海外旅行におすすめのeSIM比較6選！iPhoneでの使い方・切り替え方法やアジア・ヨーロッパで使える無制限プランも紹介

海外旅行の際に必ず考えなければならないのがネット接続。

様々な情報収集やアプリの利用のためスマートフォンの活用が必須です。

海外でスマートフォンを使いこなすためにはインターネット接続を確保する必要があり、あらかじめ通信手段を準備しておくことでスムーズに利用ができます。

ネット回線を利用するには「レンタルWi-Fi」や「海外ローミング」など、複数の手段がありますが、今回は最近主流となりつつある「eSIM」について解説します。

なお、レンタルWi-Fiについて知りたい方は以下の記事もチェックしてみてください。

海外旅行でWi-Fiレンタルはどうする？Wi-Fiレンタルのおすすめは？安いプランの選び方やeSIMなど他の通信手段についても解説 – Rentio PRESS[レンティオプレス]

eSIMとは？SIMカードとはどう違う？

「eSIM」とは、簡単に言えば端末に内蔵された「SIMカードのデジタル版」です。

そもそも「SIM」とは「加入者識別モジュール(Subscriber Identity Module)」という意味で、ユーザーの識別情報や電話番号などが記録されたチップのこと。

スマートフォンをモバイル回線に接続するためには有効なSIMが必要です。

従来までは物理的なカードタイプの「SIMカード」が広く使われていました。

SIMカードを使って海外の回線にアクセスするには、現地回線に対応したSIMカードを端末に挿入する必要があり、現地でSIMカードの購入→国内用のSIMカードと入れ替え→設定(アクティベーション)という手順を踏む必要がありました。

一方、「eSIM」は端末にあらかじめ組み込まれているためカードを入れ替える必要がなく、必要な設定をするだけで海外でも手軽に利用できるようになりました。

eSIMのメリット

eSIMを使う最大のメリットは物理的にSIMカードやルーター端末が必要ないので、スマートフォン本体があればすぐに設定が完了することです。

日本であらかじめeSIMを購入して準備しておけば、あとは現地で設定を完了させるだけ。

事前に購入し忘れてしまった場合でも、現地でWi-FIに接続すればオンラインで購入しその場で設定することもできます。

また、eSIMは他の通信手段と比べて安価なことが多いのもメリットのひとつ。

旅行者向けのeSIMであれば滞在日数にあわせたお得なプランを購入することで、1日あたりの利用料金をかなり抑えることができます。

eSIMのデメリット・注意点

便利なeSIMですが、注意すべき点もあります。

大きな注意点は、スマートフォンの機種によっては対応していない場合があることです。(こちらについては詳しく後述します)

また、データ通信専用のプランが多く、音声通話やSMSの利用がプランに含まれていない場合があることも注意が必要です。

もちろん、データ通信専用のeSIMでもLINEなどの通話アプリを利用すれば通話自体は可能です。

ただ、仕事で電話をする機会が多い方や現地のレストランに電話して予約を取りたい方には向かないので、ご自分の用途と利用するプランが合致しているかを事前に確認しておくとよいでしょう。

eSIMが利用できる機種と条件

eSIMは機種によって対応しているものと対応していないものがあるため、購入前に確認する必要があります。

例えば、iPhoneであれば2018年に発売されたiPhone XR/XSシリーズ以降の全機種（SEシリーズを含む）はeSIMに対応していますが、それ以前に発売された機種は対応していません。

iPhoneのeSIM利用についてはこちら

Androidの場合は、2022年以降に発売された機種の多くはeSIMに対応していますが、一部メーカーの機種は最新機種であってもeSIMに対応していない場合があります。

詳しくはご利用の端末のメーカー公式ホームページを確認してください。

Galaxy端末のeSIM利用についてはこちら

Google PixelのeSIM利用についてはこちら

対応機種であっても海外で購入した端末は対応していない場合もあるので、そちらも確認しておきましょう。

なお、端末が手元にある場合はeSIM対応端末かどうかを簡単に確認することができます。

調べ方は通話の発信画面で「＊#06#」と入力するだけ。

EIDという番号が表示された場合、eSIMに対応しています。

また、端末がSIMフリー端末であるか、SIMロックが解除されていることも必須条件です。

SIMロックの解除方法は端末を購入した通信事業者によって異なるので、それぞれ確認してみましょう。

ほとんどの場合はオンラインで解除手続きが可能です。

docomoの場合
auの場合
softbankの場合

なお、レンティオではSIMフリー・eSIM対応スマホもレンタルしているので、ご自身の端末がeSIMに対応していない場合は旅行用にレンタルすることも検討してみてください。

eSIM対応スマホのレンタル・サブスク – Rentio[レンティオ]

