小型「T-fal クックフォーミー 3L」使用レビュー！使ってわかった魅力と注意点とは

時短で人気のレシピ内蔵タイプの電気圧力鍋「T-fal(ティファール) クックフォーミー」。
材料を入れたらほったらかしでOK。圧力調理で時間のかかる煮込み料理も短時間で完成します。

人気のクックフォーミーシリーズから2020年10月に登場したのが、容量3Lのミニサイズクックフォーミーです。容量6Lの従来機種ではサイズが大きすぎると感じていた方にとっては、待望の登場ですね。

今回はそんな「クックフォーミー 3L」を実際に使ってその実力について詳しくレビューしていきます。

最新のクックフォーミーレビューはこちら

最新「T-fal クックフォーミー」使って徹底レビュー！気になる使い方やサイズ感,注意点も詳しく検証 – Rentio PRESS[レンティオプレス]

　

「T-fal クックフォーミー 3L」の特長

T-fal クックフォーミーは、材料を入れてボタンを押すだけで簡単に圧力調理ができる電気圧力鍋。
時間のかかる煮込み料理から炒め・蒸し料理まで、時短で簡単に美味しく仕上げてくれる夢の調理家電です。

そんな人気のT-fal クックフォーミーシリーズの最新機種が3Lのミニサイズクックフォーミーです。

コンパクトに置ける3Lミニタイプ

これまでクックフォーミーは、お米10合まで炊ける大容量6Lタイプのワンサイズのみでした。
一度にたくさんの料理が作れる反面、大きすぎてスペースを取ってしまうというデメリットもありました。

今回発売された3Lのミニタイプは、2～4人分の料理にちょうどいいコンパクトサイズ。幅32.4×奥行31.4×高さ26.8cmで従来機種よりも一回り小さいので、スペースを取らずに置くことができます。

コロンと丸くかわいらしい見た目なので、キッチンカウンターなど見える場所に置いておいても圧迫感がありませんね。

選べる2色のカラーバリエーション

クックフォーミー 3Lでは、ブラックとホワイトの2色から好きな色が選べます。

本体のボトム部分はマット調仕上げ。ブラックはシックでスタイリッシュ、ホワイトは清潔感のあるおしゃれなデザインになっています。

キッチンのインテリアや家電の色を統一している方には、嬉しいポイントですね。

（※ブラックの型番はCY8708JP、ホワイトの型番はCY8701JPとなります。似ているので間違えないよう注意しましょう。）

簡単＆安心の圧力調理で時短

クックフォーミー 3Lでは、短時間で料理が作れる圧力調理が簡単にできます。

鍋内部を密閉した状態でハイパワーで一気に加熱し100℃以上の高温で圧力調理することで、普通の鍋と比べて最大1/3まで調理時間を短縮できるんです。
時間のかかる煮込み料理が放っておくだけでパパっと作れるのは嬉しいですね。

材料を入れたらボタンを押して放置でOKなので、火を使わず安心なのも高ポイント。
調理後には自動で中の蒸気を排出してくれるので、圧力鍋初心者の方も安心して使うことができます。

幅広い調理方法にも対応

クックフォーミーでは、圧力調理以外の調理方法も可能です。

炒める、煮込む、蒸し調理（付属の蒸しかごを使用）、無水調理に炊飯まで、幅広い調理方法に対応しています。

マニュアル調理(弱火75℃・中火90℃・強火160℃)や保温(63℃)・再加熱(70℃)もできるので、圧力調理と組み合わせてオリジナルメニューを時短で作ることができます。

豊富な内蔵レシピでレパートリーが増える

クックフォーミーには、なんと210種類ものレシピが内蔵されています。
主食やおかずはもちろん、デザートまで多数用意されているので、献立選びに悩みがちな方もレパートリーが増えて嬉しいですね。

また、1週間分のメイン料理と副菜を1日各1種類提案してくれる「ESSE 季節ごとの1週間レシピ」なら、丸々1週間献立に悩まずに済みます。

材料や手順をディスプレイに表示

クックフォーミーは内蔵レシピが搭載されているので、液晶画面からレシピと調理人数を選ぶと、必要な食材・分量、調理手順がディスプレイに表示されます。

クックフォーミーの指示通りに作るだけなので、初めてのレシピやお料理が苦手な人でも、簡単に美味しい料理を作ることができて安心です。

こびりつきにくい内鍋

内鍋の表面にはセラミックコーティング加工がされているので、食材がこびりつきにくくお手入れが簡単です。

また、内鍋と蒸しかごと蒸しかご台は食洗機にも対応。お手入れの手間を減らしたい方は、食洗機で洗うと良さそうです。

便利なスマホアプリも新登場

新しくリリースされたクックフォーミー専用アプリも便利です。

料理名や食材、登録した冷蔵庫の中身からもレシピを検索できて、新着レシピや季節に合わせたメニューも提案してくれるので、毎日の献立選びが楽になります。

また、お気に入りレシピを登録しておけばいつでも簡単に呼び出せますし、選んだメニューをもとにお買い物リストを作成することもできる便利機能満載のアプリなんです。

　
さらに、選んだメニューの調理方法が写真付きで載っているので、調理中に分量や手順をいつでも確認できます。

クックフォーミー専用アプリは、iPhoneの方はAppStore、Androidの方はGooglePlayから「クックフォーミー」と検索するとダウンロードできます。

