ダイキンの空気清浄機 UVストリーマACB50X-Sをレビュー! お手入れ方法やアプリ操作、使用 して気づいた点をお伝えします
更新日2022/12/27
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ダイキンの空気清浄機は、ダイキン独自※1のストリーマ方式を全機種搭載しています。
今回は、そのストリーマ方式に加え、業界初※2の深紫外線(UVC)の機能も搭載された、ダイキンのUVストリーマ空気清浄機 ACB50X-Sをご紹介させていただきます!
実際に使用して気づいた魅力や気になる点などをレビューさせていただきますので参考になれば幸いです。
もくじ
ダイキンのUVストリーマ空気清浄機 ACB50X-Sの特徴
それではまず、ダイキンのUVストリーマ空気清浄機 ACB50X-Sの特徴についてお伝えします。
ストリーマ方式で有害化学物質を分解
ダイキンのUVストリーマ空気清浄機 ACB50X-Sのストリーマ方式で有害物質を分解します。
どうやって分解するかというと、プラズマ放電の一種であるストリーマ高速電子を放出させ空気中の窒素や酸素と衝突・合体させます。
すると分解力を持つ4種類の分解素ができあがり、その分解素により分解力がうまれます!この分解力により有害化学物質を分解してくれるのです。
また脱臭フィルターが備わっておりストリーマが照射されるとニオイが分解されタバコやカビ、ペットや体臭など気になるニオイを脱臭。
しかもストリーマ照射によって脱臭能力を持続※3 できるため、脱臭フィルターの交換は不要です。
深紫外線(UVC) LED技術を搭載
紫外線の中でも100〜280nmの短い波長のものを、深紫外線(UVC)と呼びます。
ACB50X-Sは、この深紫外線のなかでも除菌作用の高い波長265nm付近の深紫外線を照射する深紫外線(UVC) LEDの技術を搭載。
90分毎に約30分の深紫外線照射を行いフィルターを除菌※4します。
機外への照射を防ぐために UVC LEDユニットはフィルターの奥に配置してあったり、フィルターを外すときには深紫外線LEDが停止したりするなどの安全設計になっているので安心です。
抗菌HEPAフィルターを採用
一般的な空気清浄機に多く採用されているHEPAフィルターは0.3μmの微細な粒子を99.97%以上カットでき網目の細かさを利用して汚染物質をろ過させます。
ACB50X-Sの静電HEPAフィルターは、フィルターの網目の細かさに加えて静電気の力で粒子を吸着。
網目の細かさだけで粒子を捕集するタイプのHEPAフィルターに比べて、静電HEPAフィルターは目詰まりしにくいため集塵力が長持ちします。
また、ACB50X-Sのフィルターは、抗菌剤を付着させた新フィルターを搭載しており菌の繁殖を抑制※5します。
機能が充実しているダイキンスマートアプリ
ACB50X-Sはスマホ専用アプリを使って外出先などから空気の汚れ具合の確認や運転のON/OFFを操作できます。
このアプリはダイキンの空気清浄機以外に、ダイキンのエアコンとも連動しているのでアプリ対応機種を複数台もっている場合ひとつの画面で効率よく操作できます。
それではそれぞれの機能について詳しくお伝えします。
空気の汚れ具合を教えてくれる
お部屋の空気の汚れ具合をアプリで確認できます。ダイキンのキャラクター大ぴんちょくんが、楽しくわかりやすくお部屋の空気の状況を教えてくれます。
またPM2.5やホコリの多さニオイの強さを6段階の数字と3段階の色の詳細表示にも切り替えが可能。
運転の状態や室内温度も合わせて確認でき、お知らせ通知を設定すれば空気の汚れが発生したりキレイになったりしたらお知らせしてくれます。
スケジュール登録機能
アプリではスケジュールを登録でき、しかも曜日ごとに電源のON/OFFの時刻を細かく設定できます。
外出中は電源をOFFして節電したり、帰宅前にお部屋の空気をキレイにしておいたりなどできるのは便利ですね。
外出先からでも操作できる
外出先からでも運転の操作ができるので、外出先から空気の汚れ具合を確認して運転コースや風量を変更できます。
家族が家で留守番しているときなど外出先から確認して家族のかわりに操作してあげることもできますね。
フィルターの交換時期を教えてくれる
