エアドッグの空気清浄機「Airdog X5s」使用レビュー!X5Dとの違いは?ウイルスまで除去で きるTPAフィルターの特徴や使い方も解説
更新日2024/06/14
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「世界最強レベル※の空気清浄機」をうたっている、エアドッグの空気清浄機。
ウイルスよりも微細な0.0146μmの粒子を除去するTPAフィルターを備え、なんとフィルターの交換が不要というのも魅力的です。
今回はそのエアドッグの空気清浄機「Airdog X5s」について、実際に使用してみて気づいた点やお手入れ方法などをご紹介させていただきます!
※微細粒子の除去能力とフィルター性能低下率をもとにした能力
もくじ
エアドッグの空気清浄機 Airdog X5sの特徴
まずは、エアドッグの空気清浄機 Airdog X5sの特徴についてご紹介します。
TPAフィルターと他の空気清浄機のフィルターとの違いについても解説させていただきます!
0.0146μmの微細な粒子を除去するTPAフィルター
エアドッグ X5sの一番の特徴は、米国特許取得※1のTPAフィルターです。
空気中には目に見えないほど微細な粒子が浮遊していて、花粉は30μm(マイクロメートル)、細菌は5μm、ウイルスはもっと小さく0.1μmです。
最近の空気清浄機の多くが搭載しているHEPAフィルターは、0.3μmの微細な粒子を99.97%以上カットするもの。ウイルスまでは除去できません。
一方、エアドッグ空気清浄機のTPAフィルターで除去可能な粒子の大きさは、なんとウイルスよりも小さい0.0146μmです。
電磁場をつくることで、有害物質を帯電させ磁石のように吸着。HEPAフィルターでは除去しきれないウイルスなどを99%以上カットできるんです!
TPAフィルター性能※2
- ウイルス(0.1μm)…99.9%除去
- 細菌…99.9%除去
- PM2.5…99.9%除去
- ホルムアルデヒド…99.9%除去
- 揮発性有機化合物…99.9%除去
※1 米国特許番号:US9868123B2/US9735568B2
※2 フィルター性能に関する試験結果であり、実使用空間での実証結果ではありません。
目詰まりが起きないタワープレート構造
エアドッグ X5sのTPAフィルターの特徴は、このタワープレート構造です。
この段階的なつくりで粒子を帯電吸着する技術により、フィルター性能の低下を抑えることが可能です。
一般的なフィルターは、使えば使うほど目詰まりをおこし、フィルターの性能が低下してしまいます。
それに対してエアドッグ X5sは、たばこ440本分の煙を吸っても性能の低下はわずか0.2%です!
また、目詰まりを防ぎモーターにも負担をかけずパワフルな運転ができるので、音も静かです。
フィルター交換不要でランニングコストがかからない
一般的なHEPAフィルターは定期的に交換をしないと、フィルター内で細菌やカビが増殖します。
そのため2ヶ月~半年ごとのフィルター交換が推奨されていますが、例えば2ヶ月ごとにフィルター交換した場合、1年に6万円、5年で30万円ものコストがかかる計算になります。
エアドッグの空気清浄機 X5sは、フィルターの買い替えが不要なのでランニングコストが0円です!
しかも、フィルターは自宅で洗え、購入時の性能を長続きさせられるのも魅力です。
フィルターについた雑菌やウイルスは電気で不活性化
フィルター掃除のときに、フィルターについた雑菌やウイルスのことが心配になりませんか?
エアドッグ空気清浄機の稼働中は、10~20kVの電圧がかかります。
一般的にこのような環境下では、雑菌やウイルスは死滅もしくは不活性化すると言われています。
また、いちど吸着した有害物質は、磁石のプラスマイナスのように常にフィルターと引きつけ合う状態になるので、電源を切っても落ちません。
これでフィルターの掃除も安心してできますね。
清浄空気供給量は30分間で48㎡とパワフル!
メーカーによると30分間で部屋の空気をキレイにできる広さを目安とした清浄空気供給量は48㎡ということです。
エアドッグおすすめスペースは24畳までと広めなのでリビングなど広いお部屋もパワフルに使えます。
空気清浄機全般に言えますが、使う部屋の広さよりも大きめのものを選ぶといいでしょう。
アプリ機能で外出先からコントロール&モニタリング
エアドッグの空気清浄機は、スマホアプリでコントロールとモニタリングができます!
外出中で部屋に誰もいない状態で空気清浄機をつけていると、電気代がかかってしまうのが気がかりですよね。
でも、きれいな空気のお部屋に帰りたい!お部屋をきれいにする少しの時間も待てない!なんて方は、外出先からアプリを使うのもおすすめです!
