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お子さんのスポーツの試合、スマホのズーム撮影や手ブレで台無しになった経験はありませんか?
大切な瞬間だからこそ、遠くの席からでも表情まではっきりと、ブレずに鮮明な映像で残したいですよね。
そんな悩みを解決するのが、スポーツ撮影に特化したビデオカメラです。
この記事では、スポーツ撮影におすすめのビデオカメラを厳選し、おすすめの一台を見つけるためのポイントを解説します。
スポーツ撮影で重要な「ズーム性能」と「手ブレ補正機能」を軸に、ソニーとパナソニックの最新モデルを徹底比較。
4Kの必要性や、予算や撮影シーンに合わせた最適な選び方まで分かりやすくガイドします。
もくじ
スポーツ撮影におすすめのビデオカメラ6選
スポーツ観戦や子どもの試合の撮影では、ズーム性能や、手ブレ補正機能が重要です。
まずは、スポーツ撮影に最適なビデオカメラを厳選して6機種ご紹介します。
ソニー デジタルHDビデオカメラレコーダー HDR-CX680
スポーツ撮影におすすめの定番モデルのフルHDビデオカメラです。
最大の特徴は、ソニー独自の「空間光学手ブレ補正」。
レンズとセンサーが一体となって動くことで、ズーム時でも手ブレを抑え、動きの激しいシーンでも安定した映像を記録できます。
光学30倍ズームで遠くの選手の表情までくっきりと捉えることが可能。
64GBの内蔵メモリ、microSDカードにも対応しているため、長時間の試合でも容量を気にせず撮影に集中できます。
5.1chマイク搭載で、臨場感のある音声が記録できるのも嬉しいポイント。
軽量コンパクトで持ち運びやすく、手軽に本格的な撮影を始めたい方におすすめです。
解像度 | フルHD |
---|---|
光学ズーム | 30倍 |
手ブレ補正 | 空間光学手ブレ補正 |
内蔵メモリ | 64GB |
本体重量 | 約305g |
センサー | 1/5.8型 Exmor R CMOSセンサー |
パナソニック デジタル4Kビデオカメラ HC-VX2MS-K
高画質な4K撮影と使いやすさを両立した、パナソニックの人気モデルです。
ライカカメラ社と共同開発した「ライカディコマーレンズ」を搭載し、被写体の細部までクリアで鮮明な映像を記録します。
光学24倍ズームで、4Kの高画質を維持したまま遠くの被写体にも寄ることが可能。
パナソニック独自の「5軸ハイブリッド手ブレ補正」により、ブレを補正し、安定した映像を提供します。
画質にこだわりつつ、遠くの選手も撮影できるスポーツ観戦にぴったりの一台です。
解像度 | 4K |
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光学ズーム | 24倍 |
手ブレ補正 | 5軸ハイブリッド手ブレ補正 |
内蔵メモリ | 64GB |
本体重量 | 約430g |
センサー | 1/2.5型MOS固体撮像素子 |
ソニー デジタル4Kビデオカメラレコーダー FDR-AX45A
スポーツの感動を高精細な映像で残したい方におすすめの4Kビデオカメラです。
ソニー独自の「空間光学手ブレ補正」機能は、4K撮影のズーム時でも安定した滑らかな映像を実現します。
高性能なZEISSバリオゾナーTレンズとExmor R CMOSセンサーの組み合わせにより、被写体の細部まで鮮明に描写。
20倍の光学ズームに加えて、4K撮影時でも30倍までの全画素超解像ズームに対応し、遠くの選手の表情も高画質のまま捉えることが可能です。
また、5.1chサラウンドマイク内蔵で、臨場感のある音声も記録します。
大切な試合やイベントを、最高の画質で残したい方におすすめの一台です。
解像度 | 4K |
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光学ズーム | 20倍 (4K時全画素超解像ズーム 30倍) |
手ブレ補正 | 空間光学手ブレ補正 |
内蔵メモリ | 64GB |
本体重量 | 約510g |
センサー | 1/2.5型 Exmor R CMOSセンサー |
パナソニック デジタルハイビジョンビデオカメラ HC-W590MS
ユニークな機能で、映像表現の幅を広げてくれるビデオカメラです。
一番の特徴は、液晶モニターの横に搭載された「サブカメラ」。
メインカメラで選手を追いながら、同時に撮影者や応援する家族を小窓に映す「ワイプ撮り」が可能です。
これにより、試合の記録も応援する様子も一緒に残すことができます。
光学50倍、iAズーム90倍という高いズーム性能も備えており、遠くの被写体もしっかりと捉えます。
64GBの内蔵メモリで長時間の撮影にも対応。家族でスポーツの思い出を残したい方におすすめの一台です。
