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誰もが所持しているほど普及している完全ワイヤレスイヤホンは、カナル型やインナーイヤー型、オープンイヤー型、ネックバンド型などさまざまなタイプが展開されています。
SONYが展開するフラッグシップモデルの1000Xシリーズから、2026年2月に完全ワイヤレスイヤホン「WF-1000XM6」が発売されました。
ノイズキャンセリング性能をさらに進化させつつ、マスタリングエンジニアとの共創による音質チューニングや、計8基のマイク搭載など、実用面でも大きくアップデートされた最新モデルです。
本記事では、「WF-1000XM6」について、特徴やスペック、実際に使ってみた感想などを紹介していきたいと思います。
もくじ
SONY「WF-1000XM6」について
今回紹介する「SONY WF-1000XM6」は、前モデル「SONY WF-1000XM5」から約3年ぶりに発売された1000Xシリーズの完全ワイヤレスイヤホンです。
『第6感、揺さぶる』をキャッチコピーに、2026年2月27日に税込44,550円という価格で発売されました。
カラーバリエーションは、ブラックとプラチナシルバーの全2色を展開しており、今回はその2色の中からブラックをご紹介します。
SONY「WF-1000XM6」の製品スペック
SONYの完全ワイヤレスイヤホン「WF-1000XM6」のスペックについて、前モデル「WF-1000XM5」と比較してみました。
下記の表をご覧ください。
| WF-1000XM6 | WF-1000XM5 | |
|---|---|---|
| メーカー | SONY | SONY |
| 形式 | 密閉 / カナル型 | 密閉ダイナミック / カナル型 |
| 重量 | イヤホン 約6.5g × 2 充電ケース 約47.0g |
イヤホン 約5.9g × 2 充電ケース 約39.0g |
| カラー | 2色(ブラック・プラチナシルバー) | 2色(ブラック・プラチナシルバー) |
| ドライバー | 新設計の8.4mmダイナミックドライバー | 8.4mm |
| Bluetooth Ver | Ver 5.3 | Ver 5.3 |
| 対応コーデック | SBC、AAC、LDAC、LC3 | SBC、AAC、LDAC、LC3 |
| 防水・防塵 | IPX4 相当 | IPX4 相当 |
| 再生時間 | ANCオン 最大8時間 ANCオフ 最大12時間 |
ANCオン 最大8時間 ANCオフ 最大12時間 |
| 販売開始時期 | 2026年2月 | 2023年9月 |
| 参考販売価格 | 44,550円 ※SONYStoreでの販売価格 | 25,750円 ※SONY Storeでの販売価格 |
両機種で比較してみると、スペック上ではそこまでの違いは見られませんが、6個のマイクが8個へ増加し、ノイズキャンセリングや通話品質の向上、新設計の8.4mmドライバーなどの性能面で進化しています。
それぞれの進化については、下の章の特徴にて解説します。
SONY WF-1000XM5をレビュー!最高クラスの音質とノイズキャンセリングを搭載したワイヤレスイヤホン
SONY WF-1000XM6の特徴4つ|進化したノイキャンと音質
続いて、WF-1000XM6の特徴について簡単に4つ紹介します。
①世界的なマスタリングエンジニア4人と共創した「スタジオ品質」サウンド
②前モデルよりも進化した世界最高クラスのノイズキャンセリング
③特許出願済みの8.4mmドライバーユニット
④計8個のマイクを搭載
特徴①|世界的なマスタリングエンジニア4人と共創した「スタジオ品質」サウンド
WF-1000XM6の特徴1つ目は、グラミー賞受賞・ノミネート歴を持つ世界的マスタリングエンジニア4名との共創によって音作りを行って開発された点です。
アーティストが意図した音楽のニュアンスをより自然に届けることを狙い、音質を0.1dB単位で徹底的に磨き上げています。
ジャンルを問わず、あらゆる音楽作品の魅力を引き出す「スタジオ品質」のサウンドを実現しています。
特徴②|前モデルよりも進化した世界最高クラスのノイズキャンセリング
