[2024最新] 長崎県おすすめ絶景&フォトスポット12選。自然溢れる景観と異国情緒感じられる街並み
公開日2024/02/01
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九州の西海岸部に位置する長崎県には、日本最多数の50を超える有人島があるなど、観光スポットとして人気のエリアです。
ところがあまり行ったことがない方からすると「どこに行けばいいの?」「フォトスポットが知りたい」と疑問に思うのではないでしょうか。
せっかく観光目的で長崎を訪れるなら、絶景が楽しめるエリアは抑えておきたいですよね。
そこでこの記事では、長崎県でおすすめの絶景スポットを、写真とともに12個紹介します。
海や山など、長崎の魅力がギュッとつまった場所を厳選して紹介するので、ぜひ最後までご覧ください。
もくじ
自然溢れる穏やかな旅を求めるなら
今回紹介する長崎県は、海や山に囲まれた大自然が溢れるエリアです。
また安土桃山時代や江戸時代には貿易の拠点としても使われていたことから、異国情緒のあるスポットも数多く見受けられます。
「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」という、世界文化遺産に登録された12の構成資産が県のあちこちに存在するのも、観光地としての魅力です。
日本の観光地と聞いて真っ先に思い浮かべる方は少ないため、のんびり自然を満喫するにはうってつけ。
魅力的な場所が数多く存在する長崎県は、穏やかにゆったりすごしたい方へおすすめの県です。
長崎県おすすめ絶景スポット12選
1. 鍋冠山公園
「鍋冠山公園(なべかんむりやまこうえん)」は、その名の通り鍋を伏せたような山の形が特徴的な「鍋冠山」の頂上に位置するスポットです。
公園には2016年にリニューアルされた展望台があり、長崎港を一望できる風景が人気を集めています。
標高169mという身近に足を運べる山ではありますが、美しい長崎の景色を堪能できるでしょう。
日中でも夜でも美しい写真を撮れるので、時間帯を選ばない観光スポットです。
- 場所(Googleマップ):https://goo.gl/maps/sQB4AEzhDNB4BKy78
- おすすめの時間帯:終日(夜景にもおすすめ)
- おすすめのレンズ:標準から望遠
この作例で使用したカメラ・レンズ
- SONY α9 II
- TAMRON 50-400mm F/4.5-6.3 Di III VC VXD – 実写レビュー
2. 出島
長崎有数の観光スポットして有名な出島の歴史は古く、1636年に徳川幕府の命令で人工的に作られました。当時は西欧諸国との貿易の窓口として唯一開放された土地であり、国指定史跡にも指定されています。
1951年に復元整備が行われた19世紀を感じられる街並みを見ると、当時の雰囲気を追体験できるでしょう。
また日中だけでなく、夜のライトアップも美しい絶景スポットです。江戸時代を再現したレトロな街並みを感じつつ、撮影をお楽しみください。
- 場所(Googleマップ):https://goo.gl/maps/Qb7ugCWdWTs8gtEGA
- おすすめの時間帯:終日
- おすすめのレンズ:広角、標準系のレンズ
この作例で使用したカメラ・レンズ
- FUJIFILM X-T30 II
- TAMRON 17-70mm F/2.8 Di III-A VC RXD – 実写レビュー
3. オランダ坂
オランダ坂はもともと外国人の居留地があった場所で、いまでも洋風住宅が並んでいます。
貼られた石畳が異国情緒を感じさせるほか、東山手甲十三番館や東山手洋風住宅群など、見どころ満載の名所がある点もポイント。
また雨の日に来ると、濡れた石畳の情緒ある風景が眺められます。
天気が悪く山や海の景色がイマイチという際には、ぜひオランダ坂の石畳を見に訪れてみてください。
- 場所(Googleマップ):https://goo.gl/maps/MyZcPHKcNXCDC4Tj7
- おすすめの時間帯:日中時間帯
- おすすめのレンズ:広角、標準系のレンズ
この作例で使用したカメラ・レンズ
- FUJIFILM X-T30 II
- TAMRON 17-70mm F/2.8 Di III-A VC RXD – 実写レビュー
4. 祈念坂
祈念坂は、国宝である大浦天主堂の脇を通る石畳の坂道です。
大浦天主堂はカトリック教会でありながら、日本の瓦が使われている珍しい建物です。
