[2024最新] 新千歳空港おすすめ撮影スポット6選。豊富な便数と雪景色の絡みが撮影できる北の玄関口
更新日2024/04/24
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旅行先として高い人気を誇る「北海道」。
その北海道の玄関口であり、最大の空港となる新千歳空港は、飛行機の撮影地としても人気を集める空港です。
本州の大空港では見られない冬の季節の雪景色が最大の魅力で、多くの撮影スポットから大型機と雪景色を絡めた撮影ができる空港として非常におすすめです。
今回は「新千歳空港」の撮影スポットについてご紹介していきます。
もくじ
北の玄関口「新千歳空港」
北海道最大の空港となる新千歳空港。
まさに北の玄関口としての役目を果たす空港で、国内外様々な都市から路線が結ばれています。
北海道は旅行先として選ばれることが非常に多く、夏は避暑地に最適で、冬はスキーや雪まつりなど雪にちなんだイベントで人気を集める場所です。
それだけに各地を結ぶ航空路線も便数が非常に多く、大都市との路線の場合は大型機が投入されることも多く、飛行機撮影の面でもバリエーションが豊富な魅力ある空港です。
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雪景色が魅力的の大空港
新千歳空港の魅力は何といっても冬の季節の「雪景色」です。
12月頃から降雪が始まり、冬の期間は空港周辺も一面の銀世界へと生まれ変わります。
北海道の他の空港でも雪景色を楽しむことはできますが、これほどの大空港で雪景色と一緒に撮影することができるのは、新千歳空港のみと言えます。
防寒対策など、独自の準備が必要となりますが、雪は写真を華やかにしてくれる存在でもあることから、是非一度トライして頂きたい撮影シーンです。
冬の季節の服装について
冬の北海道は、気温が終日氷点下と非常に寒く、足元は積雪もあるため、専用の装備が必要になると考えておくのが良いでしょう。
ヒートテックやダウンジャケットなどの基本的な服装における防寒対策はもちろん、耳を隠すニット帽や手袋なども必需品です。
また、撮影ポイントの中には除雪されていない場所を歩くこともあるため、長靴の用意などもおすすめで、通常の防寒対策以上に専用の装備を揃えておくと良いでしょう。
低気温の中では、カメラやスマートフォンのバッテリー容量低下も早くなるため、カメラの予備バッテリーやモバイルバッテリーもいつもより入念に準備しておくことがおすすめです。
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政府専用機の拠点
新千歳空港では、航空自衛隊の千歳基地が隣接しています。
千歳基地にも新千歳空港の滑走路に平行する形で2本の滑走路が存在し、今回の撮影スポットには含めていませんが、基地側の撮影も可能です。
そして千歳基地は、政府専用機が拠点とする基地で、政府専用機の訓練も見ることができます。
基本的に平日に訓練は行われ、基地側の滑走路を使用してタッチアンドゴーなどの訓練を行っているため、そちらにも注目してみるのも良いでしょう。
新千歳空港おすすめ撮影スポット6選
1. 展望デッキ
新千歳空港での撮影において、一番手軽な撮影スポットが、ターミナル内に存在する展望デッキです。
ターミナル4階に位置し、ワイヤーフェンス越しに撮影を楽しむことができます。
誘導路上の機体はもちろん、南風運用時にはRWY19Lへと着陸する機体の撮影にも適しています。
なお、展望デッキは夏季(4月〜11月)のみオープンしており、冬季は入ることができないため、注意が必要です。
展望デッキが使えない冬季でもフードコートのガラス越しであれば撮影は可能となっています。
- 場所:国内線ターミナル4F
- 開場時間:8時から20時 (4月1日~11月30日)
- 順光の時間帯:午後の時間帯
- 撮影対象:滑走路を離発着する機体、誘導路をタキシングする機体
2. 生コンポイント
新千歳空港の外周撮影ポイントにおいて最も有名なのが、空港東側に位置する生コンポイントです。
RWY01R/19L沿いほぼ中心に位置する生コンポイントは、午前中に撮影するのに適したポイントです。
背景には、樽前山の美しい姿が見られる絶景スポットでもあり、新千歳空港の中でも雪山と絡めることのできる数少ないスポットです。
また、生コンポイントにおいてはフェンス沿いから撮影することになりますが、両脇からは脚立なしでも撮影できるスペースが存在するため、初めて新千歳空港で撮影される方にとってもハードルの高さを感じない超定番スポットとなります。
- 場所:北海道千歳市美々
- 開場時間:24時間
- 順光の時間帯:午前の時間帯
- 撮影対象:滑走路を離発着する機体
3. A10ポイント
綺麗なスポッターカットを撮影したいのであればこちらのA10ポイントがおすすめです。
新千歳空港の誘導路「A10」付近に存在する撮影ポイントであることから名付けられたポイントです。
