小型で素早い 日立のミニマル レビュー!デメリットやX10J/EX20/EX1の違いも徹底解説!
更新日2023/08/16
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日立のロボット掃除機「ミニマル」は、狭めのお家でも使い勝手がいい小型のロボット掃除機。
最大幅250mm×高さ92mmというコンパクトなボディで、家具の間の隙間までしっかり掃除してくれます。格安の海外製ではなく不安という方も、日本メーカーのロボット掃除機なら安心ですよね。
小型ロボット掃除機を探している方のために、気になるミニマルの特長やデメリット、RV-X10J/RV-EX20/RV-EX1の違いを解説します。
もくじ
日立のロボット掃除機「ミニマル」とは?
日立のロボット掃除機「ミニマル」は、その名の通りコンパクトなボディが特徴の小型ロボット掃除機です。
見た目もコロンとかわいらしく、素早い動きで狭い場所やすきまもしっかり掃除してくれます。
スマホアプリとの連携で、外出先からの操作やスケジュール設定も可能。運転音を抑えて掃除する「夜家事運転モード」や、自動充電中に毎回ゴミを圧縮・ブラシの掃除までしてくれるなど、日本のメーカーならではの細やかな気配りが各所に見られます。
安心の日本メーカーで様々な機能もほしい方におすすめの小型ロボット掃除機です。
ミニマル以外の小型ロボット掃除機について詳しく知りたい方はこちら
小型ロボット掃除機おすすめ5機種と選び方!狭い部屋でも活躍するのはどれ? – Rentio PRESS[レンティオプレス]
日立のロボット掃除機「ミニマル」の4つの特長
ミニマルは、コンパクトなボディに加え細かいところまで配慮が行き届いた高機能なロボット掃除機。
その4つの特長について、詳しく解説します。
- コンパクトボディで狭い場所もキレイに
- 自動運転に加え多彩な運転モードも
- スマホ連携でスケジュール設定可能
- 自動ブラシ掃除・ゴミプレス・水洗いでお手入れ楽々
1. コンパクトボディで狭い場所もキレイに
ミニマルの最大の特長は、そのコンパクトなボディ。
最大幅250mm×高さ92mmと非常に小型で、重さも2.3kgと軽量です。
小さい体で狭い場所もスイスイ走行して、キレイに掃除してくれます。充電中も邪魔になりにくく、日本の狭い家屋にもちょうどいいサイズです。
ロボット掃除機「ルンバe5」と比較した画像がこちら。かなりコンパクトですよね。
なお、高さはルンバと同じ92mmです。
2. 自動運転に加え多彩な運転モードも
ミニマルは自動運転の場合、部屋の壁際を一周したあとに様々な角度からランダムに走行し掃除をし、完了したら自動で充電器に戻ります。
この自動運転の他にも、通常より長めの「念入り」運転や、開始位置の周囲のみ走行する「スポット」清掃、部屋の壁際を重点的に清掃する「壁ぎわ走行重視」など、多彩な清掃モードがミニマルには用意されています。
さらに、ロボット掃除機としては珍しい「ペット運転」や「夜家事運転」がミニマルの特長。
「ペット運転」モードでは、掃除中10分おきにブラシについたペットの毛を自動で除去し、ダストボックス内にたまった毛も自動で圧縮して、効率よく掃除してくれます。
「夜家事運転」では、モーターやブラシの回転速度を下げることで、運転音を抑えて夜でも安心して掃除することができます。
3. スマホ連携でスケジュール設定可能
ミニマルは、スマートフォンの専用アプリと連携して使えます。
外出中に起動しておいて、帰宅する頃には掃除完了!ということも可能です。
また、曜日ごとにミニマルの掃除時間をスケジュール設定することも、アプリから簡単にできます。
また、スマートスピーカー「Google Home」や「Alexa」と連携することで、声をかけるだけで掃除を開始してもらうこともできます。
4. 自動ブラシ掃除・ゴミプレス・水洗いでお手入れ楽々
ミニマルは、お手入れが簡単なことも特長の一つです。
掃除が完了して充電器に戻った際、自動でダストボックス内のゴミを圧縮してくれるゴミプレス機能が搭載。さらに、同時にメインブラシを逆回転して自動で掃除もしてくれます。
また、ダストボックスのゴミ捨ても、手を汚さずワンタッチで簡単。**ダストボックスやフィルター、ブラシ、吸引口カバーはすべて水洗い可能なので、衛生的に使えます。
自分でお手入れする手間が減って、さらにお手入れするときも簡単というのは嬉しいですね。
日立のロボット掃除機「ミニマル」のデメリット
高機能なミニマルですが、さらに高機能な他社のロボット掃除機と比較すると、デメリットもいくつか見つかりました。
こちらのデメリットはよく理解した上でミニマルを選ぶようにしましょう。
毛のメインブラシなので髪の毛がからまりやすい
ミニマルで使用されているメインブラシは、毛のブラシ。
他社の高機能なロボット掃除機で採用されているゴム製ブラシと比べると、長い髪の毛などが絡まりやすくお手入れが大変です。
ミニマルは毎回掃除後に自動でブラシ清掃をしてくれますが、ブラシに絡みついた長い髪の毛までは除去できません。
ブラシのお手入れの手間が面倒な方は、ゴム製ブラシまたはメインブラシを使用していないロボット掃除機を選びましょう。
コード類や足の長いカーペットは要注意
ミニマルには、コード類を吸い込んだときに自動でからまりを解消してくれる機能がついていないため、気を付ける必要があります。
