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東芝の電気圧力鍋 RCP-30R 使用レビュー!実際にカレーを作って使い勝手を検証しました

mari fukuen
mari fukuen

更新日2023/03/31

東芝の電気圧力鍋 RCP-30R 使用レビュー!実際にカレーを作って使い勝手を検証しました

ほったらかし&時短で圧力調理ができる調理家電「電気圧力鍋」。家事に仕事・育児など毎日忙しい方から人気を集めています。

各メーカーが様々な電気圧力鍋を発売しているなか、2021年12月に東芝から発売された電気圧力鍋がRCP-30Rです。

コンパクトでシンプルなデザインの本体に、1.8気圧/1.4気圧から選べる圧力調理、炒めや無水などのマニュアル調理モードを搭載しています。

今回は、さっそく東芝の電気圧力鍋 RCP-30Rを実際に使用して、カレーを作りながら使い方やお手入れ方法、気になる注意点について詳しくレビューします。電気圧力鍋の購入を検討中の方は、ぜひ参考にしてみてください。

 


東芝 電気圧力鍋 RCP-30Rの特徴

日本の大手家電メーカー東芝が40年ぶりに新発売した電気圧力鍋が、今回ご紹介する「RCP-30R」です。

圧力調理は1.8気圧/1.4気圧の2段階から選べて、料理に合わせた使い分けが可能。使いやすい容量3Lのコンパクトサイズで、マットな質感のシンプルなデザインも特徴です。

今回「東芝 電気圧力鍋 RCP-30R」をレンタルして使用しましたので、さっそく実機の写真とともに特徴を紹介していきたいと思います。

同梱品一覧
  • 本体、ふた、内鍋
  • 計量カップ
  • おたま
  • しゃもじ
  • 取扱説明書・別冊料理集

1.8気圧/1.4気圧から選べる圧力調理

東芝 RCP-30Rの圧力調理は、最高1.8気圧と高圧力
そのため、時間のかかるかたまり肉の調理や骨ごと煮込む魚料理も、時短でやわらかく調理することができます。

また、煮崩れが気になる野菜などには、低めの1.4気圧に切り替えて使うことも可能。
食材に合わせて圧力を上手に使い分けることで、美味しい料理を作ることができます。

圧力以外の調理モードも搭載

東芝 RCP-30Rは、圧力調理以外にも、炒め・煮込み・無水・低温(70℃)・炊飯といったマニュアル調理モードを搭載しています。

炒めモードはふたを開けたまま加熱ができるので、圧力調理前の下ごしらえや調理後の煮汁の煮詰めなどにも便利。人気の無水調理で、野菜の水分を活かした美味しい料理も作れます。

通常の鍋感覚で使いやすく、料理のレパートリーも広がりそうですね。

自動メニューは10種類

定番の料理は、10種類の自動メニューで楽に作ることもできます。

  1. 角煮
  2. カレー
  3. 煮込みハンバーグ
  4. 煮つけ
  5. 肉じゃが
  6. 筑前煮
  7. スープ
  8. ポトフ
  9. 白米
  10. 玄米ごはん

メニュー番号を選択するだけで、時間の設定なしでかんたんに調理できて便利です。

予約・保温も可能

自動メニューの場合は、3~12時間後までの出来上がり時間の予約設定も可能です。
おかずの調理メニューの場合は開始直後すぐ加熱して設定時間まで保温しておいてくれるので、食材が傷む心配もありません。

お出かけ前に予約しておけば、帰宅後すぐにあたたかいごはんが食べられるので嬉しいですね。

また、炒めと低温調理以外は最大12時間の自動保温機能があるので、調理から食事まで時間が空いてしまっても冷めることなく温かい状態のごはんが食べられます。

スペック一覧表

RCP-30R
消費電力 700W
圧力 1.8気圧 / 1.4気圧
調理容量 /満水容量 2.0L / 3.0L
自動調理メニュー 10種類
手動調理メニュー 6種類
外形寸法(取っ手含む) 幅28.2×奥行26.6×高さ27.5cm
本体質量 約4.0kg
電源 交流100V(50/60Hz共用)
コード長さ 約1.0m

東芝の電気圧力鍋 RCP-30Rでカレーを作ってみた

それでは実際に圧力調理でカレーを作りながら、電気圧力鍋 RCP-30Rの使い方を確認してみましょう!

