ホットクックとクックフォーミーでカレーを作り比べてみた！調理工程や使い勝手の違いとは？

更新日2023/01/27

材料を放り込んで簡単な操作をするだけで本格的な料理を作ることができる「ほったらかし調理家電」。その代表格とも言えるのが電気圧力鍋や自動調理鍋です。

なかでもT-fal（ティファール）の「クックフォーミー」とSHARP（シャープ）の「ヘルシオホットクック」は人気製品です。

そこで、今回はヘルシオホットクックとクックフォーミーを実際に使い、調理工程や使い勝手の違いを検証してみました。

ヘルシオホットクックとクックフォーミーの違い

ホットクックとクックフォーミーの違い

カレー作りに使ったのは「シャープヘルシオホットクック」と「T-fal クックフォーミー」です。

火を使わずに調理する点は共通していますが両製品は似て非なるものです。それぞれの製品を理解する上で、特徴と違いをまとめたいと思います。

シャープの「ヘルシオホットクック」は自動調理鍋です。

食材を入れてスタートボタンを押すだけで、加熱・温度調整・かき混ぜなど放っておく（ホットク）だけで料理を完成させてくれます。

調理時間の時短はできませんが、手間をかけることなくほったらかしで食事を用意できるのが魅力です。

ホットクックの主な特徴

ティファールの「クックフォーミー」は電気圧力鍋です。

圧力調理ができるため調理時間を大幅に短縮することができます。
高温＆短時間で加熱することで、食材のうまみや栄養を保ったままやわらかく調理できます。

豊富な内蔵レシピも魅力で、液晶画面で食材・分量・調理手順まですべて教えてくれるのでラクラクです。

クックフォーミーの主な特徴

「ヘルシオホットクック」と「クックフォーミー」の違いを製品スペック一覧表でも確認しましょう。

手間をかけずに調理できるのが「ホットクック」、調理時間を短縮できるのが「クックフォーミー」といったイメージです。

ホットクックとクックフォーミーエクスプレスの違い

今回は「ヘルシオホットクック KN-HW24E」と「クックフォーミーエクスプレス」を使ってカレーを作り比べてみました。

それぞれに内蔵されている「ビーフカレー」レシピで、実際の調理工程や使い勝手の違いを体感してみます。

ホットクックとクックフォーミーエクスプレスでカレー作り

ホットクックとクックフォーミーエクスプレスの調理工程

各製品で6人分のビーフカレーを作った際の調理工程をざっくりまとめたものが以下表です。

圧力調理で煮込み時間の時短ができる「クックフォーミーエクスプレス」ですが、ビーフカレーに関しては煮る工程の前後にある調理時間も含めると「ヘルシオホットクック KN-HW24E」の調理時間とほぼ変わらない結果となりました。

「クックフォーミーエクスプレス」は炒め・混ぜるなどの手間がかかりますので、自動でかき混ぜをしてくれる「ヘルシオホットクック KN-HW24E」の調理の簡易さを実感しました。