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プロジェクターの解像度とは ?目的に合わせた最適な解像度の選び方

mari fukuen
mari fukuen

更新日2024/01/22

プロジェクターの解像度とは ?目的に合わせた最適な解像度の選び方

プロジェクターの画質を左右する「解像度」。プロジェクター選びでは重要なポイントとなります。

今回は、そもそも解像度とは何かどんな解像度のプロジェクターがあるのかどのように選べばいいのか?など、気になるポイントを初心者向けにまとめました。

どのくらいの解像度が必要になるかは、プロジェクターの使用目的によっても異なります。プロジェクターの解像度についてよく理解した上で、目的に合ったものを選びましょう。

プロジェクターの解像度とは

プロジェクターの解像度とは

プロジェクターの解像度は、画像のきめ細やかさを示す値です。パネル画素数と表されることもあります。
解像度が高いほどきめ細やかな投影が可能で、細かい部分が潰れることなく投写できます。

解像度は、1920×1080(FHD)や3840×2160(4K)といった数字で表されますが、そもそもこの数字は何を表しているのでしょうか?

プロジェクターで投影する画像は、小さな光の点が集まって表現されています。その光の点の個数が解像度の数字です。
例えば解像度が1920×1080の場合は、横に1920個・縦に1080個の点が並んでいるということです。

解像度が高いプロジェクターだと光の点の数も多いので、より細かい表現が可能になります。

解像度が低いプロジェクターだと小さい文字や細かい部分が潰れて見えづらいことがあるので、小さな文字や数字などを投影したい場合やホームシアターとして高画質な映像を楽しみたい方は高解像度のプロジェクターを選ぶほうがいいでしょう。

プロジェクターの解像度選びの注意点

プロジェクターの解像度選びの注意点

プロジェクターの解像度はとにかく高ければ高いほどいいと思われるかもしれませんが、選び方を間違えると本来の実力を発揮できないこともあります

高解像度のプロジェクターは価格も高くなりますので、失敗しないよう慎重に選びたいところです。

プロジェクターの解像度は投影する映像に合わせる

プロジェクターの解像度を選ぶ際は、投影する映像の解像度も重要となります。

プロジェクターの解像度選びの注意点 プロジェクターの解像度は投影する映像に合わせる

当然ながら、元の映像の解像度が低ければ、どんなに高解像度なプロジェクターを使ってもそれ以上繊細な画にはなりません。せっかくお金をかけて解像度の高いプロジェクターを購入しても無駄になってしまいます。

プロジェクターの解像度選びの注意点 プロジェクターの解像度は投影する映像に合わせる

逆に、元の映像よりもプロジェクターの解像度のほうが低い場合、プロジェクターが自動で画質を落として投影してしまいます

プロジェクターの解像度選びの注意点 プロジェクターの解像度は投影する映像に合わせる

このような劣化を防ぐためには、投影したい映像と解像度の合うプロジェクターを選ぶ必要があるのです。

画面の縦と横の比率「アスペクト比」も重要

プロジェクターの解像度は横×縦の点の個数で表記されますが、縦横の個数の比率については、プロジェクターの機種ごとに決まっています。この比率をアスペクト比といいます。

現在一般的に使われているプロジェクターのアスペクト比の規格は、主に「4:3」「16:10」「16:9」の3つです。

プロジェクターの解像度選びの注意点 画面の縦と横の比率「アスペクト比」も重要

投影する映像のアスペクト比とプロジェクターのアスペクト比が異なっていても、ほとんどの場合自動で変換して表示してくれます。

ただし、変換がうまくいかなかった場合に映像が小さくなる・一部が切れてしまうなどの問題が生じることもあるので、なるべく出力する端末側と同じアスペクト比のプロジェクターを選びましょう

代表的なプロジェクターの解像度

プロジェクターの解像度選びの注意点

現在プロジェクターで使われている主な解像度の規格を、アスペクト比ごとにこちらの表にまとめました。

アスペクト比4:3

4:3は、ビジネスの場面でよく使われるアスペクト比です。

旧型のパソコンの画面サイズは4:3が多く、今でもパワーポイントのスライドなどはこの比率が多いので、主にビジネス用プロジェクターで採用されています。

名前 解像度
VGA 640×480
SVGA 800×600
XGA 1024×768
SXGA 1280×1024
UXGA 1600×1200

アスペクト比16:10

16:10は、最近のPC画面や液晶モニターなどで使われることが多いアスペクト比です。

パソコン画面のサイズが4:3から16:10に変化してきたことを背景に、プロジェクターでも人気が高まっています。

名前 解像度
WVGA 800×480
WXGA 1280×800
WUXGA 1920×1200
WQXGA 2560×1600
QUXGA Wide 3840×2400

