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こたつの電気代は?ホットカーペットとも比較!一番電気代がかからない暖房器具は何?

hiromi
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公開日2024/12/27

こたつの電気代は?ホットカーペットとも比較!一番電気代がかからない暖房器具は何?

寒い季節に欠かせない暖房器具といえば、こたつを思い浮かべる人も多いと思います。

こたつは電気代が安いイメージがありますが、実際のところはどうなのでしょうか?

エアコンは広い部屋を効率的に温められる反面、消費電力が気になる人も多いはず。

今回は、そんなこたつの電気代についてホットカーペットやエアコン、オイルヒーター、電気ストーブなどの暖房器具とも比較してお伝えします!

電気代の計算

電気代の計算

電気代は以下の計算式で求められます。

電気代の計算式
消費電力(kW) × 使用時間 × 電力供給会社の電気料金単価

消費電力265Wの1時間の電気代を計算すると、まず消費電力の単位がWであればkWにあわせます。

例えば消費電力が265Wの場合は

265W=0.265kW

電気料金単価は電力会社の契約しているプランによるので、参考までに1kWhあたり31円/kWhとして、

0.265kW×1×31=8.215円

1時間あたり約8.2円となります。

こたつの電気代

こたつは消費電力が小さく、電気代は他の暖房器具と比較して安いのが特徴です。

こたつには石英管ヒーター、ハロゲンヒーター、カーボンフラットヒーターの3つの種類があります。

Rentio[レンティオ] – こたつのおすすめ7選を紹介!1人用から家族用まで選ぶポイントも解説!

それでは3つの電気代の違いについてお伝えします!

こたつのヒーターによる電気代の違い

3つの中で消費電力が低くて電気代を抑えられるのはカーボンフラットヒーターです。

消費電力の目安は190W〜300W程度で節電効果が高いため、こたつの電気代をさらに抑えたい方に最適です。

こたつの電気代を計算してみた!

今回はカーボンフラットヒーター、石英管ヒーター、ハロゲンヒーターの商品で電気代を比較してみました。

比較したのはこちらの3商品。いずれも大人1人〜2人サイズのものになります。

  • 山善 家具調こたつ GKF-MDN802H
  • 山善 折れ脚家具調こたつ GKL-F802
  • 山善 ダイニングこたつ GND-HDN801
山善 家具調こたつ GKF-MDN802H 山善 折れ脚家具調こたつ GKL-F802 山善 ダイニングこたつ GND-HDN801
ヒーター フラットヒーター式 石英管ヒーター式 ハロゲンヒーター式
サイズ(幅×奥行×高さ) 80×80×36cm 80×80×38cm 80×80×70cm
消費電力 200W 510W 600W
標準消費電力量(弱/強) 50wh/110Wh 80Wh/170Wh 70Wh/180Wh
電気代(1時間) 約1.6円/約3.4円 約2.5円/約5.3円 約2.2円/約5.6円

(※50Hzの消費電力、電気料金単価1kWhあたり31円で計算)

各社がカタログで掲載している消費電力は、こたつが温まるまでにかかる消費電力になります。

一定の温度まで暖まると、こたつ内の温度変化に応じて自動で出力が調整される仕組みですので、実際には標準消費電力が目安となります。

最大600Wのハロゲンヒーターを5時間運転した際、1時間あたりの平均消費電力は約180Whとなり、電気代は1時間あたり約5.6円となります。

エアコンの電気代

エアコンの電気代

エアコンの暖房は冷房と比較すると、電気代がかかる場合が多いです。

その理由は、冬場は外気温と設定温度の差が大きくなりがちだからです。

設定温度を高くするほどエネルギー消費が増え、電気代があがってしまいます。

エアコンの電気代を計算してみた!

エアコンは対応畳数や温度設定、使用時間によって電気代が違ってきます。

今回はダイキンのエアコン S404ATEP(11~14畳)で電気代を計算しました。

ダイキン S404ATEP
消費電力(暖房) 1,410W
電気代(1時間当たり) 約43.7円
畳数めやす(暖房) 11~14畳

(※50Hzの消費電力、電気料金単価1kWhあたり31円で計算)

オイルヒーターの電気代

オイルヒーターの電気代

ここではオイルヒーターの電気代について調べました。

オイルヒーターとは、オイルを温めてその放熱を利用して空間を暖める暖房器具です。オイルを使わないオイルレスヒーターというものもあり、今回はオイルレスヒーターの電気代もご紹介します。

オイルヒーターの電気代を計算してみた!

