BOSE QuietComfort 45を実機レビュー!使いどころを選ばないコンパクトさ と、優秀なノイズキャンセリング、シンプルな機能に惚れました。
更新日2024/04/23
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前モデルである、BOSEのQuietComfortシリーズ「QuietComfort 35」からおよそ5年ぶりに販売された「QuietComfort 45」。
クリアで奥行きのあるサウンドは残しつつ、シンプルに絞った機能や、コンパクトで洗練されたディテールなどが特徴的なヘッドホンです。
それでは、実際に触ってみながらレビューしたいと思います。
もくじ
BOSE QuietComfort 45 の特徴
「QuietComfort」シリーズは、同メーカーのフラグシップモデル「NOISE CANCELLING HEADPHONES 700」とは違ったコンセプトのヘッドホンになっています。
BOSE QuietComfort 45 の特徴
- 必要な機能のみに絞ったシンプルな構造
- コンパクトな形状と洗練されたディテール
- クリアなサウンドと、優秀なノイズキャンセリング機能
- 操作は全て物理ボタン
- 連続最大24時間以上の稼働時間
ワールドクラスのノイズキャンセリング機能に加え、原音に忠実な音を再現するハイ・フィデリティオーディオを実現し、一方で物理ボタンを搭載するなど機能やディテールをより洗練したモデルになります。
製品スペック一覧表
項目 | スペック詳細 |
---|---|
本体サイズ | 184 (H)×161(W)×83(D)mm |
重さ | 238g |
最大再生時間 | 24時間 * |
充電時間(USB-TypeC) | 2.5時間(15分のクイックチャージで最大3時間) |
Bluetooth Version | 5.1 |
Bluetooth対応コーデック | AAC/SBC |
対応コーデック | SBC mSBC CVSD |
防滴性能 | IPX2 |
公式税込価格 (2022年07月26日現在) |
39,600円 |
* Boseによるバッテリー持続テストは、アクティブノイズキャンセリングをON、音量を50%に設定した状態で音楽を連続再生して行われました。使用状況や頻度によって多少変化する場合があります。
ノイズキャンセリング
イヤーカップに内蔵された超小型マイクから周囲のノイズを測定し、ノイズとは逆の信号を発することでノイズを打ち消し、音楽の邪魔になる環境音や生活音を減らします。
イヤーカップの左にあるボタンで、ノイズキャンセリングの「Quietモード」と周囲の音を認識できる「Awareモード」を切り替えることができます。
Quietモード | Awareモード |
---|---|
最大レベルのアクティブノイズキャンセリングで周囲のノイズをキャンセルします。 | 音楽を聞きながら、同時に周囲の音も認識できます。 |
快適さを追求したこだわりのディテール
音楽に没入するためには、装着感も重要ですよね。
「BOSE QuietComfort 45」は、イヤーマフになめらかなクッションと上質なシンセティックレザーが使用されており、高級感がありつつも長時間使用していても疲れにくい装着感になっています。
軽量で快適な装着感
- 耐衝撃性
ガラス繊維を練りこんだナイロン樹脂を採用してヘッドバンド部分を強化しています。落下などによる変形を防防ぐことが可能になります。 - 特別に鋳造されたヒンジ
各回転部分に鋳造金属のヒンジを使用し、強度と耐久性が維持されています。 - 高級感ある材質
イヤーカップクッションとヘッドバンドに上質なシンセティックレザーを使用し、一日中快適に装着できます。
バッテリー 稼働時間
「BOSE QuietComfort 45」は、前モデルと比較してバッテリー持ちがさらに長くなりました。
アクティブノイズキャンセリングをONの状態でも、1回の充電(2.5時間)で最大24時間の連続再生が可能です。
クイックチャージにも対応しているので、15分の充電で最大3時間稼働するようになっています。
また、上記の稼働時間はBluetooth接続、ノイズキャンセリングONの状態でのテスト結果なので、付属のオーディオケーブルを使用しての有線接続での使用なら、バッテリーがなくても稼働します。
Bose Musicアプリ
Bose Musicアプリを使えば、開封時のセットアップも簡単に行うことができます。
その他にも、ノイズキャンセリングの設定、Bluetooth接続の管理、便利なショートカット機能など、さまざまなカスタマイズが可能です。
BOSE QuietComfort 45 を実機レビュー
今回は「BOSE QuietComfort 45」の仕様や、実際に使ってみて感じたことをレビューしたいと思います。
同梱品
同梱物一覧
- QuietComfort® 45 headphones 本体
- キャリーケース
- 充電用USBケーブル Type-C(30 cm)
- 音声ケーブル(3.5 mm~2.5 mm)
- 取扱説明書
本体は折りたたんで、キャリーケースに収納することができます。
ケースの大きさは、500mlのペットボトルとほぼ同じサイズ感であり、バックパックにケースごと収納してもすっぽりと収まるサイズ感です。
