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ほったらかし・時短で圧力調理ができる電気圧力鍋。おうち時間が長引く今、注目を集めている調理家電です。
電気圧力鍋のなかでも、人気のブランドが「T-fal クックフォーミー」シリーズ。
初心者でも簡単に圧力調理ができる操作性と、液晶画面で作り方が確認できる豊富な内蔵レシピが特徴です。
2022年8月にリニューアルしたモデルでは、内蔵レシピが250種類に増えてさらに便利に。小型3Lタイプと大容量6Lタイプの2種類のラインナップとなっています。
今回そんな2022年モデルの「T-fal クックフォーミー 3L」を実際に使用して、気になる使い勝手やサイズ感、魅力や注意点などを徹底検証しました。
これから電気圧力鍋の購入を検討している方は、ぜひ参考にしてみてください。
もくじ
「T-fal クックフォーミー」の特徴
T-fal(ティファール)といえば取っ手が取れるフライパンや電気ケトルなどで有名ですが、じつは電気圧力鍋のラインナップも充実。
レシピ内蔵タイプの電気圧力鍋クックフォーミーシリーズのほか、マニュアル調理タイプの電気圧力鍋ラクラ・クッカーシリーズも人気です。
今回ご紹介するクックフォーミーシリーズは、簡単操作と豊富な内蔵レシピで初心者でも美味しく料理ができる電気圧力鍋として人気のブランドです。
まずはT-fal クックフォーミーの特徴を、実機の写真とともに紹介していきたいと思います。
- 本体・内鍋
- 電源コード(約1.5m)
- 蒸しかご・蒸しかご台
- 炊飯用カップ
- 取扱説明書・レシピ集
250種類の内蔵レシピで献立選びも時短
クックフォーミーは、250種類の多彩な内蔵レシピが魅力です。
食材の旨みを活かした無水調理メニューや加圧15分以内の時短レシピも充実。毎日の献立選びに活かせる幅広いバリエーションが用意されています。
作り方は液晶画面の案内もしくはスマホアプリで確認
内蔵レシピを選ぶと材料や手順が液晶ディスプレイに表示され、画面の案内通りに作るだけで簡単に美味しい料理ができあがります。
さらにスマホアプリでは、写真つきでわかりやすく作り方を紹介。
材料からレシピを検索したり、足りない材料をお買い物リストに追加したりと、より便利にクックフォーミーを使いこなすことができます。
ほったらかしで簡単に時短圧力調理
クックフォーミーでは、材料を入れてボタンを押したらほったらかしで簡単に圧力調理ができます。
圧力調理中は、内部を密閉することで約114℃の高温で加熱可能に。ハイパワーなので予熱時間も短く、時間のかかる煮込み料理も短時間で作ることができます。
料理にかける時間と手間をなるべく減らしたい人にとって嬉しい特徴ですね。
蒸し、炊飯、ふたを開けたまま加熱もできる
クックフォーミーでは圧力調理による煮込み料理だけでなく、無水調理や蒸し物に炊飯まで幅広い料理を作ることができます。
さらに、通常の鍋のようにふたを開けたまま加熱もできるので、肉に焼き目をつけたり煮汁を煮詰めたりと、自分好みの味に調整しやすくなっています。
初心者でも安心して使える
初めてだと少し難しいイメージのある圧力調理ですが、クックフォーミーならボタン一つでとても簡単。
火加減調整や蒸気の排気などはすべてお任せで、調理終了時にはブザーでお知らせしてくれるので、初心者でも安心して使うことができます。
お手入れのしやすさにも配慮
クックフォーミーはお手入れのしやすさにも配慮された設計になっています。
内鍋の表面はセラミックコーティング加工がされていて、食材がこびりつきにくくツルンと汚れが楽に落ちます。
また、内鍋・蒸しかご・蒸しかご台は食洗機にも対応しているので、食洗機があるお家ならより手軽にお手入れができます。
「クックフォーミー」3Lと6Lの違いを比較
クックフォーミーシリーズは、容量3Lタイプと6Lタイプの2種類から選ぶことができます。
細かな違いはありますが、どちらも基本的な機能や内蔵レシピ数は同じ。主な違いは容量とサイズとなります。