WF-1000XM6の特徴2つ目は、前モデルの約3倍の処理速度を持つ高音質ノイズキャンセリングプロセッサーQN3eを搭載した世界最高クラスのノイズキャンセリングです。
プロセッサーやマイクの進化によって、前モデルより約25%のノイズ低減を実現しています。
中高音域のノイズ除去性能が劇的に向上され、電車内やカフェ、街中などの騒がしい場所でも気になる雑音をより抑えやすくなりました。
さらに、「アダプティブNCオプティマイザー」によって耳の形状や装着状態、周囲の騒音をリアルタイムで検知して分析し、高音域まで高精度に最適化して自分だけの静寂を作り出すことができます。
特徴③|特許出願済みの8.4mmドライバーユニット
WF-1000XM6の特徴3つ目は、特許出願済みのノッチ形状を取り入れた専用設計の8.4mmドライバーユニットを採用している点です。
前モデルでも8.4mmのドライバーユニットが採用されていましたが、WF-1000XM6ではエッジ部のノッチ形状によって高音域の不要な共振を抑え、より滑らかな音を目指して設計されています。
特徴④|計8個のマイクを搭載
WF-1000XM6の特徴4つ目は、片耳4個ずつ計8個のマイクを搭載している点です。
前モデルでは片耳3個の計6個のマイクでしたが、マイク数の増加によって収音量とノイズ検出精度の両面で強化されています。
SONY WF-1000XM6の実機レビュー
それでは、WF-1000XM6の実機を実際に使用してみたいと思います。
SONY WF-1000XM6 同梱物
箱の中にはイヤホン本体の他に、USB-Cケーブル、ノイズアイソレーションイヤーピース(XS/S/L ※Mは本体に付属済み)、説明書や保証書が同梱されていました。
SONY WF-1000XM6 専用アプリ「Sony Sound Connect」
WF-1000XM6には、専用アプリ「Sony Sound Connect」が用意されています。
専用アプリでは、外音コントロールやイコライザーの使用、リスニングモードの変更などのカスタマイズが可能です。
SONY WF-1000XM6 ペアリング方法
WF-1000XM6のペアリング方法は、以下の通りです。
「WF-1000XM6」のペアリング方法
-
- イヤホンケースからヘッドセットを取り出す
- スマートフォン側で「WF-1000XM6」を選択
- 「接続済み」の表示でペアリングが完了
上記の方法だけでなく、専用アプリ「Sony Sound Connect」内からペアリングすることもできます。
また、マルチペアリングする際は、下記の方法となります。
「WF-1000XM6」のマルチペアリング方法
-
- イヤホンケースにヘッドセットを戻す
- ケースのふたを開けた状態でケース背面のペアリングボタンを約5秒間押したままにする
- ペアリングしたい機器側で「WF-1000XM6」を選択
- 「接続済み」の表示でペアリングが完了
SONY WF-1000XM6を実際に使ってみた感想
ここから、WF-1000XM6を実際に1週間ほど使ってみて感じたことをポイントごとに紹介していきます。
◯:マットな質感で統一されたシンプルなデザイン
WF-1000XM6の見た目は、無駄な装飾のないシンプルなデザインで、マットな質感で統一されています。
光沢を抑えたブラックは指紋が目立ちにくく、日常使いでも扱いやすい印象でした。
使っていくなかでは、皮脂の汚れが少し目立つような時があります。
イヤホン本体には写真からも確認できるようにメッシュ状のマイク開口部が配置されています。
このメッシュ部分は、風切り音や環境ノイズの影響を抑えて音を取り込み、ノイズキャンセリングや通話品質の精度を支えています。
ケースも同様にシンプルな楕円形で、無駄のないミニマルなデザインになっています。
◯:密閉感が軽減された安定の装着感
WF-1000XM6の装着感は、耳にぴったりとフィットする安定した着け心地です。
新しい通気構造を採用したことで、通気量が増加し密閉感が軽減されています。
一方で、マイクが片耳4個設置されており、マイクのメッシュ部分に触れると「ガサガサ」と音がなってしまうことに注意が必要です。この現象はノイズキャンセリングモードでは発生せず、外音取り込みモードのみで発生します。
長時間の装着疲れもイヤーチップのサイズを変更することで改善する印象がありました。