本体外観
今回使ってみたカラーリングはブラックで、ややグレーに近い印象を受けました。
マットな質感になっており、光沢感は少なく高級感も感じるデザインです。
イヤーマフ、アーチの部分はシンセティックレザーが張られており、ふわふわしていて触り心地も良いです。
物理ボタン
BOSE QuietComfort 45の操作は、全て物理ボタンでの操作となっており、タッチセンサ-等は搭載されていないモデルになります。
物理ボタンなので誤操作や操作ミスなども起きにくく、タッチセンサーのモデルよりも操作感は快適に感じました。
それぞれのボタンの役割については以下のようになっています。
R側イヤーカップ
- 電源/Bluetooth スイッチ
スライドすることで電源のON/OFFを切り替えることができます。
スライドし続けることでBluetoothの接続待機状態になります。
- 音量+-ボタン
音量を設定します。長押しで一度に急速に調節できます。
- マルチファンクションボタン
音楽の再生、停止などを操作できます。
機能 | 操作 |
---|---|
再生/一時停止 | マルチファンクションボタンを押します。 |
トラック送り | 続けて2回押します。 |
トラック戻し | 続けて3回押します。 |
L側イヤーカップ
- アクションボタン
押す度に、ノイズキャンセリングONの「Quietモード」と周囲の音を集める「Awareモード」を切り替えます。 - ケーブル接続口
有線にて使用する際のケーブル接続口は左側についています。
装着感
重さは238gと同じ価格帯のワイヤレスヘッドホンの中では軽量な部類です。
締め付けも適度で快適でしたが、イヤホンと比較すると重さはどうしても感じてしまうので、ずーっとつけっぱなしだと少し疲れるかもしれません。
また、イヤーカップ内の空洞が広めに設計されているので、耳をすっぽり覆いこむといった感じが独特で新鮮でした!
サウンド
サウンド面は、味付けはそこまでしてないフラットな印象ですが、低音もしっかり感じられて「クリアだけどパワフル」といった感想です!
また、イヤーカップの形状も関係しているかもしれませんが、特に空間の鳴り感やリヴァーブなど、音像に奥行や立体感の出方が心地良く感じられて、個人的には超すきです。笑
ノイズキャンセリングと集音機能
ノイキャンについては、さすがBOSEといったところでかなり優秀です。
カナル型イヤホンのノイキャンと比較すると外音も感じることもありますが、音楽に集中するには十分なレベルです。
集音(外音取り込み)機能についても聞き取りやすく、交通量が多い場所など場面によってしっかり機能しそうです。
また、物理ボタンで確実に切り替えられるのが、ストレスフリーで予想外にいいです!
ただ、切り替える度に音声で「QUIET」「AWARE」の切り替えアナウンスが入ってしまうのが少しうっとおしく感じました・・笑
BOSE QuietComfort 45 を使って感じた良い点・気になる点
「QuietComfort 45」は実際に使ってみたら、想像以上に丁度良さや、その丁寧な設計にすっかり惚れ込んでしまいました!
一方で、気になる点もいくつかあったので、注意点についても記載したいと思います。
◎:シンプルでコンパクト、普段使いにぴったり
スタンダードながら、洗練されたフォルムは使うシーンを選ばない設計で、カフェや電車、職場など、どんな場面でも使えるヘッドホンでした。
個人的には出先ではイヤホン派だったのですが、外でヘッドホンを使うのもアリだなと、ハードルをぐっと下げてくれた1台だと思います!
◯:物理ボタンでの操作
タッチパネルでの操作が多数派を占めてきた昨今、煩雑になりがちなパネル操作と比べて、改めて物理ボタンでの操作の確実さと簡単さが予想以上に快適で見直してしまいました。
◯:サウンド面、ノイズキャンセリングは優秀の一言
使い勝手の面だけでなく、サウンド面もかなり好みでした。
締め付けの適度さや、耳を覆うようなイヤーカップの形状のおかげか、密閉型なのに圧迫感がいい意味で少ないストレスフリーな環境で聞けることも大きいです。
サウンドの立体感など、どんな曲でもずっと聞いていたくなる、まさに使いどころを選らばない一台でした。
△:搭載されている機能は絞られている
この商品の良い面でもあるのですが、搭載されてる機能が限りなくシンプルなせいで、ノイズキャンセリングの段階の設定が本体からできないなど、不便に感じるところもありました。
細かい設定をするには全て「Bose Musicアプリ」から操作する必要があり、これくらいで十分とある程度は割り切って使う必要がありそうです。
△:防水性能はほぼなし
防水規格は「IPX2」相当なので、防水性はほぼないと思った方が安全です。
特に雨の日などの利用には特に注意した方が良いでしょう。
ヘッドホン・イヤホンはレンタルできる
購入前に付け感や音質を確認したい場合は、短期間のお試しレンタルがおすすめです。
家電レンタルの「レンティオ」では、3泊4日からBOSE QuietComfort 45 headphonesのレンタルをはじめ、様々なヘッドホンやイヤホンを取り揃えています。
中にはレンタルしてそのまま購入できる製品もありますので、まずはお試し利用から検討してみてください。
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