3Lと6Lの仕様比較表
容量3Lタイプのクックフォーミーは4人分までのレシピに対応。サイズがコンパクトなので、置き場所が狭いお家にもおすすめです。
大容量6Lタイプなら、6人分までのレシピが作れて炊飯は1升までOK。人数が多いお家や作り置き派の方は、スぺースに余裕があるならこちらがおすすめです。
細かなスペックの違いは、以下の仕様比較表でご確認ください。
実機のサイズ感の違い
実際に3Lと6Lの2機種を並べて、サイズ感の違いを比較してみました。
並べてみると大きさの違いがよくわかりますね。
幅は5.6cm・奥行は3.6cm・高さは5.7cmの差があり、6Lのほうが一回り大きい印象を受けます。
内鍋のサイズ
続いて内鍋のサイズを比較してみたところ、本体サイズ以上に6Lのほうが大きい印象でたくさん作れそうでした。
3Lタイプの内鍋は浅くて小さめなので、大きめのかたまり肉や野菜をたっぷり入れるとすぐに最大調理容量をオーバーしてしまいそうです。
まとめて大量の料理を作りたいなら6Lタイプを選んだほうが満足度は高いかもしれませんね。
実際に設置した様子
キッチンボードのスライドテーブルに2機種を置いてみたところ、3Lタイプはちょうどいいサイズでしたが6Lタイプは本体が大きすぎて引っかかってしまいました。
「想定した場所に置けない!」といった失敗を避けるためにも、事前に置き場所のサイズはメジャー等で測ったうえでしっかり検討しておくほうがいいでしょう。
T-fal クックフォーミーを使って実際に調理
それでは、さっそくクックフォーミーを使って調理をしていきましょう!
実際にクックフォーミー 3Lを使いながら、気になる使い方やお手入れ方法についても詳しくご紹介します。
クックフォーミーの使い方と調理手順
まずは内蔵レシピの豚肉の角煮を作りながら、クックフォーミーの使い方を確認していきます。
電源コードをつないで本体を設置したら、ダイヤルとボタンを操作して「レシピ」→「メインディッシュ」で「豚肉の角煮」を選択。作る分量を2人分または4人分から選びます。
続いて材料と手順が表示されるので、案内に従って準備をしていきます。
ふたを開けて内鍋に材料を入れます。豚バラ肉・長ネギ代わりの玉ねぎ・ショウガ・調味料を投入。
ふたを閉めたら、持ち手部分を回してロック。
ボタンを押したら加熱スタート!予熱後、自動で圧力調理が開始されます。
調理中は蒸気口から排気が出るので、上部に空間をあけて手などを近づけないよう注意しましょう。
予熱時間は食材の量や環境によって異なりますが、今回は予熱7分程、圧力15分、自動排気1分半で調理終了。
調理後は自動で保温に切り替わりました。
ふたを開けると…しっかりお肉に火が通って柔らかくなっています!
このまま食べても良いのですが、もう少し煮汁をとろっと濃厚にしたかったので、ふたを開けたままマニュアルの通常調理(強火)で約8分煮詰めました。
トータル30分程で完成した豚の角煮が、こちら!
しっかりとお肉が柔らかくなっていて、お箸でも切れるくらいに。
口の中でほろほろとほぐれるやさしい食感で、味も中まで染み込んでいてとても美味しく仕上がりました。
調理後のお手入れ方法
調理が終わったら、内鍋や蒸しかご、内ふた、水受け、蒸気口キャップを取り外してお手入れします。
調理が終わった直後は部品も熱くなっているので、ある程度冷めてからお手入れしましょう。
内鍋・蒸しかごは、手洗いもしくは食洗機でもOK。
ふたは分解して手洗いします。
水受けと蒸気口キャップも外して手洗いしましょう。
細かい部品が多いので、排水口に流してしまわないように注意してくださいね。
クックフォーミーで作った料理
角煮以外にも、クックフォーミーでいろいろな料理を作ってみたのでご紹介します。
煮込み料理はやはり定番ですが、炊飯やデザートなど幅広いバリエーションの料理作りに活躍してくれました。
柔らかスペアリブ
一品でパーティー気分が高まるスペアリブ。
じっくり煮込まないと硬くなりがちなお肉ですが、こちらもクックフォーミーで時短調理してみましょう!
