「梅」写真の撮り方。すぐ実践できる撮影テクニックとおすすめ撮影地をご紹介
更新日2024/05/31
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日本の伝統的な花「梅」
梅は日本の伝統的な花であり、その独特の特長や特徴が多くの人々に愛されています。
早春に咲く梅は寒さ厳しい季節に美しい花を咲かせます。
梅の花は雪解けの兆しをもたらし、春の訪れを告げる象徴とされています。早春に咲く梅の花は、新しい始まりと希望を象徴し、写真を通じてその美しさを永遠に切り取ることができます。
梅の花は白色や淡いピンク色の花びら5枚で構成され、清楚で優美な色合いが美しいです。中には濃いピンク色や赤色の品種もあります。
開花時期は1月下旬から3月中旬にかけて
梅の開花時期は地域によって異なりますが、紅梅と呼ばれる早咲きの梅は通常1月下旬から2月中旬にかけて、白梅・淡紅梅と呼ばれる普通咲きの梅は2月下旬から3月中旬にかけてが開花シーズンです。
紅梅は寒さにも強いため、寒冷地域でも早い春に花を楽しむことができます。
パンジーも開花時期なので、合わせて撮影したい花の被写体です。
梅撮影のポイント
初心者でもそれなりに梅を上手に撮影できるポイントを3つ紹介します。
より具体的な解説を確認したい場合は、初心者でもすぐ分かるシリーズを参考にしてください。
初心者でもすぐ分かる「花」の撮り方。おすすめの季節やすぐ実践できるテクニックをご紹介 – Rentio PRESS[レンティオプレス]
早朝や日の出近くに撮影する
梅の美しさを引き立てるために、柔らかく均一な自然光が最適です。
朝早い時間帯や日の出直後は、光が柔らかく、梅の花を美しく照らしてくれます。風景全体を美しく写し込むためにも適しています。
背景をぼかす
梅は1輪だけでも被写体として魅力があります。そんなときは、花弁をクローズアップし、絞り値はできるだけ低く設定し、背景をぼかすようにしましょう。
背景にも梅が密集する場所がくるよう位置取りすれば、より魅力が増す1枚に仕上がると思います。
初心者でもすぐ分かる「絞り」の基本。一眼らしいボケを表現するなら必須の撮影設定項目 – Rentio PRESS[レンティオプレス]
単焦点レンズがおすすめ
単焦点レンズは描写力が高く、開放F値が小さいため、背景が大きくボケる撮影を可能にしてくれます。
さらにマクロモードがあるレンズなら、花のディテールやテクスチャを鮮明に捉え、花びらの質感や花心の模様を際立たせるのに役立つのでおすすめです。
初心者でもすぐ分かる「単焦点レンズ」の使い方。表現力を豊かにする人気レンズの活用方法を徹底解説 – Rentio PRESS[レンティオプレス]
構図を考える
カメラの設定をいじるのは最小限にして、写真を印象をガラっと変えられるのが「構図」の変化です。
主役の梅を阻害するような被写体が写り込まないように気をつけたり、中央以外に左下、右下など隅に寄せて撮影するなど、同じ梅でも色んな視点から切り取った写真を撮影してみましょう。
- 主役の梅を主役にする
- 三分割構図の交点に梅を置いてみる
梅撮影におすすめの観光名所
梅を撮影できる著名な観光名所をいくつか紹介します。
2月、3月は梅まつりを開催する場所もあるので、観光と合わせて撮影も楽しんでみてください。
福岡城跡/舞鶴公園(福岡県福岡市)
舞鶴公園には約270本の梅の木が花を咲かせます。
近くに大濠公園や天神エリアもあるので、周辺観光も楽しめるスポットです。
舞鶴公園 | 緑のまちづくり 公益財団法人 福岡市緑のまちづくり協会
岡山後楽園(岡山県岡山市)
岡山後楽園は、江戸時代を代表する大名庭園の一つで、「日本三名園」の一つとも称され、国の特別名勝に指定されています。
紅梅白梅あわせて100本ほどが咲き、2月上旬から3月上旬まで満開シーズンです。
湯島天神(東京都文京区)
江戸時代より「梅の名所」として多くの方に親しまれてきたのが「湯島天神」です。
梅の開花シーズンには入園無料の梅まつりも開催され、さまざまなイベントを楽しみながら約300本の梅の木を堪能してください。
気になるカメラやレンズはレンタルでお試し
スマホの写真から一歩抜け出して見たい方、違う画角・描写で梅の写真を撮ってみたい方には、カメラ機材のレンタルサービスがおすすめです。
家電レンタル「Rentio」では、花撮影におすすめのカメラボディやレンズはもちろん、様々なカメラ機材を豊富なラインナップから選んでレンタルすることが可能です。
ぜひこの機会にRentioで気になるカメラやレンズをレンタルして、季節の花撮影にでかけてみてください。
梅が咲く場所へ足を運び、その美しさに魅了されながら、美しい瞬間をカメラに収めることが、きっと心に残る素晴らしい体験になることでしょう。