解像度 | フルHD |
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光学ズーム | 50倍 (iAズーム 90倍) |
手ブレ補正 | 5軸ハイブリッド手ブレ補正 |
内蔵メモリ | 64GB |
本体重量 | 約266g |
センサー | 1/5.8型MOS固体撮像素子 |
パナソニック デジタル4Kビデオカメラ HC-VX3
どんなシーンでも鮮明な4K映像を記録できるビデオカメラです。
明るいF1.8レンズと1/2.5型センサーの組み合わせで、少し暗い場所でもノイズの少ないクリアな映像を残せます。
「5軸ハイブリッド手ブレ補正」は、細かな揺れから大きなブレまで効果的に補正。
光学24倍ズームで遠くの被写体にもしっかり寄れます。
USB Type-C端子で充電できるため、モバイルバッテリーを使えば撮影を長く続けられるところも大きな強み。
使いやすさと高画質を両立した、おすすめの一台です。
解像度 | 4K |
---|---|
光学ズーム | 24倍(iAズーム 48倍2K撮影時) |
手ブレ補正 | 5軸ハイブリッド手ブレ補正 |
内蔵メモリ | 無し |
本体重量 | 約433g |
センサー | 1/2.5型MOS固体撮像素子 |
パナソニック デジタルハイビジョンビデオカメラ HC-V495M
高いズーム性能が特徴のパナソニックのフルHDビデオカメラです。
光学62倍、iAズームでは90倍という超高倍率ズームを実現、遠く離れた場所にいる選手のプレーもしっかり捉えることができます。
本体重量約261gと軽量で、長時間の撮影でも疲れにくいのが嬉しいポイントです。
64GBの内蔵メモリを搭載し、SDカードを追加すれば長時間の録画も可能。
手軽に遠くの被写体をアップで撮影したい、特にズーム性能を重視する方におすすめです。
解像度 | フルHD |
---|---|
光学ズーム | 50倍 (iAズーム 90倍) |
手ブレ補正 | 5軸ハイブリッド手ブレ補正 |
内蔵メモリ | 64GB |
本体重量 | 約261g |
センサー | 1/5.8型MOS固体撮像素子 |
スポーツ撮影に特化したビデオカメラ選びで重要な3つのポイント
そもそも何を基準に選べばいいか迷っている方も多いのではないでしょうか。
ここでは、スポーツ撮影に特化したビデオカメラ選びで重要な3つのポイントを解説します。
最重要は手ブレ補正!遠くからでもブレずに撮る技術
スポーツ撮影で最も多い失敗は「手ブレ」です。
遠くの選手をズームで追いかける場面では、少しの揺れが大きなブレにつながってしまいます。
ビデオカメラの手ブレ補正には主に「光学式」と「電子式」があり、スポーツ撮影時は画質の劣化がほとんどない「光学式」がおすすめです。
レンズ自体が動いて揺れを吸収するため、ズーム時でもクリアな映像を保てます。
最近では、光学式と電子式を組み合わせたハイブリッド型が登場し、高度な補正を実現しています。
手ブレ補正機能のメリットはこちら。
- グラウンドの端からズームしても選手の動きが滑らかに撮れる
- 応援しながら手持ちで撮影しても安定した映像になる
- 三脚が使えない場所や、場所を変えながら撮影するときも安心
- 画面の揺れが少ないため、映像を見返すときも快適
- 腕の疲れによる微細な震えも効果的に抑えてくれる
大切な瞬間をブレずに撮影するためにも、手ブレ補正の性能はしっかりチェックしましょう。
選手の表情を捉えるズーム性能の目安
広いグラウンドや体育館で表情まではっきり捉えたいなら、ズーム性能が重要です。
デジタルズームは倍率を上げるほど画質が粗くなるため、画質が劣化しない「光学ズーム」の倍率を確認してください。
撮影するシーンによって必要な倍率は異なります。
運動会は光学20倍~30倍、体育館で行うバスケットボールやバレーボールは光学20倍〜30倍、広いグラウンドで行うサッカーや野球は光学30倍以上、ドームクラスでのスポーツ観戦は光学50倍以上を備えたモデルがおすすめです。
4Kは必要?撮影目的で選ぶ最適な解像度
最近は「4K」対応のビデオカメラが増えていますが、必要なのか迷うポイントではないでしょうか。
4KはフルHDの4倍の画素数を持ち、非常に高精細な映像が撮れるのが魅力ですが、データ量が大きく、再生・編集には高性能なテレビやPCが必要になります。
一方で、フルHDは画質も十分綺麗でデータも扱いやすく、価格も手頃です。
ご自身の視聴環境や予算に合わせて、最適な解像度を選びましょう。
4K | フルHD | |
---|---|---|
画質 | 非常に高精細。細部まで鮮明 | 十分綺麗。一般的な視聴環境では満足 |
