popIn Aladdin 2 Plus vs Anker Nebula Nova 天井に取り付け可能なシーリングプロジェクターおすすめ2機種を徹底比較!
更新日2022/11/30
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つい最近まで、シーリングライト一体型のプロジェクターといえばpopIn Aladdinの名が上がっていたと思います。
しかし、その牙城を崩すかのように2022年の4月にシーリングライト一体型のプロジェクター「Nebula Nova(ネビュラノバ)」がAnkerから発売されました。
そして、1ヶ月を待たずにpopInからも新型の「popIn Aladdin 2 Plus(ポップインアラジン2)」が発表されました。
今回は、シーリングプロジェクターの「Nebula Nova」と「popIn Aladdin 2 Plus」を徹底比較しました。
どちらの製品を購入しようか迷っている方はこちらの記事を参考にしてみてください。
popIn Aladdin全機種の比較記事もありますので、そちらも合わせて参考にしてみてください。
[2022最新]popIn Aladdinを全機種比較!初代(無印)・2・SE・2Plusの違いと選び方を解説 – Rentio PRESS[レンティオプレス]
もくじ
Nebula NovaとpopIn Aladdin 2 Plusのスペック一覧
まずは、「Nebula Nova」と「popIn Aladdin 2 Plus」それぞれのスペックを確認してみましょう。
スペック一覧
項目 | スペック詳細 | |
---|---|---|
製品名 | Nebula Nova | popIn Aladdin 2 Plus |
解像度 | フルHD(1920×1080) | フルHD(1920×1080) |
最大輝度 | 800ANSIルーメン | 900ANSIルーメン |
オートフォーカス | 有り | 有り |
スピーカー | Dolbyオーディオ(10W×2) | Dolbyオーディオ(8W×2) |
投写サイズ | 40インチ(0.9m) 〜 120インチ(2.1m) | 40インチ(0.85m) 〜 120インチ(2.09m) |
台形補正 | 垂直・水平方向両方の台形補正機能 (±40度) | 垂直・水平方向両方の台形補正機能 (±40度) |
騒音 | 35~50db | 32~37db |
入出力端子 | USB-A | なし |
サイズ(W x D x H) | 約47.8 x 47.8 x 17 cm | 約47.6 x 47.6 x 14.5 cm |
重量 | 約4.7 kg | 約4.9 kg |
価格(2022年5月現在) | ¥99,990 | ¥109,800 |
Nebula NovaとpopIn Aladdin 2 Plusを6つの項目で徹底比較
Nebula NovaとpopIn Aladdin 2 Plusを、以下の6つの項目で比較してみました。
比較した項目一覧
- 明るさ
- 投影サイズ
- 音響設備
- リモコンの操作性
- アプリなどのカスタマイズ性
- テレビや外部機器との拡張性
明るさ
Nebula Novaの最大輝度は800ANSIルーメンとなっており、popIn Aladdin 2 Plusは900ANSIルーメンで、popIn Aladdin 2 Plusの方が100ANSIルーメン高くなっています。
一方で、900ANSIルーメンといっても、日中の明るい部屋では白くぼやけてしまい、コンテンツを視聴するには難しい明るさといえます。
Nebula Novaの800ANSIルーメンでも、カーテンを閉め切った部屋では日中でも十分視聴可能でしたので、100ANSIルーメンの大差はそうないといえます。
少しでも明るいプロジェクターの方が良いというのであれば、popIn Aladdin 2 Plusを選択すると良いでしょう。
Nebula Nova | popIn Aladdin 2 Plus | |
---|---|---|
最大輝度 | 800ANSIルーメン | 900ANSIルーメン |
※写真内の映像元 :『 アジア。 8K ULTRAHDの究極のツアー-1つのビデオで33か国』 – YouTubeより
投影サイズ・投影角度
プロジェクターにおいて明るさも重要ですが、投影サイズも重要ですよね。
シーリングプロジェクターの特徴の一つとして、短い投影距離からでも大画面で投影するこちができるという特徴があります。