◯:低音の表現力が豊かなサウンドで、利用シーン毎にリスニングモードを選べる
肝心な音質については、低音の表現力が豊かで奥行きや温かみを感じるサウンドといった印象です。
イコライザー機能も付いていますが、調節する必要がないほど自分好みの高音質サウンドでした。
それぞれの楽器がわかりやすく聞こえる音像で、音数の多いクラシックやフュージョン、プログレなどのジャンルでも楽しめます。
アプリ内では、利用シーンによって選べるリスニングモード(スタンダードとBGM)があり、各シーンに適したサウンド設定が可能になっています。
BGMのリスニングモードは、さらにマイルーム・リビング・カフェの3つから選択が可能で、音の広がり感が異なります。
個人的には、音楽を堪能したい時にはスタンダード、集中したい時はカフェBGMといった使い分けをしていました。
ノイズキャンセリング機能も、周囲の雑音がしっかりと抑えられることで、曲中の小さな音や余韻まで埋もれずに聴き取れるようになります。
車の行き来が多い大通り沿いでも、静かな環境に近い状態で音楽に集中できました。
◯:シームレスにストレスなく切り替えられるマルチペアリング
マルチペアリングにも対応しているということで、筆者の場合はスマホとPCにマルチペアリング接続をして使用しました。
2つ目のデバイスのBluetooth接続も容易です。
PCでのWEB会議や動画視聴、スマホでの通話や音楽鑑賞といった用途でシームレスにストレスなく切り替えができます。
◯:ノイズキャンセリング機能と骨伝導センサーによってクリアな通話に
世界最高クラスのノイズキャンセリング機能は、通話する際にも効果を発揮しています。
ノイズキャンセリング機能によって相手の声もクリアで聞き取りやすく、雑音の多い場所でも話しやすい印象でした。
骨伝導センサーが搭載されているため、自分の声を正確に収音して相手へ届けます。
オンライン会議や通話する機会が多い方にとってはとても重宝するのではないでしょうか。
◯:5分間の充電で60分再生できるクイック充電
WF-1000XM6のバッテリー持ちは、充電ケース使用で最大24時間持つため、筆者の場合は4日に1度の充電頻度でした。
5分間の充電で60分再生可能になるクイック充電にも対応しています。
時間がないシーンでも少しの充電で回復するため、バッテリー残量をそこまで気にせずにどんな時も携帯することができました。
◯ or △:アナウンス機能が充実している
WF-1000XM6では、その日の最初に使用すると日にちと曜日をアナウンスする機能が搭載されていました。
1時間ごとに時刻を知らせる時報の機能もあり、音楽を聞いている途中でも「午後4時です」といったようなアナウンスがされます。
時報は時に便利ですが、集中している際など不要になる場合もありました。
アプリ内から「シーン→情報の読み上げ→アプリの音声通知や時報をオフ」にすることで調整が可能です。
SONY WF-1000XM6は進化したノイズキャンセリングと高音質に驚く完成度の高いイヤホン
SONY WF-1000XM6を紹介してきました。
前モデルよりも進化したノイズキャンセリング性能は、静けさの中で聴く音の解像度が高くなり、通話する際にも高いパフォーマンスを発揮します。
マルチペアリングやクイック充電などの機能も充実しており、使い勝手の面でも完成度の高いイヤホンに仕上がっている印象を受けました。
価格面については前モデルと比較して2倍ほどの差があるため、機能や性能の進化に対してどこまで価値を感じられるかは人によって評価が分かれそうです。
ハイエンドに位置するモデルですが、音質・ノイズキャンセリング・通話性能を重視したい方におすすめな完全ワイヤレスイヤホンです。
イヤホンやヘッドホンはお試しレンタルを
ヘッドホンの装着感や音質については、実際に使用してみないとわからない部分があります。
イヤホンやヘッドホンは一度お試しレンタルをおすすめします。
家電レンタルサービスの「Rentio(レンティオ)」では、イヤホン・ヘッドホンのレンタルができます。
レンタル期間中に気に入った製品があれば、そのまま購入もできますので、いくつか試してみてから購入を決めてはいかがでしょうか。
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