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プロジェクタースクリーンって必要?壁面投影との違いは?メリット・デメリットも紹介

ハロニー
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公開日2024/03/27

プロジェクタースクリーンって必要?壁面投影との違いは?メリット・デメリットも紹介

プロジェクターから映し出される映像を鮮明に映すためのプロジェクタースクリーン

多くの商品が販売されていますが、「白い壁紙に映すのと比べてどう違うの?」「利用するメリットは何?」と疑問に感じている方もいるのではないでしょうか。

そこで本記事では、プロジェクタースクリーンと一般的な壁紙との違いや、利用するメリット・デメリットについて詳しく解説します。

スクリーンの必要性や性能の違いについてわかるようになるため、ぜひご一読ください。 プロジェクター_バナー

 

プロジェクタースクリーンはプロジェクターの映像を鮮明に映すためのシート

プロジェクタースクリーンはその名の通り、プロジェクターの画像を映し出す画面(スクリーン)として使われる商品です。

プレゼンや会議などのビジネス目的で使ったり、個人宅のホームシアター用に購入したりと、幅広い用途で使われています。
また、プロジェクタースクリーンの種類によってハイビジョンや4Kの映像にも対応しているのが特徴です。

自ら発光するテレビやパソコンのモニターと比べて、光を投影する形のプロジェクターは、投影先の壁によっては鮮明に映像を映し出せません。

プロジェクタースクリーンを使うことで、くっきり鮮明な映像を大画面で楽しめるようになります。

一般的な壁紙とプロジェクタースクリーンの違いは映像の鮮明さ

壁紙とプロジェクタースクリーンでは、以下の違いにより映像の鮮明さが変わります

  • 色の違い
  • 材質の違い

以下では、壁とスクリーンの映した際の映像の見え方について解説します。

壁に映像を映したときの見え方

壁の材質や凹凸状態によって変わりますが、一般的な壁紙にプロジェクターの映像を投影すると、輪郭が少しぼやけた形になり、鮮明に見えづらくなってしまいます。

プロジェクターは壁の表面に光を反射させることで映像を映し出す仕組みですが、表面に凹凸があると、うまく反射できません。

もちろん完全に見えないということはなく、ある程度の映像は確認できるでしょう。
ただし細かい部分が見えづらくなってしまうため、特に映像美を楽しみたい作品を映す際には不満が残るかもしれません。

またフラットでなめらかな壁紙でも、色によっては見えやすさが大きく変わることがあります。

白や白に近い色の壁紙だと問題ありませんが、暗くて光を吸収しやすい色だとうまく映像を反射できず、見えにくくなってしまいます。
また彩度が高い壁紙も、投影された映像の色と混ざってしまい、本来の色を再現できません。

このように、壁の状態によって大きく左右されるのは、注意すべきポイントだといえます。

スクリーンに映像を映したときの見え方

プロジェクタースクリーンに映像を映すと、鮮明に映像が映し出されます

プロジェクタースクリーン上には、壁紙のように不均等な凹凸がほとんどありません。
映像に影響を与える障害が少ないため、なめらかな映像を映し出せる点が魅力です。

文字や表などの線を映してもしっかりと表示され、遠くから見ても認識しやすくなります。

より本来の画質に近づけて映像を楽しみたいという方は、プロジェクタースクリーンを用意すると良いでしょう。

タイプ別のおすすめプロジェクタースクリーンはこちら

[タイプ別]プロジェクタースクリーンおすすめ15選!賃貸で使いやすいモデルも紹介 – Rentio PRESS[レンティオプレス]

プロジェクタースクリーンのメリット・デメリット

こちらでは、プロジェクタースクリーンのメリット・デメリットを紹介します。

メリット

プロジェクタースクリーンのメリットは以下の2つです。

  • 滑らかで継ぎ目のない幕面を得られる
  • 映像を鮮明に映せる

プロジェクタースクリーンは、設置した場所に映像投影に最適な環境を作れます。
滑らかで継ぎ目のない幕面を用意できるため、映像が壁の形や壁紙の模様に影響されません。

さらに、プロジェクタースクリーンは映像の光を見やすく拡散する役割を持っているため、映像を鮮明に映せます。

壁の色や模様に左右されず、鮮明な映像を見られることが、プロジェクタースクリーンのメリットとなるでしょう。

デメリット

プロジェクタースクリーンのデメリットは以下の2つです。

  • 設置や片付けが面倒
  • 設置・収納スペースが必要

プロジェクタースクリーンはサイズの大きさから、設置場所や収納管理スペースの確保が課題だといえます。
プロジェクターを操作して画面のサイズを変更することは可能ですが、スクリーン自体のサイズを変更することは基本的にできません。