今回はデロンギのオイルヒーターとオイルレスヒーターの商品で電気代を比較してみました。

比較したのはこちらの2商品

  • デロンギ アミカルド オイルヒーター RHJ35M1015
  • デロンギ マルチダイナミックヒーター MDHS15
デロンギ RHJ35M1015 デロンギ MDHS15
製品タイプ オイルヒーター オイルレスヒーター
消費電力 600/900/1500W 300/600/900/1200/1500W
電気代(1時間当たり) 約18.6円〜46.5円 約9.3円〜46.5円
畳数めやす 10~13畳 10~13畳

(※50Hzの消費電力、電気料金単価1kWhあたり31円で計算)

オイルヒーターとオイルレスヒーターの電気代について詳しくはこちらの記事もチェックしてみてくださいね。

オイルヒーターの電気代は?エアコンや電気ストーブなど暖房器具と比較! – Rentio PRESS[レンティオプレス]

電気ストーブの電気代

オイルヒーター電気代

ここでは電気ストーブの電気代についてお伝えします。

電気ストーブにはいくつか種類があり、発熱する仕組みが違うため消費電力も異なってきます。

今回はハロゲンヒーター・カーボンヒーター・セラミックヒーター・パネルヒーターの電気代を紹介します。

電気ストーブの電気代を計算してみた!

電気ストーブの電気代は下記商品の消費電力をもとに計算してみました。

  • テクノス スリムハロゲンヒーター PH-319
  • 山善 カーボンヒーター 遠赤外線 KDC-X07E
  • 山善 セラミックヒーター DSF-VN123
  • 山善 ミニパネルヒーター DP-SD30
テクノス PH-319 山善 KDC-X07E 山善 DSF-VN123 山善 DP-SD30
種類 ハロゲンヒーター カーボンヒーター セラミックヒーター パネルヒーター
電力切替 300W 350/700W 800/1200W 300W
消費電力 300W 700W 1200W 300W
電気代(1時間当たり) 約9.3円 約10.85円〜21.7円 約24.8円〜37.2円 約9.3円

(※50Hzの消費電力、電気料金単価1kWhあたり31円で計算)

今回比較した電気ストーブでは、電力切り替えによっても電気代は変わってきますが、セラミックヒーターが1時間当たりの電気代が高かったです。

電気ストーブの電気代について詳しくはこちらの記事もチェックしてみてくださいね。

電気ストーブの電気代は?エアコンやオイルヒーター、こたつとも比較!一番電気代がかからない暖房器具は何? – Rentio PRESS[レンティオプレス]

ホットカーペットの電気代

ホットカーペットの電気代
ここではホットカーペットの電気代について調べました。

ホットカーペットは、電源を用いて電気的に温めることができるカーペットです。カーペットそのものを温めるので、部屋の空気が乾燥しないのがメリットです。

ホットカーペットの電気代を計算してみた!

ホットカーペットの電気代は下記商品の消費電力をもとに計算してみました。

  • 山善 ホットカーペット 1畳 SUT-101
  • 山善 ホットカーペット 3畳 SUT-301
  • 山善 フローリング調ホットカーペット 1畳 YZC-109FL
  • 山善 フローリング調ホットカーペット 3畳 YZC-309FL
山善 ホットカーペット 1畳 SUT-101 山善 ホットカーペット 3畳 SUT-301 山善 フローリング調ホットカーペット 1畳 YZC-109FL 山善 フローリング調ホットカーペット 3畳 YZC-309FL
種類 じゅうたん じゅうたん フローリング フローリング
本体サイズ(幅×奥行) 170×85cm 230×185cm 176×88cm 235×195cm
コードの長さ 約1.2m 約1.2m 約1.5m 約1.5m
使用面積の切換 × 全体・半面(左)・半面(右) × 全体・半面(左)・半面(右)
消費電力量(1時間当たり) (中)100Wh、(強)120Wh (中)280Wh、(強)380Wh 約100Wh(目盛3)、約160Wh(目盛5) 約370Wh(目盛3)、約490Wh(目盛5)
電気代(1時間当たり) (中)3.1円、(強)3.7円 (中)8.7円、(強)11.8円 約3.1円/h※目盛3時、約5.0円/h※目盛5時 約11.5円/h※目盛3時、約15.2円/h※目盛5時