祈念坂の石畳と教会、さらに先に見える長崎港と、美しい景観が広がっています。
過去には映画のロケ地になったり、アニメで描写されたりしていたため、聖地巡礼場所としても注目を集めています。
とはいえそこまで観光客が多く訪れる場所ではないため、ゆっくりと長崎の雰囲気を味わいたい方にピッタリです。
- 場所(Googleマップ):https://goo.gl/maps/bvxrc2AoGhzXc2gB8
- おすすめの時間帯:日中時間帯
- おすすめのレンズ:広角、標準系のレンズ
この作例で使用したカメラ・レンズ
- FUJIFILM X-T30 II
- TAMRON 17-70mm F/2.8 Di III-A VC RXD – 実写レビュー
5. 出雲近隣公園
出雲近隣公園は、鍋冠山公園の東側に位置する施設です。
広々とした公園の中にあるステージからは、長崎港を一望できます。
日の入りのタイミングに合わせて訪れて、夕焼けや夜景を眺めることがおすすめです。
公園の敷地は非常に広く、場所場所によって違った風景が楽しめる点も魅力的なポイント。ぜひ様々な角度から、長崎港を撮影してみてください。
- 場所(Googleマップ):https://goo.gl/maps/VCei8env4FNS2imm9
- おすすめの時間帯:終日(夜景にもおすすめ)
- おすすめのレンズ:標準、望遠系のレンズ
この作例で使用したカメラ・レンズ
- SONY α9 II
- TAMRON 50-400mm F/4.5-6.3 Di III VC VXD – 実写レビュー
6. 長崎水辺の森公園
長崎水辺の森公園は、長崎港に面した場所にある公園です。
公園内には運河が流れており、開放的な空間が広がっています。
運河にかかる橋を撮影したり、芝生と海のコントラストを意識してフレームに収めたりなど、フォトスポットは様々。
日中の明るい時間帯に行くと、芝生の緑が際立って見えるでしょう。
数々の帆船が集まる帆船まつりや、ペーロン(カヤックのようなもの)のスピードを競う「長崎ペーロン選手権大会」など、時期によっては様々なイベントも開催されています。
- 場所(Googleマップ):https://goo.gl/maps/6NHwzP88QiQko7cs9
- おすすめの時間帯:日中時間帯
- おすすめのレンズ:広角、標準系のレンズ
この作例で使用したカメラ・レンズ
- FUJIFILM X-T30 II
- TAMRON 17-70mm F/2.8 Di III-A VC RXD – 実写レビュー
7. 長崎県美術館
長崎県美術館は、長崎水辺の森公園の一角にある施設です。
世界的な建築家である隈研吾氏が設計したガラス壁が特徴的な建物は、横を流れる運河と相まってより一層きらめいて見えます。
港を一望できる見晴らしのいい屋上庭園もあるため、日中に限らず夜景の撮影にもうってつけです。
美術館そのものを撮影したり、美術館から見える風景を撮影したりと、様々な楽しみ方ができるフォトスポットです。
- 場所(Googleマップ):https://goo.gl/maps/PdUb1NfRcvv25jHi8
- おすすめの時間帯:日中時間帯
- おすすめのレンズ:広角、標準系のレンズ
この作例で使用したカメラ・レンズ
- FUJIFILM X-T30 II
- TAMRON 17-70mm F/2.8 Di III-A VC RXD – 実写レビュー
8. 千々石展望台
千々石展望台からは、日本景観100選のひとつである橘湾の景観を楽しめます。
さらに遠くには雲仙普賢岳がそびえ立っており、まさに大自然を満喫できるスポットです。
日中の明るい時間帯や夕日を直接見られる訳ではありませんが、日没のタイミングで訪れると魅力的な写真が撮れるでしょう。
多くのベンチが並ぶ休憩スポットでもあるので、旅の途中でぜひ立ち寄ってみてください。
- 場所(Googleマップ):https://goo.gl/maps/SFPnHZd61bCqiGt48
- おすすめの時間帯:日中~夕方
- おすすめのレンズ:標準系のレンズ
9. 仁田峠第一展望台
雲仙ロープウェイの発着駅である仁田峠駅のそばにある「仁田峠第一展望所」も、魅力的なスポットのひとつです。
四季ごとに色合いが変化する雲仙岳を、しっかりと写真に納められます。特に山肌が真っ赤に染め上がる、紅葉の美しさは圧巻です。
雲仙ロープウェイに乗って山間の風景を眺めたり、山頂に位置する妙見岳から景色を見下ろしたりと、場所を変えて写真撮影を楽しめるスポットだといえます。