電源コードをつないだらふたをスライドし開けて、調理スタートです。

調理の手順

まずは、炒めモードで豚肉を軽く炒め、焼き目がついたら野菜と水を入れます

ふたを閉めたら、1.8気圧の圧力調理で5分に設定。スタートボタンを押して、加熱開始!

加圧時間は5分ですが、加圧の前に内部の圧力を高めるため10~20分程加熱時間がかかります

シルバーの圧力表示ピンは通常だと下がった状態ですが、加圧が始まると上がります。

ピンが上がって加圧が始まる瞬間はこんな感じです。

加圧が終わるとピーピーという音でお知らせしてくれますが、音が鳴った段階ではまだ加圧状態なのですぐにふたを開けないよう注意しましょう

自然に減圧されるまで10~40分ほど待ち圧力表示ピンが下がったのを確認したら、念のため圧力排出ボタンを押して蒸気を抜いてからふたを開けます!

最後に市販のカレールーを溶かして…

完成です!

加圧5分でお肉も野菜もやわらかく、素材の甘さが感じられる美味しいカレーに仕上がりました!

今回作ったのがカレーだったので時短効果はそこまで感じられませんでしたが、ほったらかしでいいのはとても手軽でした。

使用後のお手入れ方法

調理後は、内鍋とふたのお手入れをします。

内鍋は汚れがこびりつきづらいフッ素樹脂加工。コーティングが剥げないように、食器用洗剤とやわらかいスポンジで洗います。

ふたは、分解して隅々まで洗うことができます。少し面倒ですが、安全に使うためにもしっかりお手入れしましょう。

つゆ受けやしゃもじなども、使ったら毎回洗ってくださいね。

東芝の電気圧力鍋 RCP-30Rの魅力と気になる注意点

今回実際に使った感想をもとに、東芝 電気圧力鍋 RCP-30Rの魅力と気になる注意点についてご紹介します。

○ 手軽&時短なのに美味しくできる

東芝の電気圧力鍋は機能が比較的シンプルなこともあり、操作がかんたんで初心者でも使いやすく感じました。

本体の説明はわかりやすい日本語表記で、最初の数回説明書を読みながら使えばあとは慣れで直感的に使えました。

調理中は自動で火加減の調整をしてくれるので、完全にほったらかしでOK。キッチンに立つ時間が短くなって、自由な時間が増えるのは嬉しいですね。

通常の圧力鍋のようなシューシューという大きな蒸気音も出ないため、圧力鍋を使うのが初めての方でも安心です。

電気圧力鍋があれば時間のかかる本格的な煮込み料理にも気軽に挑戦できて、料理のレパートリーが広がりますよね。

○ コンパクトですっきりしたデザイン

東芝の電気圧力鍋は、シンプルなデザインサイズもコンパクト。狭いキッチンでも場所を取らずに置くことができます。

取っ手付きで持ちやすいのですが、意外とそんなに幅を取らずに設置することができました

カラーもモノトーンでインテリアになじみやすく、スタイリッシュなので見える場所に置いておいても良さそうですね。

○ 炒めモードで仕上がりがワンランクアップ

ふたを開けた状態で加熱調理ができる炒めモードは、下ごしらえから味の仕上げまで幅広く活躍してくれました。

煮込む前に肉の表面に焼き目をつけて肉汁を閉じ込めたり、圧力調理後に煮汁が少し水っぽく感じたときに煮詰めたりと、味の調整がすぐにできてとても便利でした。

メーカーによってはふたを開けた状態で加熱できない電気圧力鍋もあるのですが、味の微調整ができないので少し不便です。

炒めモードを活用することで、使い慣れた鍋のように自分好みの味に仕上げやすくなりますよ。

○ 生ものOKの予約機能が便利

東芝 RCP-30Rでは、自動メニューでの予約が可能
炊飯以外の予約調理時は最初に加熱して適温をキープしてくれるので、肉や魚など傷みが心配な食材も安心して使えます