外出先から空気清浄機を稼働して、帰宅する時間に合わせてお部屋をきれいにしておくなんてことができます。
スペック
商品名 | Airdog X5s |
---|---|
最小吸着粒子 | 0.0146㎛ |
清浄空気供給量※ | 30分間で65㎡分のキレイな空気を供給 |
電気代 | L1モードの場合9.7円/日 |
フィルター交換 | 不要 |
サイズ | 幅30.6×奥行31.6×高さ65cm |
重量 | 11.1kg |
定格電力 | 55w |
定格電圧 | 100V 50/60Hz |
メーカー所在地 | アメリカ |
製造国 | 中国 |
モード別運転音&消費電力
風量モード | 音量 | 消費電力 |
---|---|---|
スリープ | 22.3dB | 12w |
弱(L1) | 29.4dB | 15w |
中(L2) | 34.3dB | 18w |
強(L3) | 41.2dB | 23w |
最強(L4) | 51.0dB | 55w |
※キレイな空気とは、試験対象物質(タバコ煙粒子)を含まない清浄空気のことであり、清浄空気供給量は、AHAM規格により外部機関(PSB Singapore)で試験して得られたCADR値に基づいた数値より算出した清浄空気の供給量を示す。部屋の高さを2.4mとして算出
エアドッグの空気清浄機 Airdog X5sを実際に使ってレビュー
今回はエアドッグの空気清浄機 Airdog X5sをレンタルして実際に使ってみました!
部屋の空気清浄にかかった時間や、使い方、フィルターのお手入れ方法をレビューさせていただきます。
付属品
- 本体
- リモコン
- ブラシ
- クリーナー
- 取扱説明書
使い方
それでは、エアドッグを使う準備をしていきましょう!
集塵フィルターを取り付ける
集塵フィルターはセットされていない状態で届くので、必ず使用前に本体内部に取り付けます。
本体背面のカバーをはずしたら、フィルターの上下を確認して、矢印の方を上にして取り付けます。
設置して電源を入れる
本体の左右、後ろに空気吸引口があるので、壁から50cm以上離れた所に設置します。
本体の電源ボタン、またはリモコンの電源ボタンを押して電源を入れます。
モードを変更する
モードは、本体の電源ボタンまたはリモコンで変更します。
本体の電源ボタンを押すと、オートモード(電源ON)→弱→中→強→最強→スリープモード→電源OFFの順で切り替わります。
リモコンの場合は風量調節、オートモード、スリープモード、チャイルドロックのそれぞれのボタンで操作します。
なお、チャイルドロックはリモコンでのみ設定可能。子供が本体を触っても操作できないようになっているのが安心ですね。
オートモードで時間を計ってみた!
実際にエアドッグ X5sのオートモードを使って、約6畳の部屋でモニターのあかりが変化する時間を計ってみました!
エアドッグの空気清浄機 X5sは空気がきれいになっていくにつれ、モニターの色が赤→オレンジ→黄緑→緑に変化していきます。
赤=とても汚い(数値151以上)
我が家の約6畳のお部屋。寝室として使っていたこともあり213からのスタート!
空気がとても汚いとのことです…
ちなみに電源ボタンを押してから、数値が表示されるまで少し時間がかかります。
オレンジ=汚い(数値101~150)
電源をつけてから約1分50秒で数値127になりました!
まだこの時点ではお部屋の空気は汚いのですね…どんどんキレイにしていってください!!
黄緑=普通(数値51~100)
約3分11秒で数値99になり普通レベルに!
ここまでも音はしますが、特に気にはなりません。
緑=キレイ(50以下)
約6分25秒で数値36になりました!
もうお部屋の空気はキレイということですが、何としても1ケタまでは行きたい!
約8分ほどで数値が1ケタまでいきました!
部屋で私も常に呼吸をしているせいか、ここからは数値が上がったり下がったりでした。
エアドッグ X5sは24畳を30分で清浄可能なので、計算上では1畳約0.7分でキレイにすることになります。
6畳では約4.3分かかる計算ですが、実際に我が家の約6畳の部屋で使ってみると約8分でモニターの数値が1ケタになりました。
使用するお部屋の広さや仕様によって空気清浄の時間は違ってきますが、参考にしてみてくださいね。
お手入れ方法
お手入れのタイミングは使用状況によって異なりますが、オゾン除去フィルター以外は、だいたい2カ月に1回程度の定期的なお手入れがおすすめです。
では、実際のお手入れ方法をお伝えさせていただきます!
オゾン除去フィルター
1番上のオゾン除去フィルターは、半年に一回お手入れします。
プラスドライバーでねじを外してフィルターをはずし、掃除機などで付着物を取り除きます。
集塵フィルター
上から2番目の集塵フィルターは、中性洗剤をつけて付属のブラシで水洗いをします。
その後、一日かけて十分に乾燥させます。
イオン化ワイヤーフレーム
上から3番目のイオン化ワイヤーフレームは、 フレームの端から端に沿うように、柔らかい布やスポンジで乾拭きします。
プレフィルター
上から4番目のプレフィルターは、水洗いをするか掃除機を使って掃除します。
大気センサー
大気センサーは、乾いた綿棒を使ってホコリをふき取ります。
実際にエアドッグ X5sを使って気づいた魅力
エアドッグの空気清浄機Airdog X5sを実際に自宅で使って、気づいた魅力をお伝えさせていただきます!