そのため棚などの家具がなく、横幅に余裕のある場所がないと、設置が難しくなってしまいます。

またプロジェクタースクリーンはサイズが大きいため、設置や片付けも一苦労です。
天井に固定できる「巻き上げ式」もありますが、最初にネジやフックで設置しなくてはならないため、賃貸では難しかったり少し手間に感じるかもしれません。

映像をきれいに楽しめるのはメリットですが、利用環境が整っているかどうかは、事前に検討しておきましょう。

プロジェクタースクリーンの画質に違いが出る2つの要素

プロジェクタースクリーンの画質に違いが出る要素は以下の2つです。

  • スクリーンの素材
  • ゲイン

2つの要素について詳しく解説します。

1.スクリーンの素材

プロジェクタースクリーンは、使用されている素材によって映像の見え方が変わります

スクリーンの素材は主に以下の3つです。

  • マット系
  • ビーズ系
  • パール系

マット系は光沢やツヤのない生地です。
プロジェクターの光をすべての方向へ均一に拡散・反射させる性質を持つため、どの位置から見ても同じように映像が見られます。
グレータイプのマットも販売されており、比較的明るい場所でも利用できます。

ビーズ系は、超微細なガラスビーズを生地表面に塗ってあるタイプです。
プロジェクターから入ってきた光をそのまま反射するため、正面見ると鮮明で明るい画面になります。
一方で反射の性質上、視野角が狭く、斜めから見ると画面が暗く見えやすいのがデメリットです。

パール系は生地表面に特殊なパール顔料を施したタイプです。
光を受けた方向と反対に反射する性質があるため、プロジェクターを正面に設置することで、鮮明で明るい映像が見られます。
一方で、スクリーンを見る角度によって明るさが変わるため、設置場所によっては画面が暗くなるケースもあります。

自分の好みに合わせてスクリーンの素材を選びましょう。

2.ゲイン

ゲインとはスクリーンの生地が持っている反射特性を数値化したものです。
プロジェクターの光をどれだけ反射させているかという指標になり、ゲイン値が高いほどスクリーンが明るくなります。

スクリーンのゲイン値は、標準白板と言われる完全拡散板に光を当てたときの明るさを標準値1.0とします。
そして、角度ごとに同じ条件で計測したスクリーン生地の輝度との比率を計測すると、各角度の明るさがわかります。

ゲインはプロジェクタースクリーンの商品説明に記載されることは少なく、スクリーンの生地から選びたいというときに確認する数値です。
家庭用に用意するなら、スクリーンゲイン1.1のものを選ぶと十分に映像を楽しめるでしょう。

プロジェクターに関するよくある質問

こちらでは、プロジェクターに関するよくある質問について解説します。

映像を映す場所は白い壁じゃないとだめですか?

プロジェクターで映像を映す場所は、できる限り白い壁にすることをおすすめします

白い壁は効率よく光を反射するため、映像が見やすくなるのがメリットです。
白以外の壁だと映像が暗くなったり、色が混ざって見づらくなったりする可能性があります。

きれいな映像を見たいと考えているなら、白い壁に映像を映しましょう。
壁の色が白ではない場合は、プロジェクタースクリーンを検討してみてください。

プロジェクターによって壁が焼けることはある?

プロジェクターの光によって、壁が焼けることはありません

部屋の壁がダメージを受ける主な原因は以下の2つです。

  • 太陽光による紫外線ダメージ
  • タバコなどのヤニ汚れによるダメージ

プロジェクターの光には、壁が変色する原因となる紫外線が入っていません。
ダメージの原因となるものを含んでいないため、壁に映像を映しても問題ないと考えられます。

プロジェクタースクリーンを選ぶときは性能の違いを確認しよう

プロジェクタースクリーンの性能の違いについて紹介しました。

プロジェクタースクリーンと壁の主な違いは、映像の鮮明さや画質にあります。

壁に投影された映像だと、輪郭がぼやけて視認性はよくありません。
一方で、プロジェクタースクリーンを使用すると鮮明に映像を楽しめます。

手軽に大画面の映像を楽しみたいと考えている人は、プロジェクタースクリーンの利用を検討してみましょう。

プロジェクタースクリーンはお試しレンタルを

プロジェクターの性能やコスパについては、実際に使用してみないとわからない部分があります。

プロジェクタースクリーンは一度お試しレンタルをおすすめします。

家電レンタルサービスの「Rentio(レンティオ)」では、プロジェクタープロジェクタースクリーンのレンタルを提供しています。

レンタル期間中に気に入った製品があれば、そのまま購入もできますので、いくつか試してみてから購入を決めてはいかがでしょうか。

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