取扱説明書によると、毛足の長さが2㎝以上のラグやカーペットは巻き込んで止まってしまう可能性があるそうです。
またコードやひも、薄い布なども巻き込んでしまう可能性があるので、掃除前に片づけてから使いましょう。
「巻き込まれやすいものは床に置かない」というのはロボット掃除機共通の鉄則なのですが、ルンバの現行機種にはからまり防止機能がついていて多少巻き込みにくくなっています。
ランダム走行なので複数の部屋は掃除できない
ミニマルは、さまざまな角度からランダム走行し部屋をきれいにするタイプのロボット掃除機。
カメラセンサーを搭載しておらず、部屋の間取りや自分の現在地を把握することはできません。
そのため、基本的に掃除できるのは1部屋のみ。もしくは、単純な間取りなら複数の部屋もある程度は掃除可能です。
複数の部屋を確実に掃除したい場合には、カメラセンサーを搭載しているロボット掃除機を選ぶといいでしょう。
自動再開機能はない
ミニマルには、充電が切れそうになったら自動で充電器に帰還する自動充電機能はついています。ですが、充電完了後に自動で掃除を再開してくれる自動再開機能はついていません。
もちろん、スイッチを押して起動すればもう一度掃除をしてくれますが、「どこまで掃除したか」はわからないので、同じ場所を何度も掃除することになります。
一度の掃除で全面掃除できないような広い部屋の場合は、掃除残しが気になってしまうかもしれません。
アプリでの地図記録や進入禁止設定はできない
ミニマルはスマホとの連携はできるのですが、アプリ上で掃除したエリアを確認できる「地図記録機能」は使えません。
掃除できた場所だけでなく特にゴミが多かった場所も地図で確認できるので、お部屋の汚れが気になるキレイ好きな方にはおすすめの機能です。
さらに、ミニマルは、アプリやオプション品を使用して進入禁止エリアを設定することができません。
ミニマルに入ってほしくない場所は、扉を閉めたり障害物を置いたりして物理的に壁をつくる必要があります。
ミニマルシリーズ RV-X10J・RV-EX20・RV-EX1の違いは?
ミニマルシリーズには、2021年発売の「RV-X10J」・2018年発売の「RV-EX20」・2017年発売の「RV-EX1」があります。
EX20とEX1は在庫限りで販売終了となる旧モデル。そのぶん価格が安くなってきているので、X10Jと機能を比較して問題なければ旧モデルを選ぶのも手です。
機能面での違いは、主にこちらの表で確認してみてください。
型番 | RV-X10J | RV-EX20 | RV-EX1 |
---|---|---|---|
発売年度 | 2021 | 2018 | 2017 |
市場税込価格 | 46,476円 | 42,752円 | 32,441円 |
ブラシ | メインブラシ:ダブルかきとりブラシ、サイドブラシ:左右2本 | ||
清掃モード | 自動/念入り/おこのみ(おいそぎ・ペット運転・壁ぎわ走行重視・反射走行重視・脚周り走行重視)/スポット/マナー(一部モードのみ) | 自動/念入り/おこのみ(ペット運転・夜家事運転・壁ぎわ走行重視・反射走行重視・脚周り走行重視)/スポット/マナー(一部モードのみ) | 自動/念入り/おこのみ(壁ぎわ走行重視・反射走行重視・脚周り走行重視)/スポット/マナー |
落下防止・衝突防止 | ○ | ||
自動充電 | ○ | ||
最大稼動面積 | 約32畳 | ||
稼働時間 | 最大90分 | 最大60分 | |
スケジュール | ○ | ○ | △タイマー機能 |
スマホ・スマートスピーカー連携 | ○ | × | |
お手入れ | 自動ブラシ掃除、ゴミプレス、ダストボックス容量:0.25L | ||
乗り越え可能段差 | 20 mm | ||
サイズ | 幅250×高さ92mm、重さ2.3kg | ||
付属品 | 充電台、お手入れブラシ | 充電台、お手入れブラシ、リモコン、リモコン用コイン電池1個 |
(※2021/12/20時点の価格)
RV-X10JとRV-EX20はほとんど同じ機能。おこのみ清掃モードが若干異なるのと、稼働時間が少し長くなっている点が主な違いとなります。
RV-EX1に関しては、やや機能が少なめ。スマホ連携ができずリモコン操作となり、スケジュール機能も毎日同じ時刻のタイマー設定のみとなります。
いずれもコンパクトなロボット掃除機となりますので、求める機能と価格のバランスを見て、自分に合った一台を選んでくださいね。
まとめ:日立「ミニマル」は多機能な小型ロボット掃除機
「ミニマル」は、コンパクトなボディに、多彩な運転モードやスマホ連携など様々な機能がつまったロボット掃除機。
自動ブラシ掃除・ゴミプレス・水洗いなど、細かいところまでこだわりが感じられる日本メーカー製で安心です。
メリット・デメリットどちらも納得したうえで購入してくださいね。
ロボット掃除機はレンタルで試せる
購入前に一度ロボット掃除機を家で使って試してみたい!という方は、レンタルもおすすめ。
家電レンタルサービスRentio(レンティオ)では、ロボット掃除機をお試しでレンタル可能です。
また、月額レンタルでじっくりお試しもできます。月額レンタルは、期間が長いぶん日額でのレンタルよりも割安なプランとなっています。
レンタルできるロボット掃除機の種類は、こちらからチェックしてみてくださいね!
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