A10は、RWY01Lへと離陸ためにタキシングする機体を至近距離で撮影することできるポイントで、真横のコレクションには最適なポイントであることからスポッターにおすすめの撮影スポットとなります。
新千歳空港の撮影スポットの中でもアクセスが難しい撮影ポイントで、車の場合でも800mほど林道を進むことになります。
冬の季節になると車で到達することができないこともあり、その場合はどこか車を駐車することのできるスペースを見つけて、林道入口から徒歩で雪道を歩くことになるため、時間に余裕も持った移動が求められます。
- 場所:https://maps.app.goo.gl/Bo54qbD364qzeeoR9
- 開場時間:24時間
- 順光の時間帯:午後の時間帯
- 撮影対象:RWY01Lへとタキシングする機体、RWY01Rへと着陸する機体
4. アンダーパスポイント
2020年から供用が開始された新誘導路付近の撮影ポイントもスポッターにおすすめの撮影スポットとなります。
主に国際線ターミナルを発着する外資系エアラインがRWY19Lへと着陸した後にターミナルへと向かう際(南風運用時)またはRWY01Lへと離陸のためにタキシング(北風運用時)する際に使用する誘導路で、撮影できる対象は限られますが、国際線の便数も豊富な新千歳空港では訪れる価値のあるスポットです。
スポッターカットらしい真横の写真を撮影できるだけでなく、少し西側に移動することで北風運用時には出発機がこちらへと向かってくる様子を正面から撮影することも可能です。
撮影ポイントは、高低差のある丘の様な立地になっており、脚立を必要とせず撮影することができるのもこちらの撮影ポイントの魅力です。
- 場所:https://maps.app.goo.gl/ncoCTDnY3Gs7bP41A
- 開場時間:24時間
- 順光の時間帯:終日(太陽光線の低い冬場がおすすめ)
- 撮影対象:国際線ターミナルからRWY01Lへと離陸に向かうタキシング機、RWY19Lから国際線ターミナルへと向かうタキシング機
5. J誘導路脇
新誘導路が開通して以降、魅力が半減してしまいましたが、こちらのJ誘導路脇の撮影スポットも定番のスポットとなります。
この撮影スポットの魅力は、国際線ターミナルから歩いてアクセスできるところで、車がない場合でも気軽にアクセスすることができます。
誘導路が平行になっていることから、手前側をタキシングするか奥側をタキシングするかによって焦点距離が大きく異なるため、機体の動きを注視するか、航空無線を聞いてどちらの誘導路を使用するか確認し、レンズを準備しておくことが良いでしょう。
- 場所:https://maps.app.goo.gl/6BdqyZ8DNzxrcXc96
- 開場時間:24時間
- 順光の時間帯:終日(太陽光線の低い冬場がおすすめ)
- 撮影対象:J誘導路、D誘導路をタキシングする機体
6. RWY19アプローチ
南風運用時には着陸機のスカイショットを撮影するにも適した場所が存在します。
こちらのRWY19アプローチのポイントは、まさにRWY19Lへと着陸進入する機体を適切な高さで撮影することのできるスポッターにおすすめのポイントです。
地面を写すことができませんが、冬の季節では、地面の雪の照り返しとなる雪レフ効果もしっかり確認でき、冬らしい写真を撮影することも可能です。
- 場所:https://maps.app.goo.gl/jtPSGtwdyzGZdRSd8
- 開場時間:24時間
- 順光の時間帯:午後の時間帯
- 撮影対象:RWY19Lへと着陸する機体
北の大地で四季折々の撮影を楽しむ
今回ご紹介してきた新千歳空港ですが、まさに冬の季節は新千歳空港でしか撮影することのできない絶景が広がることが魅力です。
そして空港周辺には様々な撮影スポットが点在しており、飛行機が撮影しやすい環境が整っていることから、初めての遠征にもおすすめの空港となります。
実際に私も18歳の頃、はじめての遠征地として選んだのが新千歳空港でした。
一方で冬の季節は寒さが厳しく、大雪に見舞われるリスクがあるため、十分な防寒対策や飛行機の運航状況を確認することも怠らないようにしましょう。
飛行機撮影で使うカメラやレンズはレンタルできる
今回ご紹介してきた新千歳空港の撮影ガイドを参考にされて実際に撮影へと訪れた際に「あのレンズがあればもっと綺麗に撮れるかな…」など思う瞬間があったのではないでしょうか。
カメラを趣味にしている以上、沼と呼ばれるほど機材に対する物欲は尽きません。
しかし、全てを購入できる訳ではないのが現実で、そんなときはカメラのレンタルサービスの活用がおすすめです。
Rentioでは、豊富なカメラやレンズのラインナップから自由に選ぶことができ、最短3泊4日からレンタルすることができます。
是非この機会にRentioで気になるカメラやレンズをお試しでレンタルして、購入前の参考に役立ててみてはいかがでしょうか。