フィルター交換のタイミングは本体のフィルター交換ランプでお知らせしてくれます。
アプリではフィルター交換お知らせ以外にもフィルターの使用率と交換時期がどれくらい前かも確認できます。
しかもダイキン公式サイトのフィルター購入ページへ直接アクセスできるのでフィルター交換の買い忘れも防げます。
※1 業務用空気清浄機において、2021年3月1日 ACB50Xで発表
※2 2021年11月現在。ストリーマ放電により酸化分解力を持つ分解素を生成する技術において
※3 1㎥ボックスに空気清浄機および臭気成分としてアセトアルデヒドを投入し空気清浄機を運転。ストリーマにてアセトアルデヒドを分解したときに発生する生成物(CO2)濃度上昇を確認。(自社評価) 試験機:ACB50Xと同等機種(ACK55S)で実施。
※4 試験機関:(一財)北里環境科学センター 報告書番号:北生発2020_0764号 試験方法:空気清浄機に搭載した集塵フィルター上流側(粗塵捕集部および微小粒子捕集部)に菌液を接種した試験片を貼付し、25㎥(約6畳)の試験空間で運転。30分後の生菌数を測定。試験対象:1種類の細菌 試験結果:30分後に99%以上抑制 試験機:ACB50Xで実施(ターボ運転・深紫外線LEDをON)
※5 試験機関:(一財)北里環境科学センター 報告書番号:北環発2020_0614号 試験方法:空気清浄機に搭載した集塵フィルター上流側(粗塵捕集部)にウイルス液を接種した試験片を貼付し、セーフティキャビネット内で運転。30分後のウイルス感染価を測定。試験対象:1種類のウイルス 試験結果:30分で99%以上抑制 試験機:ACB50Xで実施(ターボ運転・深紫外線LEDをON)
スペック
商品名 | ダイキンUVストリーマ空気清浄機 ACB50X-S |
---|---|
最小吸着粒子 | 0.3㎛ |
適用床面積 | 22畳 / 30分 |
フィルター交換 | 約1年 |
ストリーマーユニット交換 | 約10年 |
サイズ | 幅27cm×奥行27cm×高さ50cm |
重量 | 6.8kg |
電 源 | 単相100V(50Hz・60Hz共通) キャブタイヤコード(床置対応) |
しずか | 弱 | 標準 | ターボ | |
---|---|---|---|---|
風量(m3/分) | 1.1 | 2 | 3.2 | 5 |
消費電力(W)※6 | 8 | 10 | 17 | 43 |
電気代(円)※7 | 0.22 | 0.27 | 0.46 | 1.17 |
運転音(dB) | 21 | 31 | 40 | 51 |
※6 無線通信〔入〕時の場合。
※7 1時間当たりの電気代の目安。電力料金目安単価27円/kWh(税込)[平成26年4月改定]で算出。
ダイキンのUVストリーマ空気清浄機 ACB50X-Sを実際に使ってみた!
今回はダイキンのUVストリーマ空気清浄機 ACB50X-Sをレンタルして実際に使ってみました!
付属品
- 本体
- 取扱説明書
ダイキン空気清浄機 ACB50X-Sの使い方
まずはダイキンのUVストリーマ空気清浄機の使い方です。
設置し電源を入れる
本体の左右、後ろにある空気吸引口をふさがないように壁から10cm以上、左右は30
cm以上、天井からは1m以上離して設置します。
(本体をはじめて使うときは、脱臭フィルターを取り付けてから使用します。)
電源ボタンを押すと自動で集塵フィルターにUV照射
アプリでも電源ON/OFFを操作できます。
モードを変える
風量コースボタンでしずか→弱→標準→ターボ→風量自動→節電→花粉の風量とコースを選択。もちろんアプリでも風量とコースを操作できます。
アプリ登録とWi-Fi設定方法
アプリの登録とWi-Fi設定は少し面倒かもしれませんが、一度登録してしまえば便利な機能を使えるのでぜひ設定してみましょう!
アプリ登録
スマホのアプリストアからダイキンスマートアプリをダウンロードしCLUB DAIKINに新規会員登録。
会員登録するのは面倒に感じましたが、ネットワークセキュリティを確保して安全に操作するためということなので安全のため登録しましょう!
無線LAN設定
無線LAN設定もやや面倒でしたがこれさえ設定すれば大ぴんちょくんが空気の状態を教えてくれる!と思って頑張りました!
ちなみに設定してしまうと案外簡単でした!