まずは「レシピ」→「メインディッシュ」から「柔らかスペアリブ」を選んで4人分を選択。画面に表示された材料を準備します。
予熱が完了したら油を引いて肉の全面に焼き目をつけます。
全体に程良く焼き目がついたら、玉ねぎとニンニク、調味料を追加。
(レシピ手順では玉ねぎとニンニクはすりおろすのですが、今回は省略しました。)
圧力調理を開始します。
予熱8分程、圧力15分、自動排気1分半で調理終了!(※予熱時間は分量や使用環境によって異なります)
煮汁をタレ代わりにするため、マニュアルの通常調理(強火)で約10分煮詰めました。
約40分で柔らかスペアリブの完成です!
箸で持った瞬間ほろっと崩れそうになるほど柔らかくてジューシー!骨離れも良いのでガツガツ食べられてしまいます。
ご飯にもお酒にも合う絶品スペアリブが簡単にできるのは嬉しいですね。
(無水)チリコンカン
普通の鍋で作れる料理も、クックフォーミーを使えば火を使わずよりお手軽に作れます。
今回は、夏に食べたい旨辛チリコンカンを無水調理で作ってみました。
まずは「レシピ」→「無水レシピ」→「(無水)チリコンカン」で4人分を選択。
今回は公式レシピの材料を少しアレンジして、ミックスビーンズ缶、トマト缶、大豆ミートのミンチ、玉ねぎ、ナスを使用。手順に従って材料をすべて鍋に入れ、よく混ぜ合わせます。
圧力調理スタート!
とくに暑い日はキッチンに立つのも嫌なので、調理中火加減を気にせず放っておけるのが嬉しいですね。
予熱7分程、圧力8分、自動排気1分半の合計15分程で完成です!(※予熱時間は分量や使用環境によって異なります)
無水なので野菜の旨みがギュッと詰まっていて、スパイシーな旨辛チリコンカンができあがりました。
トルティーヤで巻いて食べるも良し、トーストに乗せて食べるも良し。パスタソースとしても有能で、いろいろなアレンジが楽しめます。
さらにタコライス風にもアレンジ。
ピリ辛のチリコンカンとトマトの爽やかさが絶妙にマッチして、まるでお店のような本格的な料理にグレードアップしました。
鮭としめじの炊き込みご飯
クックフォーミーでは煮込み料理だけでなく炊飯も得意ということで、炊き込みご飯を試してみました。
「レシピ」→「メインディッシュ」→「鮭ときのこの炊き込みご飯」で4人分を選択。
画面の指示に従って、洗って30分吸水させたお米、しめじ、冷凍鮭、調味料、水を入れて、調理スタート!
予熱6分程、圧力3分、自動排気1分半で調理終了。(※予熱時間は分量や使用環境によって異なります)
そこからさらに10分程保温して完成です!
鮭の皮と骨を取り全体を混ぜてみると…美味しそうなおこげが!