付属品一覧

• 本体
• 内鍋
• 電源コード
• 蒸しかご
• 蒸しかご台
• 炊飯用カップ
• クイックスタートガイド（レシピ集）
• 取扱説明書

クックフォーミー 従来機種との違い

ミニタイプの「クックフォーミー 3L」と大容量の従来機種「クックフォーミー エクスプレス」の違いをこちらの表で比較します。

	クックフォーミー 3L	クックフォーミー エクスプレス
品番	CY8708JP／CY8701JP	CY8521JP
カラー	ブラック／ホワイト	ホワイト
定格消費電力	900W	1200W
呼び容量	3L	6L
炊飯	4合まで	10合まで
本体寸法 (幅×奥行×高さmm)	324×314×268	380×350×325
重さ	4,798g	6,500g

2つのクックフォーミーは、機能としてはほとんど同じ。
クックフォーミー エクスプレスのほうがハイパワーなので、予熱時間が若干短縮されるくらいの違いとなります。

やはり選び方のポイントとなるのは、容量とサイズです。
置き場所が狭い場合は各辺5㎝ずつくらい小さいミニサイズクックフォーミーのほうが有利。
置き場所に余裕があって、家族の人数が多いお家や一度に大量の料理を作り置きしたい方などは、大容量6Lのクックフォーミー エクスプレスのほうが向いているでしょう。

電気圧力鍋「T-fal クックフォーミーエクスプレス」の特長・デメリットや口コミを解説 – Rentio PRESS[レンティオプレス]

T-fal クックフォーミー 3L を使って実際に調理

ここからは、新発売の「T-fal クックフォーミー 3L」で実際に料理を作って、その実力をレビューしたいと思います。

クックフォーミーの使い方

まずは基本的な使い方から。

内ふたを組み立てて、本体に取り付けます。

液晶ディスプレイ操作でレシピ選びまたはマニュアル調理設定をしたら、画面の指示にしたがって下準備をします。

内なべをセッティングしたら、ふたの開閉ロックをしっかりと閉めます。

ボタンを押して調理開始です！

圧力調理の場合は、予熱→圧力調理→排気という順で自動調理してくれます。排気の際に勢いよく蒸気が噴出するので、火傷しないよう注意しましょう。

クックフォーミーで作った料理

ここからは、クックフォーミー 3Lを使って作った料理をご紹介します。和洋中料理からデザートまで、多岐にわたって活躍してくれました。

タンドリー手羽元

まずは、大量の手羽元をタンドリー風に調理します。

ヨーグルト・ケチャップ・カレー粉などの調味料に漬け込んだ手羽元を加圧20分で圧力調理。
通常軟骨も食べられるほどやわらかく煮込むには2時間は必要なのですが、ここまで時短になるのはすごい！圧力鍋様様です。

