Nikon NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 S II 実写レビュー | ニコン大三元標準ズームの作例と進化
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各レンズメーカーでは、使用頻度が非常に高い標準ズームレンズにおいて、メーカーの技術を結集させた最上位レンズの開発が行われています。
超望遠ズームレンズ同様に、レンズ開発技術の象徴になることから、各レンズメーカーで欠かせない存在となっています。
今回ご紹介するのは、一眼カメラメーカーとして長い歴史を誇るNikon(ニコン)の標準ズームレンズの最上位となる「NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 S II」です。
2代目となった新たな最上位標準ズームレンズの魅力に迫ります。
もくじ
ニコン標準ズームレンズにおける新たな最上位
NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 S IIは、大三元レンズのうち標準域での王道的焦点距離×開放F値である「24-70mm F2.8」を採用した伝統あるジャンルのレンズになります。
ニコンはZマウントの開発において、需要の高いレンズの発売を優先的に進めており、先代となるNIKKOR Z 24-70mm f/2.8 Sを2019年4月に発売しました。
今回は、そのNIKKOR Z 24-70mm f/2.8 Sの後継モデルとして、光学性能や携帯性の面で見直しを図った2代目となる「II」であり、6年の時を経てアップデートされた、新たな最上位標準ズームレンズとして期待される存在です。
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外観レビュー
24-70mm F2.8ジャンルにおいて超軽量を実現
基本的に大三元レンズは、携帯性よりも性能を優先することから、超小型に特化したレンズではありません。
それでも日常的に使用することの多い標準ズームレンズだからこそ、持ち運びやカメラを構えたときの負担を軽減できる携帯性を兼ね備えていることに越したことはないです。
NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 S IIでは、24-70mm F2.8のジャンルとして、軽量面を大きな特徴としており、先代の805gから130g軽量化させた675gを実現しています。
重くなりやすい大三元レンズの中でも、比較的持ち運び面でもメリットが感じられる仕様となっています。
コントロールリングのクリック感のON/OFF切換は可能
NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 S IIでは、お好みの機能を割り当てることのできるコントロールリングが搭載されていますが、こちらは従来のNIKKOR Z 24-70mm f/2.8 Sにも搭載されている機能でした。
今回のNIKKOR Z 24-70mm f/2.8 S IIのコントロールリングにおいては、回転させたとき、カチカチとするクリック感のON/OFFの切換が可能となっています。
レンズ側面にあるON/OFFの切換スイッチを操作することで、クリックの有無を切り換えることが可能となり、静止画撮影の場合は、設定値の変化が分かりやすいクリックON、動画の場合には、クリック音や操作による振動が生じにくいOFFといったように、使い分けることが可能です。
性能レビュー
息を吞む最上級の高画質を実現
ニコンの標準ズームレンズとして最上位に位置するNIKKOR Z 24-70mm f/2.8 S IIは、息を呑むほどさすがと言える解像力の高い写りを実現しています。
レンズの配置を見直し、従来のNIKKOR Z 24-70mm f/2.8 Sよりも使用するレンズを減らすことで携帯性を改善しながら、S-Lineのレンズの中で最高クラスの画質も両立させています。
また、レンズ構成の賜物としてゴースト・フレアの発生も抑制されており、加えてメソアモルファスコートとアルネオコートを組み合わせることで、強い太陽光線の入る逆光シーンや、夜間など灯火など強い人工照明が入るシーンなどでも、ゴースト・フレアの発生は極限まで抑えられた鮮明な写りを叶えます。
スナップやポートレートで活きる圧巻のボケ味
NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 S IIでは、伝統的な大三元ズームレンズとして、ズーム全域で開放F2.8の明るさを実装しています。
明るさを特徴とするレンズだからこそ、ボケ表現力にも長けたレンズとして活用することも可能で、スナップ撮影やポートレート撮影で美しいボケ味を活かした撮影が可能です。
ただボケ味を楽しめるだけでなく、最上位レンズとして自然で滑らかな、上品なボケ表現力もNIKKOR Z 24-70mm f/2.8 S IIにおける大きな魅力となっています。
広角端0.24m、望遠端0.33mまで寄れるレンズ
NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 S IIは、被写体まで寄ることのできるレンズとしても活用することができます。
最短撮影距離は、広角端の24mmで0.24m(24cm)、望遠端の70mmで0.33m(33cm)となっており、特に望遠端での撮影倍率は0.32倍となることから、70mmの画角ながら被写体へと寄れることでボケ味を活かした撮影を行うことができます。
NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 S IIで撮影した作例

63mm, 東京国際空港
製品仕様表
| モデル名 | Nikon NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 S II |
|---|---|
| 焦点距離 | 24-70mm |
| 明るさ | F2.8 |
| レンズ構成 | 10群14枚 |
| 絞り羽根 | 11枚(円形絞り) |
| 最短撮影距離 | 0.24m(焦点距離24mm)、0.24m(焦点距離28mm)、0.27m(焦点距離35mm)、0.3m(焦点距離50mm)、0.33m(焦点距離70mm) |
| 最大撮影倍率 | 0.32倍(焦点距離70mm) |
| 最小絞り | F22 |
| 手ぶれ補正効果 | – |
| フィルター径 | 77mm |
| 最大径 | 約84mm |
| 長さ | 142mm |
| 質量 | 約675g |
静止画と動画の完全無欠な進化形
2代目として発売されるレンズは、期待値も高まるゆえに評価のハードルも高くなることは間違いありません。
そんな中でも、NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 S IIは、既に高い評価を得ていた先代NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 Sから細かくも気の利いた改善が見られ、標準ズームレンズの最高峰だからこその進化だと感じました。
性能は決して落とせない中で、携帯性の改善に努め、動画撮影ユーザーにも親身に寄り添ったコントロールリングのクリックON/OFF切換などの外観面も進化しています。
さらに、S-Lineとして息を呑む高画質、ボケ味に加えて、被写体に大きく迫れる近接撮影性能も含め、非常に完成度の高いレンズに仕上がっています。
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