ツヤツヤで美味しそうに炊き上がりました。
かたすぎずべちゃべちゃにもならず、ふっくらちょうどいい炊き加減。調味料が少なめなので、鮭ときのこの味わいがしっかりと感じられます。
吸水時間・保温時間を含めると50分程かかるため、時短効果はそこまでではなさそうですが炊飯器代わりとしても十分活躍できそうです。
ブリュレ風カスタードプリン
食後のデザートもクックフォーミーで簡単にできちゃいます。蒸しかごを使って、カスタードプリンを作ってみましょう。
蒸しかごには、蒸しかご台をセットしておきます。
「レシピ」→「デザート」→「カスタードプリン」で2人分を選択。表示された材料を用意します。
卵、砂糖、牛乳、バニラエッセンスでプリン液を作ります。
プリン液を器に入れたらアルミホイルで覆い、蒸しかごに並べて水300mlを入れた鍋の中に置きます。
予熱4分程、圧力2分、自動排気1分半。(※予熱時間は分量や使用環境によって異なります)
10分保温したら、冷蔵庫で冷やして完成です。
混ぜてクックフォーミーに入れるだけで、手軽に本格的なプリンが作れてしまいました。
想像以上に簡単だったので、さらにひと手間加えて表面をキャラメリゼしてブリュレ風に仕上げてみます!
バーナーで表面の砂糖を溶かして、冷蔵庫で冷やし固めたら完成!
ツルンとした素朴なカスタードプリンにカラメルのパリパリ食感が加わって、一気にお店のクオリティに!ひと手間でグッと本格的な味になりました。
普段お菓子は買う派の私ですが、クックフォーミーがあれば気軽にデザート作りを楽しめそうです。
(無水)手羽元とトマトのカレー
今度はマニュアルの圧力調理を使って、手羽元とトマトのカレーを作ってみます。
鍋に手羽元・トマト缶・ナス・玉ねぎを投入!水は入れず、トマト缶と野菜の水分のみで煮込みます。
マニュアル圧力調理モードで、調理時間は20分に設定しました。
すぐに調理開始するか、予約する場合はこのタイミングで時間をセットしてスタートします。
予熱約8分、圧力20分、自動排気1分半。トータル30分で調理が終了しました!(※予熱時間は分量や使用環境によって異なります)
あとは市販のルーを入れて混ぜるだけ。
材料を入れたらほったらかしで、本当に手間なくカレーができあがりました!
野菜の旨みがしっかり感じられ、いつものカレーよりも深みがあって美味しい!
手羽元はホロホロで、軟骨まで食べられるくらい柔らかくなっています。
通常手羽元をここまで柔らかく煮込むには2時間以上は必要なので、かなりの時短効果を感じました。
塩煮豚
大きめのかたまり肉の煮込みにもチャレンジ!
豚肩ロース肉を丸ごと放り込んだら、玉ねぎ、ニンニク、ショウガ、鷹の爪、水、塩を入れて20分圧力調理します。
予熱10分程、圧力20分、自動排気1分半で調理が終わったら、強火で15分程煮詰めて完成です!(※予熱時間は分量や使用環境によって異なります)
中心までしっかり柔らかくなっていて、スッと包丁が入っていきます。
断面から肉汁が染み出してきて、しっとり感がよくわかりますね。
パサついてかたくなりがちな煮豚ですが、しっとりジューシーで柔らかく仕上がりました。
強めの塩気でビールとの相性抜群です!
煮汁はそのまま茹でた中華麵を入れて〆のラーメンにもできますよ。
使ってわかったクックフォーミーの魅力と気になる注意点
今回クックフォーミーを使って様々な調理を体験した感想をもとに、クックフォーミーの魅力と気になる注意点についてご紹介します。
ぜひ購入前の参考にしてみてください。
○ ほったらかしで美味しい料理ができる
クックフォーミーは調理中ずっとほったらかしでOKなので、自由な時間と心の余裕が増えることが個人的には一番のメリットでした。
これまで煮込み料理をしているときは火加減や鍋の様子を常に気にしなければなりませんでしたが、クックフォーミーを使えば完全に目を離して別のことができます。
セットだけしておけばあとのことを考えなくてもいいのは、かなり気が休まりますよね。
なるべく手間と負担を減らして、忙しいなかでも美味しい手料理を楽しめるのは嬉しいポイントです。
○ 圧力調理&自動排気でとにかく時短!