- 場所(Googleマップ):https://goo.gl/maps/3MNATyURWZ8foAxV9
- おすすめの時間帯:日中時間帯
- おすすめのレンズ:標準、望遠系のレンズ
この作例で使用したカメラ・レンズ
- SONY α9 II
- TAMRON 50-400mm F/4.5-6.3 Di III VC VXD – 実写レビュー
10. 仁田峠第二展望台
仁田峠第一展望所から約1,5km離れた場所にある第二展望所も、おすすめのフォトスポットです。
仁田峠をぐるっと囲む循環道路の中にある第二展望所からは、普賢岳や平成新山・島原市内が一望できます。
平成新山は雲仙岳の噴火により発生したマグマが盛り上がってできた溶岩ドームで、晴れた日には第二展望所から溶岩の流れた後を確認できます。
第一展望所とはまた違った風景をお楽しみください。
- 場所(Googleマップ):https://goo.gl/maps/16yWbpvhZfdomQRNA
- おすすめの時間帯:日中時間帯
- おすすめのレンズ:標準、望遠系のレンズ
この作例で使用したカメラ・レンズ
- SONY α9 II
- TAMRON 50-400mm F/4.5-6.3 Di III VC VXD – 実写レビュー
11. 西海の丘 展望台
「西海の丘 展望台」からは、国指定重要文化財である赤い欄干が特徴的な西海橋と、青い欄干が特徴的な新西海橋のふたつをひとつの写真に収められます。
さらに対岸には針尾電波塔という、約135mのコンクリート製の塔が3本立っています。第二次世界大戦以前から現存する塔の中では日本一の高さを誇っており、こちらも重要文化財に指定された建造物です。
赤と青のコントラストが美しい西海や、歴史ある電波塔など、様々な景色を収めてみてください。
- 場所(Googleマップ):https://goo.gl/maps/zy3SPqScegg24png6
- おすすめの時間帯:日中時間帯
- おすすめのレンズ:標準系のレンズ
この作例で使用したカメラ・レンズ
- SONY α9 II
- TAMRON 50-400mm F/4.5-6.3 Di III VC VXD – 実写レビュー
12. 弓張岳展望台
佐世保市にある「弓張岳展望台」は、標高364mの弓張岳山頂に位置する施設です。
弓の形をしたモニュメントのある第1展望台からは佐世保港や市街地が、木製の道を歩いた先にある第2展望台からは九十九島を一望できます。
島々の大自然ときれいな市街地を一度に眺められる、見ごたえのあるスポットです。
市街地からバスが出ており、20~30分程度でいけるなど、アクセス性も優れています。
ハウステンボスなどでレジャーを楽しんだあとに、のんびに観光に訪れてみてはいかがでしょうか。
- 場所(Googleマップ):https://goo.gl/maps/wb1jamp2ADNH8skPA
- おすすめの時間帯:日中時間帯
- おすすめのレンズ:標準、望遠系のレンズ
この作例で使用したカメラ・レンズ
- SONY α9 II
- TAMRON 50-400mm F/4.5-6.3 Di III VC VXD – 実写レビュー
派手な観光名所じゃないからこそ感じられる穏やかな魅力
長崎県は北海道や京都など、他の都道府県と比べると、観光名所して有名な地ではないかもしれません。
一方で派手ではないからこそ、大自然の魅力をじっくりと堪能できるエリアでもあります。
出島を始めとする島々や、雲仙岳・弓張岳など、海と山の景色を存分に楽しめるのは、長崎ならではの魅力です。
異国情緒溢れる街並みも魅力的で、フォトスポットの数は非常に多いといえます。
穏やかにのんびりと観光や写真撮影を楽しみたいという方は、ぜひ長崎に足を運んでみてください。
美しい自然の旅のお供にカメラを
せっかくの旅行、スマホのカメラだけで済ませてしまうのは勿体ないと思います。ぜひ旅行にはカメラを持参して数々の絶景を残してみませんか?
写真にはその光景を記録するだけでなく、その瞬間の思い出も同時に記録してくれる存在です。
カメラを持つことで写真を撮ることへの意識が増加し、1枚1枚への思い出も鮮明になる傾向があります。だからこそ旅行でカメラを持ち歩くことには大きな意味があるのです。
今カメラを自分でお持ちでない方にも、レンタルサービスの活用などもできるので、是非検討されてみてはいかがでしょうか。