煮汁をもう少しだけ煮詰めたかったので、強火で水分を飛ばして完成！

軟骨までしっかりやわらかく、味も濃いめでお酒に合うタンドリーチキンができました。

バンバンジー

鶏むね肉を使ってバンバンジーを作ります。

塩と酒をすり込んで少し時間を置いた鶏むね肉とネギと生姜を蒸しかごに乗せて、水を入れて約12分圧力調理。調理中に野菜を切ってゴマダレを用意しておきます。

粗熱がとれたら手でほぐして、盛り付けて完成！

パサパサになりがちな鶏むね肉ですが、やわらかくジューシーな仕上がり。少し手間はかかりましたがお店のように本格的なバンバンジーができました。

ポークビーンズ

トマト缶とミックスビーンズ缶で作るお手軽ポークビーンズも、圧力調理ならより時短で手軽に作れます。

オリーブオイルでニンニク・玉ねぎ・豚肉を炒めたら、トマト缶とミックスビーンズ缶を投入。

調味料で味を整えて加圧10分で圧力調理。お好みで少し煮詰めて完成です。

豚肉もしっかりやわらかく、豆はホクホクに仕上がりました。

キノコのリゾット

クックフォーミーでは、ご飯ものも作れてしまいます。

最初にオリーブオイルでニンニク・玉ねぎ・キノコを炒めて、米と白ワインを投入。

水と塩コショウを入れたら加圧5分で圧力調理開始です。
調理後少し水分が多かったので、強火で水分を飛ばしながら粉チーズを混ぜて、塩コショウで完成！

チーズの風味がしっかりしてクリーミーなリゾットになりました。

好みにはなりますが、お米がやわらかめだったのでもう少し水を少なめにしてもよさそうでした。

かぼちゃプリン

最後に、やっぱりデザートも外せません。…ということで、かぼちゃプリンを作ってみたいと思います。

レンジで温めやわらかくしたかぼちゃを切って滑らかになるまでつぶし、砂糖・卵・牛乳を入れたプリン液を器に流し込みます。

アルミホイルでふたをしたら水と蒸しかごの上にセッティングして、加圧8分程＋10分保温で完成！粗熱が取れたら、冷蔵庫で冷やしていただきます。

素朴な甘さで美味しい！デザートまでお手のものなんて、さすがですね。

使って実感したクックフォーミー 3L の魅力

夕食のメイン料理からちょっと凝ったデザートまで色々な料理をクックフォーミーで作ってみて、「これは…欲しい…！」と思わされました。

毎日忙しい人や料理の負担を減らしたい方におすすめの「T-fal クックフォーミー 3L」の魅力について、実際に使った感想をもとにご紹介します。

とにかく早い！最強の時短調理家電

クックフォーミーを使って本当に驚いたのが、とにかく早く料理が出来上がること。

通常、圧力鍋では予熱→加圧→減圧という工程が必要で、とくに減圧に時間がかかります。自然に鍋内の圧力が下がるのを待つため、だいたい30分くらいかかってしまうんです。
そのため「圧力鍋って意外と時短にならないんだな」というイメージを持っていましたが、クックフォーミーでは減圧時に鍋内の蒸気を自動排気してくれるので、約1分半程度で減圧が完了します。
この減圧時間の時短のおかげで、想像以上に早く料理が完成したので驚きました。

ちなみに予熱時間は食材の量にもよりますがだいたい5～15分。加圧時間と合わせても30分以内には煮込み料理が完成します。今まで弱火で1時間以上煮込んでいたのが嘘みたいです。

電気圧力鍋の中でも自動排気タイプのものは珍しいので、真の時短を追求したい方にはクックフォーミーがおすすめです。

操作が簡単で初心者も安心

クックフォーミーは、鍋自体の組み立てもディスプレイ操作も、とてもシンプルで簡単。最初に一度説明書を見ながら使えば、あとは操作で迷うことはありませんでした。

各部品をはめる場所も見た目でわかりやすい設計になっているので、部品を無くしさえしなければ組み立て方を間違うことはなさそうです。

ディスプレイ操作は、ダイヤル・OKボタン・戻るボタンのみ。直感的に画面操作ができて調理中も日本語で手順が表示されるので、機械が苦手な方でも問題なく使えるのではないでしょうか。

さらに、ふたの開閉ロック検知機能もついていて、ふたがしっかり閉じていない状態ではエラーが出て圧力調理を開始しません。圧力鍋初心者さんでも安心して使えますね。

ふたを開けたまま加熱が便利

クックフォーミーでは、マニュアル調理で火力を選んでふたを開けた状態で加熱ができます。

じつはこの機能、かなり便利なんです。
圧力調理後に煮汁の水分が多すぎて煮詰めたいときや、最初に炒めて香りを出したい料理、お肉に軽く焼き目をつけたいときなど、いろいろなシーンで活躍してくれました。

普段コンロで調理する感覚で使えるので、圧力鍋に慣れていない方でも自分好みの味に仕上げることができます。

料理が苦手な初心者さんから料理慣れしている上級者の方まで、幅広い方にとって使いやすい電気圧力鍋です。

普段作らない料理にも挑戦したくなる

クックフォーミーの公式レシピには、見ているだけでお腹が空くような彩り鮮やかで美味しそうな料理ばかり掲載されています。

下準備さえできればあとはクックフォーミーがなんとかしてくれるので、普段茶色い料理ばかり作っている私も「ちょっと気合を入れておしゃれ料理に挑戦してみようかな」という気になってしまいます。

公式レシピあるあるの珍しい調味料や面倒な手順は多少アレンジして省いてしまえば簡単におしゃれ料理を作ることができました。

普段パパっと作る家庭料理から、たまに作る凝ったおしゃれ料理まで、毎日活躍してくれそうな守備範囲の広さが嬉しいですね。

コンパクトさと十分な容量を兼ね備えたサイズ感

クックフォーミー 3Lは、大きすぎず小さすぎないちょうどいいサイズ感が魅力です。

我が家の食器棚では、従来のクックフォーミーくらいの大きめサイズだと炊飯器と並べて置くことはできませんでしたが、クックフォーミー 3Lならギリギリ5号炊き炊飯器と並べることができました。
もちろん調理台やキッチンカウンターに置いても大丈夫。排気対策のため上部空間は必要ですが、置き場所の自由度が高いのは良いですよね。