ルーターにWPS機能がついている場合の設定方法をご説明します。
本体の通信 入/切ボタンを押して無線LAN接続アダプターの機能を入にする。
通信 入/切ボタンを長押しして、通信ランプが橙色に点滅したら2分以内にルーターのWPSボタンを押す。
本体の通信ランプが緑色に変わります。
アプリにログインして操作する機種を選択します。
ダイキン空気清浄機 ACB50X-Sの稼働音を検証
「dB」は音の単位ですが数字が大きいほど音が大きいです。
ACB50X-Sの稼働音を騒音計で計測してみると、風量4段階の一番小さい「しずか」と「弱」ではほとんど音は気にならず、「標準」から少し気になり始めました。
「ターボ」になると音が大きく感じずっと同じ部屋にいるのはきつかったです。一気に部屋の空気を入れ替えるなどの短時間使用するのに向いていると思います。
風量 | 稼働音 |
---|---|
しずか | 40.1~40.7dB |
弱 | 46.4~47.2dB |
標準 | 55.6~56.1dB |
ターボ | 65.5~67.5dB |
- 20dB・・・木の葉の触れ合う音、置き時計の秒針の音(前方1m)
- 30dB・・・郊外の深夜、囁き声
- 40dB・・・深夜の市内、図書館、静かな住宅地の昼
- 50dB・・・静かな事務所
- 60dB・・・静かな乗用車、普通の会話
(参考:株式会社東京環境測定センター)
ダイキン空気清浄機 ACB50X-Sのお手入れ方法
それでは、 ACB50X-Sの気になる掃除方法やフィルター交換についてご説明させていただきます!
本体と吹出グリル
汚れが気になったら水で濡らした柔らかい布でふき取ります。
PM2.5センサー
ホコリなどがたまったら掃除機の隙間ノズルなどを使ってホコリを吸い取ります。
だいたい3カ月に1度はカバーを外して、レンズを乾いた綿棒で軽くこすります。
プレフィルター
プレフィルターはだいたい2週間に1度お手入れします。
まず左右と前面にあるプレフィルターのホコリを掃除機で吸いってからフィルターをはずし水洗いしてよく乾かします。
ブラシを使って洗う場合は柔らかいブラシを使用します。
脱臭フィルターユニット
脱臭フィルターユニットの汚れが気になったら掃除機でホコリを吸い取ります。
ニオイが気になる場合は日陰でだいたい1日風にあてます。
型崩れして使用できなくなるので水洗いはできません。
集塵フィルター
集塵フィルターの交換時期は使い方や使用環境によってちがいます。
交換時期のだいたい1カ月まえくらいにフィルター交換ランプが点灯します。
フィルターランプが点灯から点滅に変わったらフィルターを新しいものに交換する時期です。
ストリーマユニット
ストリーマユニットはストリーマユニットランプが点滅したら交換します。
交換目安はだいたい10年※8ということです。
※8 タバコを一日5本吸う家庭で毎日「風量自動」で24時間運転した場合。
実際にダイキンUVストリーマ空気清浄機 ACB50X-Sを使って気づいた魅力
それでは、ダイキンUVストリーマ空気清浄機 ACB50X-Sを実際に使ってみて気づいた魅力をお伝えします。
使いやすいアプリ機能
ダイキンスマートアプリを一度登録してしまえば便利な機能を利用できます。
そのアプリ機能の中でも私が特に良いなと思った機能をご紹介させていただきます。
空気の汚れ具合を目で確認できる
空気は目に見えないので、実際にお部屋の空気がキレイなのかそうでないのかわかりづらいですよね。
空気清浄機の本体でもホコリとPM2.5の汚れ具合とニオイをランプで確認できますが、アプリ機能だと詳細が見れたりセンサーの反応回数をグラフで表示してくれたりするのでもっと実感しやすかったです。
また、グラフでは比較もできるので空気清浄の効果もわかりやすかったです。何よりも大ぴんちょくんがかわいくて何度もアプリを開いてしまいます!
