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初心者でもすぐわかる「料理写真」の美しい撮り方。すぐ使える撮影テクニックや構図を徹底解説

ライター

Atsushi Yoshioka

更新日2025/11/29

初心者でもすぐわかる ごはんの撮り方

カメラを持って撮影してみたい被写体は人それぞれかと思いますが、やはり身近な存在を綺麗に撮影したいと思われる方が多いのではないでしょうか。

身近な被写体の例としては「料理・ごはん」が存在し、自炊した料理はもちろん、旅先や外食した際の料理を写真に収める方も多いのではないでしょうか。

今回は、初心者でもすぐわかるシリーズとして料理写真の美しい撮り方についてご紹介していきます。

この記事の執筆者:Atsushi Yoshioka

この記事の執筆者:Atsushi Yoshioka

「レンティオ」のフォトグラファー兼トラベルアドバイザー。各カメラ製品系レビューや持ち前の旅行テクニックを伝授する記事を展開

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日常のごはんを美しい撮りたい

How to take food picture

日常に寄り添う美しい存在の一つに「料理」があるかと思います。

美味しい何かを食べるとき憧れだったレストランに訪れることができるとき、写真を撮影して記録に残したいという気持ちは誰しもにあるかと思います。

スマートフォンが一般的の今、気軽に写真撮影を行うことができる様にはなりましたが、より美しい写真を撮影するためには、スマートフォンでは限界があるのも正直なところです。

料理の撮影に適したカメラやレンズ

まずは、料理を撮る上で使うカメラやレンズにおいてどんな機材がおすすめとなるのか、カメラ機材についてご紹介していきます。

発色重視のカメラボディ

ごはん撮影 富士フイルム

料理を綺麗に撮影するために選ぶべきカメラのボディは、発色に定評のあるカメラを選ぶことがおすすめです。

ナチュラルかつ鮮やかに彩ってくれるカメラを選ぶことで、ごはんが持つ特有の色味を再現し、美味しかったという感動を色からも感じ取れることができるでしょう。

発色重視でカメラを選ぶのであれば、富士フイルムのミラーレス一眼OM SYSTEMのミラーレス一眼がおすすめ。

これらのカメラメーカーから発売されているミラーレス一眼は、携帯性にも優れているため、ご飯を食べに行く際に持ち歩くことも苦になりません。

標準の単焦点レンズが理想

ごはん 撮影 標準単焦点レンズ

料理を撮影する際には、標準域をカバーする単焦点レンズがおすすめです。

後ほどご紹介しますが、ごはんなど物撮り全体に言えることとして被写体に近寄り過ぎることなく、少し離れた位置から撮影することがポイントになります。

その際、40mmから70mm程度の標準域をカバーするレンズがおすすめで、かつボケ味を活かした撮影を行うことのできる単焦点レンズがおすすめです。

おすすめの単焦点レンズはこちらで紹介

[2025最新] おすすめ単焦点レンズ16選。初心者向けの選び方や単焦点の魅力を徹底解説 – Rentio PRESS [レンティオプレス]

単焦点レンズの使い方はこちらで紹介

初心者でもすぐ分かる「単焦点レンズ」の使い方。表現力を豊かにする人気レンズの活用方法を徹底解説 – Rentio PRESS [レンティオプレス]

美味しく見える美しい料理の撮り方

続いて実践編として、美味しく見せるための料理の美しい撮り方についてご紹介していきます。

大前提として明るく撮影

カメラ 露出補正

料理を撮影する上で最も大事なポイントになるのは「明るく撮影する」ことです。

カメラの露出設定でプラスに指定することがおすすめで、普段の撮影よりも明るく仕上がる様に撮影しましょう。

カメラ側での設定もですが、料理を配置する場所も暗い場所を避けて、万が一照明を追加で当てるような場合には、料理全体に光が行き渡るようにしましょう。

初心者向けにカメラ設定の基本を完全ガイド!3つの関係性で分かる写真のすべて – Rentio PRESS [レンティオプレス]

食器の周りはなるべくシンプルに

How to take food picture

料理を撮影する際は、食器にのせて撮影することも多いかと思いますが、食器の周りはなるべくシンプルにして、あくまで食材がメインになるように心がけましょう。

例えば食事に関係のないものが置いてあったり、汚れが目立つようなテーブルクロスなどは退かしたり、変えておくと良いでしょう。

そして何か食器の近くにオブジェを置くとこで華やかにしたいと考えることもあるかと思いますが、結局なところシンプルが一番だと気がつくときが来るので、シンプルながらも美しく撮影できる術を身につけると良いでしょう。