容量3Lだと少なすぎる…？と思う方もいるかもしれませんが、大人3～4人くらいまでなら十分すぎる容量だと思います。大人2人で2食分くらいの量ができたので、作り置きにもぴったりでした。

購入前に知っておきたいクックフォーミーの注意点

実際にクックフォーミーを使ってみると、良いことずくめですぐにでも購入したくなったのですが、若干気になる部分もありました。

人によってはデメリットに感じてしまうかもしれないので、購入してから後悔しないようにこちらのポイントは事前に確認しておきましょう。

内ふたのお手入れが面倒

クックフォーミーの内ふたは圧力調理の要となっており構造が複雑。ここが壊れると安全に使えなくなってしまうので、毎回のお手入れが必要です。

慣れてしまえばそれほど時間はかからないのですが、使用後毎回分解して洗って元に戻すのはやはり面倒に感じてしまいました。

内鍋・蒸しかご・蒸しかご台は食洗機OKなのですが、内ふたは部品も含めてすべて食洗機NGなので手洗いとなってしまいます。

食後のお皿洗いが苦手な方にとっては負担になってしまうかもしれませんが、圧力鍋である以上お手入れの手間は避けられません。料理の手間が減ったぶんと考えて諦めましょう。

生ものの予約調理ができない

クックフォーミーでは15時間までの予約設定ができますが、じつは予約できるメニューは一部のみ。
長時間常温で置いておくことになるので、肉・魚介・卵・牛乳など、いたみやすい食材は予約調理できません。

また、保温も最大5時間まで。加熱調理後に長時間保温しておくこともできないので、朝食材を入れて予約しておいて帰ってきたら夜ごはんができている…といった使い方は難しそうです。

クックフォーミーは、朝予約したい派ではなく帰宅後パパっと調理派にぴったりの調理家電のようですね。

噴出される蒸気や吹きこぼれに注意

クックフォーミーでの圧力調理終了後には、すごい勢いで蒸気が噴出されます。

このとき誤って蒸気口に手や顔を近づけると火傷してしまうので、子どもやペットがいるお家は特に注意が必要です。

また、適正容量を超えて食材を入れてしまうと、圧力調理中に蒸気口から吹きこぼれやすくなるので、容量を守ることも重要です。

慣れてくると「このくらいなら大丈夫かな」と気がゆるんでしまいがちですが、安全のためにも説明書の使い方をしっかり守ってクックフォーミーを使うようにしましょう。

内蔵レシピの画面案内が使いづらい

クックフォーミーの内蔵レシピを作る際に、表示される液晶ディスプレイの案内が若干使いづらくプチストレスを感じてしまいました。

レシピと人数を選択すると、まず画面に材料一覧が表示され、続いてステップごとに調理手順が案内されていきます。
このとき一度次のステップに進んでしまうと前の画面には戻れず、また全体の手順を確認することもできません。

とくに手順が多い内蔵レシピの場合は、事前にスマホアプリや公式サイトでレシピを検索して、手元で表示しながら進めるのがおすすめです。
スマホアプリと併用すれば、液晶画面単体で使うよりもかなり使いやすさがUPしました。

慣れてくると自分でアレンジしながらマニュアル調理を使うことも多くなるので、不便さを感じるのは最初の方だけかもしれませんね。

「T-fal クックフォーミー 3L」で毎日の料理をもっと楽に

今回T-fal クックフォーミー 3Lを実際に使ってみて、料理を楽にしてくれる調理家電だと実感しました。

簡単に圧力調理で時短を実現できるコンパクトな一台「クックフォーミー 3L」は、料理に苦手意識のある初心者さんから毎日の料理を負担に感じている上級者の方まで、幅広くおすすめできる一台です。

少しでも料理にかける時間を減らして楽をしたいなら、ぜひクックフォーミーの導入を検討してみてください。

クックフォーミーはレンタルでお試しもできる

クックフォーミーはとても便利な時短家電ですが、ライフスタイルやお家によっては合わない場合もあります。
「お手入れは大変？」「予約調理って必要？」「容量は足りる？」など、実際に使ってみないとわからないことも多く購入を迷っている方も多いはず。

そんなとき役立つのが、家電のレンタルサービスです。購入前に短期間レンタルして家で使ってみることで不安や疑問が解消されるので、自信を持って購入に踏み切れます。

ネットで家電をお得にレンタルできるRentio(レンティオ)では、クックフォーミーを購入前に借りて試すことができます。
使ってみて気に入ればそのままレンタル品を買い取ることも可能。購入前のお試しに、気軽にレンタルしてみてはいかがでしょうか？

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