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2023年7月、中国の人気ロボット掃除機メーカーロボロックから待望のニューモデルS8 Pro Ultraが発売されました!
従来モデルの「S7 MaxV Ultra」も十分な機能を搭載していたけれど、一体何が進化したのか気になりますよね?
この記事では最新アイテム、ロボロック S8 Pro Ultraを徹底レビューしていきます!
実際に使ったからこそ分かるメリット・デメリットや、ロボロックS7 MaxV Ultraとの違いも詳しく解説しますのでぜひ参考にしてくださいね。
もくじ
ロボロックの最新モデルS8 Pro Ultraが登場!
ロボロック S8 Pro Ultraは2023年7月14日に発売された、モップ洗浄・乾燥・給水・ゴミ収集をすべて自動で行ってくれる最上位モデルのロボット掃除機です。
まずはその主な特徴をご紹介します。
なお、従来モデルの「ロボロック S7 MaxV Ultra」について知りたい方はこちらをご覧ください。
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自動ゴミ収集&モップ洗浄にモップの乾燥機能が加わった!
「ロボット掃除機の水拭き機能は便利だけどモップが濡れたままなのは不衛生だし、手洗いして干すのは面倒」と思っている方は多いですよね。
ロボロック S8 Pro Ultraは、ついにモップの乾燥機能が搭載されました!
掃除が終わると、ドッグでモップを自動洗浄・自動乾燥してくれるのでとても衛生的。普段の掃除がさらに便利に、快適になります。
吸引&水拭きの機能性がアップ!
吸引力は、ロボロック史上最大の6,000Pa!驚くほどのパワーで微細なホコリから大きめのゴミまでしっかり吸い取ってくれます。
水拭き用モップは振動部が2カ所に拡大!
さらに「水拭き超強力モード」も搭載されているので、皮脂や花粉などの汚れやべた付きもすっきりきれいになります。
カーペットモードが進化
ロボロック S8 Pro Ultraはカーペットを認識すると水拭きモップが5mmリフトアップ!カーペットを濡らさないよう、吸引のみに切り替えてくれます。
さらに、掃除終了後カーペットのみを再度掃除してくれる「カーペット念入りモード」も搭載。ハウスダストやペットの毛が気になる方も快適に過ごせます。
ロボロック S8 Pro Ultra 実機レビュー
それでは、実際にロボロック S8 Pro Ultraの実機を詳しく見ていきましょう。
4way全自動ドック
4way全自動ドックのサイズは幅42.6cm×奥行51.4cm×高さ45.0cm。重厚感が感じられるマットなブラックボディで、かなりの存在感を感じます。
タンクは左から汚水タンク・清水タンク・ゴミ収集ボックス。
清水タンクに水を入れておけば、モップ洗浄に使う水を自動で給水、汚れた水は汚水タンクに集積されます。
ロボロックS7 MaxV Ultraと比べると、奥行きが1cm、高さが3cm大きくなっていますが、サイズはほとんど変わらない印象です。デザインは、3つのタンクをすっぽり覆うような形にリニューアルされており、すっきりスタイリッシュな雰囲気になりました。
また、S7 Max V Ultraは設置する際上方1m以上のスペースが必要でしたが、S8 Pro Ultraは0.5mあければOKに。テーブルの下など、設置場所の幅が広がりそうです。
ケーブルはドッグの裏に収納できるので、不要なケーブルがもたつきません。
ロボロック本体
お掃除ロボット本体のサイズは直径35.3cm×高さ9.65cm。こちらはS7 MaxV Ultraと同じです。
側面には3Dストラクチャードライト&カメラ搭載で、障害物をしっかり認識してくれます。
集めたゴミは、内側に収納されたダストボックスに集積されます。
自動ゴミ収集機能が付いているので、このダストボックスを触る機会はほとんどありませんが、汚れが気になるときは水洗いが可能です。
S7 MaxV Ultraから進化したのはラバーブラシがデュアルタイプになったところ!2つのブラシがゴミをぐんぐんかき取ります。
ラバー素材のブラシは髪の毛などが絡みにくいのもポイントです。
付属品
付属品は、ケーブル、使い捨て紙パックとクイックスタートガイド、組み立てガイド、取り扱い説明書です。
組み立てガイドはとても分かりやすいので、本体のセッティングをはじめアプリのインストールから接続までスムーズに行えます。
便利なアプリ機能
ロボロック S8 Pro Ultraは吸引力の設定や掃除エリアの指定、掃除する部屋の順番や予約設定など、さまざまな設定をアプリですることができます。
こちらの機能もS7 MaxV Ultraと大きな違いはありませんが、外出先から遠隔操作もできるのでとても便利です。
ロボロック S8 Pro Ultraのアプリ機能
- 吸引力の設定
- カーペットモード
- 掃除ルートの表示
- 掃除エリアの指定
- 進入禁止エリアの指定
- 水拭き禁止エリアの指定
- 複数エリアのマップ保存
- 掃除する部屋の順番設定
- 掃除予約機能
- 掃除履歴の確認
- 消耗品交換目安の確認
- 音声案内の変更・音量調整
ロボロック S8 Pro Ultraを実際に使ってみた
ロボロック S8 Pro Ultraは、4way全自動ドックとアプリの設定をしたら、あとは清水タンクに水を入れるだけでセッティング完了!
早速お部屋の掃除をしてみました。
吸引、水拭き共に文句なしの性能とパワー!