モニター表示で空気のキレイを実感
エアドッグの空気清浄機 X5sには、汚れを数値と色でモニター表示してくれます。
空気清浄中に、空気がキレイになるほど数値は下がり、色も赤から緑色に変化していきます。
空気は目に見えないので、このように数字と色で空気のキレイの度合いを確認できるのは安心しますし、実感を得られてよかったです。
自分が部屋の空気を掃除しているわけではないのですが、赤色の汚いレベルが緑色に変化したときに、部屋を自分で掃除機がけしたときのような爽快感を感じられました!
これはクセになりそうです!
眠りを妨げないナイトモード
空気清浄機を使うとき、私が気にかけていたひとつは、眠りを妨げないかということです。
日中部屋が明るいときは気にならなかったモニターのあかりが、部屋を暗くするとひと際目立って目を閉じていても気になって仕方がないですよね。
エアドッグの空気清浄機 X5sはナイトモードがあり、音も22㏈と音量を抑えられます。しかも、モニターのあかりは全部消えるんです!
これでお部屋を空気清浄しながら眠りを妨げずに安心して眠ることができます。
お部屋になじむシンプルなデザイン
空気清浄機はお部屋の空気をキレイにするものなので、常にお部屋に出しっぱなしの状態になるかと思います。
エアドッグの空気清浄機 X5sは、本体が白くなおかつ縦に長いので、スリムでシンプルなデザインが魅力的だなと感じました。
常に目につくというということで、空気清浄機能だけでなくデザインも気になる方にもおすすめです!
エアドッグ X5sの気になる点
それでは実際にエアドッグの空気清浄機Airdog X5sを使ってみて気になった点です。
お手入れするフィルターの種類が多い
エアドッグ X5のフィルターは、4層あります。
しかも、それぞれ水洗いできるものとそうでないものがあり、お手入れ方法を分けなくてはいけません
また、オゾン除去フィルターについては半年に1回のお手入れでいいのですが、ねじをはずして取り出さなくてはいけないのも面倒に感じました。
ただその分、フィルターのランニングコストがかからないのは魅力的です。
フィルター掃除の手間はかかるけど、ランニングコストを抑えたいという人におすすめです。
また、エアドッグ公式サイトでは、フィルターの定期交換・清掃代行サービスもあります!(2022年2月時点)
お手入れが面倒な方や、忘れがちになってしまう方、複数台持っている方など、こういったサービスを利用するのもいいかもしれません。
サイズが大きい
エアドッグの空気清浄機 X5sは、オフィスや店舗でも使用できるパワフルな空気清浄性能が魅力です。
ただ自宅の部屋などで使う場合、本体のサイズが大きく感じるかもしれません。
またキャスターがついていないので、他の部屋で使いたいときは本体を持ちあげて移動させなくてはならず、重さも10kgほどあるので大変でした。
自宅などで使う場合は、あちこち色々な部屋に移動して使うのではなく、メインで使う部屋を決めるといいかもしれません。
他の加湿器と同時に使うときの注意点
エアドッグ X5sには加湿機能はついていないので、他の加湿器と同時に使用することもあるかと思います。
超音波加湿器やアロマ噴霧器の場合は、水道水のなかに含まれるミネラルなどを含んだ水蒸気が広がることで、空気清浄機の本体周りやフィルターに白い結晶が固着することがあるようです。
こういった加湿器と一緒に使用するときは、エアドッグの空気清浄機と離れた場所で使うように気をつけましょう。
エアドッグ X5Dとの違い
後継機種X5Dが発売されました。
今回紹介しているX5sと何がかわったのかというと、X8Proに搭載されていたCO2センサーが搭載されたことです。これにより室内の二酸化炭素の量を計測できるようになりました。
また持ち運びがしやすいキャスターと転倒防止のためのストッパーがついたことです。
逆にX5sに搭載されていたアプリ機能はなくなりました。それ以外のサイズや適用床面積などに違いはありません。
エアドッグ X5sでお部屋の空気をキレイにして快適な空間に!
今回はエアドッグの空気清浄機 Airdog X5sをご紹介させていただきました。
目に見えない花粉やハウスダストだけでなく、より微細なウイルスまでも除去できるTPAフィルターを搭載したエアドッグ X5s。
今回の記事が、少しでも空気清浄機購入で迷われている方のお役に立てたら幸いです。
エアドッグの空気清浄機はお試しレンタルできる
エアドッグの空気清浄機の購入を迷われている方、種類を悩まれている方には購入前に家電レンタルでお試しするのもおすすめです。
家電レンタルサービスのRentio(レンティオ)では、エアドッグの空気清浄機をレンタルしてお家で実際にお試しできます。
またフィルターのお手入れが面倒という方には洗浄フィルター定期便がおすすめ!
レンタル料金のみで3ヶ月ごとに洗浄済みのフィルターが配送されて汚れたフィルターと交換できます。
ぜひお気軽にレンタルしてみてくださいね!
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