Nebula Novaは最小0.9mの距離から40インチの投影が可能で、投影面まで2.1mの距離があれば最大で120インチまで投影することができます。
popIn Aladdin 2 Plusは、0.85mの距離で40インチ、2.09mで120インチの投影が可能ですので、両機種比較してみても大差はそこまでありません。
また、投影面に対して正面でない場合は、台形補正機能が便利です。
Nebula Nova、 popIn Aladdin 2 Plusどちらも、水平・垂直ともに±40度の調整が可能です。
さらには、投影面によっては梁やエアコンなどがある場合もあるかと思います。
Nebula Nova、 popIn Aladdin 2 Plusどちらにもレンズシフト機能が備わっており、Nebula Novaは垂直方向に32.7°、popIn Aladdin 2 Plusは32°の調整が可能になっています。
投影サイズ、投影角度、そのどちらもNebula Nova、 popIn Aladdin 2 Plusの両機種の差はそこまでありません。
Nebula Nova | popIn Aladdin 2 Plus | |
---|---|---|
投影サイズ | 40インチ(0.9m) 〜 120インチ(2.1m) | 40インチ(0.85m) 〜 120インチ(2.09m) |
台形補正 | 垂直・水平方向両方の台形補正機能 (±40度) | 垂直・水平方向両方の台形補正機能 (±40度) |
上下可動域 | 0 ~ 32.7° | 0 ~ 32° |
音響設備
シーリングプロジェクターは従来のプロジェクターと異なり、音響設備も天井にあります。
そのため、コンテンツ視聴時はまるで天井から音が降り注いでいるような臨場感のある音楽体験を実現できます。
Nebula Novaのスピーカーは、Dolbyオーディオを搭載した10Wの高出力スピーカーを2基搭載しています。
これにより、部屋全体を音で満たすことができます。
一方、popIn Aladdin 2 Plusはオーディオメーカーとしても有名なハーマンカードン製のスピーカーを採用しています。
8Wと迫力はNebula Novaに劣るものの、Dolbyオーディオ対応に対応しており臨場感のあるサウンドを実現しています。
Nebula Nova | popIn Aladdin 2 Plus | |
---|---|---|
スピーカー | Dolbyオーディオ(10W×2) | Dolbyオーディオ(8W×2) |
リモコンの操作性
日常的に使用するものなので、リモコンの操作性も重要になってきます。
両機種のリモコンとも非常にシンプルな作りになっています。
電源や音量ボタンだけでなく、音声入力に対応していたりと日常的に使用するのに便利な機能もあります。
しかし、Nebula Novaはライトの操作方法がpopIn Aladdin 2 Plusと比較して少々面倒な部分もあります。
popIn Aladdin 2 Plusはライトの電源のオン/オフや点灯の切り替えをそれぞれの独立したボタンで行うことができます。
一方、Nebula Novaは4段階 (消灯を含む)まで明るさの変更が可能ですが、ライト用のボタンが一つしかないので、階調していかないとライトのオフができません。
すぐにライトを消したいという方は面倒に感じるかもしれないです。
アプリのカスタマイズ性
近年は動画配信サービスも増えてきており、プロジェクターの大画面でコンテンツを視聴することができます。
Nebula Novaは、世界初のAndorid TVを搭載したシーリングプロジェクターとなっており、Googleプレイストアから3,600以上のアプリをダウンロードすることができます。
YouTubeやAmazon Prime Video、TVer、Disney+などを大画面で視聴することが可能になります。
一方、popIn Aladdin 2 Plusは独自のプラットフォームとなっており、TVerやDisney+などのアプリはダウンロードすることができません。(2022年5月現在)
別売りの「Aladdin Connector」にAmazon Fire Stickなどを接続することで、対応していない動画ストリーミングサービスを利用することはできます。
テレビが視聴可能かどうか
プロジェクターの大画面でテレビを見るなんて夢ですよね。
Nebula Nova、popIn Aladdin 2 Plus共に、テレビの視聴が可能です。