被写体に近寄り過ぎない

先程も少し触れましたが、カメラを被写体に近寄せないことが良い写真を撮影する重要なポイントになります。

ついスマホ撮影などにおいても画角に大きく入れようとカメラを近づけてしまいがちですが、被写体までの距離は近づけず、焦点距離などで画角を調整する様にしましょう。

カメラから被写体に近づいてしまうと、奥行が不自然になることや、被写体自体が歪んでしまう恐れがあります。

また、ご自身の影が写り込みやすくなってしまうこともあるため、被写体には近づきすぎることなく、少し離れた位置から撮影することがおすすめです。

ボケ過ぎにも要注意!

F値比較

おすすめのカメラレンズにおいて、単焦点レンズをご紹介しましたが、開放絞り値の低い単焦点レンズはボケやすさに定評があります。

しかし、そのボケを活用するにも注意が必要で、ピントが合う範囲が狭まることから、ボケ過ぎな写真になってしまう恐れがあります。

ボケ過ぎてしまうと、せっかく全体のバランスをみたごはんでも、ピントが合った部分以外は何なのかもわからなくなってしまいます。

絞り値を適切に調整して、程よいボケ感を演出できるようにしましょう。

F値
「F値」は、絞り値とも呼ばれ「ピントの合う範囲を決める」設定になります。

レンズにはF〇〇という形で表され、〇の中には数字が入りますが、この数字が低いほどボケ味の表現に適した明るいレンズになります。

また、明るいレンズの場合は一度に多くの光を取り込むことができるため、暗い撮影環境でもシャッタースピードを稼ぐことができる優秀な存在になります。

初心者でもすぐ分かる「絞り」の基本。ボケ表現やピント範囲を把握するために知っておきたい「F値」の存在 – Rentio PRESS [レンティオプレス]

料理写真で使える構図

料理を綺麗に撮影する上で基本的な条件についてご紹介しましたが、ここからは料理をどのような構図で撮影すべきかおすすめの構図についてご紹介していきます。

真上から撮影

How to take food picture

料理写真で使える構図の一つに真上から撮影することがあります。

料理写真においては基本的なことで、テーブルに置かれたお皿に盛り付けられた料理を美しく綺麗に図鑑のような写真として撮影することができます。

斜めから食器を並べて撮影

Canon EOS R5 Mark II Shooting in Europe

How to take food picture

少し斜めから撮影することもおすすめです。

これは複数の食器を使うときにもおすすめで、メインディッシュを手前に配置して、奥に副菜などサブのプレートなどを並べて奥をぼかすことで立体感がありおしゃれな写真へと仕上がります。

この様な美しいボケ感を出すにはやはり単焦点レンズがおすすめとなります。

日常の思い出をより鮮やかに

How to take food picture

料理、ごはんは日常生活において一番身近な存在と言えるでしょう。

そして、スタイルや食材によって色々と変化を加えることのできる被写体であるため、毎日異なる写真を撮影することができる魅力があります。

写真に残すことで日々食べたグルメの記録もできることから、後から見返すことで思い出に浸ることもできます。

そんな日々の思い出の記録も少しでも綺麗に写真で収めることを意識して、今回の記事のお役に立てれば幸いです。

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初心者でもすぐ分かるシリーズ – Rentio PRESS [レンティオプレス]

カメラはレンタルできる

今回ご紹介してきた料理写真の撮影テクニックの記事を観て、カメラを使った撮影に興味が出てきた方も少なくないでしょう。

しかしカメラやレンズは高価なものが多く、いきなり気になるモデル全てを購入することは難しいと思います。

そこでカメラのレンタルサービスの活用がおすすめです。

カメラや家電のレンタルサービスを展開するRentio(レンティオ)では、豊富なラインナップから気になるカメラやレンズを最短3泊4日から自由にレンタルすることが可能です。

日常的に存在する身近な存在だからこそ、Rentio(レンティオ)を活用して、カメラ撮影に挑戦されてみてはいかがでしょうか。

カメラのレンタル – Rentio[レンティオ]

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