これまでいろいろな電気圧力鍋を使ってきましたが、なんといってもクックフォーミーといえば時短効果の高さが魅力です。
圧力調理では予熱→加圧→減圧という流れで調理しますが、とくに通常の圧力鍋だと減圧工程に時間がかかってしまいがち。それがクックフォーミーの場合は、自動排気のおかげで1~2分程度で減圧完了してしまうのでとにかく早い!
ハイパワーで予熱も早いので、あっという間に料理が出来上がります。
時間のかかるかたまり肉の煮込みがトータル30分程度で完成したのには驚きでした。これなら帰宅後にパパッと夕食作りができそうですね。
○ 内蔵レシピで初めてでも失敗なく美味しい料理が作れる
クックフォーミーには多彩な内蔵レシピが搭載されているので、料理が苦手な人や初めて作る料理でも失敗しづらいのは嬉しいポイントです。
内蔵レシピを選ぶと材料や手順が液晶ディスプレイに表示されて、画面の案内通りに作るだけで簡単に美味しい料理ができあがります。
○ 圧力鍋初心者さんでも安心安全に使える
クックフォーミーは「なんとなく圧力鍋は怖いイメージ…」という初心者さんでも安心して使える設計になっています。
火を使わずに調理ができて面倒な火加減調整も自動ですし、排気も自動なので火傷の心配もありません。
ふたの開閉ロック検知機能もついていて、ふたがしっかり閉じていない状態ではアラートが出て圧力調理を開始しないので安全です。
取っ手つきの内鍋で鍋をひっくり返してしまう心配もなく、安心安全に圧力調理デビューができそうですね。
○ 使い方がかんたん
クックフォーミーを実際に使ってみて、操作が簡単なのも毎日使いやすいポイントだと感じました。
ディスプレイ操作は、ダイヤル・OKボタン・戻るボタンのみ。画面に日本語で説明が表示されるので、機械が苦手な方でも直感的に使えそうです。
分解清掃・組み立ても最初の数回だけ説明書片手に使えば慣れるので、迷うことはないでしょう。
○ ふたを開けたまま加熱が便利
クックフォーミーでは、圧力調理だけでなくふたを開けた状態で加熱もできます。
この通常加熱を圧力調理と組み合わせることで味がワンランクアップするので、ぜひ使いこなしてほしいおすすめ機能です。
圧力調理前に香味野菜を炒めて香りを出したり肉に焼き目をつけたり、圧力調理後に煮汁が多すぎたら煮詰めたり…コンロ調理の感覚で自分好みの味に仕上げることができます。
一つの鍋で料理が完結するので、洗い物が減るのも助かりますよね。
○ 公式レシピが豊富で献立選びが楽しい
クックフォーミーでは内蔵レシピが豊富に用意されていて、「何を作ろうかな?」と献立を選ぶ時間も楽しめました。
圧力調理といえば煮込み料理のイメージがあって最初は似た料理ばかり作っていたのですが、材料からレシピ検索してみると炒め物やご飯物のバリエーションも豊富!