フローリング部分の掃除は、吸引、水拭きともにほぼ完ぺき!
普段の掃除では手が届きにくい隅にたまったホコリまで、きれいに吸い取ってくれました。
音もとても静かで、掃除中だということを忘れてしまうほど。
水拭きも絶妙な水加減で拭き上げてくれるので、濡れた感じが残ることもありません。
無駄のない動きで、あっという間にぴかぴかに!サラサラで気持ちいい~!
掃除後はマップを作成し、こんな感じでアプリに記録してくれます。
カーペットの掃除力は各段にアップ!
カーペットを敷いているエリアではしっかり自動認識し、吸引のみに切り替えます。
フローリングとカーペットの境目部分も丁寧に掃除してくれました。
ロボロック S8 Pro Ultraには「カーペット念入りモード」が搭載されているので、設定すればカーペットのみ二重で掃除してくれます。
障害物回避は得意・不得意あり
ロボロック S8 Pro Ultraはスリッパ・コード・タップなど計11種の障害物をはじめ、幅5cm・高さ3cm以上のものを回避する能力が備わっています。
電源タップはぶつかることなくしっかり回避!
マグカップも直前でしっかり回避し、ぐるりと一周掃除してくれました。賢い!
ただ、苦手なものもあるようで・・・。子ども用の椅子はちょっと戸惑った様子を見せつつも、ぶつかりながら進んでしまいました。
ケーブルやコード類は何度やっても巻き込んでしまうのがちょっと残念。
紙や布も苦手。子どもが工作に使って置きっぱなしにしていた画用紙が巻き込まれてぐちゃぐちゃになってしまいました。大事な書類などは床に落とさないよう注意が必要ですね。
障害物回避能力は、ロボロックS7 Max V Ultraと比べても大きな進化はないように感じました。
乾燥機能は感動モノ!
ロボロック S8 Pro Ultraの最大の特徴でもある乾燥機能!今までなんとなく不衛生に感じていた水拭き後の濡れたモップを自動で乾燥する革命的な機能です。
私は最初、ドライヤーのような音がするのかな?と思っていたのですが、乾燥中はとても静か。時間をかけてゆっくり乾燥させてくれます。
時間はアプリから2時間・3時間・4時間で設定可能。
乾燥終了後はモップもドッグ内もからからの状態になっていました!熱風乾燥なので衛生面も安心でうれしい!
見守り&通話機能はなし
ロボロックS7 Max V Ultraに搭載されていた見守り&通話機能は、ロボロック S8 Pro Ultraにはありません。 個人的にはお気に入り機能だったので少し残念ですが、直接掃除に関係ない機能なので仕方がないのかな?
見守りのカメラやマイクの機能はコストもかかりそうなので、余分な機能は省いて、掃除能力に特化したモデルと考えれば納得ですね!
ロボロック S8 Pro Ultraを使って感じたメリット・デメリット
実際に生活の中でロボロック S8 Pro Ultraを使ってみて感じたメリット・デメリットを紹介します。
◎モップ乾燥機能があるので衛生的!
モップの乾燥機能はやっぱりとても便利だなと感じました。
せっかく自動で水拭きをしてくれても、モップが不衛生だとなんだか気持ちよく過ごせませんよね。
従来モデルのロボロック S7 MaxV Ultraは、掃除後モップが密着しないようにやや浮かせる配置にはなっていたものの、完全に乾かすのは難しい状況でした。
ロボロック S8 Pro Ultraは熱風でしっかりモップを乾燥してくれるので安心感が違います。
最短2時間で乾燥できるので、1日に数回掃除をする方にもおすすめです。
◎お手入れの負担はほぼゼロ
ロボロック S8 Pro Ultraは日常的なお手入れの負担がほとんどありません。
手動で行う作業は清水タンクへの水の補給と汚水タンクの排水くらい。清水タンクは50㎡ほどの面積をの掃除なら、3日に1回ほどの水補給でOKでした。
紙パックは約60日分のゴミを貯められるので、交換の頻度も少なくすみます。
消耗品の交換のタイミングはアプリがお知らせしてくれるので、チェックする手間がいらないのもうれしいポイントです。
△ドッグがかなり大きい
たくさんの便利な機能が詰まった4way全自動ドック。高性能ゆえにサイズが大きいのは仕方がないことなのですが、やはり「大きいな」という印象は否めません。
カラーもブラックのみなので、白やベージュを基調にしたナチュラルなインテリアには馴染みにくいかもしれません。
ドッグの設置場所には前方0.7m、上方0.5mのスペースが必要なので、事前に設置場所を確認することをおすすめします。
掃除前の部屋の確認は必要
優れた障害物回避能力を持つロボロック S8 Pro Ultraですが、障害物によっては識別しないこともしばしば。
公式サイトにも「障害物の認識精度は環境要因によって異なる場合があります」との記載があるので、やはり事前に床の障害物の確認は必要かな、と感じました。
ロボロック S8 Pro Ultraの進化がすごすぎる
ロボロック S8 Pro Ultraはお手入れの負担なく、毎日家中をピカピカにしてくれます!
掃除中は、ロボロックの存在を忘れるほど静かなのでノンストレス。テレビの音の妨げにもなりません。
一体どこまで進化するんだロボロック!この便利さと快適さは、ぜひ味わっていただきたいです。
ロボロックはレンタルすることも可能です。
「ためしに使ってみたい」「自分に合っているか確認したい」という方はまず、レンタルでロボロックの性能を体感してみてくださいね。