他メーカーの予約調理では予約時間まで加熱しないため生ものの調理ができない場合もあるので、これはありがたいですね。

東芝電気圧力鍋で予約が使えるのは自動メニューのみですが、似たようなメニューを選択すれば問題なく使えそうです。

○ 2万円前後とコスパも良い

東芝 RCP-30Rの販売価格は、2万円前後

自動メニューの数は少なめですが、シンプルな機能で十分な方にとってはコスパも良く満足度の高い電気圧力鍋となりそうです。

国内大手メーカー製という安心感も心強いですね。

△ 加熱・減圧に意外と時間がかかる

これは東芝に限ったことではないのですが、じつは圧力調理では加圧時間以外の加熱・減圧の時間が意外と長くかかります

東芝 RCP-30Rの場合は、最初の加熱に10~20分程・自然減圧に10~40分程かかると説明書に記載されています。
さらに、加圧以外の時間はどのくらいかかるか表示されないので、完成時間が読めないのもデメリットです。

トータルの調理時間は意外と長くなるので、急いでいるときは早めに調理開始することをおすすめします。

△ ファミリーには容量が少なめ?

東芝 RCP-30Rは、調理容量2.0L /満水容量3.0Lとなっています。

調理容量2.0Lは決して少ないほうではありませんが、家族の人数が多いお家や、普段作り置きをすることの多い家だと容量が足りないかもしれません。

ファミリーや作り置き派は、大容量タイプの電気圧力鍋を検討してみてもいいかもしれません。

△ 自動メニュー表示が数字なのでわかりづらい

東芝 RCP-30Rで自動メニューを使う際には、番号でメニューを選択します。ですが、ディスプレイ表示は数字のみなのでパッと見ではわかりづらくなっています

本体背面を見ればメニューの一覧が記載してあるのですが、毎回覗き込んで確認するのは少し面倒。

画面にメニュー名が表示されるか、もう少し見やすい場所にメニュー名が記載されていたら良いのにと思ってしまいました。

× ふたのお手入れが面倒くさい

電気圧力鍋の使用後は、ふたの分解清掃が必要になります。

ふたは細かい部品が多いので、どうしても洗うのが面倒…。とはいえ、安全・衛生的に使い続けるためにもお手入れは重要です。

ふたのお手入れに関してはほとんどの圧力鍋で共通して発生する手間なので、面倒くさがりの方は慎重に検討しておきたいところです。

× 低温調理が70℃のみ

電気圧力鍋の中には1℃刻みで温度指定して低温調理ができるものもありますが、東芝 RCP-30Rの場合は低温調理の温度は70℃のみ

温泉卵などのかんたんな低温調理なら十分できそうですが、ローストビーフやサラダチキンなど本格的な低温調理は難しいかもしれません

東芝 RCP-30Rは初心者にもおすすめのシンプル電気圧力鍋

東芝 RCP-30Rは、コンパクト・シンプル機能・コスパの良さで初心者にも扱いやすい電気圧力鍋

圧力調理で手軽に美味しい煮込み料理を作れるので、毎日忙しい人にとって強い味方になってくれそうです。

これから電気圧力鍋の購入を検討している方は、ぜひ試してみてはいかがでしょうか。

電気圧力鍋はお試しレンタルできる

電気圧力鍋の使い勝手や味を購入前に試してみたい!という方は、家電レンタルで購入前にお試しするのもおすすめです。

家電レンタルのRentio(レンティオ)では、東芝 RCP-30Rなどの電気圧力鍋をレンタルしてお家でお試しできます。

実際に使ってみて、気に入ったらレンタル商品をそのまま買い取ることも可能です。

納得して電気圧力鍋を購入するためにも、まずは気軽にレンタルで試してみてはいかがでしょうか?

[レンタル] 東芝 電気圧力鍋 RCP-30R-K|中古・点検済み・保証付き – Rentio[レンティオ]

[レンタル] 電気圧力鍋・自動調理鍋 一覧 – Rentio[レンティオ]

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