公式レシピから自分のレパートリーにない料理を見つけることができるので、毎日楽しく料理を作ることができました。
○ 置き場所や家族の人数に合わせてサイズが選べる
クックフォーミーはサイズが2種類用意されていて、置き場所や家族の人数に合わせてちょうどいいものを選べます。
我が家の場合は大人2人暮らしでキッチンも狭めなので、3Lがぴったり。
キッチンボードのスライドテーブルにちょうど乗せられるサイズ感で、1回の調理で2人の1.5~2食分くらいの量が作れるのも嬉しいポイントでした。
反面、食べ盛りの子どもがいるお家や一度に大量の料理を作り置きしたい場合には、3Lだと容量が少なすぎるかもしれません。
サイズは一回り大きくなりますが、たっぷり作れる6Lタイプがおすすめです。
△ 噴出される蒸気に注意
クックフォーミーの調理中は蒸気口から自動で蒸気が排出されるので、上部に空間をあけて手などを近づけないように注意が必要です。
とくに圧力調理後の自動排気時には、動画のようにものすごい勢いで蒸気が噴き出てきます。
誤って蒸気に触れると火傷してしまうので、子どもやペットが近づかないように気を付けましょう。
△ 予約調理は生ものNG
クックフォーミーでは最大15時間後まで予約設定が可能ですが、肉・魚介・卵・牛乳などいたみやすい食材は予約調理できません。
予約時間まで常温で長時間鍋の中に置いておくことになるので、生ものは避けて使うようにしましょう。
また、予約できるのは「材料」メニュー・マニュアルの圧力調理のみで、内蔵レシピでは使用不可。予約時に現在時刻を毎回設定する必要があるので、頻繁に使う人はやや不便に感じてしまうかもしれません。
△ 内蔵レシピの画面案内が使いづらい
クックフォーミーでは内蔵レシピの材料や調理手順を液晶画面で案内してくれるのですが、この画面案内の使い勝手はあまり良くないように感じてしまいました。
内蔵レシピのほとんどが「メインディッシュ」カテゴリーに入っているので、お目当てのレシピを探すのに一苦労。
さらにレシピを選択すると材料→調理手順という流れで画面表示されますが、一度手順の画面に進むと材料の画面には戻れません。
液晶画面だけを頼りに調理しようとすると大変なので、スマホアプリでレシピを表示しながら使うのがおすすめです。
△ スマホアプリと本体は連携できない
クックフォーミー本体には無線LAN機能は搭載されていないので、スマホアプリとの接続はできません。
最近ではスマホからレシピをダウンロードして増やせる調理家電も増えていますが、そういった機能はついていませんのでご注意ください。
ただし、スマホアプリには新しいレシピがどんどん追加され、マニュアル調理でかんたんに作れるようになっています。
作りたいメニューが公式レシピに無くても、元から250レシピも内蔵されていて似たようなレシピで代用できるのでそれほど問題はなさそうですね。
× 内ふたの部品が多くお手入れが大変
多くの電気圧力鍋同様、クックフォーミーの内ふたも部品が多くお手入れが面倒。使用後は毎回分解して手洗いし、乾いたら組み立てて元に戻す必要があります。
鍋や蒸しかごに関しては汚れが落ちやすく食洗機も使えるのでそれほど手間に感じないのですが、ふたのお手入れだけはどうしても面倒に感じてしまいました。
とはいえ、電気圧力鍋のふたは安全性を左右する重要な部品です。安心して長く使い続けるためにも、毎回のお手入れは怠らないようにしましょう。
時短と美味しさを求めるなら「ティファール クックフォーミー」がおすすめ
T-fal クックフォーミーは圧力調理で時間と手間を省いて、内蔵レシピで初めてでも失敗せずに美味しい料理がかんたんにできる電気圧力鍋。
ほったらかしで手軽に料理ができあがるので、家事や仕事、育児で毎日大忙しな人にとって強い味方となってくれそうです。
料理に苦手意識のある初心者さん、料理のレパートリーを増やしたい人、忙しくて料理をする時間がない人など、幅広い人におすすめのクックフォーミー。ぜひこの機会に導入を検討してみてはいかがでしょうか?
クックフォーミーはレンタルでお試しもできる
とても便利なクックフォーミーですが、サイズ選びや使い勝手など実際に使ってみないとわからないことも多く迷っている方も多いはず。
そんなとき役立つのが、家電のレンタルサービスです。
購入前に実物をレンタルして家で試してみることで不安や疑問が解消されるので、自信を持って購入に踏み切れます。
ネットで家電をお得にレンタルできるRentio(レンティオ)では、クックフォーミーを購入前に借りて試すことができます。
使ってみて気に入ればそのままレンタル品を買い取ることも可能です。購入前のお試しに、気軽にレンタルしてみてはいかがでしょうか?
T-fal クックフォーミー シリーズのレンタル – Rentio[レンティオ]
[レンタル] 電気圧力鍋・自動調理鍋 一覧|中古/新品・点検済み・保証付き – Rentio[レンティオ]
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