海外用eSIMの購入方法・使い方と切り替え方

海外用のeSIMはオンラインで購入することが可能です。

購入方法は大きく2つあり、現地の事業者の公式ページから直接購入するか、旅行代理店や海外eSIMサービスを通して購入するかのいずれかとなります。

現地事業者から購入した方が安いと考えがちですが、海外eSIMサービスを通して購入した方が割引が効いて安くなるケースもあります。

また、日本語で購入できてサポートも受けやすいので、使い慣れていない方は海外eSIMサービスの利用をおすすめします。

プランについてはほとんどの場合はプリペイド(前払い)式のeSIMを購入することになります。

「3日間で3GB」など利用日数と利用可能なデータ量でプランが分かれていることが多く、いくつかのプランの中から自分に合ったものを選択することになります。

細かい設定方法は事業者と利用する端末によって異なりますが、一例として、iPhoneの場合は以下のような手順が多いです。

使用するプランにもよりますが、eSIMの追加までは出発前に国内でやっておくとスムーズです。

海外で使えるおすすめのeSIMサービス5選

ここからは利用しやすい海外eSIMサービスをご紹介します。

全ての業者がグローバル展開しているため、ほとんどの国のeSIMを購入することができます。

World eSIM

「World eSIM」は株式会社ビジョンが運営する海外eSIMサービス。

レンタルWi-Fiで有名な「グローバルWiFi」と同じ運営元で、サポートやホームページの情報が充実しているのが特徴です。

対応国は180以上。「World eSIMアプリ」も提供しているため、アプリ上でeSIMの管理も可能です。

trifa(トリファ)

「trifa」は株式会社ERAKEが運営する日本人向けのeSIMアプリ。

アプリ上でデータの購入・使用まで全てが完結するためわかりやすいのがポイント。

世界195ヵ国に対応しているため、頻繁に海外に行く日本人旅行者にも愛用されています。 trifaのアプリをダウンロードする

VOYAGEESIM

「VOYAGEESIM」は株式会社ティーガイアが運営する格安プリペイドeSIM。

データ無制限プランを他社に比べて安価に提供しているのが特徴です。

対応している国数は他のサービスと比べると少ないですが、日本人に人気の地域はカバーされています。

Holafly

「Holafly」(オラフライ)はスペイン発祥のeSIM販売サービス。

世界190か国に対応するグローバルなサービスで、「世界中どこでも使える」がキャッチコピーです。

多くの国でデータ通信無制限で、利用日数も1日単位でカスタマイズ可能となっています。

韓国や台湾でも安価なプランを提供しているため、渡航予定の方は一度チェックしてみてはいかがでしょうか。

Saily

世界150国以上で利用可能なeSIMサービス「Saily」。

世界的に有名なセキュリティ企業の「Nord Security」が2024年にリリースしたばかりの新しいサービスです。

新しいサービスなのでまだ口コミは少ないですが、運営会社が世界的企業のため、セキュリティ面も万全です。

Sailyの特徴はeSIMの購入手続きがシンプルで簡単なこと。

プランもわかりやすく、購入後は瞬時にネットワークにつながり、使いやすいと評判です。

きもちeSIM

「きもちeSIM」は株式会社DDMが運営する日本発のeSIMサービス。

アジア圏に強く、周遊プランが豊富に用意されているのが特徴です。

また、1日ごとに細かく容量を選べるプランや無制限プランなど、さまざまなプランが用意されていて選択肢が豊富なところも好評です。

その他の旅行用品やスーツケースはレンティオでレンタルしよう

eSIM以外の旅行用品は、旅行用品のレンタルサービスの活用をおすすめします。

レンタルサービスのRentio(レンティオ)では、旅程に合わせてサイズを選ぶことのできるスーツケースレンタルを最短3泊4日から展開しています。

使用頻度が高くないスーツケースは短期レンタルで価格を抑えて利用するのがおすすめです。

また、先述した通り[SIMフリー・eSIM対応スマホのレンタル](https://www.rentio.jp/t/tag/esim)も提供しているので、旅行用のスマートフォンとしてレンタルするのもおすすめです。

eSIM対応スマホのレンタル・サブスク – Rentio[レンティオ]

さらに、レンティオでは旅行で活躍するミラーレス一眼やコンパクトなVlogカメラなどのレンタルも行っているため、まとめてレンタルもできます。

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