データ容量 | 大きい(長時間の撮影には大容量SDカード必須) | 比較的小さい(扱いやすい) |
価格 | 高価なモデルが多い | 手頃な価格帯から選べる |
再生・編集環境 | 4K対応テレビや高性能PCが必要 | ほとんどのテレビやPC、スマホで再生可能 |
おすすめな人 | 大画面テレビで鑑賞したい人、映像編集で拡大(トリミング)したい人 | コストを抑えたい人、PCやスマホでの視聴・共有がメインの人 |
人気メーカー2社の特徴と撮影のための便利アイテム
つぎに国内大手メーカーのソニーとパナソニックの特徴、撮影のための便利アイテムを見ていきましょう。
バッテリー選びや、あると便利なアクセサリーもご紹介します。
ソニーとパナソニックの強みを比較
ビデオカメラ市場で高いシェアを誇るのが、ソニーとパナソニックです。
どちらも信頼性の高い国内メーカーですが、スポーツ撮影で重要な手ブレ補正機能には、各社の個性がはっきりと表れています。
ソニーは「空間光学手ブレ補正」という独自の技術で、レンズとイメージセンサーが一体となりブレを吸収、ズーム時でも安定した映像を撮影できるところが魅力です。
パナソニックは「5軸ハイブリッド手ブレ補正」を搭載し、光学式と電子式を組み合わせてあらゆる方向の揺れを補正します。
ご自身の撮影スタイルや何を最も重視するかで選ぶのがおすすめです。
比較項目 | ソニー(SONY) | パナソニック(Panasonic) |
---|---|---|
手ブレ補正 | 空間光学手ブレ補正(非常に強力) | 5軸ハイブリッド手ブレ補正(バランスが良い) |
AF(オートフォーカス) | 高速で被写体を捉え続けるのが得意 | 正確で安定したピント合わせに定評 |
独自機能 | ファストインテリジェントAF、おまかせオート | あとから補正、ワイプ撮り |
おすすめな人 | とにかくブレを抑えたい、望遠撮影が中心 | 全体のバランスを重視、操作のしやすさを求める |
長時間の試合でも安心できるバッテリーと容量
お子さんの試合を撮影する際、最も避けたいのが「バッテリー切れによる撮影中断」です。
カタログスペック上の連続撮影時間はあくまで目安。
ズーム操作や電源のオンオフを繰り返す実際の撮影では、バッテリーの消耗が早くなるため予備バッテリーは必須アイテムです。
少し価格は上がりますが、標準バッテリーの2〜3倍の容量を持つ大容量バッテリーを一つ用意しておくのもおすすめ。
また、映像を保存する容量も重要です。
特に4Kで撮影する場合、データサイズが非常に大きくなるため、64GB以上の内蔵メモリを持つモデルが安心です。
もし内蔵メモリが少なくても、多くのカメラはSDカードで容量を増設できます。
高画質で長時間撮影するなら、書き込み速度の速い高性能なSDカードを併せて準備しておきましょう。
撮影の質が向上するおすすめアクセサリー
ここでは、特にスポーツ撮影であると便利なアイテムをご紹介します。
- 三脚
三脚を使えばブレを防げるだけでなく、カメラを固定して安定したパン(左右に振る)操作が可能です。グラウンド全体を滑らかに撮りたい場合におすすめ。 - 予備バッテリー
バッテリー切れで撮影を中断するリスクをなくすための必須アイテム。フル充電したバッテリーを最低でも2つは持っていくと安心です。 - レンズプロテクター
レンズの前に装着する透明なフィルターで、砂埃などで傷つくリスクからレンズを守ってくれます。比較的安価なので、必ず付けておきましょう。 - キャリングケース・バッグ
カメラ本体、予備バッテリー、ケーブル類などをまとめて安全に持ち運ぶために必要です。衝撃から機材を守るクッション性の高い専用品がおすすめです。 - 外部マイク
選手の掛け声や応援の声をクリアに録音したい場合に有効です。内蔵マイクでは拾いきれない臨場感あふれる音声を記録できます。
最高の瞬間を記録する一台を見つけるために
今回はスポーツ撮影に最適なビデオカメラの選び方について解説しました。
お子さんの活躍をブレずに美しく残すためには、「強力な手ブレ補正」と「高倍率ズーム」が最も重要な要素です。
この2点を押さえた上で、手ブレ補正に強みを持つソニーか、バランスの取れたパナソニックか、ご自身の好みに合わせてメーカーを選びましょう。
ご紹介した内容を参考に、予備バッテリーや三脚などのアクセサリーも準備すれば、快適な撮影ができます。
スマホでは撮れなかった感動の瞬間を、ぜひお気に入りの一台を見つけて記録してください。
ビデオカメラはレンタルできる
実際に試してから購入したい方や、使う機会が限られている場合は、レンタルするのもおすすめです。
使用感や必要な性能など、実際に使ってみなければ分かりません。
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