お知らせ通知機能
お知らせ機能の通知をONにしていれば空気が汚れたりキレイになったりしたときにお知らせしてくれます。
なんとお昼に納豆ごはんを食べていたら早速通知がきました!(食べかけの写真で失礼いたします!どうしてもお伝えしたくて!)本当にお部屋の空気をいつでも見張ってくれているんだなと感じます。
ただあまりにも通知が多かったり、必要がなかったりする場合はOFFにするのをおすすめします。
操作しやすい、本体にさわらなくていい
アプリ機能を使えばスマホ画面から直観的に操作できたり、本体から離れたところからでも操作できたりするのがよかったです。
また、空気清浄機に空気中の汚染物質なども吸引されていると思うと、本体回りにさわるのを気にする方もいるかもしれません。
本体の操作部は抗菌仕様ではありますがアプリで操作すれば本体に手でさわらなくていいのも魅力ですね。
節電モードで電気代を節約
空気清浄機はお部屋の空気をキレイにするためのものなので、お部屋で過ごす時間が長ければ長いほど運転している時間が長くなりますよね。それで気になるのは電気代です。
ACB50X-Sには、節電モードがついているので、風量を「しずか」「弱」のみを自動で切り替えて消費電力※9と音量を抑えた運転をしてくれます。
また、空気がキレイな状態が続くと送風ファンがON/OFFを繰り返す「みはりモード」に切り替わります。
電気代を気にして自分で電源をつけたり消したりしなくていいのはありがたやー!しかも空気の状態に合わせて調節してくれるのは嬉しいですね。
※9 風量自動コース(約12.0Wh)に対し、節電コース(約7.8Wh)選択により約4.2Wh消費電力を節電できます。
試験条件:6畳で1時間運転。運転開始直後にタバコを1本喫煙した場合。
花粉症の方におすすめ花粉モード
空気清浄機を花粉症が理由で使っている方も多いのではないでしょうか。
私も花粉症で花粉が飛ぶ時期になると特に空気清浄機に期待してしまうのですが、 ACB50X-Sには花粉モードがついています!
この花粉モードは5分ごとに風量をに切り替えてゆるやかな気流をおこし花粉が床に落ちる前にキャッチしやすくします。花粉が気になる方にはおすすめのモードです。
コンパクトなデザインで設置場所を選ばない
お部屋の空気を常にキレイにしてもらいたいので、空気清浄機は出しっぱなしになる家電のひとつですよね。そんなとき大きさやデザインが気になります。
今回、ACB50X-Sを箱から出してみて一番の第一印象は思っていたより小さい!と感じました。
最近では加湿機能や除湿機能もついた空気清浄機もあるので本体がその分大きい空気清浄機もありますよね。
ACB50X-Sは、空気清浄機能のみで加湿機能用のタンクもついていないのでとてもコンパクトです。
また本体後ろが壁から10cm以上離していれば使えるため狭いお部屋でも設置場所に困らないのがいいですね。
見た目もシンプルでお部屋になじみやすいデザインです。
実際にUVストリーマ空気清浄機 ACB50X-Sの気になるところ
それでは、ダイキンのUVストリーマ空気清浄機 ACB50X-Sを実際に使ってみて気になったことをお伝えさせていただきます。
本体手動での設定が面倒
ACB50X-Sは以下の機能の設定を細かく変えられます。
- ストリーマの出力
- ホコリ/PM2.5センサーの感度
- 節電モードのみはり運転モード
- 風量自動の風量範囲
- 表示ランプの明るさ
風量自動の風量調節や表示ランプの明るさの設定など細かく設定できるのはいいのですが、アプリではこれらの設定は変更できず本体で設定します。
ボタンを押しながら他のボタンを押して設定するのですが、説明書を見ながらやるので面倒に感じました。
定期的なフィルター交換
一般的なHEPAフィルターもそうですが集塵フィルターも定期的に交換が必要です。
ダイキン公式サイトでは、¥5500(税込み)※10で販売しています。
ランニングコストがかかるのが難点ですが、毎回何種類ものフィルターを掃除しなくていいのはいいかもしれません。
ダイキン UVストリーマ空気清浄機 ACB50X-Sはお試しレンタルできる!
今回はダイキン UVストリーマ空気清浄機 ACB50X-Sをご紹介させていただきました。
空気清浄機の購入を迷われている方も、購入前に家電レンタルでお試しするのもおすすめです。
カメラ・家電レンタルサービスのRentio(レンティオ)では、空気清浄機をレンタルしてお家で実際にお試しできます。
実際に使ってみて、気に入ったらレンタル商品をそのまま買い取るもことも可能です。
気になる商品は使ってみて納得して購入したいですよね。まずはお気軽にお試しレンタルをしてみてくださいね。
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