繋げる
- 言語とWIFIの設定
- Googleアカウントにログイン
- 設定完了
1.電源を入れる
まずはアダプタとケーブルを本体に繋ぎ、電源を入れましょう。
内蔵バッテリーで動かす場合は、一度の充電で2〜4時間の映画視聴が可能です。
2.リモコンと本体を接続する
リモコンのバックボタンとホームボタンを押して接続します。
3.言語とWi-Fiの設定
Wi-Fiは2.4GHz帯/5GHz帯どちらでもOKです。
4.Googleアカウントにログイン
Google Playからアプリをインストールするには必須の工程です。
Youtubeを見る方も履歴やプレイリストを確認できるので、Googleアカウントをまだお持ちでない方はこの際に作っておきましょう。
5.設定完了
ここまでの所要時間なんと3分ほど。簡単に初期設定が完了しました。
もっと大変かと思っていたのでこの手軽さに驚きです。
実はプロジェクター初体験で設定も苦労するだろうと予想していたので、拍子抜けしてしまいました。
YouTubeはすでに入っているので、すぐに見ることが可能です。テンションが上がりますね!!!
また、Googleplayストアが利用できるので、そこから使用したいアプリをインストールしていきます。
筆者はHuluやNETFLIX、まさかのVLIVEアプリもあったので速攻でインストールしました!
XGIMI MoGo Proの使用レビュー
「MoGo Pro」の使用感を紹介します。
YouTubeの4K動画を見てみた
写真内の映像元:『4K【リラックス音楽】フランスの大自然と美しい街並み|世界の絶景ドローン映像|お家で旅行』 – Trip Meditation-リラックス音楽より
「MoGo Pro」は4K映像の入力ができますので、YouTubeの4K動画を見てみました。
投影解像度はフルHDにダウンスケーリングされるのですが、「え、映像綺麗すぎん…?ここは映画館か??」と戸惑うくらいキレイ。この画像で伝わるでしょうか。
持ち運べる映画館という謳い文句は伊達じゃない。
圧倒的な映像美と音響に引き込まれてしまいます。
他にも色々と見てみましたが、推しのライブDVDは実際にライブに行ってるかのように感じるレベルで鳥肌ものでした。
これは楽しい!
「MoGo Pro」があったら家から出れなくなるのではないかと恐れるほどです…。
また、最短10㎝の距離から投影可能なのでお部屋にスペースがない!という方でも使用可能です。
30㎝ほどの距離に置いてみたところ、ノートPCほどの大きさで画面を映し出すことが出来ました。
様々な機器と繋げることも出来る
「MoGo Pro」は拡張性の高さも魅力です。
- Bluetooth:マイクやゲームコントローラ、キーボード入力など
- HDMI:家庭用ゲーム機やBlu-rayプレイヤーなど(映像入力最大4K※対応)
- USB 2.0:USBメモリやハードディスクなどの外部ストレージからのファイル読込み
- Chromecast:PCやタブレット端末、スマートフォン(iOS含む)による映像入力
手持ちのPCとHDMIケーブルを使用して簡単にPCの映像を映すことが出来ました。
これなら仕事やイベントでも大活躍しそうです。
クローゼットにも投影可能
写真内の映像元:『【自然の音と4K 映像】 幻想的な川霧と光芒の中 せせらぎを聴く 2 時間 Relaxing Nature Sounds 2h』 – kazephoto _ 4 K 癒しの自然風景より
クローゼットやドアなど凹凸のある場所にも投影できますが、線が気になる場合は
何もない壁がおすすめ。筆者は気になりませんでした!
また筆者自宅の壁は少しベージュがかった凹凸のあるデザインなのですが、そこも全く問題ありませんでした。
暗闇と間接照明で比較
写真内の映像元:『【自然の音と4K 映像】 幻想的な川霧と光芒の中 せせらぎを聴く 2 時間 Relaxing Nature Sounds 2h』 – kazephoto _ 4 K 癒しの自然風景より
左が電気を完全に消した状態、右がオレンジ色の間接照明をつけた状態です。
部屋の間接照明を付けた状態でも鮮やかさは低下しますが、十分に綺麗な映像を楽しむことができました。
モバイルプロジェクターと侮ることなかれ
実際に使用してみてモバイルプロジェクターのレベルを超す一品であると感じました。
持ち運ぶ煩わしさも一切感じず、コンパクトなのにこの性能…1人で大迫力の映像に酔いしれるも良し、誰かと一緒に盛り上がるも良し、きっと様々な場面で活躍するでしょう。
筆者自身普段TVはあまり見ずYouTubeと動画サイトのヘビーユーザーなのですが、「これまじでTVの出番なくなるぞ」と感じました。自宅が簡単にシアターになるこの感動を是非味わって欲しいです!!!
プロジェクターは試してから購入できる
「リモートワークは期間限定だから購入するほどでもない」
「実際にどんなものなのか、自宅で試してみたい」
そんな方にはプロジェクターお試しレンタルがおすすめです。
カメラ・家電レンタルサービスの「レンティオ(Rentio)」では、XGIMIのプロジェクターのレンタルをはじめ様々なプロジェクターのレンタルを提供しています。
レンタル期間中に気に入った製品があれば、そのまま購入もできますので、いくつか試してみてから購入を決めてはいかがでしょうか。
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