(※50Hzの消費電力、電気料金単価1kWhあたり31円で計算)

表を見てわかるように、じゅうたんタイプとフローリングタイプでは、電気代の差はそれほど大きくないようです

設置する場所によっても異なりますが、じゅうたんタイプは低い温度設定でも暖かさを感じやすいのが特徴で、フローリングタイプは表面が冷えやすく、高めの温度設定を選びがちなため、電気代が高くなる傾向があります。

ですが、フローリングタイプは「掃除がしやすい・汚れが目立ちにくい・インテリアに馴染みやすい」などのメリットもあるので、自分の用途にぴったり合う商品を選び、比較してから購入することをおすすめします。

暖房で電気代を節約できる家電はどれ?

1時間あたりの電気代が一番安いのは?

今回、選んだ家電の1時間あたりの電気代をもとに比較してみました!表は上から電気代が安い順にならべたものです。

こたつは、石英管ヒーター式のものを比較対象にしています。

電気代が安い順 電気代(1時間当たり)
1 ホットカーペット(1畳) 〜約3.7円
2 こたつ 約2.5円〜約5.3円
3 電気ストーブ(ハロゲンヒーター) 約9.3円
4 電気ストーブ(パネルヒーター) 約9.3円
5 ホットカーペット(3畳) 〜約11.8円
6 電気ストーブ(カーボンヒーター) 約10.85円〜21.7円
7 電気ストーブ(セラミックヒーター) 約24.8円〜37.2円
8 エアコン 約43.7円
9 オイルヒーター 約18.6円〜46.5円
10 オイルレスヒーター 約9.3円〜46.5円

結果、ホットカーペット(1畳)の電気代が一番安く、こたつの電気代もその次に並びました。こたつは、ふとんで外気と遮ることができるので早く暖まり保温効果もあるため節電につながります

また、電気ストーブのハロゲンヒーターとパネルヒーターの電気代も安かったです。こちらは部屋全体をあたためるというよりも狭い範囲や局所的にあたためたい場合に向いています。

エアコンは早く部屋を暖めてくれますが、その分最初の消費電力が高いです。設定温度や風量自動などにすると節電につながり電気代も少し安くなります

オイルレスヒーターとオイルヒーターは消費電力が高く電気代も他の暖房器具よりは高くなりますが、空気の乾燥が気になる方や部屋全体を暖めたい方におすすめです。

電気代を比較して賢く暖まろう!

今回はこたつの電気代の他にエアコンとオイルヒーター、電気ストーブとホットカーペットの電気代も比較させていただきました。

それぞれの電気代を出して比較すると、どれだけ違いがあるのかはっきりしますね。

メーカーや機種によって同じ家電の種類でも消費電力は違ってくるので、気になる家電が見つけた時はご紹介した電気代の計算方法をもとにチェックしてみてくださいね。

今回の電気代比較が家電を選ぶ際の参考にしていただけると幸いです。

季節家電はレンタルできる!

季節家電の購入を検討していて使いこなせるか不安という方には、買う前にレンタルするのもおすすめです!

もちろん冬の寒い時期など季節限定でレンタルするのもいいですよね。

カメラ・家電レンタルサービスのRentio(レンティオ)では、こたつの他にもやヒーターなど気になる家電をレンタルしてお家で実際にお試しできます。

実際に使ってみて、気に入ったらレンタル商品をそのまま買い取ることも可能です。

気になる商品は使ってみて納得して購入したいですよね。まずはお気軽にレンタルをしてみてくださいね!

こたつのレンタル・サブスク・お試し商品一覧|宅配レンタル・リースで借りる – Rentio[レンティオ]

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