Nebula NovaはAndorid TVを搭載しているので、テレビチューナーとアプリを使用することでテレビの視聴が可能になります。
例えば、「nasne」というテレビチューナーと「torne mobile」アプリを使用することで、Wi-Fi経由でテレビの視聴が可能になります。
popIn Aladdin 2 Plusは独自のテレビアプリがあり、対応しているTVチューナーであれば簡単に接続することができます。
外部機器との接続性
テレビが観れるようになったら、次に思いつくのがゲームやパソコンなどの外部機器との接続も考えますよね。
結論から言うと、Nebula Novaでは外部機器との接続はできず、popIn Aladdin 2 Plusなら別売りの「Aladdin Connector」を使用することで可能になります。
Nebula Novaの入力端子はUSB-Aのみとなっており、基本的にはUSBメモリなどを接続し外部ストレージとして利用するのみとなっています。
一方、popIn Aladdin 2 Plusは「Aladdin Connector」を使用することでHDMI接続ができ、Blu-rayレコーダーやゲーム機、パソコンなどと接続することが可能になります。
しかし、Wi-Fiを通じてAladdin ConnectorからpopIn Aladdin 2 Plusに映像が送信される仕組みなので遅延が発生してしまいます。
大乱闘スマッシュブラザーズシリーズやマリオカートなどのアクション系のゲームだと、遅延が気になってしまう可能性がありますので注意が必要です。
Nebula NovaとpopIn Aladdin 2 Plusそれぞれおすすめな人
ここまで、Nebula NovaとpopIn Aladdin 2 Plusの特徴を紹介してきましたが、自身にあうプロジェクターはどちらなのか、いまいちよくわからないという方に向けて比較したポイントをまとめました。
どちらのプロジェクターが向いているのか参考にしてみてください。
Anker Nebula Novaはこんな人におすすめ
Nebula Novaの最大の特徴は、世界初のAndorid TVを搭載したシーリングプロジェクターという点です。
前述しておりますが、Googleプレイストアから、3,600以上のアプリをダウンロードすることができるので、動画視聴だけでなく音楽鑑賞やゲーム、フィットネスや料理、また絵画などを表示させることも可能です。
popIn Aladdin 2 Plusは、TVerやDisney+などの最新の動画配信サービスには対応していないので、使用したいアプリが対応していない場合もNebula Novaを選択するポイントになります。
popIn Aladdin 2 Plusはこんな人におすすめ
popIn Aladdin 2 PlusとNebula Novaとの明確な違いはHDMI接続ができる点です。
外部機器との接続が簡単に行えるので、テレビだけでなくレコーダーと接続して録画した番組を見る、またゲーム機と接続して大画面でゲームをするといったことが可能になります。
また、細かな点ではありますが、日常的に使用する照明の操作が簡単であったり、リモコンの色が白色なので暗闇でも見つけやすいといったメリットもあります。
Nebula NovaとpopIn Aladdin 2 Plusを比較してわかったこと
Nebula NovaとpopIn Aladdin 2 Plusを比較してみてわかったことは、両機種とも大きな差はなく、明確な違いはAndorid TVを搭載しているかHDMI接続ができるかできないかといった点のみでした。
しかしながら、お子さんがいる家庭であればディズニーコンテンツを手軽に観ることができるNebula Novaは魅力的ですし、大画面でマリオパーティーなどのゲームができるpopIn Aladdin 2 Plusも魅力的です。
プロジェクターはまずお試しレンタルを
高額でいきなり購入するのは、設置場所があるのかわからない、明るさや画質を確かめたいという方、まずはレンタルしてみるのも一つの手です。
家電レンタルサービスの「Rentio(レンティオ)」では最短3泊4日〜から様々なプロジェクターのレンタルを提供しています。
製品を気に入ればそのまま購入することも可能なので、購入前のお試し利用を活用してみてはいかがでしょうか。
[レンタル] シーリングプロジェクター 一覧|サブスク型の月額制利用も 買う前にお試し – Rentio[レンティオ]
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