ECOVACS「DEEBOT X2 OMNI」を徹底レビュー!最新型ロボット掃除機の実力は?メリット・デメリットも紹介

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人気お掃除ロボットメーカーECOVACSから、2023年9月にニューモデル「DEEBOT X2 OMNI」が発売されました。
どんどん進化するお掃除ロボット!最新型の実力が気になりますよね。
この記事ではECOVACS「DEEBOT X2 OMNI」を実際に使ってみた様子を徹底レビューします。
最新のお掃除ロボットが欲しい、少しでも家事をラクにしたい、という方はぜひチェックしてみてください。
もくじ
ECOVACS「DEEBOT X2 OMNI」のすごいところ
ECOVACS「DEEBOT X2 OMNI」は強力な吸引掃除と水拭きが一度に行える最新型のロボット掃除機です。
まずはそんな「DEEBOT X2 OMNI」の特徴をご紹介します。
スクエア型で掃除能力アップ
ECOVACS「DEEBOT X2 OMNI」の本体はスクエア型。壁のコーナー部分にもしっかり入り込めるので、隅のゴミまで逃しません。
メインブラシ幅も20cmに拡大され、掃除能力が格段にアップしました。
1.5cmのモップリフトでカーペット掃除もラクラク
ECOVACS「DEEBOT X2 OMNI」はカーペットを認識すると、自動でモップを1.5cmリフトアップ!吸引のみの掃除に切り替えてくれるので、カーペットを濡らさず掃除が可能です。
フローリングもカーペットも、それぞれ素材に合った方法で掃除できるので、おまかせで家中ピカピカ!
洗浄・乾燥まで!全自動のクリーニングステーション
モップの給水をはじめ、モップの洗浄・乾燥、ゴミの収集までを全て自動で行ってくれるクリーニングステーションを搭載。メンテナンスフリーで毎日の掃除をおまかせできます。
必要なのはたまった汚水を捨てる作業のみ。モップは55℃の温水で洗浄してくれるので、洗浄効果も高まります。
ECOVACS「DEEBOT X2 OMNI」の外観レビューと使い方
それでは、早速「DEEBOT X2 OMNI」の実機を詳しく見ていきましょう!
全自動クリーニングステーション
ECOVACS「DEEBOT X2 OMNI」の全自動クリーニングステーションのサイズは幅394×奥行443.73×高さ527.5mm。
生活感の出にくいスタイリッシュなデザインで、インテリアに溶け込みます。
両サイドは5cmのスペースがあればOKなので、さまざまな場所に設置しやすいのもうれしいポイント。カウンターの下などにも設置できます。
中にはタンクが2つ。向かって左が掃除後の水がたまる「汚水タンク」右が洗浄用の水を入れる「洗浄水タンク」です。
プラスチック製なので軽量で、出し入れも簡単です。
フロント部分を開けると、ゴミを集めるダストバックを設置する「ダスト収容キャビン」があります。ちなみにダストバックの容量は3.0Lです。
掃除ロボット本体
掃除機本体のサイズは幅320×奥行353×高さ95mm。丸みのあるスクエア型が特徴です。
トップ部分を開けると、ダストボックスが入っています。
たまったゴミは自動で収集されますので基本的にはあまり触らない部分。汚れが気になったら分解して水洗いが可能です。
裏側には、ラバーブラシとサイドブラシ。丸形のモップが2つ付いています。
髪の毛などが絡まりにくいラバーブラシはお手入れも簡単です。
設定方法
使用前の設定は、全自動クリーニングステーションをコンセントにつないだら、洗浄水タンクに水を入れるだけでOKです!
タンクの容量は4L。たっぷり入るので、水の追加頻度を減らせます。
あとはWi-Fiに繋いで「ECOVACSHOME」アプリをダウンロードし、ロボットを登録します。
QRコードから登録して指示通りに進めれば5分ほどで設定できますよ。
お手入れ方法
ECOVACS「DEEBOT X2 OMNI」にはセルフクリーニング機能が搭載されています。
これは、汚れやすいステーションのロボット収納部分の掃除をするための機能。全自動クリーニングステーションの上部分に付いていボタンを長押しするとクリーニングモードに切り替わり、洗浄用の水が出てきます。
洗浄用のブラシは付属していないので、手持ちのブラシなどで掃除をします。使用済みの歯ブラシなどが使いやすくて便利です。
掃除が終わると水は自動的排出して汚水タンクにたまります。
なお透明のパーツ部分は青いクリップを押すと取り外せるので、洗面所やお風呂場などで水洗いもしやすくなっています。
ECOVACS「DEEBOT X2 OMNI」はほとんどの操作を自動で行ってくれるので、毎日のお手入れはいりませんが、必要に応じてブラシやダストボックスを外してメンテナンスしましょう。
ECOVACS「DEEBOT X2 OMNI」を実際に使ってみた
それでは、実際に「DEEBOT X2 OMNI」での掃除を試してみましょう。
どんな感じでフローリングやカーペットの掃除をしてくれるのか、詳しくレポートしていきます!