アスペクト比16:9

16:9は、テレビやBlu-ray、YouTubeなどの配信サービスで主流となっていることから、家庭用のプロジェクターでよく採用されているアスペクト比です。

最近では、高画質な4K動画に対応した高級なプロジェクターも発売されています。

名前 解像度
480p 854×480
HD 1280×720
フルHD 1920×1080
4K 3840×2160

プロジェクターの使用目的に合わせた解像度の目安

プロジェクターで必要な解像度や選ぶべきアスペクト比は、使用目的によって異なります。

使用目的別の解像度の目安をこちらにまとめました。

持ち運んで外出先でも使う方向けのモバイルプロジェクター

モバイルプロジェクターでは、ボディの小型・軽量化が最優先されるため、解像度が低めのものが多くなっています。

動画再生に使うなど高画質を求めるのであればフルHD以上のものを選ぶことをおすすめします。

名前 解像度 アスペクト比 プロジェクター 価格帯
480p 854×480 16:9 一般的なモバイルプロジェクター 1~5万円程
WVGA 800×480 16:10 一般的なモバイルプロジェクター 1~5万円程
HD 1280×720 16:9 高画質なモバイルプロジェクター 2~7万円程
フルHD 1920×1080 16:9 高画質なモバイルプロジェクター 5~10万円程

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主に会社や講演で使う方向けのビジネスプロジェクター

会社の会議室でのプレゼンやホールでの講演などで使うビジネスプロジェクターは、様々な商品がラインナップされており価格もピンキリです。

映画や動画の投影などに使うことが多いホームプロジェクターと違い、静止画投影を主用途とするビジネスプロジェクターの解像度は比較的低めのものが多くなっています。

XGAとWXGAが一番普及しているスタンダードな解像度、WUXGAだと高画質といった印象です。

また、日中や照明をつけた部屋での投影がほとんどかと思いますので、光量が高いものを選択した方が良いです。

名前 解像度 アスペクト比 プロジェクター 価格帯
SVGA 800×600 4:3 安価なビジネスプロジェクター 3~7万円程
XGA 1024×768 4:3 一般的なビジネスプロジェクター 5~数十万円程
WXGA 1280×800 16:10 一般的なビジネスプロジェクター 5~百万円程
WUXGA 1920×1200 16:10 高画質なビジネスプロジェクター 10~数百万円程

プロジェクターの明るさ「ルーメン」を解説!必要な明るさの目安とは? – Rentio PRESS[レンティオプレス]

ホームシアターやテレビ代わりとして使う方向けの家庭用プロジェクター

映画や動画、ゲームなどを自宅でも大画面で楽しみたい方向けのホームプロジェクターは、比較的高解像度のラインナップが多くなっています

現在動画コンテンツの主流であるフルHDは欲しいところ。より高画質な4K動画や映画館並みのDCI-4K画質を求めるのであれば、奮発して高級プロジェクターも候補に入れるのもいいかもしれません。

名前 解像度 アスペクト比 プロジェクター 価格帯
WXGA 1280×800 16:10 一般的な家庭用プロジェクター 5~百万円程
フルHD 1920×1080 16:9 一般的な家庭用プロジェクター 5~数十万円程
4K 3840×2160 16:9 高画質な家庭用プロジェクター 10~数十万円程
DCI-4K 4096×2160 256:135 シネマ用プロジェクター 数十~数百万円程

[2024] おすすめのホームプロジェクター13選!コスパ・高画質・短焦点などを選び方、目的別に紹介 – Rentio PRESS[レンティオプレス]

まとめ

今回はプロジェクターの解像度について解説しました。

プロジェクター選びでは解像度も重要ですが、解像度以外にも明るさ投影距離など重要な要素があります

自分に最適なプロジェクターを選ぶには、やはり実際の環境で使用してみて見え方を確認してから購入するのが理想的です。

レンタルサービスのRentio(レンティオ)では、プロジェクターを短期間お試しレンタルすることができます。実際に設置・投影してみて、映りに問題がなければそのまま買い取りも可能です。

高価なプロジェクターは購入前にお試しすれば、安心して購入できます。プロジェクターレンタルのプランや料金の詳細はこちらからご覧ください。

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