フローリング掃除レポート
まずはフローリングの掃除をしてもらいました。
操作はアプリからもできますが、本体のボタンを押して掃除をスタートすることもできます。
テーブルの脚や家具を上手に回避して、どんどん進んでいきます。
スクエア型が本当に機能的で、部屋のコーナー部分や家具の設置部分など、隅々の汚れまでしっかり掻き出してくれます。
掃除後の床のピカピカ感、伝わりますでしょうか?吸引掃除をしながら同時に水拭きしてくれるので、フローリングが見違えるようにきれいになっていきます。
ECOVACS「DEEBOT X2 OMNI」の吸引力はロボット掃除機史上最強レベルの8,000Pa。
試しに、小さくちぎった紙くずを散らしてみましたが、サイドブラシが上手にかき集め、一度でささっと吸い取ってくれました。さすがの吸引力!
続いて、ハンドクリームを付けたフローリングで水拭き能力の検証。
こちらも一度でピカピカに。ぬるぬる感が残る様子もありませんでした。
「DEEBOT X2 OMNI」は55℃の温水でモップを洗浄するので、油汚れなどにも大きな効果を発揮します。
「DEEBOT X2 OMNI」は音もとても静か。
掃除機特有の耳障りな音はなく、柔らかな音質なので近くにいてもあまり気になりません。高い吸引力を持ちながら、これほど音量を抑えられるのは驚きです。
動きもゆったりした印象で、がつがつ当たる様子もありません。一生懸命掃除をしている様子は、見ていると癒されます。
カーペット掃除レポート
カーペットに差し掛かると、カーペット掃除モードに切り替わるので、掃除の音も少し変わります。
水拭き用のモップは自動的にリフトアップするので濡らさずに吸引掃除を行ってくれます。
フローリングとカーペットが両方存在する部屋では、場所を分けて掃除するわけではなく、フローリングやカーペットを行ったり来たりします。
カーペットの縁も濡らさず、ぎりぎりまでしっかり掃除してくれました。
我が家では、厚さ5mmほどのコルクマットの上にカーペットを敷いているのですが、カーペットを外してみると・・・
コルクマットの上はフローリング同様吸引+水拭きの掃除をしていました。どうやら「素材」でカーペットを認識しているようです。
ちなみに・・・ちょっと残念なことに、「DEEBOT X2 OMNI」は畳も水拭きしてしまいます。
認識できるのは布製のカーペットのみのよう。カーペット以外で水拭きしたくない場所がある場合は、エリアごとに掃除の設定をする必要があります。
障害物回避能力チェック
ECOVACS「DEEBOT X2 OMNI」はAIビデオと3Dストラクチャードライトにより障害物の認識性能が強化されています。
丸形のクッションはしっかり存在を察知し、ぶつからないよう周囲をぐるっと掃除してくれました。
ところが、子ども用のチェアは認識できなかったようで押し進みながら動く結果に。
フローリングに無造作に置いた帽子は認識。接触することなく掃除をしていました。
ECOVACS「DEEBOT X2 OMNI」の障害物認識機能は、大きさや形状によっても差があるようなので、注意が必要です。
掃除後のレポート
掃除が終わると自動でステーションに戻り、ゴミの収集とモップ洗浄を行います。
ゴミの収集時はやや大きな音がしますので注意。モップは洗浄後、熱風乾燥されます。
モップの乾燥は2時間・3時間・4時間で設定できます。
完了後のモップはしっかり乾燥されていてサラサラ!濡れた状態が続かないので衛生的です。
アプリの機能
「DEEBOT X2 OMNI」の掃除設定は、アプリで行います。
吸引力をはじめ、水拭きの水量やモップ洗浄の頻度なども細かく設定できるので、お好み通りの掃除ができるのもうれしいポイント。
マッピング機能も優秀で、一度掃除すれば間取りや家具、カーペットの位置などもしっかり記憶してくれました。
また、「DEEBOT X2 OMNI」には自社開発のAI音声アシスタント「YIKO(イコ)」も搭載しているため、音声での指示も可能!アレクサなどのスマートスピーカーと接続する必要もないのでとても手軽です。
「OK YIKO、掃除を開始して」と話しかければ掃除をスタートしてくれるので、普段の掃除はもはやアプリすらもいりません。声をかけると反応してくれるので、愛着も湧きます。
DEEBOT「X2 OMNI」と前モデル「X1 OMNI」の違いは?
前モデルの「DEEBOT X1 OMNI」も非常に高機能なロボット掃除機でしたが、新しい「X2 OMNI」のほうがさらに進化しています。
- ロボット本体が円形からスクエア形に変更
- ブラシ幅が3.2cmアップ
- 吸引力が5000Pa→8000Paにアップ
- 障害物回避・マッピング機能の向上
- 温水でのモップ洗浄
- モップリフトの有無
- ステーションのセルフクリーニング機能
- ペット・フレンドリー・モード
- 2.2cmの段差に対応
主なものだけでも「X2 OMNI」と前モデル「X1 OMNI」はこれだけの違いがあります。
「X2 OMNI」はとにかく高機能なロボット掃除機が欲しい!という方におすすめのアイテムです。
ECOVACS「DEEBOT X2 OMNI」で毎日を快適に
どんどん進化を続けるロボット掃除機。
高価な製品なので気軽に購入するにはハードルが高いものですが、掃除にかかっていた時間が有効活用できると考えるととても魅力的ですよね。
自分に合うロボット掃除機が分からない、という方はまずはレンタルで試してみるのもおすすめ。
お気に入りのロボット掃除機を見つけて、日々の生活を便利で快適なものにしましょう。
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